関東もだんだんと秋が深まってきました。
ということで、紅葉を楽しみに奥多摩の方まで行ってきました。
行ったのは2019年11月16日。
今回は都民の森からスタートして、三頭大滝~ムシカリ峠~大沢山~巻寄山~西原峠~数馬というルートをハイキング。
山の上の方は紅葉は終わり落葉していましたが、中腹から下の方は紅葉のピークでした。
オレンジや黄色に染まる紅葉の風景がとても綺麗で、すごく気持ちの良いハイキングなりました。
今回歩いたルートの様子や都民の森までのアクセスやバスについてなどを紹介していきます。
写真もたくさん撮ってきているので、秋の景色を楽しんでもらえると思うので、是非見てみてください!
うちの登山ギア
今回の登山ルート
今回歩いたコースは以下の通り。
- 都民の森駐車場:9時57分出発
- 三頭大滝:10時17分到着(10分程度滝観賞)
- ムシカリ峠:11時28分着
- 三頭山避難小屋:11時37分着(43分ほどランチ休憩)
- 大沢山頂上:12時26分着
- ハチザス沢ノ頭:12時51分着
- クメケタワ:13時37分着
- 槇寄山頂上:14時09分着(10分程度休憩)
- 西原峠:14時23分着
- 仲の平:15時34分着
- 数馬バス停:15時45分着
このルートを地図上で見るとこんな感じになります。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
山行記録をつけていると、アプリをずっと起動させておく必要があるので、スマホの充電がなくなりやすいです。
なので僕はいつもこれを持って行ってます。
10000mAhの大容量なのに、とても小さくて軽量です。
どれくらい充電が残っているかが、ランプでわかるのも良いです。
とても高性能なモバイルバッテリーで重宝しています。
そして今回のコースを私の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:5時間49分(休憩56分くらい)
- 山行時間:4時間33分
- 歩行距離:約9km
- 高低差:791m
- 累積標高(上り):661m
- 累積標高(下り):958m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
40代半ばの運動不足中年おっさんの感想なので、体力がある人は違う感想になると思うよ(笑)
武蔵五日市駅からバスに乗って都民の森へ行き、都民の森からスタートしました。
そして三頭大滝を見てから、沢沿いの道を登っていきムシカリ峠へ。
三頭山山頂へは行かずに大沢方面に行き、槇寄山、西原峠を経由して数馬バス停まで歩きました。
ムシカリ峠までは川沿いの道を歩いていくので、川のせせらぎを聴きながら登って行けるので、気持ちが良いです。
ただし勾配はそこそこきついので、体力は結構消耗します(笑)
ムシカリ峠からは尾根を歩いていく感じになるので、比較的快適にハイキングが出来ます。
紅葉も綺麗だし、富士山も楽しめるのでなかなかおすすめのコースです。
ただし、あまり人が歩いてなく、落ち葉でコースがわかりづらくなっている箇所もあるので、コースを外れないように注意する必要はあります。
西原峠から仲の平までは、ずーっと下りが続き、膝にダメージが蓄積しやすいです(笑)
距離も9kmとそれほど長くないので、比較的軽めの登山って感じですが、体力的には意外と消耗しました。
コースは全般的に歩きにくい場所や危険個所は無いので、登山初心者でも十分歩けるコースです。
ただし、道がわかりにくくなっている箇所もあるので、登山アプリなどでコースを外れないように注意はしてくださいね。
都民の森ハイキング
今回の登山コースから見えた風景やコースの状況を写真多めで紹介していきます。
都民の森駐車場
今回のハイキングのスタートは都民の森から。
都民の森の駐車場周辺は紅葉のピークを迎えていて、すごく綺麗に色づいていました。
なので、登山前にちょっと撮影したり、小腹を満たしたりしました。
スタート地点から、すごく見事な紅葉が見れちゃいました(笑)
思わず写真を撮りたくなるような見事の景色。
天気も良く、太陽に照らされて、紅葉の色もよりいっそう鮮やかに見えますね。
都民の森の駐車場に車で来て、ここで紅葉だけ楽しむのもありだと思います。
トイレもあるし、「とちの実」という売店もあるのでお団子を買って一休みするのも良いですよ~。
ということでお団子を買ってみる。
くるみみそが塗ってあるお団子で美味しい!!
