近々行く予定のスリランカ旅行。
その目的は、ジープに乗っての本格サファリ体験です。
象やヒョウなどの野生動物やたくさんいると思われる野鳥などを撮影したいと思っています。
ただ、今うちにあるカメラのレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6)だと、ちょっとズームが貧弱。
せっかくスリランカまで行くし、野生動物の迫力ある写真撮りたいじゃん(笑)
ということで、新たにズームレンズを購入しちゃいました。
今回購入したのは、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIと言うレンズです。
スリランカに行く前に、ちょっとした試し撮りもしに行ったので、その時に撮れた写真も含めて紹介していきたいと思います。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIってどんなレンズ?
まずは簡単にこのレンズの特徴を紹介しておきます。
この3つが大きな特徴として挙げられると思います。
詳しい仕様とかは、オリンパスの公式ページの方を見てくださいね。
小型・軽量で持ち運びがしやすい
このレンズの一番良いところは、超望遠レンズとしては小型で軽量だということです。
レンズの大きさは、Φ69×116.5mmです。
公園とかで良く野鳥撮影している人を見かけると、すごい大きなレンズを付けている人たちいますよね。
あれと比べると、とても小さい。
そしてレンズのみの重さが423gと、とても軽いんです。
なので、うちの嫁さんのような腕力に自信のない人でも、持ち運びがしやすいというメリットがあります。
オリンパスのミラーレス一眼は、マイクロフォーサーズと言う小さなセンサーを使っていて、カメラ本体も小型で軽量になっているので、カメラ女子には人気になっています。
オリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M10 Mark II」に、このレンズを装着して使いましたが、本体と合わせても1kgに満たない重さでした。
三脚を使わない手持ち撮影の時にも、疲れにくくて良いですよね!
小型なのに300mm(35mm換算で600mm)の超望遠が可能
マイクロフォーサーズのカメラは望遠効果も高く、35mmフルサイズのセンサーのカメラに比べて2倍の効果があります。
このレンズの焦点距離は75mm~300mmです。
これは35mmフルサイズのカメラに換算すると、150mm~600mm相当になります。
何mmって書かれても、カメラに詳しくない人は、なんのこっちゃって感じですよね。
僕も嫁さんも、カメラの知識は全然ないので、最初はこの数字見てもよくわからなかったです。
少しわかりやすく書くと、一般的に標準レンズとされているのは50mm(35mmフルサイズの場合)の焦点距離のものが多いです。
オリンパスのマイクロフォーサーズのカメラなら25mmね。
これは人間が肉眼で見た画角に近い画像が撮れる焦点距離なんだって。
と言うことで、この25mmを標準って考えると、300mmまで望遠した場合、標準から12倍の大きさで撮れるということです。
これくらいの望遠性能で、本体がこの大きさって、なかなか優秀なんじゃないでしょうか。
ちなみに、このレンズは望遠に特化したレンズです。
数字を見てもらうとわかると思いますが、一番小さな焦点距離でも75mm。
これは標準の3倍の大きさですよね。
なので景色全体を広角に撮りたい場合は、不向きなレンズと言うことです。
ズームレンズとしてはとても価格が安い
カメラのズームレンズって、ピンからキリなんですが、基本的に価格は高めです。
安くてもコンデジが1台買えちゃうくらいの値段はするし、高いものだと目ん玉飛び出るくらいのものもあります。
このレンズの良いところは、価格設定がとても低いということ。
定価で63000円(税別)ですが、アマゾンとか家電量販店で買えばもっと安く買えます。
上記で説明したくらいの望遠レンズを他のメーカーで調べるとわかるんだけど、桁が1つ違います(笑)
そういう意味でも、このレンズはカメラ初級者でも買いやすくなっています。
安いのにはそれなりに理由があって、レンズに手振れ補正がついてないとか、防塵防滴仕様になってないと言うのはあります。
その点は、オリンパスのOM-Dシリーズのカメラは、カメラ本体の手振れ補正が優秀なのでカバーが出来るようです。
三脚でかっちり固めて撮る場合は良いけど、手振れ補正が弱い本体に装着する場合は要注意かもね。
ズームして撮ると、手ブレやすいので。
以上の特徴から、うちのようなカメラ素人でも買いやすいズームレンズと言うことです。
新宿御苑で試し撮り
いろいろ説明を書いてきましたが、結局のところどんな写真が撮れるんだってことですよね(笑)
と言うことで、スリランカのサファリに行く前に、レンズの実力を試しに新宿御苑へ。
2月3日にも行ったんだけど、その時は寒桜はまだまだ咲き始めでした。
写真を撮りに行った2月16日は、かなり咲いていて見頃になっていました。
なお、撮影はオリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M10 Mark II」で行っています。
まずは寒桜ね。
結構遠くの花をとっても、鮮やかに撮れていました。
ちなみに、ブログ掲載用にファイルサイズを小さくしているので、元データより画質は落ちています。
本当は元データのまま掲載しようと思ったんだけど、エラーが出て出来なかった。
ファイルサイズが大きいからかなぁ。
寒桜がいっぱい咲いていたので、メジロもたくさんやってきていました。
そのせいか、いつもよりもカメラマンたちも多かった(笑)
と言うことで、メジロを撮影。
伝わるかわからないんだけど、ファイルサイズを小さくする前のデータはもっとメジロが鮮明に映っています。
羽の質感がわかるくらいリアルに。
どんな感じに見えるか、画像ソフトで3倍に拡大してトリミングしたものがこちら。
結構綺麗に撮れてるでしょ!
