2021年に開催された東京オリンピック。
コロナ禍での開催とあって賛否も色々あった大会ですが、いざ始まったらテレビに齧り付いて観戦してました。
結局ね、オリンピック好きなのよね(笑)
そんな東京オリンピック開催に向けて新しく建築されたのが、メインスタジアムの国立競技場。
建築家の隈研吾さんが設計したことでも有名ですね。
その国立競技場の中を見学できるツアーが開催されているのをご存知でしょうか。
観客席はもちろんのこと、選手が使うロッカールームやトラック上を歩くことも可能なんです。
オリンピックを見た人も見てない人も、この建物を見学するだけでも楽しいと思う。
有料のツアーなんだけど、その価値は十分にありました。
この記事では、国立競技場スタジアムツアーの内容や見どころ、料金等について紹介していきます。
スタジアムツアーの内容&見どころ
スタジアムツアーで見ることができるエリアは以下です。
- 観客席
- 展望デッキ
- トラック&フィールド
- ロッカールーム
- フラッシュインタビューゾーン
- サインウォール
ちなみに外周に関してはツアーに参加しなくても見ることができます。
ツアーは決められたルートを自由に見て周る形式で、ガイドがつくわけではないので自分のペースで見学出来るのが良かったです。
国立競技場の外周
ツアー開始時間の少し前に行って国立競技場の外周を見てまわりました。
国立競技場を近くで見たのは初めてだったのですが、デザインがとても美しかったです。
隈研吾さんらしいスッキリとした外観で、木材を整然と並べられている光景が見ていて気持ち良いくらい。
木材の直線とスタジアムの曲線の融合がほんと綺麗でした。
この大規模な建築物に木材をふんだんに使っているのがオシャレな感じがする。
どこか温かみも感じますよね。
入口の天井も美しい。
国立競技場の周りを歩いて、このデザインを見るだけでも楽しいし感動しました。
国立競技場の周辺には緑も多く植えられているのも良いね。
僕が行った日は紫陽花が綺麗に咲いていました。
お花とのコラボもなかなか合いますね(笑)
競技場の周りには建物以外にも見どころがあります。
聖火台
これは見覚えがある人も多いのではないでしょうか。
東京2020オリンピック・パラリンピック大会で使用された聖火台です。
そしてこちらは1964年東京オリンピック大会の時の聖火台。
こちらの聖火台の方が重厚感があって迫力あるように見えるな。
この新旧の聖火台はGゲート付近に飾られています。
ギリシャの女神像と野見宿禰像
こちらはギリシャの女神像。
1964年東京オリンピック大会の時に大会の成功を願って設置されたものです。
作品名は「栄光」なんだそう。
こちらは野見宿禰像。
ギリシャの女神像と対で設置されていた壁画です。
作品名は「勝利」。
旧国立競技場の貴重なものは保存してあるんですね!
メダリストの銘板
国立競技場の外側の壁には、東京2020オリンピック・パラリンピック大会のメダリストの名前が記された銘板も飾られています。
応援した選手や有名な選手の銘板を探して歩くのも楽しい。
これは柔道の銘板。
日本人の名前がたくさん並んでると嬉しくなるね。
これはスケボーで一躍有名になった堀米雄斗さんの銘板。
人気のある選手の銘板は指の跡が多い(笑)
外周で見られるものはツアーに参加しなくても見学出来るので、近くに行った時などちょっと立ち寄って見てみるのも良いかもしれないですね。
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国立競技場の内観
国立競技場の内観の紹介をしていきます。
ここからはスタジアムツアーに参加しないとみることが出来ません。
ツアーの開始はEゲートからです。
スタッフの人にチケットを見せて中に入ると、目の前には大きなスタジアムがどーんと現れます。
見てすぐ、すげーって声が出ちゃうくらいすごかった。
屋根の曲線がまず美しいですよね〜。
全天候型でなく、フィールドやトラック部分に屋根がないのも良い。
やっぱり陸上競技やサッカーなどは空の下が似合うもの。
建物の構造は鉄骨で造られているんだけど、その鉄骨に木材が装飾されているのが素晴らしいですね。
木材が使われると、どこか日本的な感じがして見ていて心地もよかったです。
座席の色は、森の木漏れ日をイメージして5つの色(白、黄緑、グレー、深緑、濃茶)で造られています。
これが遠めにみると綺麗なんですよね〜。