山で食べるお団子って、めちゃくちゃ美味しく感じますよね。(まだ登ってないけど)
お団子やおにぎりなどで、エネルギーを補給してから、いざ登山へ!
都民の森駐車場~三頭大滝
都民の森駐車場から、少しきつめの坂道&階段を登って行くと「森林館」という建物があります。
そこの紅葉も見事でした。
そしてここから、三頭大滝を目指して歩きます。
道はしっかり整備されていて、ウッドチップも敷いてあって歩きやすい。
ワンコ連れの人なんかもここは良く歩いていいます。
途中、周りの山々が見渡せる眺望の良い場所もあります。
この日は空気も澄んでいて、遠くまで見渡せました。
こんな景色も楽しみつつ歩いていくと、紅葉ゾーンに入っていきます。
日陰の少し暗めの道を抜けて行くと、そこには一面紅葉の絶景が待っています。
うひょー、きれいやー(笑)
立ち止まってみとれちゃうくらい。
スタートしてから20分くらいで、三頭大滝に到着。
これがその「三頭大滝」。
落差が35mの滝です。
すぐ側に滝見橋があって、橋からは滝の全容が楽しめます。
こちらが滝見橋。
この三頭大滝までは整備された遊歩道で来ることが出来るので、登山目的じゃない人でも気軽に来ることが出来ます。
紅葉と滝の美しい景色を楽しみに来るのも良いと思います。
三頭ノ大滝~ムシカリ峠
三頭大滝を見た後は、三頭沢の道を登っていきます。
沢を登って行く道なので、川のせせらぎを聴きながら歩けるのが気持ちが良いです。
水の流れがとても綺麗。
岩に落ち葉積もっていて、秋の景色って感じがします。
こんな川の流れを感じながら、ひたすら斜面を登っていきます。
ここの斜面は、それなりに勾配もあって、結構体力は奪われます。
ひーひー言いながら登っていると辺りの景色もだんだん変わっていきます。
落葉している木が多くなってくる。
まだ紅葉しているも木もあるし、道は落ち葉の絨毯のようになっていて、これまた秋の景色って感じがして良い!
ブナの路辺りは、大分落葉しちゃってました。
それでもこんな感じの美しい風景の中を歩いていけます。
僕はこの日、ユニクロのヒートテックのロングTシャツと、長袖のシャツを着て登っていたんだけど、登っている最中は半袖でもよかったくらい汗かいた(笑)
結構きつめの登りです。
上を見上げるとこんな感じの景色が広がっています。
鳥の鳴き声もちょいちょい聴こえて、せっかく望遠も持って来たので構えてみる。
まぁ動きが速くて撮れませんわね(笑)
何かの野生動物(リス、鹿、タヌキ)や野鳥と出会えるかもと思ってカメラぶら下げてましたが、野鳥ぐらいしか会えなかった。
登山しながら野鳥撮るのは難しいですよね。
暗くなる前に下山しなくちゃいけないから、鳥を待っているわけにもいかず、歩きながら運よく出会えてもカメラ構えてる間にいなくなっちゃうから(笑)
写真が撮れないと、カメラなんてただの重りよね。。。
と、ブツブツ、ヒーヒー言いながら斜面を登り続けること、1時間10分くらいでムシカリ峠に到着。
今回の登山で一番きつい部分はここで終了。
後はちょっとした登りと、下りがあるのみになります。
ムシカリ峠~三頭山避難小屋
ムシカリ峠からは、多くの人が三頭山に向かうと思いますが、僕たちは今回反対側の大沢山方面に行きました。
三頭山はさらに急登があるので、体力温存のためそれを回避したのねぇ。
以前、三頭山は登ったことがあったし、今回は紅葉を見るのが目的だったので、三頭山山頂は目指しませんでした。
ということで、この分岐で「三頭山避難小屋・西原峠」方面に向かいます。
ここから10分弱くらい歩いたところに、「三頭山避難小屋」があるのでそこでランチ休憩をすることにしました。
富士山も見えるしトイレもあるし休憩するのは最適な場所です。
見えた富士山はこちらね。
冠雪しててとても綺麗。
フジヤマビューティホー!!
