年間の登山客が日本一多い山「高尾山」。
標高599mと低山で登山道もしっかりと整備されていることから、幅広い層の人たちが楽しめる山です。
先日友人に誘われて、その高尾山で初めてのナイトハイクを楽しんできました。
夏の低山は暑いので、日中登るのは結構辛い。
陽が落ちた後なら比較的涼しく登れるし、日中あまり出会えない野生動物との遭遇も期待しつつ歩いてみました。
高尾山は何度も行っている山で登山道もそれなりにわかっているので、ナイトハイクデビューにもピッタリでした。
基本的に道は真っ暗なので写真はほとんど撮れておらず、スマホで撮った写真のみですがナイトハイクの雰囲気と感想を書いて行きます。
うちの登山ギア
今回のコースの説明
- 高尾山清滝駅:19時24分スタート
- 高尾山山頂:20時48分着(40分ほど休憩)
- 高尾山薬王院:21時41分着
- 高尾山駅:22時09分着
- 高尾山清滝駅:22時41分ハイキング終了
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:3時間23分(休憩50分くらい)
- 山行時間:2時間33分
- 歩行距離:8.0km
- 高低差:414m
- 累積標高(上り):465m
- 累積標高(下り):471m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。
今回は高尾山清滝駅からスタートして6号路を経由して山頂へ。
帰りは1号路を使って下山しました。
登山道は整備されていますが、基本的に真っ暗なのでヘッドライトは必須です。
6号路は沢沿いを歩く道で、やや狭いのと濡れてて滑りやすい個所があるので、ナイトハイクにはやや不向きだったかも。
友人は以前、高尾山でナイトハイクをしたことがあって、稲荷山コースの方が歩きやすかったと言っていたので、初めてのナイトハイクだったら稲荷山コースの方が良いのかもしれません。
下山は1号路を利用。
1号路はほぼ舗装されていて歩きやすいので暗い道でも安心。
ただし、勾配がかなりきついので、足腰に結構ダメージが来るのが難点かな(笑)
ビアガーデンがオープンしている期間だと、21時15分までケーブルカーが運行しているので、それを利用して下山するのもありだと思います。
1号路は薬王院を通るルートなんだけど、その周辺にはムササビが生息していることでも有名。
運が良ければ夜行性のムササビに会えるかもしれません(笑)
ナイトハイクの様子
今回はナイトハイクということもあって、登山道は真っ暗なので写真は撮れていません。
カメラも持って行ってないし(笑)
スマホで数枚は撮っているので、その写真を使ってナイトハイクの様子を紹介していきます。
京王線高尾山口駅を下車してケーブルカーの清滝駅に行き、そこから登山スタートです。
山頂付近からは夜景も楽しめるので、ケーブルカーで登って下りるのもありだと思う(笑)
今回はムササビに出会えたらなぁって思っていて、出会えるようにと願掛けを込めてこの写真を撮っておく。
飛んでるムササビに会えたらいいなぁ(笑)
おにぎりを食べて腹ごしらえをしたら、ハイキングスタート。
まずは6号路を登って行くんだけど、登山道にはもちろん街灯はない。
なので、ヘッドライトが無いと真っ暗で歩けません。
暗いのでブレてますが、雰囲気をなんとなく感じてみてね。
暗い場所が苦手な嫁さんですが、友人と一緒だったのが心強かったのかサクサクと歩みを進めていた(笑)
普段初心者でも問題なく登れる山でも、暗くなると印象ががらりと変わるので、ナイトハイクは複数人で登った方が良いですね。
道を踏み外したりして何かあった場合に対処しやすいしね。
今回登った6号路は、道幅が狭く濡れてて滑りやすい個所もあるので、しっかりと足元を照らしつつ歩いて行きます。
ちょっとしたことで足をくじいたりすることがあるから注意しながら歩きます。
夜になっても気温はさほど落ちてなかったけど、日差しが無いだけマシになっていました。
真夏の低山ハイクは夜もありだな~。
歩いていると、時々草木がガサゴソする音がします。
リスやタヌキ、アナグマなどだと思うんだけど、真っ暗なので見えない(苦笑)
