
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600
前回の記事でOM-D E-M1 MarkⅡでのカワセミ撮影について書きましたが、今回はOM-D E-M5 MarkⅡでの撮影について書いて行こうと思います。
E-M5 MarkⅡはE-M1 MarkⅡに比べて、基本性能が劣るオリンパスミラーレス一眼の中でも中堅機の位置づけの機体。
野鳥の飛翔撮影もE-M1 MarkⅡに比べるとしづらくなっているのですが、そのE-M5 MarkⅡでどの程度の写真が撮れるのか挑戦してみました。
使用したレンズはこちら。
レンズ
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ
カワセミの飛翔や飛び込みの撮影も挑戦しているので、E-M5 MarkⅡで野鳥を撮ろうと思っている人の参考になればと思います。
ちなみにカメラ初級者で、カメラの腕はしょぼいのでその点を踏まえてみてやってください(笑)
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OM-D E-M5 MarkⅡで撮るカワセミ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600
まずは最近近所でよく見るカワセミの撮影から。
OM-D E-M5 MarkⅡの画素数は1605万画素と、最近のミラーレス一眼の中では高くない解像度ですが、ブログやSNSの写真に載せる写真だったら全然問題ありません。
上の写真はカワセミが留まっている時の写真ですが、リサイズしてさらにトリミングもしています。
元データと比べるとダイブ画質は落ちているんですが、それでもこれだけ綺麗に写っているので、1605万画素でも十分足りてるんじゃないかな。
カワセミの綺麗な羽の色も鮮やかに表現出来ていますよね!
留まっているカワセミの写真であればE-M5 MarkⅡでも望遠レンズを付ければ全然問題なく撮れちゃいます。
ちなみに上の写真は300mm(35mm換算600mm)で撮ったものをトリミングしています。
続いて飛翔写真。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600
E-M5 MarkⅡは、飛んでる鳥にいきなりピントを合わせるのはちょっと苦手。
ピントを合わせようとすると、ウインウイン言いながら被写体を探すような動きをずっとしてピントが定まらないということがよくあります。
だけどカワセミの場合、留まっている時にピントを合わせておいて、飛び出したら連写でシャッターを切るという方法で飛翔写真も撮ることが出来ます。
上の写真は、シャッタースピードを1/3200秒に設定して撮ったもの。
焦点距離は300mm(35mm換算600mm)でトリミングしています。
カワセミが美しい羽を広げて飛んでる瞬間を写せてる!
空を自由に飛び回る鳥を撮るのは難しいけど、カワセミの飛翔は意外と撮りやすいのかなって思いました。
カワセミが水に飛び込むところを連写でも撮影。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2000秒・ISO1600
この連続写真は、レンズをM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROにして撮ってます。
焦点距離100mm(35mm換算200mm)で撮っていて、かなり小さくカワセミが写っているので、思いっきりトリミングしてます。
それでもカワセミが水に飛び込んで顔を出すまでの一連の動きがわかるよね!
残念ながら狩りは失敗したようですが(笑)
もう一つ連続写真を載せておきます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO1600
この連続写真は、トリミングはしていません。
リサイズはかけているので、元データに比べると画質は若干落ちていますが、ブログで見る分には問題ない。
1つ前の連続写真はシャッタースピード1/2000秒だったのに対し、こちらは1/3200秒に上げて撮影しています。
シャッタースピードを高速にすることによって、水しぶきも綺麗にい止まって写っています。
とても臨場感のある写真になったんじゃないでしょうか!
カワセミのように最初からピントを合わせて置ける被写体の場合は、E-M5 MarkⅡでも十分連続写真が撮れますね。
カワセミ撮影で気を付けたことについては、こちらの記事でも少し詳しく説明しています。
-
オリンパスのミラーレスOM-D E-M1 MarkⅡでカワセミ撮影に挑戦!
先日近所の川沿いを桜を見ながら歩いていると、青い鳥がいるのを発見。 よく見るとカワセミでした。 以前にも同じ場所でみたことはあったんだけど、最近はいろんな公園に見に行っていたので、近所でカワセミが見ら ...
続きを見る
こちらの記事での撮影は、E-M1 MarkⅡを使って撮影しているので、E-M5 MarkⅡとの違いもみ比べてみると面白いかも。
E-M5 MarkⅡで撮る写真もいい線いってるんじゃないかって思える(笑)
その他の野鳥たち
カワセミを撮影した川では、他の野鳥も撮影してみたので、その写真も紹介します。
キセキレイ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/2000秒・ISO1250
胸からお腹にかけて黄色いセキレイの仲間です。
黄色が鮮やかで綺麗な鳥。
カワセミのずんぐりした体とは対照的にスレンダーな見た目。
飛ぶ姿も美しいので、飛翔写真に挑戦してみました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2500秒・ISO1250

