ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日に、陣馬山で登山してきました。
陣馬山は奥高尾にある標高854.8mの低山です。
山頂から富士山が見えることから、登山客やトレイルランを楽しむ人に人気の山となっています。
5月になると登山道が新緑に包まれて、とても気持ちよく歩ける場所。
今回は相模湖駅をスタートして明王峠を経由し、陣馬山に行くというルートにしました。
ゴールデンウィークだったけど、明王峠まではガラガラで快適に歩けました。
結構穴場のコースだと思います。
うちの登山ギア
今回の登山コースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
- 相模湖駅:7時40分スタート
- 与瀬神社:8時07分着
- 孫山:9時24分着
- 大明神山:13時05分着
- 矢ノ音:10時07分着
- 明王峠:11時09分着
- 陣馬山:11時55分着(60分程度ランチ休憩)
- 和田バス停:14時26分着登山終了
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:6時間46分(休憩100分)
- 山行時間:5時間06分
- 歩行距離:10.7km
- 高低差:652m
- 累積標高(上り):801m
- 累積標高(下り):678m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。
今回のルートは相模湖駅~明王峠~陣馬山~和田バス停というルートでした。
明王峠までの間に孫山、大明神山、矢ノ音を縦走するのですが、どの山も眺望は無いのでピークハントが目的でない人は巻道を利用するのがおすすめ。
特に矢ノ音までの道はかなりの急登で、さらに滑りやすいので、巻道を行くのが良いかもしれない。
大平から矢ノ音間は、登るのも下りるのもきついと思います。
登山道は全般的に整備されているので歩きやすかったです。
相模湖駅から明王峠までの区間は、マイナーなコースなのか人があまりいませんでした。
ゴールデンウィークなのに、ガラガラで快適に歩けました。
明王峠から陣馬山まではそこそこ混んでいました。
トレイルランを楽しむ人もいたけど、道幅が比較的広めなので、そんなに気にならなかったです。
陣馬山は低山ですが、どのコースも結構がっつり登るので体力的には、そこそこきついです。
私は久しぶりに太ももが攣りそうになりました。
運動不足の人は要注意(笑)
陣馬山登山の内容
陣馬山登山のコースを写真で紹介して行きます。
新緑がとても気持ちの良いコースだったので、写真を見るだけでも清々しい気持ちになると思います(笑)
相模湖駅~明王峠
スタートはJR相模湖駅から。
まずは普通の道路を歩いて登山道入り口を目指します。
途中、与瀬神社があるのでその入口で、朝ごはんをモグモグ。
後ろを振り返ると相模湖も見えました。
相模湖を眺めながら腹ごしらえをしたら、登山スタート。
与瀬神社は、緑に囲まれた静かな神社で、境内からは鳥の声がたくさんしてきました。
こちらが与瀬神社の本殿かな。
この前を通って登山道に入って行きます。
この標識が目印です。
登山道に入ると、最初からややきつめの斜面を登って行きます。
朝、そこそこ涼しかったのに、一気に体が熱くなります(笑)
だいぶ緑が増えてきて、とても気持ちの良い登山道。
草木の爽やかな香りを楽しみつつ登っていきます。
道の脇ではこんな白い花が咲き乱れていました。
Googleさんによると、ウツギの花だそうな。
花を愛でながら歩くのも楽しいですね~。
登山道に入ってから20分弱で見晴らし台に到着。
見晴らし台からは相模湖を眺めることが出来ました。
ここまで来るだけで汗を結構かいたので、長袖を脱いでTシャツに。
下を見ながら歩いていると紫色の可愛らしい花も咲いてました。
こちらはGoogle先生によるとタツナミソウ。
シソ科の植物だそうです。
緑に包まれた階段を登って行く。
