こんにちは、simsimです!
先日、登山中に膝を痛めて、その後痛みも治まったし、登山靴も新調したので膝の調子確認と登山靴の履き心地を試しにゆるハイキングに行くことにしました。
今回行ったのは丹沢の大野山。(2020年12月13日)
標高723mと低山でハイキングコースも緩やかっぽかったのでここにしました。
ゆるゆるハイクのつもりで行ったんですけどね。
実際は。。。
谷峨駅からスタートして大野山山頂を目指すコースにしたんだけど、素直にピストンしておけばよかった。
野生のキジの目撃や白鳥がいるやらの情報を見てしまったから丹沢湖まで行くルートを選んでしまったのが運の尽き。
下山が結構大変だった(笑)
まぁ、simsim夫婦お得意のコース選びのミス&リサーチ不足ってやつですね。
おかげで、また膝痛くなったとさ(笑)
ちなみに大野山自体は景色もいいし、山頂も広めでゆっくり出来るのでおすすめです。
行くのであれば、谷峨駅~大野山ピストンコースをおすすめします!
では、そんな大野山登山の内容を紹介していきますので、大野山に行こうかなぁって思っている人、参考にしていただけたらと思います。
うちの登山ギア
今回の登山コースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
- 谷峨駅:7時56分ハイキング開始
- 都夫良野頼朝桜:9時01分着
- 十字路:9時26分着
- 大野山:10時30分着(125分ほどランチ休憩)
- 熊山:13時06分着
- 米ヶ沢ノ頭:13時45分着
- 秦野峠分岐:13時55分着
- 神縄トンネルバス停:15時06分ハイキング終了
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間7時間10分(休憩130分くらい)
- 山行時間:5時間0分
- 歩行距離:約11.4km
- 高低差:571m
- 累積標高(上り):805m
- 累積標高(下り):619m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
ヤマレコで見ると、いつも歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の僕の評価です。
体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承くださいね。
谷峨駅から大野山までは、登山どうも整備されていて歩きやすかったです。
勾配も適度にあり、ゆるハイクと行っても登山してる感は結構ある。
コースの所々にモミジがあってそれが綺麗に色づいていて、紅葉を楽しみながら歩くことが出来るのが良かった。
山頂に近づくと、斜面一面に広がるススキの中を歩くけるのもすごく気持ちよかった!
山頂から丹沢湖に行くルートは、正直結構ハード。
アップダウンもあるし、傾斜もきつい場所が多々ありました。
そして秦野峠分岐からの下りが急勾配で、油断すると滑り落ちるんじゃないかってくらい。
治まっていた膝痛も再発するほどきついコースでした。
ゆるハイク目的で行くなら、大野山から熊山を抜けて丹沢湖に向かうルートはおすすめしません(笑)
登山する際はしっかりルートをリサーチしましょう。←自分に言っている(笑)
大野山登山の内容
意外ときつかった大野山登山の内容を写真とともに紹介していきます。
前半は良い景色がたくさんの楽しいハイキングで、後半はただの苦行のような内容です(笑)
谷峨駅~登山道入り口
スタートはJR谷峨駅から。
谷峨駅はJR御殿場線の駅で、ローカルな無人駅。
周辺にお店は無いけど、トイレはあります。
ここで登山の準備をしてスタートです。
まずは普通のアスファルトの道を歩いて登山道入り口を目指します。
長閑な田園風景の中を歩いていく。
朝早かったのでまだ陽も低く空気が冷たい。
酒匂川に架かる橋からの景色。
この川沿いにあったカエデ類の紅葉がすごく綺麗でした。
紅葉はピークが終わっていると思っていたんだけど、今がピークって感じ。
すごく綺麗に色づいてた!
アスファルトの道なんだけど、だんだんと勾配がきつくなってくる(笑)
この辺からすでに体が熱くなってくる(笑)
振り返ると富士山!!
富士山見ると元気出るわー。
結構勾配きついじゃないかって、嫁さんにブツブツ言いながら歩いていると登山道入り口に到着。
登山道入り口~大野山
左の細い道に入ってきます。
所々にモミジがあって、それがどれもこれも見事に色づいてました。
山の下の方は、今が紅葉の見ごろのようね!
綺麗なモミジを見つけると、立ち止まっては写真を撮るなんてのを繰り返してるので、なかなか前に進まない(笑)
写真は撮れてないけど、野鳥の声もたくさんして、それを探そうとするだけでも前に進めない(笑)
相変わらずのんびりハイキングです。
だってさ、こんなモミジを見てしまったら、写真撮りたくなるでしょ!
