12月1日(日)、茨城空港の横にある防衛相航空自衛隊百里基地で「航空祭2019」が開催されたので行ってきました。
入間の航空祭には何年か前に行ったことあったんだけど、百里基地の航空祭は初めて。
というか、茨城空港の隣に基地があったことも知らなかった(笑)
今回は友人に誘われて、阪急交通社のバスツアーに参加してみました。
曇り空で天気はイマイチだったけど、ブルーインパルスも見ることが出来たので、すごく楽しかった!
この記事では阪急交通社のバスツアーと百里基地の航空祭の様子をレポートします。
阪急交通社のバスツアーの内容
まずは今回利用した阪急交通社のバスツアーの行程からね。
- 新宿西口集合(6:30)
- 守谷SAでトイレ休憩
- 百里基地到着(9:20)
- 百里基地内で自由行動(約5時間滞在)
- バスに集合(14:30)
- 酒々井SAでトイレ休憩
- 新宿西口解散(17:45)
集合は新宿西口センタービルの前でした。
6時過ぎくらいに着くと、そこにはたくさんの参加者たちがすでにいました。
航空祭の人気の高さうかがえますね。
阪急交通者のバスツアーだけでも各地から合計41台の観光バスを出しているそうです。
集合場所にいるスタッフに名前を言うと、何号車なのか教えてくれます。
そして時間が来ると、○号車の方はこちらへって呼ばれるのでついていけばバスに乗ることが出来ます。
行きは渋滞にもはまらず、順調に目的につくことが出来ました。
ただ、途中で立ち寄った守谷SAのトイレを見てびっくり。
男子トイレも大行列が出来てるんです(笑)
あんなのはじめてみた。
でも、流れるのは早かったのでそこまで待たずに順番はきましたけどね。
バスの中ではお弁当のおにぎりも配られます。
内容は、おにぎり2つにから揚げと卵焼きが1個というもの。
お昼ご飯としては少ないけど、航空祭で出店がたくさん出ているので、そこで買えばよいと思います。
もちろん自分でお弁当を用意しても良いしね。
基地に着いたら自由行動。
入り口で手荷物検査を受けて中に入ります。
手荷物検査はカバンの中を見られる感じね。
14時半が集合時間なのでその時間に間に合うようにバスに戻ってくればOK。
約5時間程度基地内に滞在することが出来ました。
いろいろ見ていたら、5時間なんてあっという間なんですけどね(笑)
14時半に全員がバスに集合したら帰るだけ。
帰りは道路が渋滞していたようで、ドライバーさんがなるべく渋滞を避けたルートを行ってくれたおかげで、予定通り新宿に帰ってくること出来ました。
行きも帰りもバスで運んでくれるので楽です。
バスツアーで航空祭に行くの結構おすすめです!
