2018年8月18日に、奥多摩に行ってきました。
今回の目的は、鳩ノ巣渓谷をハイキングして、白丸ダムにある魚道を見ることです。
鳩ノ巣駅から奥多摩駅まで、渓谷をハイキングした後、バスで奥多摩湖まで移動。
奥多摩湖では新しく出来た「カフェ・インディゴブルー」で絶景を見ながらソフトクリームを楽しんだり、小河内ダムを見学したりしました。
そしてバスで奥多摩駅まで戻り、奥多摩駅周辺にある「氷川渓谷」を散策。
全体でも歩いた距離は、いつもより少なめだけど、とても内容の濃い一日となりました。
今回立ち寄ったり、見たものを紹介してきます。
鳩ノ巣渓谷をハイキング
まずは鳩ノ巣駅からスタートして、鳩ノ巣渓谷をハイキングしました。
鳩ノ巣駅へは、新宿から6時46分発の「ホリデー快速おくたま1号・奥多摩行き」に乗っていきました。
そして御嶽駅で普通電車に乗り換えて、鳩ノ巣駅まで行きます。
新宿始発なので座れるのが嬉しいですね。
今回のハイキングのコース
今回のハイキングコースは以下のようになっています。
ルートを地図に落とし込むとこんな感じになります。
ヤマレコさんで山行記録も書いているので、そちらも見てみてください。
山行記録をつけていると、アプリをずっと起動させておく必要があるので、スマホの充電がなくなりやすいです。
なので僕はいつもこれを持って行ってます。
10000mAhの大容量なのに、とても小さくて軽量です。
どれくらい充電が残っているかが、ランプでわかるのも良いです。
充電も早いので、すごく便利!
とても高性能なモバイルバッテリーで重宝しています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
今回のコースは距離も長くないし、高低差もあまりありません。
道も歩きやすい箇所が多いので、体力的にはとてもお手柔らかです。
本当は、奥多摩駅周辺から「むかし道」を歩いて奥多摩湖まで行こうと思っていたんだけど、嫁さんがこの週仕事が激務で体力が残っていなかったので、あえなく断念。
奥多摩湖までは、おとなしくバスで移動しました(笑)
むかし道を歩いたら結構な距離になってたと思います。
鳩ノ巣駅~鳩ノ巣渓谷
鳩ノ巣駅からまず鳩ノ巣渓谷を目指していきます。
鳩の巣トンネルはくぐらず、左の道を歩いて行きます。
少し歩いていくと次の看板が出てくるので、下っていきます。
道を下って行くと、「ぽっぽ」と書かれた看板があるので、そちらの方に向かいます。
すると鳩ノ巣渓谷へ向かう遊歩道があります。
遊歩道を下って行くと、「ぽっぽ」という喫茶店があります。
時間が早くてまだオープンしてませんでしたが、良い景色を眺めながらお茶やスイーツが楽しめるので、立ち寄ってもいいかもしれませんね。
鳩ノ巣小橋からの景色はとても綺麗!
先日、雨が降っていたのか、水量が多く水の流れがとても速かったです。
水の流れ速くて、少し濁って見えますが、それでも綺麗ですよね!!
鳩ノ巣渓谷で朝食
この日は、まだ朝食を食べていなかったので、川沿いに降りれる場所を探して、朝食を取ることにしました。
朝は涼しかったから、ジェットボイルでお湯をわかして、カップラーメンを食べることに。
渓流の水の流れを感じながらの、カップラーメンは最高のごちそうです(笑)
とっても美味しかった!!
今回使った、このジェットボイルは、すぐにお湯が沸くのでとても便利です。
なかなかの優れものですよ!
鳩ノ巣渓谷~白丸ダム
カップラーメンでお腹を満たした後は、渓谷沿いの道を歩いて白丸ダムを目指します。
渓谷沿いの道は、岩と石で出来ていて若干歩きづらい。
でも川の流れを見ながら歩けるので、夏場はとても気持ちが良い。
全般的にアップダウンはないんだけど、白丸ダムが近づくと石で出来た急な階段が出てきます。
ここだけは少し息が上がりました(笑)
これを登って、少し歩いたところに白丸ダムがあります。
白丸ダムで魚道見学
白丸ダムは、多摩川にある発電用のダム(高さ30.3m)です。
白丸ダムには、落差が約30mの日本最大級の魚道があるのも有名です。
写真の上の方に階段状に見えるのが魚道です。
この日は、ダムから水が放流されていて、その水しぶきで虹が出ていました。
すごい迫力あった!!