本日のランチは、いつもの如くカップ麺とセブンで買ったおにぎりです。
僕たちの隣に座っていたおじさんは、お米やら缶詰やらを出してきてそれをメスティンに突っ込んで炊いてた(笑)
さらにその隣の女性は、小さなフライパンでなんか焼いてた。
周りの人の山ごはんって超気になる~~~。
そして人んちのご飯って超おいしそうにみえる~~(笑)
うちはいまだにカップ麺から卒業できてないからなぁ。
今度はウインナーくらい焼いてみるか!
でもね、山の上で食べるカップ麺は、いつもの3割増しくらいでおいしく感じるので好きです(笑)
そして富士山撮影で遊んでみる。
野鳥も撮影できず、重りと化していた望遠で無意味に富士山をズームして撮ってみる。
お!なかなか綺麗じゃん。
さらにズーム!
ズームアップしてもフジヤマハキレイダネ!
お昼ご飯を食べてお腹もみたしたし、富士山ビューも楽しんだので登山再開です。
大沢山の山頂を目指します。
三頭山避難小屋~大沢山
大沢山までの道は尾根を行く道で、勾配も緩やかだし歩きやすいです。
そして三頭山避難小屋からそんなに時間はかからずに大沢山の山頂に到着。
ここからも富士山がとても綺麗に見えます。
綺麗でしょ!
ヤッホーって叫びたくなる景色。
ということで、ヤッホーって叫んでみる。
ウソです(笑)
恥ずかしくて、ヤッホーなんて言えない。
みんな立ち止まって写真を撮るスポットです。
続いて槇寄山を目指します。
大沢山~槇寄山
この大沢山から槇寄山までの道が紅葉の楽しめてとても気持ちが良いコースでした。
道の脇にはリンドウも咲いていた。
ひっそりと咲いてる感じがまたグッドね。
大沢山からどんどん下って行って標高が低くなってくると落葉から紅葉に変わってきます。
歩いていてすごく気持ちの良い登山道。
このあたりに来ると、紅葉真っ盛りです。
綺麗な葉っぱを見つけると、拾って写真を撮りたくなる嫁さん。
手は僕の手でございます(笑)
こんなことしながら歩いているので時間がかかる。
ちょっと歩いてはパシャリを繰り返します。
地面に落ちている葉っぱもまた綺麗なのよねぇ。
これも秋ならではの景色。
黄色やオレンジがほんと鮮やかに光って綺麗。
このコース、思いっきり秋が満喫できる道でした。
落ち葉と松ぼっくりも絵になるよね~。
こちらは枝ごと落ちてた松ぼっくり。
こんな感じで超秋満喫コースなんですが、注意点もあります。
落ち葉が多くて、コースがわかりづらくなっている箇所があるんです。
知らず知らずのうちにルートから外れちゃうこともあるの。
僕たちも、知らない間にちょっとだけルートからずれていた時がありました。
そして、こちらのルート歩いている人もとても少ない。
ムシカリ峠まではちょいちょい人と遭遇していたんだけど、こちらのルートに入ってからは数えるくらいの人としか遭遇しませんでした。
人がそれなりにいたら、その人たちについていけば何とかなるけど、それも出来ないので迷う可能性もあるってこと。
で、僕たちはどうしたかというと、この記事の初めの方でも地図を貼ってますが、ヤマレコというアプリを使っています。
GPSで自分たちの位置もわかるし、地図上にルートも表示されているので、ルートから外れたらわかるんです。
なので、もし初めてこちらのコースを行く場合は、スマホに登山アプリを入れて利用するとかして、迷わないようにした方が良いですよ!
秋を満喫しつつ1時間半ほどゆっくり歩いて槇寄山に到着。
文字が見えなくなってるね(笑)
標高は1188mです。
ここからも富士山が良く見えました。
この景色をみつつ、ちょっとオヤツ休憩。
セブンで買ったどら焼きで、糖分を補給します。
綺麗な景色、疲れも吹っ飛ぶね!!