バスツアーの注意点
バスの中で上の写真の用紙がもらえます。
その中にも書いてあるんだけど、現地で自由時間のあと再集合時間には遅れないようにしましょう。
もし遅れる場合は、添乗員さんに絶対連絡を入れること。
連絡を入れないと、バスは待たずに行ってしまうので。
その場合、シャトルバスで駅まで行って電車で帰るということになっちゃいますからね(笑)
後は上記のような注意事項もあるので、しっかり目を通しておきましょう。
芝生エリア以外では、三脚も一脚もダメなので、写真撮る人は気を付けてね。
百里基地航空祭2019
僕たちが着いたときには、すでに観光バスがずらーっと並んでいました。
この後もバスはやってきて、この辺りはバスだらけになります(笑)
それだけの人が集まるということですね。
バスを降りて入口に向かう人の群れ。
この人たちが、手荷物検査を受けて中に入って行くので、めちゃくちゃ並ぶのかと思ったんだけど、手荷物検査所がたくさんあったので、そんなに待たずに中に入れました。
良かった~(笑)
中に入ると、戦闘機や偵察機、輸送機が展示してあったり、実際に飛んでいるところを見たりすることが出来ます。
今回見ることが出来た飛行機等を種類別に紹介していきます。
U-125A、UH-60J
最初に展示飛行を見ることが出来たのは、U-125AとUH-60J。
これがU-125A。
最大速度はマッハ約0.78、航続距離は約4000km。
救難捜索機で、捜索レーダーや援助物資投下機構などを装備していて、遭難者などを救援するのが主な役割です。
こちらがUH-60J。
最大速度は約144kt(ktはノット)、航続距離は約1295km。
救難ヘリコプターです。
実際に救難しているところをデモンストレーションしてくれていました。
U-125Aで遭難者を捜索して、見つけたらこのUH-60Jで救難するということかな。
災害時にとても頼りになります。
F-15
こちらはF-15です。
最大速度はマッハ2.5、航続距離は約4600km。
1981年に初めて配備されてから40年弱経ちますが、基本性能の優秀さを拡張性の高さで今もなお主力で活躍している戦闘機です。
愛称は「イーグル」。
僕の中で戦闘機といったら、このF-15のイメージが強い。
戦闘機マニアではないんだけど、よくゲームに登場していたので、ゲームの中のものが現実に飛んでいてすごくテンションが上がりました。
フォルムがかっこいいんですよね~。
エンジンが動き出すと、地上にいても音がデカい(笑)
飛び立つ前のF-15。
エンジンがデカいね!
そして空に舞い上がると、爆音を上げながら我々の頭上を飛んでいきます。
いやーかっこいい!!!!
ものすごい爆音とスピードなんです。
体の芯に響いてきます。
エンジンが燃焼している感じがまたカッコいいんですよねぇ。
F-15を見れただけでも行った甲斐があった(笑)
CH-47J
CH-47Jです。
チヌークと呼ばれている輸送ヘリコプター。
最大速度は約163kt(ktはノット)、航続距離は約1000km(6t搭載時)。
主要航空基地と点在しているレーダーサイト等へ必要器材などを運ぶのが主な役割。
非常時には救難ヘリとして、救助や被災地への物資輸送などでも活躍します。
T-4ブルーインパルス
T-4ブルーインパルス。
最大速度はマッハ約0.9、航続距離は約1300km。
航空祭の花形の機体ですよね。
T-4は練習機でそれを白と青にカラーリングしてアクロバット飛行を見せてくれます。
ブルーインパルスは航空自衛隊が誇るアクロバットチームの名称ね。
6機のT-4が編隊を組んで様々な演目を見せてくれます。
この日は、1時間半ほど演目を披露してくれました。
T-4に乗り込むパイロット。
マスクがなんかすごいね(笑)
そして次々に空へ舞い上がっていきます。
一歩間違ったら大変なことになるんじゃないかってくらいの間隔で飛んでます。
一糸乱れぬフォーメンションが美しい!
この日は、曇りだったけど、青空だとブルーの機体がめちゃくちゃ映えるんですよね~。
クリスマスツリーローパスという演目。
大きな煙がクリスマスツリーを演出しているみたい。
チェンジオーバーターンという演目。
縦一列になって入ってきた5機が、一斉にデルタ隊形に変化させるというもの。
デルタ隊形は三角形みたいな形した隊形ね。
これはコークスクリューという演目。
1機が直線的に飛んで煙を吐いて行って、その直線の煙を巻いていくようにもう1機が飛んでいきます。
煙の形が、ピッコロ大魔王の魔貫光殺砲のようになります。←わかる?