出来ればここに鳥が留まって欲しかった(笑)
こちらは黄色く色づいたモミジ。
黄色も綺麗ですよね~。
こんな秋の景色を堪能していると、一度アスファルトの道に出ます。
少し歩くと都夫良野頼朝桜の到着。
ここには小さな駐車場とトイレがあります。
ここから登る人もいるのかな。
上に登るにつれて落ち葉も多くなってくる。
落ち葉を踏みしめる音が心地よい。
この辺りもまだまだ紅葉が綺麗。
こんなに紅葉が綺麗なのに、人はほとんどいない。
あまり人気がないコースなんだろうか。
日曜日なんだけどなぁ(笑)
なので人を気にせず写真も撮り放題(笑)
紅葉を独り占めしてる感覚です。
今年は葉っぱが干からびたような紅葉も多かったんだけど、大野山の紅葉はどれも綺麗だったなぁ。
登山道はこんな感じで歩きやすい。
適度に平坦な場所があるのも嬉しい(笑)
紅葉に関してはあまり期待して行ってなかったので、こんな見事な紅葉が見れてラッキーでした(笑)
この紅葉の登山道を抜けていくと、次に待っていたのは紅葉とは違う秋の風景。
辺り一面のススキです。
結構急斜面なんだけど、ジグザグに登山道を造ってくれているので、見た目ほどきつく感じません。
ここまでススキがあると圧巻ですね。
青空に伸びていく感じも秋っぽくて良いね。
ススキの穂が太陽で光ってるように見える。
ここも紅葉と同じく、思わず写真が撮りたくなるような場所でした!
ススキの斜面を45分くらい歩くと、見晴らしのいい場所に出てきます。
本当は富士山が見えるはずなんだけど、雲の中に隠れちゃった。
ここまで来たら山頂まであと少し。
大野山山頂
スタートしてから2時間半くらいで大野山山頂に到着。
ここまでは、紅葉やススキの綺麗な風景も堪能できたし、それなりに登ってきてるので登山してる感もあって、程よい疲れって感じでした。
今回山頂ではいつもより時間を使って調理。
メスティンを使ってご飯を炊いてみた。
そして無印のカレーでお昼ごはん。
山頂で食べるカレー最高に美味しいよ(笑)
メスティンでご飯を炊く様子はこちらの記事で書いています。
-
メスティンで山ごはん!大野山山頂で炊飯して無印のカレーを食す!!
先日、嫁さんが誕生日プレゼントでもらったメスティン。 なかなか山でデビューしてなかったんだけど、今回の大野山登山時に初めて山で使ってみました! 今回作ったメニューはレトルトカレーという簡単なものだけど ...
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山頂は広いので、ゆっくり調理出来るのも良かった。
あとトイレがあるのも嬉しかったな。
ちょっとだけ顔を見せてくれた富士山。
こちらは丹沢湖を望む景色。
ちなみに大野山山頂付近まで車で行くことが出来るので、普通にピクニックしに行くのも良いと思うよ!
良い景色を見ながらお昼ご飯を食べるって最高なのでね。
大野山~秦野峠分岐
美味しいランチを食べた後は丹沢湖に向かって下山します。
ここで丹沢湖なんて行かなきゃよかったんですけどねぇ。。。
まずはこんな感じの緩やかな道を歩いてきます。
しばらくすると分岐が出てくるので、そこをハイキングコースの方に進みます。
ちょっとわかりづらくなってるんだけど、ここがハイキングコース入り口。
ここから樹林帯の中をひたすら歩いて行きます。
こちらのコース、ほとんど人が来ませんでした。
出会ったのは一人だけ(笑)
熊も出没するようだし、ちょっと怖かったので熊鈴ならした。
道幅が狭い個所もあったりします。
アップダウンも意外とあって疲れる。
そして何より、針葉樹の樹林帯なので、景色が変わり映え無くて歩いてて飽きてくるのよね(笑)
眺望もないし。
唯一の楽しみは鹿を見つけること。
道中、鹿うんちはたくさんあったから、いっぱい生息してると思うんです。
こんなモリモリうんちもあったし(笑)
でも結局鹿には会えなかった。。。
ここのアップダウンを歩いていたら、膝が痛くなったね。
膝の調子を見るためのリハビリ見たいなハイキングって聞いてたんですが~(笑)
この前の登山と同じで下りがまた苦行になった(苦笑)
そんなこんなで何とか秦野峠分岐に到着。
秦野峠分岐~神縄トンネルバス停
秦野峠からはチラッと丹沢湖が見えるけど、木が邪魔で写真が撮りづらい。
富士山も見えるんだけど、木が邪魔(笑)
そしてここからが急勾配。
写真じゃわかりづらいよねぇ。
落ち葉もあって滑りやすいし、結構危ないと思う。
落ち葉で枯れ枝が隠れていて、それを踏むとまた滑るし。