雰囲気はとても良いんだけどね~。
階段はあまり好きくない(笑)
しばらく歩いていると針葉樹のエリアに入って行きます。
木の種類が変わると景色もガラリと変わって面白いね。
針葉樹は空に向かって真っすぐ伸びているのが壮観。
見晴らし台から30分程度で第一のお山、孫山に到着です。
一応山頂なんだけど、木に囲まれていて眺望はありませんでした。
一度斜面を下りて次の山を目指します。
縦走は上り下りがあるのがきついのよね~。
これが嫌な人は、巻道を使いましょう。
下り切ったら、またすぐに登りです。
上を見上げるとなかなか壮観な景色になっていた。
登っている途中、嫁さんが茶色い大きな鳥を見たんだけど、ヤマドリだったのかなぁ。
嫁さんにびっくりして、その鳥はすぐに飛んで行ってしまったので、何かは確認できなかったけど。
ここを登ると大明神山に到着。
大明神山の山頂も眺望はありません。
あまり人も来てないのか、道もわかりづらくなってた。
みんな巻道行くんだね、きっと(笑)
今回は初めてこのコースを歩いたので、ピークハントしながら登りました。
この花はジュウニヒトエという花です。
注意深く見ながら歩くと、いろんな花が咲いているね。
針葉樹の中をひたすら歩いて行きます。
道も平坦だし、空いてて超快適。
なんでみんなこのコースを歩かないんだろう。
大平に到着。
ここにはちょっとした小屋があり、休憩できるようになっています。
ここから矢ノ音を目指します。
巻道との分岐を過ぎるといきなりこの急登が出てきます。
写真で伝わるかなぁ、この急登感(笑)
滑りやすいし、太ももにかなり来ます。
ここは登るのも大変だけど、下りるのも大変なので要注意ね。
距離は300m程度だけど、結構疲れました。
私、急登が大の苦手なのでね。
休み休み登りました(笑)
途中立ち止まって写真も撮ったりなんかする。
それが良い休憩になったりするのよね(笑)
ヒーヒー言いながら登って、矢ノ音に到着。
ヒーヒー言いながら登ったのに眺望無し。
次にこのコースを歩くことがあったら巻道使います(笑)
ここから明王峠に向かいます。
しばらくこの緑に包まれた気持ちの良い道を歩いて行く。
新緑がまぶしいぜ(笑)
これはキンランであってるかな。
黄色い小さな花でした。
こちらはホタルカズラ。
ちょこんとひっそり咲いてる綺麗な花だった。
登山道を歩いていると、エナガ軍団の声が近づいてきたので少し待っていたら、目の前にエナガの雛ちゃんが舞い降りてきてくれた(笑)
お口がガマ口で可愛いですね~。
可愛い子を見て、ここまでの疲れが一気に、、、、吹き飛びはしなかった(笑)
ちょいと長めの階段が出てきます。
完全に緑のトンネルになってるね。
これを登りきると明王峠。
明王峠まで行くと、登山客がたくさんいました。
明王峠からは富士山も見えます。
この日は天気が良かったので、富士山も綺麗に見えました!
明王峠~陣馬山
明王峠から陣馬山までは適度なアップダウンがあって、結構快適に歩ける登山道です。
トレイルランの人が多いのもなんとなくわかる気がする(笑)
ちょっとした登り下りを繰り返して、明王峠から45分程度で陣馬山に到着。
陣馬山山頂への登りがちょっときつかったな。
序盤からのダメージの蓄積で太ももが攣りました(笑)
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
陣馬山山頂
陣馬山山頂には馬の大きなオブジェがあります。
まずはそこで写真撮影。
陣馬山登ったらこれは撮っておかないとね(笑)
陣馬山山頂は広く、茶屋も2軒営業しています。
ゴールデンウィークだったので山頂は結構混雑していました。
でも広いのでシートを敷いてご飯を食べる場所には困らない。
トイレがあるのも良いですね。
そういう意味では登山初心者にも向いてる山です。
子供の日が近かったので、山頂では鯉のぼりも泳いでました。
こういう期間限定の物が楽しめるのも特別感があって良いね。
陣馬山山頂から見た富士山。
富士山が見える山は、やっぱり人気があるんだな。
天気が良くて良かった!
