2018年5月12日(土)に、奥多摩にある川苔山へ登山に行ってきました。
今回のコースは、百壽の滝を経由して川苔山へ行くコースです。
事前の調べで、百壽の滝までの道が渓流沿いでとても気持ちが良いということだったんだけど、その通りでした。
綺麗な川の流れを感じながら、歩けるのはとても気持ちがよい!
今まで知らなかったけど、奥多摩でも人気の登山コースだというのがよくわかりました。
登山初心者の僕が川苔山登山について、正直な感想を書いていきます!
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今回のコースの説明
今回のコースは以下の通りです。
地図にルートを落とし込むと以下のようになります。
ヤマレコさんで山行記録も書いているので、そちらも見てみてください。
今回もヤマレコさんを使って登山をしてみましたが、やっぱりとても便利。
写真を撮った場所を地図に落とし込めるし、メモも書き込めます。
それに地図をダウンロードしておくと、オフラインでも使えるので、電波が届かない位置に行っても大丈夫。
こういうブログ記事を書くときにとても重宝します。
ただ、スマホを頻繁に使うので、バッテリーの減りは早いです。
僕はiphoneXをフル充電でもっていきましたが、帰りにはバッテリー残量が10%くらいになっていました。
なので、モバイルバッテリーを持って行くことをおすすめします。
上記のモバイルバッテリーなら、iphone8であれば4回充電できます。
バッテリーが切れちゃったら、便利なアプリも利用できないので、意味ないからね(笑)
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
百壽の滝までは渓流沿いを行く道で、マイナスイオンをいっぱい浴びれる気持ちの良い登山コースです。
百壽の滝もとても迫力があり、見る価値ありです。
百壽の滝から川苔山までは、急な斜面もあり体力的にも足的にもきついコース。
下山は針葉樹の中の単調なコースが長く続き、斜面もそれなりにあるので、疲れた足を破壊してきます(笑)
距離が長めなので最後はすごく疲れて、フラフラになりながら鳩ノ巣駅に戻ってきました。
体力的にハードなコースでした。
それでも川苔山までの道のりが楽しく、景色も綺麗だし滝も見ごたえあるので、おすすめの登山コースです。
ちなみにヤマレコの記録をみると距離が19.3kmとかなっていたんだけど、原因はわからないけど距離がかなり多めに出ちゃったみたいです。
実際には13.5km程度のようです。
登山コースまでのアクセス
まずはJR奥多摩駅へ行きます。
奥多摩駅までは6時46分発の「ホリデー快速おくたま1号・奥多摩行き」がおすすめ。
奥多摩駅まで乗り換えなしで行けるので。
ただ、前から4両に乗ってしまうと、途中切り離されて武蔵五日市方面に行ってしまうので要注意。
「ホリデー快速おくたま1号・奥多摩行き」で奥多摩に行くのであれば、前から5両目以降の車両に乗りましょう。
あと、電車が来る15分くらい前には並んでおいた方が良いです。
新宿から乗るお客さんも結構いるので、発車ギリギリに行くと座れない可能性があるのでね。
この日の奥多摩駅は、ゴールデンウィークほど混んでいませんでした。
駅前も上の写真のような感じで、4月29日に行ったときと全然人の数が違う(笑)
ここから、川乗橋バス停までバスに乗っていきます。
バス停は1番バス停。
このハイキングコースは、とっても人気があるみたいで、バスに乗る人の行列はすごかったです。
それでも、臨時便を出してくれていたので、20分待ち位でバスに乗ることが出来ました。
奥多摩駅から川乗橋バス停までの所要時間は約15分。
料金は、ICカードで263円、現金だと270円です。
いざ川苔山(川乗山)登山へ
川乗橋バス停についたら、準備体操してからいざ登山開始です。
入り口にはこんな看板も。
熊出るのね。。。
熊鈴買っておいた方がよかったかな。
川乗橋バス停~川乗山登山口(細倉橋)
バス停から登山口までの3km程度は、アスファルト舗装された道を歩いていきます。
すごく歩きやすいし、勾配が多少あっても全然きつくない。
ただ、アスファルトの道をずっと歩いていても面白みに欠けますね(笑)
道の脇に目をやると、綺麗な花が咲いていたりするので、辺りを見渡せる余裕があるのは良いかも。
この白い花はなんていう花なんだろう。
いっぱい咲いていました。
ツツジも綺麗にさいていましたね。
新緑もとても綺麗です。
超緑じゃん(笑)
こんな景色を見ながら50分くらい歩いていくと細倉橋という橋があり、それを渡ると川乗山登山口につきます。
