2019年2月24日から6泊8日で行ったスリランカ旅行に行ってきました。
スリランカは知る人ぞ知る野鳥天国なんですよね。
今回、スリランカに行ってそのことがよくわかりました。
野鳥の種類や数がほんと多い。
バードウォッチングド素人の僕でも結構な種類の野鳥を観察出来たしね。
今回のスリランカ旅行で、写真に収めることが出来た野鳥たちをまとめて紹介します。
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ジープサファリで出会えた野鳥
まずは今回のスリランカ旅行でメインイベントだったジープサファリで出会えた野鳥の紹介。
ジープサファリでは象をはじめ、いろんな野生動物を見ることが出来ましたが、野鳥も多く見ることが出来ました。
セイロンヤケイ(Sri Lanka Jungle Fowl)
名前の通りで、野生の鶏です。
スリランカの国鳥なんですって。
ガイドさんに教えてもらうまで、スリランカの国鳥ってクジャクだと思ってました。
クジャクを国鳥にしているのはインドなんですね~。
スリランカのいろんな場所にいるとは思うんですが、僕はジープサファリでしか見ませんでした。
色がとても鮮やかで、綺麗な鶏ですよね~。
インドクジャク(Indian Peafowl)
インドクジャクもインドとスリランカに生息している鳥です。
ジープサファリに行ったら、簡単に見つけることが出来るくらいたくさんいます。
今回は羽を広げているクジャクにも出会うことが出来ました。
そもそも色が綺麗な鳥で、それが羽を広げると、まぁ見事です。
メスに求愛するオスのクジャクにも出会いました。
このオスのクジャクは後ろにいるメスのクジャクに猛アピールをしてたんだけど、結局フラれてました。。。
可愛そうに。
この動画はガイドのダヌジャさんが撮ってくれたもの。
一生懸命羽を広げて、オケツの羽もブルブル震わせたんですけどねぇ。
次のカワイ子ちゃん探そう!!
こんな場面に出くわせるのも、ジープサファリの醍醐味なんでしょうね。
こちらもオスとメスのクジャクなんですが、オスの羽が短いような。
なんでだろー。
ミドリハチクイ(Little Green Bee-eater)
この鳥もジープサファリでよく見かけた鳥です。
綺麗な緑色した鳥で、インスタとかを見るとこの鳥の写真を撮っている人が結構多いです。
おそらく綺麗な鳥だから写真が撮りたくなるんでしょうね。
僕が今回の旅で、とても好きになった鳥の一つです。
砂浴び中のビーイーターです。
砂浴びの動画はこちらね。
結構な数のビーイーターが集まってきて面白かったです。
こちらの動画はヤーラ国立公園で、ダヌジャさんが撮ってくれたもの。
止まってても綺麗だけど、飛ぶとまた色が綺麗なんですよね~。
次にスリランカに行った時は、もっと鮮明な写真が撮りたいね!
セイタカコウ(Black-necked Stork)
コウノトリの一種です。
ヤーラ国立公園で見かけたんですが、ドライバーさんとガイドのダヌジャさんが、すごく珍しい鳥がいるっていうので、どの鳥のこと言ってるのかわからずに撮ったものです(笑)
頭が黒い鳥って言ってたから、この鳥を撮ったんだけど、後から調べてみると参考にしているサイトには「Very rare(激レア)」って書いてあった!
ただ、とても遠いところにいて、肉眼ではどんな鳥かわからないくらいでした。
上の写真はカメラのズームを最大にして撮って、さらにトリミングもして拡大したものです。
知らず知らずのうちに激レア野鳥にも出会ってたのね(笑)
インドトキコウ(Painted Stork)
コウノトリの一種です。
長い嘴の大きな鳥。
湿地や沼地、田圃、河川に生息しています。
主に魚類を捕食するが、カエル、爬虫類、甲殻類、昆虫類なども食べるようです。
一心不乱に水の中のご飯を探していました(笑)
カササギサイチョウ(Malabar Pied Hornbill)
大きな嘴と角のような突起が特徴の大型の鳥です。
動物園で見たことある鳥だって、見つけた時にテンションが上がりました。
スリランカでは特に珍しくなく、よく見かける鳥のようです。
こういう鳥を見ると、外国で野鳥観察してるんだなぁってあらためて思えますね!
カワリクマタカ(Changeable Hawk-eagle)
木の上の方にいたのを撮ったので、光の関係で写真が見づらいですね。
頭の上に冠のような羽があるのが特徴の猛禽類。
やっぱり猛禽類はかっこいいなぁ。
飛んでる猛禽類も結構いたけど、写真に収めることは出来ませんでした(笑)
キトサカゲリ(Yellow-wattled Lapwing)
鼻のあたりに黄色い肉垂があるのが特徴の鳥ですね。
なんか、黄色いマスクをしてるように見えるね。
正面から見るとこんな顔。
ユニークな顔の鳥でした。
スリランカでの野鳥観察面白い!