動画も撮ったので、見てみてください。
魚道は、地上の部分もあるけど暗渠になっている箇所もあり、その暗渠部は見学することが出来ます。
暗渠部の入り口がここ。
ここから入って、地下に潜っていきます。
なお、僕は忘れちゃったんだけど、ここで白丸ダムのダムカードがもらえるので、是非もらっておきましょうね。
僕は後で気づいて、めちゃくちゃ後悔した(笑)
ちなみに、はとのす荘でも白丸ダムのダムカードはもらえるようです。
中に入ると、長い螺旋階段が続いています。
この階段をひたすら下っていきます。
かなり大きく深い穴です。
下から見るとこんな感じ。
コンクリートで綺麗な曲線を描いてますね。
お魚のために、こんな立派なもの作っちゃうんだからすごい。
一番下に行くと、トンネルの中に魚道が造られています。
こちらは、アイスハーバー式魚道というもので、魚は越流部(水面)と潜孔部(底に孔が開いてる部分)を通ることが出来ます。
近くで見ると結構大きなコンクリート構造物でした。
そして、こちらは潜孔式魚道。
この魚道は、越流部がなく魚は隔壁の底に空いている孔を往来します。
見た感じ傾斜がきつい場所をアイスハーバー式にして、湖に近い傾斜があまりない箇所を潜孔式にしているように感じました。
ここでは魚の影は見ることは出来ませんでしたが、魚がちょっと休憩できるプールでは、大きなマスを見ることが出来ました。
こんな大きな魚道を間近で見ることはあまりないと思うので、鳩ノ巣渓谷に行ったら是非立ち寄ってみてくださいね。
ちなみに鳩ノ巣渓谷を歩かなくても、駐車場があるので車で行くことも出来ます。
基本は土日祝日しか見学できないようですが、夏休み期間は平日も見学することが出来ます。
お子様連れの方なんかにはおすすめのスポットです!
魚道とは
魚道はダムなどの構造物で、魚の行き来が出来なる場所に造られた、魚専用の水路です。
これがあることで、ダム湖とその下流を魚が往来することが出来るようになります。
魚の遡上を助ける、魚にはとても重要な構造物です。
白丸ダム~数馬峡橋
白ダムで魚道や放流の大迫力の景色を楽しんだ後は、数馬峡橋を目指します。
白ダムによって出来た人口湖「白丸湖」を望みながら歩いていきます。
道は整備してあるので、とても歩きやすい。
白丸湖では、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボート)を楽しむ人たちがいっぱいいました。
みんなすごく楽しそうでした(笑)
SUPやカヌーのツアーがいろいろ開催されてるようですね。
湖なので流れもないし、SUPやカヌーを楽しみには最適なんだろうな。
SUPで優雅に進んで行く人。
超気持ちよさそう。
ひっくり返って大騒ぎする人などもいました(笑)
奥多摩はこういうアクティビティも盛んなんですね。
奥多摩のアクティビティ予約
暑い夏は、水辺のアクティビティが涼しげで良いですよね!
数馬峡橋までは、こんな感じで白丸湖の側を歩いていくので、すごく気持ちが良いです。
木陰になっているから、そんなに暑くないしね。
夏のハイキングには良い場所です。
白丸ダムから30分くらい歩くと、数馬峡橋に着きます。
数馬峡橋からの景色も最高です。
カヌーやSUPの人たちがいっぱいいるのがよくわかると思います(笑)
いつかやってみたいなぁ。
この後、数馬峡橋の側にあるレストランでランチをすることにしました。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
アースガーデンでランチ休憩
ランチを食べたお店は、「アースガーデン」です。
多摩川沿いのテラスのあるレストランでお肉料理が美味しいお店。
ここで絶品ハンバーグを食べました。
詳しいことはこちらの記事で書いているので見てみてください。
口の中でとろけるハンバーグ、超おすすめです!
数馬峡橋~奥多摩駅周辺
お腹を満たしたら、奥多摩駅方面に向かいます。
数馬峡橋から奥多摩駅までのルートは、半分は青梅街道を歩いていくので若干面白みに欠けます。
車の通りも結構あるので、気を付けながら歩く必要もあるし。
写真は梅沢橋からの景色です。
山の中を流れる多摩川です。
綺麗な風景や~~。
この梅沢橋を渡ると青梅街道に入っていきます。
アスファルトの道を歩くのは楽しくないねぇ。
数馬峡橋から歩いて1時間ほどで奥多摩駅周辺に到着。
当初の予定だと、ここから「むかし道」を歩いて、奥多摩湖を目指すはずだったんだけどね。
嫁さんがこの週は激務だったようで、体力的に厳しいみたいだったし足も痛くなっていたようなので、無理せず終了しました。
無理して歩けなくなっても一大事なのでね(笑)
ということで、ハイキングはここで終了して、バスに乗って奥多摩湖にいきました。
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奥多摩湖のカフェインディゴブルーでソフトクリームを堪能
このカフェは現在閉業したようです
奥多摩湖に行ったのは、新しく出来た「カフェ・インディゴブルー」に行きたかったからです。
例によって、嫁さんがどこからか情報を得てきたんですよね。
奥多摩湖周辺に古民家のオシャレなカフェが出来たと(笑)
相変わらず、アンテナを張り巡らせてる。
「カフェ。インディゴブルー」はむかし道沿いにあるので、奥多摩駅からハイキングついでに来ようと思ったいたんだけど、今回はバスで来ちゃいました(笑)
バスで行く場合は、奥多摩湖方面に行くバスに乗り、「水根」というバス停で降ります。
そこから上り坂を登ること、約20分くらいで着きます。
奥多摩駅からむかし道を歩いてくると、10kmくらいは歩く必要があるので、それより全然楽ちんです(笑)
バスの時刻表はこちらで確認できます。
むかし道を歩く自信がない人は、無理せずバスで行きましょ!