川乗山登山口~百壽の滝
登山口はこんな感じなっています。
トイレが一つあったけど、使えるかよくわからなかった(笑)
ここから山道に入ります。
幅の狭い道を歩いてい行くと、渓流が流れていてとても綺麗な景色を見ることが出来ます。
鮮やかな緑の草に、深い緑の苔、そして透明度の高い水の景色が美しいですね。
こんな綺麗な渓流沿いの景色を見ながら登山できるのが、このコースの人気の理由です。
山道を進んでいくと、こんな絵になるスポットも。
小さな滝の上に、木橋が架かっていてそれを渡っていく場所です。
ここでは、みんな写真を撮っていましたね(笑)
新緑も綺麗だし、水が豊富なのか全体的に苔むしているのが良いですね。
こんな景色がしばらく続きます。
今回のコースの一番楽しい箇所でもありました。
やっぱり、綺麗な水の流れがあるって癒されますね。
奥多摩に来ると毎回思うのですが、ほんと東京とは思えない(笑)
自然がとっても豊かな場所ですね。
事前リサーチによると、カモシカも目撃されたりもしていたので、すごく探しました(笑)
でもねぇ、今回は見つけることが出来なかったなぁ。
雰囲気的には、野生動物が何か出てきそうな感じがすごくあったんだけどねぇ。
水面をじっくり見ていると、魚影も結構見ることができました。
それを狙う釣り人も何人かいたなぁ。
釣ったら、焼いて食べるのかな。
百壽の滝に近づいてくると、道もだんだん険しくなってきます。
勾配もきつくなり、意外としんどい。
崖沿いの道も多いので、滑落しないように注意しながら歩きます。
とはいえ、先日登った三頭山(イヨ山~ヌカザス山)に比べたら、全然大丈夫でした(笑)
川乗山登山口から約1時間で百壽の滝に到着。
写真で伝わるかわかりませんが、百壽の滝ってかなり立派です。
滝の側にいる人を見ると、その大きさがわかると思います。
水の量も多く、近くに行くと水しぶきと、風圧が結構来ます。
マイナスイオン浴びまくり~~~。
ここまでは僕でもそれほど苦労せずに行けたので、登山初心者でも十分行けると思います。
この百壽の滝を見に来る人は多いみたいで、登山客がたくさんいました。
ここで20分くらい滝を見学してから、川苔山山頂を目指します。
参考
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
百壽の滝~川苔山
百壽の滝からは、まずこの急な階段を登って川苔山を目指します。
階段を登ると、少し緩やかな山道が続きます。
ここで今回購入したこちらを試してみることに。
バードコールです。
キュッキュッまわすと、鳥の鳴き声のような音が出るもの。
鳥の鳴き声に合わせて鳴らしてみると!
なーんにも変化はありませんでした(笑)
鳥とお話してる気分にはなれたかなぁ。
しばらく歩いていくと、きつい山道が出てきます。
百壽の滝まで結構余裕をもって行けていたから、三頭山比べたら優しい山なのかなって思ってけど、この辺で勘違いだとわかりました(笑)
山を登るってやっぱり大変。。。
急な山道が結構続きます。
足もパンパンになっていく。
ひたすら登っていくと、こんな綺麗な景色の場所に出てきたりもします。
苔むす美しスポットです。
コダマが出てきそう(笑)
この苔むす景色が、川苔山に登る醍醐味かも。
屋久島で見た景色に近いものがありました。
きつい中にもこんな景色があると癒されますね。
百壽の滝から川苔山までの山道は、結構きついので初心者の方や運動不足の方は、心の準備をして登ってくださいね(笑)
でも、三頭山のヌカザス山コースに比べたら、斜面の角度はまだお手柔らかだったような気もします。
そしてこの分岐点についたら、頂上はもうすぐです。
ここまで、きつかった~(笑)
綺麗なツツジを見つつ、さらに登っていくと、頂上に到着です。
ふ~、最初舐めていたけど、結構きつかったぁ(笑)
頂上からの眺めはこんな感じ。
この景色が見える特等席は、お弁当を食べる人で埋まっていたので、ちょっと離れた位置で昼食をとりました。
川苔山頂上でお昼ご飯
今回の山登りのために購入した新兵器登場です(笑)
ジェットボイル~~~~!!!
なんとお湯がすぐ沸くというバーナーとクッカーがセットになった優れもの。
山の頂上でカップラーメンが食べたいという念願をかなえるために今回購入してみました。
使い方は簡単で、なんなくお湯を沸かすことが出来た。
まぁ、お家で何回か練習しましたが(笑)
そして、カップラーメンの出来上がりー。
登っている最中は体が熱かったけど、汗かいているから休憩していると体が冷えてきます。
その冷えてきた体に、温かいラーメンが最高に美味しい!!