すごい飛び方しますよね~。
写真の中の黒い物体は、地上に停まっているヘリコプターのプロペラです(笑)
写っちゃった。。。
このブルーインパルスの展示飛行を目当てに行く人も多いと思うけど、近くで見ると迫力あるし人気の理由がわかります。
ほんと曇っているのだけが残念過ぎる~~~~。
こうやってみると、ほんとぶつかりそうに見える。
展示飛行を終えて、みんなの歓声にこたえるパイロット。
カッコよすぎる(笑)
何故かブルーインパルスが飛行してる時だけ曇って、後から晴れてきたんだよね。
お天気って意地悪。。。
ちなみに、百里基地では毎年ブルーインパルスが来るわけじゃないようなので、その点は注意してくださいね。
【参考】入間基地航空祭2015の時の写真
参考までに、2015年の入間基地の航空祭に行った時に撮ったブルーインパルスの写真も載せておきます。
この時は晴天で、青空のブルーインパルスを撮ることが出来ました。
青空だとこんな感じだよっていうのを見比べてみてください!
やっぱりね、青空が良いですよね(笑)
機体の青がめちゃくちゃ映えます。
またこんな空の時にブルーインパルスを見に行きたいな!
C-2
C-2輸送機です。
最大速度はマッハ約0.82、航続距離は約7600km(20t搭載時)。
国産の輸送機なんですって。
今回の航空祭では、このC-2は機内展示も行っていました。
機内展示も大人気で、めちゃくちゃ長い行列が出来ていました。
輸送機の中を見ることなんてめったにないチャンスですからね。
機内はこんな感じになっています。
もちろん無駄な装飾は一切なし。
椅子も簡易的なものでした。
実際に座ることも出来たので、座ってみたけど座り心地は思ったと程悪くなかったです。
こういう普段見ることのできない、航空自衛隊の飛行機の中を見学出来るのも航空祭の魅力の一つ。
P-1
こちらはP-1。
最大速度はマッハ約0.81、航続距離は約8000km。
対潜哨戒機(たいせんしょうかいき)です。
こちらも国産の飛行機です。
主に潜水艦を探知したり、攻撃したり出来る機体。
日本は海に囲まれた国ですもんね。
対潜哨戒機の存在って重要なのかもしれないですね~。
F-4EJ(改)
F-4EJ(改)です。
ファントムⅡと呼ばれている機体ですね。
最大速度はマッハ約2.2、航続距離は約2900km。
昭和56年に生産は完了しているんですが、そこから改修されて長年日本の空を守ってきた機体です。
機体寿命を迎えることから、退役が決まっている機体。
航空祭でその雄姿が見られるのも今年が最後ということもあり、多くのファンが集まったようです。
写真は、記念塗装されたファントムⅡ。
たくさんの人が写真を撮っていました。
ファントムもカッコいいなぁ。
1971年に配備されていらい、48年も活躍してきた機体です。
まさに名機といった感じですよね。
ずらりと並ぶ、F-4EJ(改)とRF-4EJ。
空を舞うF-4EJ(改)。
F-15に劣らないほどの爆音を上げて力強く飛んでました。
ラストファントム、間近で見ることが出来て良かった!
RF-4EJ
RF-4EJです。
F-4EJを偵察機用に改修した機体。
こちらも退役が決まっているので、航空祭で見ることが出来るのは最後でした。
※機体の簡単な説明等は、航空自衛隊の公式ページやウィキペディアを参考にしています。
百里基地航空祭のトイレと食事について
今回の航空祭に行く前にネットで調べていたら、トイレが少なく長い時間待つことになるようなことを書いているのがありました。
それもあって、トイレに関してすごく心配して行ったんですが、実際に行った感想としてはそこまで並ばなくても入れるってことです。
まず男性の小だったら、回転も早いので10分も待てばトイレに行くことが出来ました。
大の場合は、もうちょっと並ぶ必要があるかもしれないけどね。
そして女性の方が並ぶ時間が長いかもしれないですね。
うちの嫁さんは、結構待たされたみたい。
それでも20分くらいだったと思います。
入間に行った時は、男子トイレが大行列で女子トイレはそこまで並んでない印象だったけど、女性客が増えたのか今回の航空祭は女子トイレも混雑していました。