この写真も拡大した後、ファイルサイズを小さくしているので元データよりは画質が若干落ちています。
それでもメジロの目の周りもはっきりくっきり映ってます。
このメジロも羽のかなりの拡大表示しても耐えられるくらいの画質で撮れていました。
ズームレンズの中では廉価版だけど、うちには十分な性能ですな。
もっと高級なレンズで撮ったら、どんな写真が撮れるんでしょうねぇ。
周りにいた、でっかいカメラを持っていた人たちが撮った写真が見てみたい(笑)
この写真なんかは、メジロのオケツのモフモフ感がわかるくらいなんですけどね。
ファイルサイズを小さくすると、ちょっと画像が荒くなっちゃうのが残念。
そして、こちらは「デジタルテレコン」と言う機能を使って、さらにズームして撮った写真。
デジタルテレコンは、デジタル処理で焦点距離を2倍にしてくれる機能です。
中央部を切り出して、画像処理エンジンでデジタル補間されるんだそうです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIには1.4倍や2.0倍のテレコンバーターを付けることは出来ません。
なのでズームが足りない時は重宝する機能だと思います。
メジロが木に止まっているくらいの写真だったら、十分撮れるんじゃないでしょうか。
これが、羽ばたいてる瞬間の羽まできれいに撮りたかったり、もっと大きく撮りたかったりした場合は、もっと高級なレンズが必要かな。
しむしむ家には、今のところこのレンズの性能で十分です(笑)
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮った写真の紹介
この記事を書いたのは2019年2月18日なんですが、その後このレンズを使っていろんな写真を撮ったのでその写真を紹介します。(2020年2月14日追記)
下記の写真は「OM-D E-M5 Mark II」で撮影したものです。
以上のように、動物や野鳥などを撮影するのにとても重宝しました。
高価なレンズに比べたら画質は落ちるのかもしれませんが、それでも十分綺麗な写真が撮れていると思います。
なお、上記の写真はトリミングは行っていません。
ズームレンズ入門にはすごく良いと思いますよ!
撮影に使ったカメラ
今回の写真撮影に使ったカメラは、オリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M10 Mark II」と「OM-D E-M5 Mark II」です。
小型で軽量なので、女性でも持ち運びがしやすい機種。
それでいて綺麗な写真も撮れる優れものです。
カメラ本体については、こちらの記事で紹介しているので、気になった方は見てみてください。
街歩きや登山の時にカメラを入れておくのに便利なのがこのバッグ。
E-M10に望遠レンズをつけてもすっぽり収まるし、防水仕様になっているので雨の日も安心です。
アウトドア向きのカメラバッグで、街歩きの時に肩から下げて歩けるのでとても便利。
登山時にもいちいちザックにカメラをしまう必要がないのであると重宝しますよ!
動きものを撮る時は、書き込み速度の速いこのSDカードがおすすめ。
連写しても次の撮影に移りやすくなります。
あとこちらのスラップもおすすめ。
とても柔らかし質感で手に巻き付けて使うことも出来るので、とても使いやすいストラップです。
まとめ
以上、オリンパスズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」の使用レポートでした。
レンズの大きさや重さ、価格などから見て、買ってよかったレンズだと思います。
ただ景色全体とか撮りたい場合もあるので、その場合はレンズを交換する必要があります。
外でレンズはあまり交換したくないし、いちいちレンズ交換なんてしてられないから、カメラ2台体制で行こうと思います。
もう一台のカメラには「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」を装着してね。
これで後は、スリランカに行って野生動物をさがすだけ!
良い写真が撮れるかは、運と嫁さんの腕にかかってます(笑)
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