
草戸山は南高尾にある標高364mの低山です。
京王線「高尾山口駅」から徒歩で行ける山で、あまり行く人がいない穴場的な場所。
最近、登山系youtubeを見て知った山です。
実際に行ってみるとほんとに人が少なくとても快適に登山が出来ました。
適度なアップダウンもあって、運動にもなるし歩いた!って満足感も得られたかな。
軽く登山がしたいけど高尾山のような混んでそうな山には行きたく人におすすめです!
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草戸山〜榎窪山縦走登山コースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
最初に一気に100mくらいを登る登りがあるので、そこがまぁまぁきつめではあります。
その最初の登りが終わると、低山だけど尾根を歩いて行く感じになっていきます。
アップダウンはちょこちょこあるので、きついって程じゃないけどいい運動になります。
草戸山と榎窪山の山頂付近にはきつめの斜面の登りがあるけど、距離は短いのでゆっくり登れば問題ないと思います。
登山道は全体的に整備されているので歩きやすい。
そのせいか登山客よりもトレランを楽しむ人の方が多かった印象です。
空いてるからトレランがしやすいのかもしれませんね。
山頂や休憩所にトイレは無いので、駅で済ましてから登山のスタートをしましょう!
ヤマレコなどの登山アプリを使用しているとスマホの充電の減りが早いです。
念のためにモバイルバッテリーを持って行った方が良いです。
私はこのモバイルバッテリー使用しています。
軽量コンパクトで使いやすいし、日帰り登山くらいならこれで十分です。
草戸山~榎窪山縦走ルートの様子
続いてコースの様子を写真とともに紹介していきます。
高尾山口駅~四辻

スタートはおなじみ「高尾山口駅」です。
朝一の電車で行ったので、駅には人があまりいませんでした。
混雑を避けるために、朝一で行くのも良いものです。
駅から甲州街道に向かい甲州街道を渡ります。
高尾山入口交差点の路地を入っていき、民家の脇を抜けると登山道に入っていきます。

一応看板もあるけどわかりづらいので、見逃さないようにしましょう。
この民家をの脇を抜けると、こんな感じの道になります。

まだ陽も完全に登り切ってないので、日陰になっていて寒い。
この日は日中は気温が上がる予想だったけど、早朝はめちゃくちゃ寒かったです。
なので防寒着も持って行って、しっかりレイヤリングしましょう。
ここからちょっときつめの斜面を登って行きます。

10分程度登ると四辻に到着。

ここまで来る頃には体が温まってました。
なのでここで中に着ていたダウンを脱ぎます。
四辻~草戸山山頂

四辻から草戸山山頂を目指します。
写真のような樹林帯を行く道で、木々からこぼれる朝日を浴びながら歩いて行きます。

鳥の声もたくさん聴こえるしすごく心地よく歩けるコース。
朝早いこともありほとんど人と会わない(笑)
時間が経つにつれて時々トレランの人に抜かれたりするけど、高尾山とは比べ物にならないくらい空いています。

この尾根道にはちょこちょこアップダウンがあるので、低山とは言え意外と疲れます。
この適度な負荷がトレランの人たちに人気がある理由なのかな。

富士山もチラッと見えました。
真ん中の白い頭が富士山ね(笑)

登山道も写真のような感じで全体的に整備されているので、登山初心者でも問題なく歩けるコースです。

草戸峠の辺りからはお隣の高尾山も見えます。

だんだん陽も高くなってきて暖かくなってくる。
太陽の光が心地いい!
この辺りまで来ると草戸山山頂まではあと少し。

この斜面を登り切ったら山頂です。
草戸山山頂

草戸山山頂は標高が364mととても低く眺望も特にありません。

「山之神・祭神・大山祇命」が祀られています。
山頂は広めでベンチやテーブルもあるので休憩がしやすい。
ということでちょっと休憩しておやつタイム。

この日のおやつタイムはインスタントのお汁粉。
カップに入れてお湯を注ぐだけでお汁粉が楽しめちゃいます。
これなかなか美味しくて登山時とかにはうってつけだと思う。
欲を言えばもうちょっとお餅が大きいと嬉しいな。
お餅は2個入ってるんだけど、とても小さいので食べた感はない(笑)
普通にスーパーに売ってました。
登山で疲れた体に甘いお汁粉がとても美味しく感じた。
草戸山山頂~榎窪山山頂

草戸山から榎窪山へ向かいます。
途中ふれあい休憩所という場所があり、そこからは城山湖を望むことが出来る。
約30分程度歩くと榎窪山に到着。
標高は420mと草戸山よりも若干高いけど眺望は全くなし。