シリアカヒヨドリ(Red-vented Bulbul)
お尻が赤いのが特徴のヒヨドリの仲間。
スリランカでは一般的な鳥で、パキスタン、インド、ネパール、中国南部、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、タイ北部などに分布しています。
スリランカのどこでも見かけることが出来る鳥ですが、この写真はフルルエコパークで撮ったものです。
ビクトリアパークでも見かけました。
チャイロキンパラ(Black-throated Munia)
ネットで調べたけど、鳥の名前は自信が無いです。
おそらくチャイロキンパラ(Black-throated Munia)でいいと思うんだけど~。
キンパラの仲間だとは思います(笑)
リュウキュウガモ(Lesser Whistling Duck)
インドから東南アジアでよくみられる鳥。
湖沼、湿地、マングローブの生えた河川などに生息しています。
シロチドリ(Kentish Plover)
日本には夏鳥として飛来する鳥です。
小さな可愛らしい鳥。
砂浜や干潟、中流域の河川敷、湖、池沼などに生息しています。
水に住む昆虫、節足動物、ゴカイなどを食べます。
オオメダイチドリ(Greater Sand Plover)
日本にも渡ってくる鳥。
日本では海岸や河口に近い干潟などに生息しています。
カニを好んで食べるらしい。
なのでスリランカでも水辺にいたんですね~。
セイタカシギ(Black-winged Stilt)
日本でも見ることが出来る鳥です。
足が長くて背が高い鳥です。
湿地、干潟、湖沼、河口、水田などに生息しています。
水に住む昆虫、節足動物、ゴカイ、小魚などを食べます。
イソシギ(Common Sandpiper)
日本でも見ることが出来る鳥です。
本州中部地方以北では冬季になると南下する夏鳥。
河川や湖沼などに生息しています。
ダイサギ(Great Egret)
こちらは、日本でも見ることが出来るサギの一種ですね。
水田や川、湖沼などで、魚や両生類、爬虫類、昆虫、哺乳類や鳥類までも捕食します。
水辺にはサギの仲間がたくさんいました。
首がめちゃくちゃ長いな(笑)
アオサギ(Grey Heron)
河川、湖沼、湿原、干潟、水田などに生息しています。
魚類、両生類、昆虫などを食べますが、鳥類の雛、小型哺乳類を食べちゃうこともあります。
この鳥も日本で見ることが出来ますね。
水辺のある公園などなら、東京でも見ることが出来る鳥です。
日本にいる鳥も結構いるんだなぁ。
トレッキングで出会えた野鳥
今回の旅では、ホートンプレインズ国立公園をトレッキングしてきました。
ホートンプレインズ国立公園はスリランカでも標高が高い場所で、1年を通して涼しい場所でもあります。
ここにも数多くの鳥が生息していて、トレッキング中見かけることが出来ました。
ただ写真は撮れてないんですけどね(笑)
唯一バッチリ撮れた鳥は1種類。
雨が降っていたせいもあり、カメラを常時出せていられなかったのも、写真が撮れなかった理由。
あとは、鳥の写真を撮るのはやっぱり難しいということですね~。
マミジロタヒバリ(Richard’s Pipit)
雨が降って涼しかったからか、体をプクーっと膨らませていました。
可愛らしい見た目の鳥。
日本では渡り鳥として、西日本を中心に見ることが出来るようです。
街中の公園や郊外で出会えた野鳥
スリランカでは、街中の公園や郊外の田んぼなどでもたくさんの野鳥を見ることが出来ます。
田んぼをぼーっと眺めているだけでも楽しいですよ!
