2019年1月14日(成人の日)に、今年の初登りをしてきました。
初登りに選んだ山は、神奈川県と静岡県の県境にある「金時山」です。
金太郎伝説で知られている山ですね。
標高も低めだし、距離も長くないので、初登りにはちょうど良いと思ってこの山にしました。
この日は快晴で、空気も澄んでいたので、山頂からの景色は最高!
そして山頂には、かわい子ちゃんたちもたくさんいて、すごく楽しい登山になりました。
帰りは箱根まで足を延ばし、日帰り温泉で疲れを癒してから帰ってきました。
冬の登山は初めてでしたが、なかなか良いもんですね!
金時山について
金時山は、神奈川県の箱根町と静岡県の小山町の境にある山です。
足柄山地の山の一つで、標高1212mは足柄山地の中では最高峰です。
金太郎伝説でも知られている金時神社(公時神社)も近くにあり金太郎ゆかりの地です。
比較的お手軽に登れて、富士山を望む絶景が楽しめることから、とても人気ある山です。
そのため、ハイシーズンにはかなり混雑するようですね。
金時山登山コースについて
金時山の登山コースはいろいろあるんですが、僕が今回登ったコースはこちら。
- 金時神社口:8時49分登山開始
- 金時神社分岐:9時45分着
- 金時山山頂:10時11分着~11時27分出発
- 金時神社分岐:11時48分着
- 金時登山口:12時39分着
ルートを地図に落とすと以下のようになります。
歩いた時間や距離や標高差は以下の通り。
- 登山所要時間:3時間50分(山行2時間17分、休憩1時間33分)
- 歩行距離:6.54km
- 標高差:549m
以上のように距離も短いし、標高差も低めですね。
登りはそれなりに疲れはしたけど、自分のペースでゆっくり歩いて行けば、きついというほどではありません。
金時登山口側の登山道はかなり整備されていて歩きやすいし、ほんと初心者向けの山だと思います。
僕たちでも問題なく登って帰ってこれた(笑)
登山の詳しい記録はヤマレコの方で作成しているので、気になったら見てみてね。
山行記録をつけていると、アプリをずっと起動させておく必要があるので、スマホの充電がなくなりやすいです。
なので僕はいつもこれを持って行ってます。
10000mAhの大容量なのに、とても小さくて軽量です。
どれくらい充電が残っているかが、ランプでわかるのも良いです。
とても高性能なモバイルバッテリーで重宝しています。
山行記録を残さない場合でも、万が一に備えて予備のバッテリーは持って行った方が良いですよ。
登山コースまでのアクセス
今回登山コースまでは、バスを利用しました。
新宿バスタから「小田急箱根高速バス」を利用すると、金時神社入口や金時登山口まで乗り換えなしで行くことが出来ます。
運賃もネットで予約すると、1人1770円とリーズナブル。
とーっても便利でした。
箱根湯本駅や小田原駅からもバスが出ているけど、電車からバスに乗り換えるの面倒ですからね。
新宿から1本で行けちゃう高速バスは楽ちんでした(笑)
運賃も高速バスが一番安いんじゃないかな。
ネットから予約出来るので、行くと決めたら早めにバスの予約しておきましょう。
あと車で行く場合は、金時神社入口付近に結構駐車場があったので、そこに止められると思います。
金時山登山開始
金時神社入口にバスで到着したら、準備体操してから登山開始!
5分くらい歩くと、金時神社があります。
金太郎はここで生まれたのね~。
神社を過ぎると、登山道に入っていきます。
神社から金時山を目指すコースは、岩や石がゴロゴロしています。
なので若干歩きづらい箇所もありました。
転ばないように下を見ながら、注意して歩いていきます。
時折、立ち止まって上を見上げてみると、こんな景色が見えます。
天気が良く真っ青な空。
その青い空をバックにすると、枯れ木も美しく見えますね。
こんな景色を楽しみつつ、登山道を登っていきます。
登山道は急ではないけど、ずっと登りが続く感じですね。
なので、ノンストップで歩いていくと意外と疲れます。
冬の登山だから寒いと思っていたんだけど、歩いていたらめちゃくちゃ汗をかきました。
水分や塩分補給は冬の登山でも重要ですね。
霜が降りるほどの寒さのはずなんだけど、登っている最中は寒さを全然感じませんでした。
登山の運動量ってすごいんだなぁと、改めて実感したね(笑)
ちなみに前日に比べると気温は高めだったようです。
歩いていると、木の根っこが行く手を阻みます。
金時登山口からのルートよりも、金時神社入口からの方が道が荒れているので、山登ってるなぁって感じがします。
しばらく登っていくと、金時登山口からのルートと合流します。
かなり人気のある山なので、登山道は結構混んでいると予想していたんだけど、この日は全然混んでいませんでした。
この合流地点から混むと思ってたんだけどねぇ。
登りはあまり人と会わなかったなぁ。
ある程度登って行って、後ろを振り返ってみるとこんな景色も。
箱根山や芦ノ湖を望むことが出来ます。
段々景色が良くなってきました。
山の上の方に行くと、前々日に降った雪がまだ残っていました。
冬登山って感じがしてきた(笑)
日陰の部分は凍っているし、溶けた部分はぬかるんでいるので、若干歩きづらかったです。
そして登り始めてから、1時間20分程度で山頂に到着。
富士山が超綺麗に見えました!!!