特に見どころもないので、通り過ぎます(笑)
榎窪山山頂~高尾山口駅

榎窪山から三沢峠に向かい三沢峠から高尾山口駅方面に下山します。
三沢峠からは林道をひたすら下っていくんだけど、道は整備されているし勾配も緩やかなので歩きやすい。

鳥の声を楽しみながら歩いていると、ふと鳥ではない気配を感じます。
パッとその方向を見ると、何やらモフっとしたものがササっと木の上へ。
そうです、野生のリスです。
高尾にはリスが生息していると聞いてはいたけど、実際に遭遇したのは初めて。
2匹いたんだけど、どちらもすぐにいなくなっちゃったので写真は撮れず。。。
でも高尾の大自然を感じられたから良しとしよう(笑)
本当に野生のリスいるんだなぁ。

しばらく歩いて行くと沢が出てきて、綺麗な水の流れていました。
鳥の声に水の音、心身ともにとてもリフレッシュできる。
そしてさらに歩いて行くとアスファルトの道に出ます。

榎窪山から約1時間でアスファルトの道に出る感じね。
この後は普通の道を歩いて高尾山口駅に向かいます。
そして30分弱くらいで高尾山口駅に到着。
登山終了!
アスファルトの区間が意外と長く結構疲労がたまるので、草戸山ピストンでも良かったかなとも思いました。
ただそれだとリスと遭遇出来てないからね。
今回はこのコースで良かったのかもしれない(笑)
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高尾梅郷遊歩道で梅鑑賞

登山後、駅からちょっと足を延ばして南浅川沿いにある「高尾梅郷遊歩道」まで行ってみました。
川沿いに梅並木があって綺麗に咲いてた。

梅とメジロの写真が撮れるかなぁと思ったんだけど、残念ながらウメジローは現れず。
でも代わりにこんなかわいい子が来てくれた。

ジョウビタキのオス、ジョビ太くんです!
梅の木に留まってくれるとは、なかなかサービス精神が旺盛な子じゃないの(笑)
この日は望遠レンズを持って行ってなかったのと梅の木の枝が邪魔でなかなか上手く撮影出来なかったんだけど、トリミングでこんな感じにはなった。

欲を言えばもうちょっと撮りやすい位置に出てきて欲しかったんだけど、野鳥はそんなの聞いてくれない。
しかもいつもはせわしなく動くくせに、この日はここで毛をモッフリさせて日光浴と来たもんだ(笑)
モッフリしたジョビ太が撮れたのは嬉しいけどね。
梅とジョウビタキのコラボが撮れたんだから、贅沢言っちゃいけないね(笑)
高尾梅郷遊歩道は高尾山口駅から徒歩12分くらいの場所にあります。
梅の季節にはちょっと足を延ばしてみても良いんじゃないかな~。
ピークはまだこれからのようでした。
そして帰りは高尾駅まで歩いた。
高尾駅では友人が美味しいと教えてくれた、天狗の焼き印が押してある大判焼きとプリンを購入。

どちらもとても美味しかったので、高尾駅に寄ったらまた買いたい。
ちなみにお店は高尾駅に直結しているカフェ「一言堂」です。
登山の装備
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
日中暖かくなる予報だったけど早朝はとても寒かったので、ダウンを持って行って良かった。
早朝寒くても歩いているうちに暑くなったり汗ばんできたりするので、レイヤリングで調整できるようにして行きましょう。
行く前は暖パンは暑いかなぁって思ったんだけど、この日は暖パンでちょうどよかったです。
その日の気温に合わせて服装は選んだ方が良いです。
冬の低山の服装についてはこちらの記事にまとめましたので、参考まで見てみてください。
万が一の時のために上の地図も持っておくと良いです。
登山道はわかりやすいので迷うことは無いとは思いますが、備えあれば憂いなしです!
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
撮影機材
- カメラ
OM-D E-M1 MarkⅡ - レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
草戸山は混雑してない穴場の登山コースだった
以上、草戸山ハイキングのレポートでした。
草戸山はとても空いていて、のんびりハイキングするのに適した山です。
低山で眺望などはないけど、木々に囲まれた登山道を歩くのはとても気持ちが良いです。
アップダウンもありそこそこ運動にもなるし、ここのところ外出をあまりしてなくてちょっと運動不足を解消したいなって人にもおすすめの山。
高尾の大自然も満喫出来ますよ!
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