1時間も並ぶということはなかったですが、それなりに待つこともあるので、トイレは早めに行った方が良いですよ。
あと飲食についてですが、中に入ると出店がいっぱいあります。
それも結構並ぶんだけど、人気のある店は売り切れで早々と店じまいする店もありました。
それでもお店はたくさんあるので、何かしらは買えるとは思いますけどね。
百里基地について
茨城県小美玉市にある航空自衛隊の基地。
百里基地は関東で唯一の戦闘航空団が配備されている基地です。
国籍不明機に対する領空侵犯措置や航空偵察の任務が行われていて、昼夜問わず緊急発進が出来る態勢が整えられています。
関東の防空の要的存在。
百里基地に配備されている百里救難隊は、航空救難、災害派遣のための訓練が日々行われていて、有事の時ために待機しています。
バスツアーで行くメリット
今回の百里基地航空祭には、阪急交通社のバスツアーで行きました。
実際に利用して感じたメリットをまとめていきます。
- 集合地点行けば後は運んでくれるので楽ちん
- 交通費的にも電車で行く場足と変わらない
- 駐車場の心配をしなくて良い
こんな感じかな。
集合地点行けば後は運んでくれるので楽ちん
新宿から百里基地までは車で行くと、大体2時間弱くらいです。
渋滞や休憩も考慮すると2時間半くらいはかかるかな。
自分で車を運転していくと、それなりに疲れるし渋滞にはまると精神的にもまいります。
バスツアーなら集合場所に行けば、後は寝てても目的地に着いちゃいます。
それってめちゃくちゃ楽ですよね~。
行きはまぁいいとして、帰りは基地内を歩き回って疲れていますよね。
その帰りに自分で運転してて、渋滞にでもハマったら眠くなっちゃう(笑)
一緒に行った友人たちは、帰りのバスで楽しそうに撮った写真の整理をしてました。
行き帰りがとても快適なのが良い点です。
また百里基地には電車の最寄り駅がありません。
その為電車で行く場合は、石岡駅からシャトルバスに乗る必要があります。
そのバスに乗るためにかなり並ぶようです。
バスツアーなら集合時間に行けば、すぐにバスに乗れちゃうのも良い点です。
交通費的にも電車で行く場足と変わらない
今回のバスツアーの参加費は、大人1名6990円でした。
新宿から百里基地まで電車で行く場合は、電車が片道2714円(特急を使った場合)。
バスが往復1634円。
合計で7062円かかります。
特急を使わなかったら、合計で5022円と少し安くなります。
料金的には安くなるけど、シャトルバスの列には並ばないといけないので、バスツアーで行った方が全然楽ちんです。
駐車場の心配をしなくて良い
百里基地には一般駐車場は用意されていません。
車で行った場合も大洗サンビーチか大竹海岸の駐車場に止める必要があります。
そこからシャトルバスに乗って百里基地へ行くといった感じになります。
シャトルバスの料金は往復2000円。
そして駐車場を利用する際は、事前予約も必要です。
こちらもシャトルバスに大行列が出来るようなので、その点を考えるとバスツアーって良いですよ!
ちなみにデメリットもあります。
それは、時間が限られているということ。
百里基地は6時半に開門されます。
良い位置で写真を撮りたい人なんかは、朝早くに行って場所取りがしたいですよね。
バスツアーに参加すると、到着は9時過ぎくらいになるので、それが出来ません。
また最初の展示飛行は8時から始まるので、それも見ることが出来ないですね。
朝一から航空祭を楽しみたい人は、車で行く必要があるのかもしれません。
まとめ
以上、百里基地航空祭のレポートでした。
今回はブルーインパルスもファントムのラスト飛行も見ることが出来て、とても満足です。
間近で見る戦闘機は迫力抜群!
視覚でも聴覚でもその迫力を思う存分体感出来ました。
バスツアーに参加したおかげで、行き帰りの疲れもそんなになかったしね。
時間に限りがあるというデメリットはあるものの、バスツアーで航空祭に行くのはおすすめです!
機会があったらまた行きたいな!!
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