これを見るために、みんなこの金時山を登りに来るんですね。
頂上にはそれなりに人がいたけど、混雑と言うほどではなかったです。
3連休の最後の日だったから、空いていたのかなぁ。
上の方が白くなった富士山って、すごく美しいですよね。
青空がその白い富士山をよりいっそう浮かび上がらせてる感じ。
ぼーっと眺めているだけで幸せな気分になれます。
金太郎ゆかりの地なだけあって、マサカリもおいてあったので、ちょっと担いでみました。
これね、意外と重いんです(笑)
富士山を堪能した後は、頂上で楽しみにしていたもう一つのものを楽しむことに。
それは、「金時娘の茶屋(元祖金時茶屋)」のキノコ汁。
1杯500円。
注文して待っている間に、ノートに記帳します。
名前、年齢、住所、金時山を登った回数を書き込みます。
回数が増えると、店内に名前を書いた札をかけてくれるんだそうです。
200回以上登っている人たちの札がかけられてかな。
多い人だと3000回とかあった(笑)
毎日登ってるのかな。
これが、キノコ汁です。
かなりでっかい丼に並々とみそ汁が入ってました。
キノコもたっぷり入っています。
山の頂上で食べるのには最高のごちそう。
汗かいて失った塩分を一気に摂取出来ました。
これね、普通のお椀の2杯分以上あると思う。
なので嫁さんは飲み切れませんでした(笑)
と言うことで余った分は、僕がいただきましたが、お腹がタプタプになった。。。
2人で1杯でも十分な量がありました(笑)
お腹タプタプになったけど、こちらも買っちゃった。
みたらし団子ね。
こちらは180円です。
どうも、メニューの団子の文字を見てしまうと食べたくなる(笑)
これも美味しかったよ!
頂上にはこんなかわい子ちゃん達もいます。
ヤマネコ!!
ではなく、普通のニャンコですが、どうも住み着いているようです。
茶屋に住み着いてるのかなぁ。
確認できただけでも5匹はいました。
毛並みも綺麗で、すごくかわいいニャンコたちでしたね。
登山客に近寄って行っては、何か食べ物をもらってた(笑)
うーん、なんか癒されるわぁ(笑)
ボケェっと富士山を眺める贅沢な時間。
登っている最中は暑かったけど、ずっと休憩していると体冷えます。
なので、上着は持って行った方がいいね。
金時山の頂上は、富士山、絶品キノコ汁、ニャンコといろいろ楽しめる場所でした。
1時間半程度休憩してから、下山しました。
下山は、金時登山口の方へ。
時間がお昼くらいになっていたので、登ってくる人も少し増えていました。
それでも登山道はそれほど混んでなく、快適に登山が出来ました。
冬の山の景色も良いもんですね~。
冷たい空気が心地よいです。
金時登山口へのルートでは、綺麗な山の稜線を見ることも出来ます。
金時神社入口方面とは違った景色が楽しめるのも良いな~。
こちらのルートは、終始こんな感じで歩きやすくなっていました。
なるべく緩く登りたいという人は、金時登山口から登ることをおすすめします。
下山を始めてから、1時間程度で山道終了。
そして普通の道路を歩くこと、8分程度でゴールに到着しました。
今回の登山は、登っている最中はすごく汗もかいたし、息が上がる部分もあったけど、全体的には緩めでした。
筋肉痛にもならなかったしね。
新年一発目の登山には最適な山だったと思います。
新年早々、綺麗な富士山も拝めたし縁起が良い(笑)
この後、「仙石原バス停」から箱根登山バスに乗って、箱根湯本の方に向かいました。
登山の装備や服装について
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
- ダウン(コロンビア)
- フリース(ユニクロ)
- 長袖シャツ
- ヒートテックインナー(ユニクロ)
- 暖パン(ユニクロ)
- 登山用靴下(モンベル)
- トレッキングシューズ(コロンビア)
- ザック30L(モンベル)
- ジェットボイル
- 飲み物(アクエリアス500ml1本、緑茶500ml1本)
- ティーパック
- お茶用の水1.0L
- タオル
- モバイルバッテリー
- スマホ
- カメラ
- バードコール
寒いと思っていたので、厚めのダウンを着ていったのですが、失敗でした。
登っている最中は暑くて着れないし、脱ぐとかさばって邪魔だし(笑)