スタジアムの構造に圧倒されながら階段を降りていきます。
階段降りるとトラックに入ることも出来ちゃう。
陸上選手たちが走ったトラックに足を踏み入れられるのは特別感があってテンション上がる(笑)
芝生の中には入れないけど、間近で見られるのは嬉しい。
国立競技場の芝生、めちゃくちゃ綺麗だったよ。
この日も芝のメンテナンスしていたので、結構マメにお手入れをしてるみたいですね。
選手を同じ目線で見ることが出来るのもなかなか貴重な体験です。
これは実際に使われたハードル。
側で見てわかったのは、結構高いということ。
僕は飛び越えられない(笑)
五輪のマークを見ると、ここでオリンピックが行われてたんだなぁって改めて感じることが出来ました。
トラックを見学した後は、フラッシュインタビューゾーンに入ります。
フラッシュインタビューゾーン
ここは選手がロッカールームからフィールドに行く時に通るゾーン。
インタビューなどもここで行われてたみたい。
壁にはNATIONAL STADIUMの文字も。
表彰台も設置してあって、これに乗って写真撮影をしてもOKでした。
これは聖火リレーで使用されたトーチ。
結構しっかり目の作りでした。
これも触ることが出来るし、記念撮影をしてもOKでした。
このフラッシュインタビューゾーンからロッカールームに行くことが出来て見学もすることが出来ます。
ロッカールーム
これがロッカールーム。
ここにも曲線が使われていてカッコよかった。
選手の気持ちになって座ることも出来ます(笑)
サインウォール
インタビューゾーンを抜けていくと、サインウォールがあるエリアに出ます。
そこには東京2020オリンピック・パラリンピック大会に出場した陸上選手が壁に書き残したサインがあります。
誰のサインかよくわからないんですけども(笑)
ただQRコードが設置してあって、それを読み込むと誰のサインがどこにあるかわかるようになっていました。
好きな選手がいる場合はそのQRコードを利用して探しみると良いです。
展望デッキ
最後に見ることが出来るのが、4Fにある展望デッキ。
ここからは広いスタジアムを俯瞰して見ることが出来ます。
上から見る景色は壮観でした。
こちらは昨年のオリンピックの時に使われた芝をアクリル版みたいなものに保存してるそうです。
スタジアム以外の見どころもいろいろ用意していくれているのが嬉しいですね。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
お土産ももらえた(笑)
見学が終わって出る時にアンケートに回答するとこちらのお土産をもらうことが出来ます。
体を拭くためのシートで、これからの季節に役に立つと思うので、もらっておきましょう(笑)
スタジアムツアーのチケット予約&料金
スタジアムツアーのチケットはウェブから予約することが出来ます。
上記サイトから予約するとメールでQRコードが送られてくるので、それをゲートで見せると入場することが出来ます。
当日券は国立競技場のEゲートにある窓口でも購入することが出来ます。
チケットの料金は以下の通り。
チケット料金
- 大人1400円
- 中人800円(高校生以下)
通常のスタジアムツアーの他に「VIPエリア&展望デッキツアー」というのもあります。
料金は倍くらいになりますが、スタジアムツアーでは行けないエリアに行けるようなので、気になる人は公式ページを見てみてください。
スタジアムツアーは不定期開催なので、開催日時についても公式ページを確認してくださいね。
国立競技場へのアクセス
基本情報
- 所在地
東京都新宿区霞ヶ丘町10−1 - アクセス
JR「千駄ヶ谷駅、信濃町駅」から徒歩5分、都営大江戸線「国立競技場駅」から徒歩1分、東京メトロ「銀座線外苑前駅」から徒歩9分 - 開催期間
不定期開催 - 開催時間
夏期11:00〜18:00、冬季11:00〜16:30
とても見応えのツアーです
以上、国立競技場スタジアムツアーのレポートでした。
テレビでしか見ていなかった国立競技場は、実際に見るととても迫力があるし、デザインがとても美しいと改めて知ることが出来ました。
通常では入れないエリアも見学することが出来るので、参加する価値のあるツアーだと思います。
建物の写真を撮るのが好きな人にもおすすめしたいツアーですね!
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