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO:F4.0・1/2500秒・ISO1250
桜の時期に撮ったので、水面に桜の花びらが浮かんでていい感じになった。
そして水面にキセキレイが飛んでる姿も写って、思いのほか綺麗な写真になった気がします。
ただ100mm(35mm換算200mm)で撮っているので、めちゃくちゃ小さく写ってるのでトリミングしたから、画像が少し荒くなっているのが残念な点。
それでも羽ばたきはバチっと止まって撮れてるの点はよかったかな。
カルガモ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/250秒・ISO320
カルガモも桜の花びらが流れる水面を気持ちよさそうに泳いでました。
時折、水の中に首を突っ込んで何か食べてる。
底についてる藻とか苔とか食べてるのかな。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/250秒・ISO320
あまりに気持ちよさそうで、なんか泳ぎたくなっちゃう(笑)

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/250秒・ISO320
こちらは夫婦かな。
羽先の方で白い部分が多いのがメスだそうです。
なので後ろを泳いでるのがメスで、前で首ツッコんでるのがオスね。
仲良さそうに見えたよ(笑)

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F5.9・1/250秒・ISO500
こちらは犬神家状態のカルガモ?
もしかしたらコガモのメスかもしれない(笑)
オケツがプリチーです!
ずっと観察していると、面白い行動をするので、是非じっくり観察してみてください。
コガモ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/250秒・ISO500
桜の花びらに囲まれて、のんびりお昼寝中のコガモ夫妻。
春にしか撮れない光景ですね!

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F14・1/250秒・ISO500
こちらもお昼寝中のコガモ夫妻。
桜を入れて季節感を出してみました。
春の光景は、ほんと華やかで良いですよね~。
コゲラ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.4・1/250秒・ISO1250
カワセミを撮ってる時に、近くでギーギー鳴いている声がしたので、探し見たらすぐ側にコゲラがいた(笑)
一心不乱に桜の木をつついていました。
気に付いた虫を啄んでいたんでしょうね!
コゲラも毛がモフっとしてて可愛い鳥です。
カワウ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/320秒・ISO640
こちらは、川の中の獲物を狙っているカワウ。
ずーっと見てたら、潜って行きました(笑)

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/2000秒・ISO6400
そしてしばらくして上がってくると、嘴にはニョロニョロしたものが(笑)