ただ、頂上で休憩しているときは、寒くなるので防寒着は必要。
ユニクロのウルトラライトダウンくらいのものにしておけばよかったなと思いました。
重ね着で脱ぎ着して調整するのが良いですね。
登ってるときは、長袖シャツとユニクロのヒートテックインナーだけで十分でした。
あわせて読みたい
万が一の時のために上の地図も持っておくと良いです。
おすすめ情報
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「天山湯治郷」で温泉とおそばを堪能
箱根湯本に移動してから、日帰り温泉に疲れを癒しに行きました。
行った温泉は「天山湯治郷」です。
箱根に行くとよく立ち寄る日帰り温泉なんです。
箱根湯本からは、100円で乗れる送迎バスがあるのでそれを利用しています。
1時間に2本ほど運行しています。
天山湯治郷に行く場合は、Bコースのバスに乗ると行くことが出来ます。
バスの乗り場は、箱根登山バス湯本案内所の前あたり。
10分くらいバスに揺られると「天山湯治郷」につきます。
天山湯治郷にはいくつかの施設があります。
- ひがな湯治 天山
- かよい湯治 一休
- 逗留湯治 羽衣
- じねん蕎麦 すくも
ここでまずは、「じねん蕎麦 すくも」でおそばを食べることにしました。
お店に行ってみると、店内の席は満席で、外の席ならすぐに座れるとのこと。
この日はそんなに寒くなかったので、外の席でいただくことにしました。
すぐ側に川が流れていて、すごく雰囲気のよい場所です。
メニューの中で気になるものを発見。
それは「時季限定野生猪肉つけ汁そば」です。
時期限定とか書かれると、食べなくちゃって思っちゃう(笑)
そしてこちらがその猪肉つけ汁そばね。
よく見ると、結構灰汁が浮いている(笑)
癖があるのかなぁと思いつつ口に入れてみると、意外と癖はなく美味しかったです。
猪のお肉は歯ごたえがしっかりしている感じですね。
お出汁もしつこくなく、美味しくいただけました。
ここのお蕎麦は、そば打ちをするときに水ではなくて、温泉を使ってるんですって。
水と温泉の違いは良くわかりませんでしたが、美味しいお蕎麦でした(笑)
ただ、量が少ないのでお腹一杯にはならんかったね。
お蕎麦を食べた後、温泉に入ることに。
日帰り温泉施設は2つあって、「天山」の方が食事処や休憩所なんかもしっかり備えている施設で、「一休」が簡易的な温泉施設になっています。
僕たちはいつも「一休」の方を利用しています。
体をがっちり洗うわけじゃないし、ただ温泉に浸かりたいだけなので、簡易的な施設で良いので。
露天風呂はちゃんとあるし、すごく気持ちの良い温泉なんですよ。
それに「一休」の方が空いてるので、のんびり温泉にだけ浸かりたい場合はおすすめです。
温泉を出た後も中でゆっくりしたい場合は、「天山」の方がいいですね。
公式ページを見てみて、自分に合った方に行くと良いですよ。
箱根湯本のお茶処「萩」でティータイム
温泉に入った後、箱根湯本駅の方に戻ってきました。
そしてロマンスカーに乗る時間まで、まだ時間があったので喫茶店で休憩することに。
歩いてて見つけたのが「萩」というお店。
温泉まんじゅうの「丸嶋本店」の2階にあります。
ここで、「ぜんざい」と温泉まんじゅうをいただきました。
ぜんざいが甘すぎずお上品なお味で美味しかったです。
お漬物が付いてくるのが嬉しいですね。
そして、温泉まんじゅうも美味しかった~。
皮が薄めで、中のあんこが美味い!
箱根散策に疲れた時に立ち寄ると良いお店です。
すごく空いてたし(笑)
饅頭屋の2階で場所がわかりづらいからかな。
まとめ
2019年の初登りの金時山。
こんな方におすすめ
- 美しい富士山の景色が見たい
- 体力的にそんなにきつくない山に登りたい
- 帰りに温泉も楽しみたい
- 帰りに箱根に立ち寄りたい
富士山の絶景も楽しめたし、気持ちよく汗がかけたので、とても良かったです。
登山を楽しんだ後に、日帰り温泉で疲れも癒せたし、美味しいお蕎麦も堪能出来ました。
箱根は山登りも温泉もグルメも楽しい場所ですね。
最後にロマンスカーで帰ってきたのも、なんか贅沢な気分。
箱根を十分に満喫した1日でした!
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