アオショウビン(White-throated Kingfisher)
中東から東南アジアに分布しているカワセミの一種です。
羽が綺麗な青色をしています。
田んぼの上の電線にたくさん止まっていました。
上の写真は移動中に、ダヌジャさんが見つけてくれて車を止めてもらって撮ったもの。
田んぼの近くの電線に止まっていました。
下の写真は、フルルエコパークでジープサファリ中に撮ったものです。
日本だとカワセミを見るのは、そんなに簡単じゃないけど、スリランカだと簡単に見ることが出来ちゃいます。
アジアヘビウ(Oriental Darter)
首が長くて水面上に出して泳いでいる姿がヘビに似ていることから、ヘビウという名前になったんだそうな。
首がすごく長いですよね~。
この写真は休憩で立ち寄った湖畔のカフェから撮ったもの。
湖を眺めていたら、デッカイ鳥がいたのですぐわかりました(笑)
レンカク(Pheasant-tailed Jacana)
首の後ろ側が黄色いのが特徴の鳥です。
湖や池沼などに生息しています。
初めて見た鳥だけど、日本でも迷鳥として見られることもあるんだとか。
黒い鳥と仲良さそうに一緒に歩いてたけど、違う種類の鳥だよねぇ。
黒い鳥も調べたんだけど、なんの種類かわからなかった(笑)
クロトキ(Black-headed Ibis)
嘴から顔までが黒いトキの一種です。
湖沼、水田、干潟などに生息。
日本にも稀に冬鳥として渡来することがあるようです。
コサギ(Little Egret)
日本でも普通に見ることが出来るサギの一種です。
水田や川辺、海岸などに生息。
魚類、カエル、ザリガニなどを捕食します。
獲物を捕らえるときに、足でつつくような仕草をして、隠れている獲物を追い出して捕まえたりする。
インドアカガシラサギ(Indian Pond Heron)
体全体が茶色いサギの一種です。
写真はヤーラ国立公園で撮ったものですが、ヌワラエリヤのビクトリアパークやでも見かけました。
スリランカ国内でよくみられる鳥の一種です。
インドトサカゲリ(Red-wattled Lapwing)
この鳥もスリランカでは一般的な鳥です。
写真はゴールにあるジェットウイング・ライトハウスのラウンジで紅茶を楽しんでるときに撮ったもの。
芝生の中にいる虫を食べいたのか、何度もつついてました。
ここの他に、ヤーラ国立公園にもいたし、いろんなところで見ることが出来る鳥です。
ヤーラ国立公園で撮った写真ですが、卵でも温めてるのかな~。
アマサギ(Cattle Egret)
この鳥は、体の大きさから言って、アマサギのようですね。
チュウサギほど大きくなかったので。
サギの仲間って同じような姿してるから見分けが難しい。
アマサギは日本でも見ることが出来ます。
夏毛はオレンジっぽくて、冬毛は白と季節で色がことなります。
ビクトリアパークで撮った写真ですが、それ以外の場所にもたくさんいました。
インドハッカ(Common Mynah)
黒い体に目元が黄色のが特徴のムクドリの一種です。
繁殖力が強く、オーストラリアでは最重大有害種に指定されているそうです。
この鳥もたくさん見かけました。
写真はビクトリアパークで撮ったものですが、他の場所にもいっぱいいます。
ケンカ中?のインドハッカ。
他の鳥の鳴き声や人の声を真似たりすることもあるそうです。
カノコバト(Spotted Dove)
インドやスリランカから中国南部、東南アジアに生息するハトの一種です。
首の後ろ側にゴマのような模様があるのが特徴です。
このハトもスリランカのどこでも見ることが出来る鳥です。
ワカケホンセイインコ(Rose-ringed Parakeet)
インドやスリランカに分布しているインコの一種です。
鮮やかな緑色に、首元に黒い輪のような模様が特徴の鳥。
写真はガンガラーマ寺院で撮ったもので、この寺院では餌箱を置いているので、多い時には50羽以上のワカケホンセイインコが集まることもあるそうです。
僕が行った時は数羽でしたけど(笑)
何十羽も集まったらすごいことになりそうだ。
日本ではペットとして飼われていた個体が逃げて野生化したものが繁殖して問題になっている地域もあります。
関東を中心に増えているようで、東京の公園にも出没します。
見たことある人もいるんじゃないでしょうか。
バードウォッチングにあると便利なアイテム
野鳥は大きいものなら、肉眼でも見えますけど、小さな鳥や遠くにいる鳥、木のはるか上の方にいる鳥などは、かなり見づらい。
なので双眼鏡を持って行くことをおすすめします。
僕が愛用しているのがこちらの双眼鏡。
価格もリーズナブルだし、この価格の割には良く見えます。
軽いし、手のひらサイズで持ち運びもしやすいの良い点。
1個持っているととても重宝します。
あと、カメラには望遠レンズを付けたほうが良いですよ。
我が家が今回利用したレンズは「オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」です。
結構望遠が効くのに、小型で軽量なのが良い点。
この記事に載せた鳥の写真の多くは、このレンズで撮っています。
レンズについての詳しい感想などはこちらの記事で書いてます。
オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで野鳥撮影に挑戦!(作例あり)
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バードウォッチング目的でスリランカに行くんであれば、望遠レンズは必須ですよね!
まとめ
以上、スリランカで見ることが出来た野鳥です。
写真に収められた数だけでも29種類います。
ジープサファリや普通に街中の公園に行くだけでも、かなりの数の鳥と出会うことが出来ます。
バードウォッチング好きな人にはたまらない国ですよね。
今回、森の中はあまり行ってないのですが、森の中を散策したらもっといろんな鳥と出会えるはず。
バードウォッチングツアーとかに参加したら楽しいかもね!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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