10月最初の日曜日、北八ヶ岳の方へ登山に行ってきました。
先日、嫁さんが膝を故障して登山はしばらくお休みと思ったんだけど、この週末は天気予報が晴れだったのでじっとしていられなかった(笑)
でも膝のこともあるので、お手柔らかな登山コースを選んでみました。
今回行ったのは北八ヶ岳の双子山。
大河原峠から双子山を登って、さらに双子池まで足を延ばしてピストンで帰ってくるルート。
双子池は嫁さんが前から気になっていた場所で、膝の調子を見つつ頑張って行ってきました。
双子山山頂までは普通の人なら20分程度で山頂に行けちゃうお手軽な山。
この日は早朝にすごく冷え込んで寒かったこともあり、見事な雲海も出てくれました!
雲海の超絶景も楽しめて、すごく良い登山となりました。
今回の登山コースの説明
今回歩いたコースは以下となります。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
距離も短く高低差もそれほどないので、基本的にお手柔らかなコースです。
ただ、所々斜面がきつい個所もあるので、それなりに息はあがるし疲れます(笑)
大河原峠から双子山までは、距離は短いけど石がゴロゴロしている道で若干歩きづらい。
特にうちの嫁さんのように下りが苦手な人にとってはちょっと嫌な道かも。
双子山から双子池までは樹林帯を行く道で、こちらも多少勾配がきつい個所があります。
苔むしてる区間もあって、そういう個所は石などが滑りやすくなっているので、歩く際は気を付けたほうが良いです。
今回は膝の調子を見つつゆっくり歩いたから時間がかかったけど、通常であればもっと短い時間で歩けるコースだと思います。
スタート地点が標高2000mを超えていて、すでにすごく良い景色が楽しめちゃうし、コースの難易度は低いので登山初心者にもおすすめのコースです!
双子山登山の様子
それでは双子山登山の様子を写真をたくさん入れて行きながら紹介していきます。
大河原峠駐車場からスタート
スタートは大河原峠駐車場から。
朝5時半に駐車場に着いたんだけど、すでに結構埋まっていて空きスペースは数台分しかなかった。
土曜日から来ている人も多かったのかもしれない。
気温はわからないけど、かなり肌寒くライトダウンが必要なくらいだった。
駐車場の標高がすでに2093mと高く、眺望も楽しめたりします。
駐車場に到着した時に撮った写真。
雲海が出ていてそこに朝日が当たり始めていてすごく綺麗な景色になっていました。
登山しなくても景色が楽しめちゃう場所だ(笑)
この雲海を山頂から見たかったので、急いで準備して登り始めます。
この看板が入口の目印。
ここから登山道に入って行きます。
登山道を少し登るとすぐに絶景が待ってます。
見事すぎる雲海。
ここまでの雲海は初めて見たかもしれない。
登山道は結構石が多く歩きづらい。。。
寒いと思ったら霜も降りていた。
山の上はすっかり秋ですなぁ。
日が昇ってくると、この霜が溶けて登山道がぬかるむ個所が出てくるので、滑らないように気を付けながら歩きます。
ゆっくり歩いて約30分で山頂に到着。
360度のパノラマ絶景が楽しめる双子山山頂
双子山山頂はすごく開けていて、360度の見渡せる眺望が楽しめます。
思いきり逆光の写真(笑)
でもこれはこれで、なかなか良い写真かな。
山頂付近で絶景を見たり、写真を撮ったりしてしばし楽しむ。
山頂付近は木が少なく辺りの景色を見渡しながら歩けて気持ちが良い。
草の色が少し秋色になってきているね。
夏に来るとこれがもっと鮮やかな緑色してるのかな。
草原の向こうに雲海という、素敵すぎる景色も楽しめた。
雲海を眺める嫁さん。
なかなか絵になるじゃないの~(笑)
この景色が30分程度のお手軽登山で見れちゃうんだから良いよね。
山頂の景色を思う存分堪能した後は、双子池を目指して歩きます。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
双子山山頂~双子池
双子池へは下りの道になります。
勾配は意外と急な個所もあったりします。
少し下りて行くと、辺りが苔むした景色に。
この苔むした感じは、八ヶ岳~って感じがしますね。
こんな鮮やかなモフモフした苔もあちこちにある。
こちらは苔の中から、小杉が生えている光景。
小さいけど美しい世界が広がっています。
ナナカマドなどは紅葉が始まっていました。
標高が高いから紅葉も早めに始まるのね。
さらに下って行くと、笹が生い茂る道に。
嫁さん、笹に埋もれてるみたいに見える(笑)
ちゃんと道はあるんだけど、笹で覆われて地面が見づらい個所もあるので、躓いて転ばないように注意が必要。
振り返ると、こんな綺麗な景色も見ることが出来ます。
少し色が褪せてきた緑も良いもんですよね~。
季節の移り変わりをすごく感じる光景です。
山頂から歩き始めて、約1時間で目的地の双子池に到着。
双子池周辺を散策
双子池はその名の通りで、2つの池があります。
上の写真は雄池。
雄池はすぐそばにある山小屋「双子池ヒュッテ」の飲料水(要煮沸、要消毒)にもなっているくらい綺麗な池。
飲料水として使っているので、池を汚さないように配慮もされていました。
池の側にザックの持ち込みを禁止というルールね。
池に物が落ちないようにするためのルールなのかな。
もちろん池の側での飲食も禁止です。
ちなみにカメラを持って行って写真を撮るのはOK。
ということでザックを置いてカメラだけ持って雄池の側へ。
写真で見てもわかる透明度。
めちゃくちゃ綺麗な池でした!