ジェットボイル買ってよかったー。
しむしむ夫婦の良い山登りグッズになりそうです。
頂上でお昼ご飯食べたり、景色を眺めたりして1時間くらい休憩してから下山しました。
川苔山頂上~鳩ノ巣駅
下山開始してからしばらくは、このような気持ちの良い新緑の中を歩いていくので、それほど苦ではありませんでした。
しかし。。。。
下山が進んでいくにつれて、風景は変りばえのない針葉樹の林になっていき、下りの勾配もきつくなっていきます。
登りで疲れた足に、下りの斜面はきついですね。
膝にダメージが来ます(笑)
さらに追い打ちをかけるように、岩がごつごつしていたり、石がゴロゴロしていて歩きにくい。
そうなんです。
このコース、下山が地味につらい(笑)
距離も長いし、駅はまだかまだかと思いながら歩きました。
時折、綺麗な花があるので、それに癒されながらひたすら下山。
なんていう花かわかりませんが、綺麗ですよね~。
こんな苔モフの景色もあったりもします。
そして下山を始めてから約3時間で鳩ノ巣駅に到着。
ヘロヘロになりながら、登山終了。
おつかれさまでした~。
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今回の登山の装備
参考までに今回の登山で持って行った持ち物を書いておきます。
登っている最中は、Tシャツで十分でした。
ただ、汗かいた後休憩していると、それが肌寒く感じるときもあります。
なので、薄手のウインドブレーカーは1枚あると良いかも。
今回は、ショートパンツにトレールタイツというスタイルで登りましたが、特に暑くもなく快適に登山が出来ました。
汗をいっぱいかくと思ったので、塩分チャージ用のタブレットも持って行きましたが、汗をかいた後に食べるととても美味しい。
これ、なかなかおすすめです!
汗をかく分、水分と塩分はしっかりと補給しないとね!
今回のハイキングのために購入した登山グッズ
今回のハイキングに向けて、新たな登山グッズを購入しました。
- ザック30L
- ジェットボイル
- ソフトボトル
- バードコール
モンベル キトラパック 30L
今まで使っていたザックが20Lで小さかったので、今回新たに少し大きめのザックを購入してみました。
山の頂上でカップラーメンが食べたかったので、その荷物が増えると思ったので。
いろいろ見た結果、モンベルさんのものにしました。
お店で背負ってみて、背中へのフィット感も良かったし、機能もよさそうだったので。
実際に背負ってみて、初居心地は良かったです。
いままでザックをちゃんと背負ったことがなかったけど、ヒップベルトやチェストストラップをしっかり閉めることで、楽になるんですね。
僕的には良い買い物したと思っています。
レビューを書いたので、気になる人は見てみてね!
ジェットボイル
これは頂上でラーメン食べるようです(笑)
最初は普通にバーナーとコッヘルを購入しようと思ったんだけど、お湯を沸かすくらいだからこっちの方がいいかなとジェットボイルを購入することに。
普通にバーナーをコッヘルなどを1式そろえても同じくらいの値段だし、同じ値段ならお湯が沸くのが早いこちらの方がいいかなというのが理由です。
で、こちらにはガス缶は附属してないので、別途買う必要があります。
家で何回か試して、現地に持って行きましたが、問題なくカップラーメンを食べることが出来ました。
家で試しているときに、1回吹きこぼれてパニックになりましたが、それはご愛敬(笑)
物自体もそんなに重くないし、こちらも良い買い物をしたと思います。
ソフトボトル
こちらはカップラーメン用のお水を入れていくために購入しました。
水を使い切ったら、小さく折りたためるのが便利です。
2人分のカップラーメン用のお水なら1.0Lの容量で十分でした。
これも良い買い物だったと思います。
バードコール
これはおまけみたいなものですね(笑)
先日、星のや富士に宿泊した際に使ってから、ずっと気になっていたものです。
使ってみて鳥が集まってくることはなかったですが、なんか鳥と会話している気分にはなれました。
山歩きを少し楽しくしてくれるので、これからも使ってみたいと思います。
うちの登山ギア
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
まとめ
百壽の滝までは、そんなにきつくなく体力的にも余裕をもっていくことが出来ました。
百壽の滝から川苔山までは、急な斜面も出てくるので、結構疲れます。
それでも、景色が綺麗なので、それを楽しみながら登れるのは嬉しいコース。
カモシカが見られるかなと期待して行ったけど、それは叶いませんでした。
次に行くときの楽しみに取っておこう(笑)
ただ、下山は地味に苦痛でした。
距離も長いので忍耐も必要(笑)
こんな方におすすめ
- 迫力のある百壽の滝が見たい!
- 苔むした美しい景色が見たい!
- 渓流沿いの気持ちの良い山道を歩きたい!
- マイナスイオンを思いきり浴びたい!
- カモシカが見たい!(見られるかどうかは運次第)
運動不足40代の僕でも登って降りてくることが出来ました。
なので、登山初心者でも十分行くことが出来る山だと思います。
ただ、距離が長めなので体力の消耗は結構あります。
その辺を考慮して、行くかどうか決めてくださいね!
※この記事は2018年5月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やお店のサービス等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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