他の山々の景色も良いですね~。
ヤッホーといいたくなる(笑)
人がいっぱいいて恥ずかしいから言わないけど。
富士山を見ながらお昼ご飯を食べて、少しのんびりしてから下山です。
陣馬山~和田バス停
下山は和田方面に向かいます。
こちらのコースの斜面も結構急ですね。
登ってくるのが大変そうだ(笑)
この斜面を下りていると、キビタキの声がしてきたので、足を止めてじっくり観察してみる。
そしたら、近い場所に2羽のキビタキのオスを発見。
そしてもうメスも1羽。
おー、これはすごいと思って、カメラを構えたんだけど、2羽のオスはメスを巡って争っていて、全然留まってくれない(苦笑)
繁殖期のオス同士の争いは初めてみたいけど、写真が撮れんかった~。
唯一撮れたのはこんな証拠写真のみ。
キビタキに出会えると思って重いカメラを背負って行ったのになぁ。
ケンカすんじゃないよ!
急な斜面を下りたら、あとは緩やかに下って行きます。
こちらのルートもすごく気持ちの良い道が続いてました。
ただこちらから登ると、これまた結構きついかも。
急ではないけど休みなく登りが続くので。
結局陣馬山は低山だけど、意外とハードな山です。
下山し始めてから70分程度で登山道は終了。
後はアスファルトの道を歩いて、バス停に行くのみ。
下山で歩いたコースも人があまりいなくてすごく空いていたんだけど、バス停には行列が出来ていました。
他にもコースがあるんだろうな。
バス停から駅までは15分くらいなので、座れなくても耐えられるけど、この時は運よく座れました(笑)
バス停付近ではこんなイベントも。
鯉のぼりの谷渡しです。
約200匹の鯉のぼりが泳いでました。
なかなか壮観な光景でしたよ。
ゴールデンウィークの陣馬山登山もなかなか良いよ!
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登山道までのアクセス
今回の登山のスタートはJR相模湖駅からでした。
高尾駅から一駅なので行きやすいし、電車の駅からスタート出来るのは良いよね。
バスって混みやすいですからね。
そして帰りは和田バス停からバスで藤野駅へ。
バスの本数があまり多くないので、時刻表はしっかり確認しておきましょう。
今回のハイキングの服装や持ち物
今回の登山は以下の装備で歩きました。
simsimの服装&ザック
嫁さんの服装&ザック
- アウターレイヤー
マウンテンタフパーカー(マムート) - ミドルレイヤー
ウイックロン ZEOサーマル ジャケット Women's(モンベル) - ベースレイヤー
Tシャツ - パンツ
バーブパンツ(ノースフェイス) - 靴下
WIC.トレッキングソックス - 登山靴
トレッキングシューズ ZG トレック GTX WMN(スカルパ) - ザック
ザック ヤマタビ30(マーモット) - トレッキングポール
フォールダー TWIST 115
持ち物
- モバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 - タンブラー
500ml(マウンテンジョニー) - スマホ
- カメラ
- タオル(手ぬぐい)
- 昼食
朝方は涼しかったので、レインウェアの上を着てミドルレイヤーも長袖を着ていきましたが、すぐに暑くなり脱ぎました(笑)
登っている最中はTシャツで十分でした。
山頂は風が吹いていて、少し涼しく感じました。
この時期は朝昼の寒暖差が激しいので、レイヤリングで調整できるようにしていきましょう。
登山道は整備されているものの、距離が長いし木の根が張り出したりする個所もあるので、登山靴を履いて行くのが無難です。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
低山だけど結構ハードな山です
以上、陣馬山登山のレポートでした。
この時期は登山道が新緑に包まれて、歩いていて心地よいです。
新鮮な空気を思いきり吸いながら、山を歩くってすごく健康に良さそうですよね。
今回歩いたルートは、比較的空いている区間が多く、とても快適でした。
ちょっと距離が長く急斜面もあるので、体力的には結構疲れましたが、充実感はありました。
行き帰りにバスに長時間乗ることも無いので、なかなかおすすめのルートですよ!
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