ナイトハイク、野生動物と出会える可能性は上がるけど、見えないという最大の弱点がありますな(笑)
運がいいとすぐそばに出てきてくれて見える場合もあるみたいだけどね。
今回ははっきりとその姿を捉えることは出来なかったです。
あとライトを照らしながら歩いていると虫がかなり寄ってきます。
虫が苦手な人は結構きついかも(笑)
虫除けが必須ね。
スタートして1時間半弱くらいで山頂に到着。
夜でも結構汗はかきました。
日中登ったら暑くて大変だろうな。
山頂にはほとんど人はいない。
休日の昼間は混雑する高尾山も夜だとガラガラで良いですね〜。
ここで友人とおしゃべりをしつつ長めの休憩。
山頂にも街灯はほとんどないので、LEDランタンとか持って行くと休憩する時に便利ですね。
人気のLEDランタン
40分程度休憩してから下山しました。
下山は1号路を利用。
1号路は舗装されているので、暗くても快適に歩ける。
十一軒茶屋のそばから見た夜景。
東京の街並みを見渡すことが出来ます。
途中何人かの人とすれ違ったけど、虫取りを楽しんでる人がいました。
夜の山って色々楽しむことがあるのね。
そして薬王院を過ぎたあたりで、木の上でガサッとする音がしたので見てみると光る目が!
おそらくムササビです。
ぼんやりとしか姿は見えなかったけど、ムササビの存在を感じることが出来たのは嬉しかった。
一緒に行った友人は、前回ナイトハイクした時に、すぐそばでムササビを見たんだそうな。
羨ましい〜。
本当はもうちょっとゆっくりムササビ捜索をしたかったけど、帰りの電車の時間があったので下山しました。
野生動物を探すナイトハイク、結構面白いです。
ただ見つけても写真が撮れないという難点はありますが(笑)
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今回のハイキングの服装や持ち物
今回のハイキングは以下の装備で歩きました。
simsimの登山装備
嫁さんの登山装備
持ち物
- タンブラー
500ml(マウンテンジョニー) - モバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 - スマホ
- カメラ
- タオル
- 折りたたみ傘
- ヘッドランプ(モンベル)
- 飲み物
- 食べ物
夜とはいえ結構気温は高かったので、終始Tシャツで十分でした。
というかかなり汗かいた(笑)
嫁さんは虫除けの意味も含めて、乾きやすい薄手の長袖を着て歩いていました。
ズボンはワークマンの薄手の夏用クライミングパンツ。
ストレッチも効いてとても歩きやすくてよかったです。
1900円という安さも魅力。
あと、急な天候の変化があった時のために、レインウェアの上下と折り畳み傘はザックに入れておきました。
今回はナイトハイクなので、ヘッドランプも必要。
うちはモンベルのものを使っていて、コンパクトヘッドランプとパワーヘッドランプの2種を持って行きました。
コンパクトヘッドランプは明るさが60ルーメンでパワーヘッドランプは明るさが300ルーメン。
実際に使ってみるとこの差はすごく大きくて、パワーヘッドランプくらいの明るさがあった方が良いと感じました。
パワーヘッドランプは赤色LEDのついたネイチャーガイドタイプのものもあるので、用途に応じて購入すると良いと思います。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
夜の登山もなかなか楽しい!
以上、高尾山のナイトハイクのレポートでした。
真夏の東京はとても暑く、山でも低山だとそれほど涼しくありません。
なので、陽が落ちた後に歩くのは暑さが和らいでなかなか良いです。
登山道の景色を楽しむことは出来ないけど、野生動物の存在も感じることが出来て楽しい。
動物好きな人にもナイトハイクはおすすめです!
※この記事は2022年7月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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