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/3200秒・ISO6400
ドジョウ?
この川、ドジョウもいるのかな(笑)
結構、魚やエビが住み着いてるんだなぁってことがわかった。
だからカワセミやカワウ、サギなどが飛んでくるんだな。
カワウの狩りも見てて面白かったです!
スズメ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ:F6.7・1/320秒・ISO500
最後はスズメ。
この時期、桜の花の蜜を吸うスズメばかり獲っちゃうんだけど、これは適当にシャッター押したら撮れた一枚。
緑をバックにすごくシュッとしたカッコいい感じに撮れたので気に入ってます。
適当にシャッターを切っても後で見返すと、お~いい感じに撮れてる!なんてことは多々あるのでガンガン撮っちゃいましょう(笑)
近所の散歩でも意外といろんな野鳥に会えました。
ただお散歩するよりも、周囲を注意深く見てみたり、耳を澄まして鳴き声を聴きながら歩いて見てください。
いろんな発見があるかもしれません。
カメラの紹介
この記事に載せている写真はOM-D E-M5 MarkⅡで撮ったものです。
発売されてから5年も経つ機種なので、少し時代遅れな感じは否めませんが、この記事で紹介した写真くらいは撮れます。
防塵防滴仕様で丈夫だし、今でも全然現役で使えるカメラだと思います。
MarkⅢが2019年11月に発売されて、価格がぐんと下がると思ったんだけど、上下してますね。
ちなみにMarkⅢはこちら。
性能はMarkⅡ比べて、段違いに良くなっています。
E-M1 MarkⅡに近い性能になっているので、予算に余裕があるならE-M5 MarkⅡよりもE-M5 MarkⅢを買った方が野鳥が撮りやすくなります。
E-M1 MarkⅡもMarkⅢが発売されたことによって値段が下がているので、E-M1 MarkⅡとE-M5 MarkⅢどちらがいいのかという問題もあります。
両機種の特徴を見比べてみて、自分に合ったカメラを購入してくださいね!
性能をわかりやすく見比べられるように一覧表にしてみました。
E-M1 MarkⅡを購入しようと思ってる人は参考にしてみてください。
E-M1 MarkⅢ | E-M1 MarkⅡ | E-M5 MarkⅢ | E-M5 MarkⅡ | |
センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー |
画像処理エンジン | TruePic Ⅸ | TruePic Ⅷ | TruePic Ⅷ | TruePic Ⅶ |
画素数 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 | 1605万画素 |
防塵防滴仕様 | あり | あり | あり | あり |
手ブレ補正 | 5軸7.0段 | 5軸5.5段 | 5軸5.5段 | 5軸5段 |
AF方式 | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | コントラスト |
メカニカルシャッター | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 |
電子シャッター | 1/32000~60秒 | 1/32000~60秒 | 1/32000~60秒 | 1/16000~60秒 |
連写速度 | 最高15コマ/秒 | 最高15コマ/秒 | 最高10コマ/秒 | 最高10コマ/秒 |
静音連写速度 | 最高60コマ/秒 | 最高60コマ/秒 | 最高30コマ/秒 | 最高11コマ/秒 |
ハイレゾショット | 80M | 50M | 50M | 40M |
動画 | C4K,4K,FHD,HD | C4K,4K,FHD,HD | C4K,4K,FHD,HD | FHD,HD |
大きさ(W×H×D) | 134.1×90.9×68.9 | 134.1×90.9×68.9 | 125.3×85.2×49.7 | 123.7×85×44.5 |
重さ | 約580g | 約574g | 約414g | 約469g |
価格 | 217,800円 | 213,840円 | 162,800円 | 100,100円 |
発売日 | 2020年2月28日 | 2016年12月22日 | 2019年11月22日 | 2015年2月20日 |
※1:AF方式のハイブリッドは、像面位相差AFとコントラストAFの併用です。
※2:連写速度はメカシャッター時のものです。
※3:重さは充電池とメモリーカードを含みます
※4:価格はボディーのみの価格で、オリンパスオンラインショップの通常商品価格を表示
代表的な項目のみピックアップして比較しました。
もっと詳しい情報が知りたい場合は、公式ページをご覧ください。
レンズはこの2つを使用しています。
このレンズは、PROシリーズのレンズで12-100mmという高倍率のズームレンズです。
広角から望遠まで網羅出来てすごく使い勝手よいです。
オリンパスの交換レンズでは上位レンズで、値段もそれなりにしますが画質がとても良いです。
こちらは廉価版の超望遠レンズ。
300mm(35mm換算600mm)という超望遠ながら小型軽量で持ち運びがしやすい。
PROレンズに比べると画質は落ちますが、お手軽に買える望遠レンズ。
お金に余裕があるならPROシリーズの300mmとか欲しいけど、野鳥撮影の最初の一歩には良いレンズ。
画質に関しては、この記事の写真を見てもらえばわかると思います。
ただし、ブログの記事に載せるためにリサイズして容量を小さくしています。
オリジナルのデータはもうちょっと画質は良くなっています。
街歩きや登山の時にカメラを入れておくのに便利なのがこのバッグ。
E-M5に望遠レンズをつけてもすっぽり収まるし、防水仕様になっているので雨の日も安心です。
アウトドア向きのカメラバッグで、街歩きの時に肩から下げて歩けるのでとても便利。
登山時にもいちいちザックにカメラをしまう必要がないのであると重宝しますよ!
詳しい記事も書いています。
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まとめ
以上、OM-D E-M5 MarkⅡでの野鳥撮影の記事でした。
基本的に飛翔写真はSモードで、留まっている写真はAモードで撮っています。
Sモードでシャッター速度を上げて撮れば、カワセミの飛翔写真も十分獲れることがわかりました。
小型で軽量だし、散歩にも持ち歩きやすいので、使いやすい機種だと思います。
手ブレ補正も強いので、うちではとても重宝いているカメラです。
野鳥撮影もすごく楽しいので、近所のお散歩の時も是非持ち歩いてみてください。
お得な情報
クーポンやタイムセールなどを利用しています!