「カフェ・インディゴブルー」は山の中腹にあるので、庭から見える景色が奥多摩湖を望む絶景です。
この景色を見ながらお茶やソフトクリームなどを楽しむことが出来ます。
そして、古民家を綺麗に改装しているので、店内の雰囲気もとても良いです。
縁側の席でソフトクリームを食べるのは、すごく贅沢な感じがします。
囲炉裏なんかも残してあります。
懐かしい雰囲気を味わいながら、ハイキングの疲れを癒せるのが良いです。
ここで食べたのは、ソフトクリーム。
こちらは嫁さんが注文した、スペシャル抹茶ソフト。
白玉とあんこが入っています。
あられみたいなものは、雷おこしの原料になるものだそうです。
そして僕はスペシャルほうじ茶ソフトを注文。
こちらも、白玉とあんこが入っています。
どちらのソフトクリームも美味しかったです。
お茶なのであんことの相性も抜群。
あんこが少し固めだったかな。
でも白玉とソフトと一緒に食べるととても美味しかったです。
店員さんの対応も、とても丁寧で好印象です。
静かな場所だし景色も最高なので、とてもおすすめのカフェです。
すごく良い場所にカフェ造ったなぁ。
小河内ダムの方から見ると、こんな感じの位置にカフェがあります。
写真の真ん中らへんにあるのが、カフェ・インディゴブルー。
こんな所に建っていたら、そりゃ絶景になるわけだ(笑)
この後、小河内ダムまで歩いていき、こちらをゲットしました。
白丸ダムでもらい忘れたダムカード!!
小河内ダムではしっかりいただきました。
「奥多摩 水と緑のふれあい館」の受付の人に「ダムカードください」って言うともらえます。
小河内ダムは水道用のダムです。
東京の水源は利根川水系が主なんだけど、渇水時の水がめとなる重要なダムだそうです。(ウィキペディアより)
発電施設も併設されていて、電力は奥多摩町や青梅市へ電力供給もしているんだって。
とっても重要なダムですね!
堤高149m、提頂長353mのとても大きなダムです。
このダムによって出来たのが奥多摩湖。
これだけの水量をせき止めておけるダムって、本当にすごいなぁ。
奥多摩湖周辺は、いろんなアクティビティが楽しめるし、ハイキングコースもいっぱいあるので、まさしく東京のオアシスですね!
奥多摩湖駅周辺の氷川渓谷をハイキング
奥多摩駅に戻った後、まだ時間があったので、氷川渓谷を散策してみました。
氷川渓谷は奥多摩湖駅からすぐに行ける渓谷です。
駅から気軽に行けるので、とても人気のあるスポット。
河原でBBQをする人たちがたくさんいました。
遊歩道も整備されていて、1周1時間くらいで周れるかな。
水が深い青色していた。
雨の影響で水量が増えていたからかな。
水の流れも急になっていたね。
ちょっとだけ、足を付けてみたけど、水はめちゃくちゃ冷たい。
泳いでる人も見かけたけど、よく泳げるなぁ(笑)
遊歩道を歩いていると、こんな苔の風景も見かけることも出来ます。
今まで何度も奥多摩に来ているけど、氷川渓谷を歩いたのは初めて。
気軽に楽しめて、なかなか良い場所でした。
駅近だし、おすすめのスポットです。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
夏の鳩ノ巣渓谷は歩くのが気持ち良い
鳩ノ巣渓谷の景色も良かったし、白丸ダムや魚道も見学出来てとても良かったです。
落差約30mの魚道なんて、そうそうお目にかかれるものでもないのでね。
この近くに行ったら、是非立ち寄っておきたい場所です。
歩いた距離はいつもより短かったけど、いろいろ収穫のあった1日となりました。
奥多摩はまだまだ楽しいところがありそうだ!!
※この記事は2018年8月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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