槇寄山~数馬バス停
槇寄山から西原峠を経て、仲の平方面に下山します。
その途中も、綺麗な落ち葉を見つけると写真が撮りたくなる嫁さん。
落ちてる葉っぱも色とりどりね。
この落ち葉、見ていると綺麗なんだけど、これだけ積もると滑るのよ。
下りの斜面もそれなりに勾配はあるので、油断すると転ぶ。
僕は一回転んで、手の皮剥けた(笑)
なので、滑らないように気を付けて歩く必要があります。
落ち葉に木の根っことかも隠れてたりするので、そんなトラップにも気を付けながら歩きます。
ここにもリンドウ。
こちらはまだ蕾でした。
松ぼっくりと落ち葉に目がない嫁さん。
ちょいちょい立ち止まって写真を撮ります(笑)
下の方に降りてくると紅葉も鮮やかになります。
下山は結構距離が長くて、足腰にダメージが来ました(笑)
それでも距離はそこまで長くないし、気持ちの良いハイキングだったかな。
最後は仲の平まで出て数馬バス停まで歩いて終了。
帰りのバスに乗るのは数馬バス停がおすすめですよ!
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都民の森までのアクセス&バス情報
今回スタートした都民の森まではバスで行きました。
バスはJR五日市線の「武蔵五日市駅」から出ています。
バスの時刻表はこちら。
なお、土日祝は武蔵五日市駅のバス停がすごく混みますが、4本のバスを出してくれたので、なんとか座って行くことが出来ました。
ちなみに新宿からは、6時46分発の「ホリデー快速あきかわ1号」に乗りました。
7時55分に武蔵五日市につき、その後8時10分発の都民の森行き(急行)のバスに乗ると言った感じです。
ホリデー快速あきかわ1号は、前の4両に乗るようにしましょう。
拝島で切り離されて、後ろ6両は奥多摩方面に行ってしまうので注意が必要です。
帰りは数馬バス停がおすすめです。
数馬バス停発のバスがあるので、それに乗れば座ることが出来ます。
僕は16時06分発のバスに乗ったんですが、数馬バス停から乗ったのは数人でした。
バス停で2つ先くらいに温泉センターがあるんだけど、そこで温泉を楽しんでから帰るというのも良いかもしれません。
温泉センターバス停から乗った人たちも座れていたと思います。
今回の登山の持ち物
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
- 薄手のウインドブレーカー(ユニクロポケッタブルパーカー)
- 長袖シャツ
- ヒートテックロングTシャツ(ユニクロ)
- 暖パン(ユニクロ)
- 登山用靴下(モンベル)
- トレッキングシューズ(コロンビア)
- ザック30L(モンベル)
- 飲み物(ポカリスエット500ml1本、緑茶500ml1本)
- タオル
- モバイルバッテリー
- スマホ
- カメラ
- 双眼鏡
- 地図
この日はそれほど寒くはなかったので、薄手のウインドブレーカー程度で大丈夫でした。
登っている最中は暑いくらいだったので。
ただ、汗をかいた後、休憩している急激に体が冷えたりするので、ウインドブレーカーのような羽織るものは持って行きましょう。
寒いと思って暖パンを履いて行きましたが、これは特になくても良かったかもしれません。
でも履いてて暑すぎることもなかったので、夕方気温が下がることを考慮して履いて行くのも有りだと思います。
何かあった時のために紙の地図も持って行くようにしておきましょう。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
まとめ
以上、奥多摩紅葉ハイキングのレポートでした。
都民の森駐車場や山の中腹から下の辺りの紅葉はまさにピークでとても綺麗でした。
秋の景色を超満喫できた!
お天気よく、富士山も良く見えたし、ハイキング日和の一日でした。
山の上の方は落葉していたけどそれもまた秋の景色だし、山のいろんな表情を見ることが出来て楽しかったです。
奥多摩に紅葉狩りに行ってみてはいかがでしょうか!!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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