これは結構急勾配が伝わるかな(笑)
リハビリゆるハイキングはどこに行ったって感じ。
ゆるハイクだと思ってたから、病院で買った膝サポーターも持ってくるの忘れたし(笑)
そして針葉樹がたくさん生えていて、道も分かりづらい。
ここGPSとかスマホの登山アプリとかで自分の位置をしっかり把握しておかないと迷う恐れあります。
ということで、今回もまたボロボロになりながら登山道入り口に到着。
バス停の方に向かいます。
バス停周辺から撮った丹沢湖。
太陽も雲に隠れちゃった。
湖面に綺麗にリフレクションしてるから、青空だったら綺麗だったのになぁ。
そしてバス停に行ってみると周辺にいは何もない。
白鳥もいなけりゃキジもいない。
むむむ、丹沢湖周辺で綺麗な紅葉の写真を撮っている人がいたんだが。。。
モミジも見たらない。
バスがすぐに来そうだったので、丹沢湖は散策しないでそのままバスに乗って谷峨駅に戻って帰りました~。
結局、丹沢湖に行った意味なんもなかった(笑)
教訓としては、いつものことながら登山道はしっかりリサーチして選びましょうだね。
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登山の装備
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
- ウルトラライトダウン(ユニクロ)
- レインウェア(ノースフェイス)
- ロングスリーブジップシャツ(モンベル)
- ジオライン M.W. ラウンドネックシャツ(モンベル)
- トレッキングパンツ(モンベル)
- 登山用靴下(モンベル)
- トレッキングシューズ(シリオ)
- ザック30L(モンベル)
- 飲み物(ポカリスエット500ml1本、タンブラーに入れたお茶850ml)
- ジェットボイル
- SOTOバーナー
- ガス缶
- 皿&スプーン
- 無印カレー
- おやつ(どら焼き&みかん)
- タオル
- モバイルバッテリー
- スマホ
- カメラ
今回、モンベルのロングスリーブジップシャツを着てみました。
ジオラインサーマルという生地を使って作られているシャツで、保温力もありながら速乾性も備えてるという優れもの。
今まで冬場はユニクロのヒートテックを着てその上に普通のシャツを着て登ってたんだけど、それだと汗でビショビショになったりしてたんですよね。
でも今回モンベルで買ったアンダーウェアとシャツのおかげで、汗をかいてもすぐ乾いて汗冷えをすることはありませんでした。
機能性の高いウェアを着て登山すると快適性がアップしますね。
アンダーウェアとシャツを着て、その上にレインウェアを着るというスタイルで今回は行けました。
念のためにウルトラライトダウンも持って行ったけど使わなかったです。
でも頂上で昼ご飯を食べるときとかは、冷えることもあるので防寒着は持って行った方が良いですよ。
あと、今回嫁さんが初めて買って履いてみて気に入ったのがこの靴下。
僕は履いてないからどんな感じかわからないけど、5本指靴下って結構快適らしいです(笑)
あと陽が落ちると結構寒くなるので、普通のトレッキングパンツでは寒かったです。
下にタイツを履くか、暖パンでもいいかもね。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
万が一の時のために上の地図も持っておくと良いです。
登山道はわかりやすいので迷うことは無いとは思いますが、備えあれば憂いなしです!
まとめ
以上、大野山登山のレポートでした。
谷峨駅から大野山までのコースは、綺麗な景色も楽しめるしすごく良かったです。
紅葉やススキの風景は見ごたえがあったし、山頂からは富士山も見えます。
前半はすごくおすすめ出来るコースですね。
ただ、読んでもらったらわかると思うけど、後半のコースはおすすめできない(笑)
景色も楽しめないし、道も険しいので健脚な人向け。
丹沢湖を散策したりダムが見たいって人は行ってもいいかもしれないけど、それなりに心の準備して行ってね(笑)
ちなみに膝は湿布貼っておいたら、家の階段くらいは走って下りれるくらいまで痛みはなくなりました~。
今度からどんなにゆるハイクでも膝サポーターはザックに入れるようにしようっと(笑)
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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