この日は風も穏やかだったので、水面がすごく静か。
なので周囲の景色が池にリフレクションして美しい景色を作り出していました。
ここまで足を延ばした甲斐があった(笑)
紅葉はこれからって感じだったけど、少しだけ色づいた木もあって綺麗でした。
そして雄池の隣にある雌池の方にも行ってみる。
雌池の方はテント場もあって、こちらでテント泊する人も結構いました。
少し歩いて池全体が撮れる位置へ。
透明度は雄池の方が高いです。
透明度は雄池より劣るけど、それでも綺麗な池。
やはり綺麗にリフレクションしてました。
紅葉のピークに来たらさぞ綺麗な景色になるんでしょうね。
ちょいと池の畔で佇んでみる(笑)
とても静かな場所で、ここでテント泊したら癒されそうね~。
うちは重い荷物持てないから、テント泊なんてしないけど(笑)
池の絶景を堪能したり、おにぎりをもぐもぐしたり、双子池ヒュッテでお土産買ったりして、1時間強くらい池周辺で過ごしてから下山へ。
双子池~大河原駐車場
帰りは来た道をピストンで戻ります。
下る時、結構急な坂道だったから、登るのは息が上がります(笑)
でも周囲の景色を楽しみながら歩けば、それほど辛くはなかったかな。
ナナカマドかな。
綺麗な赤い実が生っていた。
鳥の声もたくさん聴こえるので、その声を聴きながら森林浴を楽しむ。
ルリビタキっぽい鳥を見かけたけど、写真には納められず。
山の鳥は警戒心が強くて撮るのが難しい(笑)
この日は天気が良かったので、上を見上げると青空に木々の葉が映えて綺麗な景色になっていました。
チラホラと紅葉も始まっているので、紅葉も楽しみつつ歩きます。
山頂からの眺望もいいけど、こういう樹林帯を歩くのもまた楽しいね。
この辺りは結構色づいてました。
そろそろ秋本番になってくるのかな。
こんな景色を楽しみながらゆっくり歩いて、約1時間で帰りの登りが終了。
再び双子山山頂に到着です。
早朝、もくもくしていた雲海はすっかり晴れていました。
雲海が無いと、街が見渡せる。
遠くには浅間山も見えます。
絶景を楽しみつつ山頂を歩いていきます。
陽ざしは強かったけど、空気は冷たくて歩いてて気持ちよかった。
登山には良い気候ですね。
前方に見えてる山は蓼科山かな。
大河原峠から蓼科山に登る人も多いと思います。
双子山に比べるとハードなイメージがあるので、蓼科山は嫁さんの膝の調子が良くなってからかな(笑)
ちょこちょこ足を止めて景色に見入ってしまう。
この山頂のルートを歩くのはほんと気持ちが良い!
なんだかんだで時間がかかっちゃうのよねぇ(笑)
山頂からの景色を十分堪能したら後は下りるだけ。
時々ある苔の世界を楽しみつつゆっくり下ります。
急勾配というわけじゃないんだけど、大きめの石がゴロゴロしているので歩きづらい。
膝に負担がかかるから、嫁さんは慎重に歩くので、いつもよりも時間がかかりました(笑)
いつもはストック1本で歩いてたんだけど、今回は2本使った見たら膝への負担は軽減されたみたい。
ストックの効果って高いのね。
山頂から下り始めて約40分で駐車場に到着。
嫁さんの膝はというと、若干痛くはなったみたいだけど、大丈夫だったようです。
雲海も見れたし、とても良き山行でした!
雲海が晴れた大河原峠駐車場からの景色こちら。
ドライブに来るだけでも素敵な場所ですよ!
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登山道までのアクセス
登山道の入口は大河原峠駐車場の側にあります。
大河原峠駐車場は蓼科スカイラインの沿線にあって中部横断道の佐久南ICから約40分で行けます。
峠道でカーブは多いですが、運転はそれほど大変ではなかった印象です。
駐車場は標高2093mの位置にあり、駐車場から良い景色が眺められるので、登山をしなくてもドライブで立ち寄ってみるのも良いかもしれないです。
駐車場は無料で40台ほど止められます。
日曜の朝5時半に着いた時は、結構埋まっていて数台の空きしかありませんでした。
昼前くらいになると満車状態で路肩に止める車も出てくるくらい。
週末や祝日は早めに行って止めるのが良いと思います。
駐車場には無料のトイレも設置されています。
今回の登山の装備
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
この日、朝はすごく冷えていてすごく寒かったので、ダウンを持って行って良かったです。
登り始めはダウンを着て登り始め、陽が昇り始めると暖かくなってきたので脱ぎました。
昼に近づくにつれて結構暖かくなったので、登っている最中はTシャツでも行けちゃいます。
朝昼の気温差が結構あるので、レイヤリングで体温調整を出来るように準備していった方が良いです。
今回の山が載っている地図はこちら。
登山道はわかりやすいので迷うことは無いとは思いますが、備えあれば憂いなしです!
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
大河原峠~双子池はお手軽に絶景が楽しめる登山コース
以上、双子山と双子池登山のレポートでした。
双子山山頂までだったら、30分弱で登れちゃうお手軽登山になります。
山頂からの景色を楽しむためだけに行っても良いと思います。
ただどうせなら双子池まで頑張って行って、美しい池の風景も楽しむと良いかも。
普通のスピードなら往復3時間程度の山行で行くことが出来ると思います。
運が良ければ雲海も見れちゃうよ(笑)
基本的にあまり混雑しないコースのようなので、穴場の絶景スポットなのかもしれない!
この日宿泊した宿がとても雰囲気が良くておすすめ!
※この記事は2021年10月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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