2024年7月末、長野県にある霧ヶ峰高原に行ってきました。
霧ヶ峰高原は長野県諏訪市にある広大な草原が広がる場所です。
7月中旬にはニッコウキスゲが見頃を迎え、多くの観光客で賑わう場所でもあります。
周辺には車山や車山湿原、八島湿原などがあり、登山やハイキングも楽しめます。
爽やか草原の景色を眺めながら歩くのはとても気持ちがよく、夏にピッタリの場所ですね。
今回行ったのは7月末だったので、ニッコウキスゲの見頃は終えていましたが、気持ちの良い景色は楽しむことが出来ました。
この記事では、霧ヶ峰富士見台と車山肩周辺の景色を写真で紹介していきます。
霧ヶ峰富士見台展望台&ニッコウキスゲ群落
まず紹介するのは、霧ヶ峰富士見台展望台。
ビーナスラインにある絶景スポットで、駐車場も広くドライブの立ち寄りスポットとしておすすめの場所。
天気がいいと遠くに富士山も望むことが出来ます。
富士見台展望台の駐車場から道を挟んで反対側にある丘は、ニッコウキスゲの群生地になっています。
ニッコウキスゲのピークの時に行くと、一面がオレンジに染まる美しい光景が楽しめます。
7月末だとこんな感じですね。
写真では分かりづらいですが、よく見るとチョボチョボと残っている感じでした。
かろうじて咲いていたニッコウキスゲ。
鮮やかなオレンジ色が綺麗な花です。
ニッコウキスゲは一日花で、咲いた花は1日で枯れてしまいます。
そのため、綺麗な花の隣に枯れた花があったりするので、綺麗な写真を撮るのが難しいですね。
見頃の最初の方が写真は撮りやすいのかもしれませんね。
ニッコウキスゲ以外の花もいろいろ咲いていて、花が好きな人は楽しいと思います。
この写真は駐車場から、少し草原に入った位置から撮ったもの。
一面が緑に染まって爽やかな景色が広がります。
こちらは駐車場から撮った写真。
深い緑色の針葉樹と遠くにはアルプスの山々。
草原は秋になったら草紅葉して金色の野に変わります。
冬は雪原になるし、春夏秋冬様々な景色が楽しめるスポットなので、ビーナスラインをドライブする際は、是非立ち寄ってみてください。
秋の霧ヶ峰富士見台の景色はこちらの記事で載せているので、参考に見てみてください。
霧ヶ峰富士見台展望台へのアクセス
車山肩からの景色とニッコウキスゲ群落
つぎに紹介する場所は、車山肩です。
ここに広い駐車場があって、人気の山小屋のコロボックルヒュッテがあることから、平日でも混雑している場所。
ニッコウキスゲの群生地もあるので、ニッコウキスゲのピーク時は大混雑します。
車山への登山や蝶々深山、車山湿原ハイキングなどの拠点にもなる場所でもあります。
7月末の時点では、こちらのニッコウキスゲもピークを終えていました。
富士見台の方よりはまだ咲いていて、それなりにオレンジの花を楽しめたのは良かったです。
ただし、ここのニッコウキスゲの群生地には、鹿対策の柵が施してあって花に寄って写真を撮ることが出来ないのが難点。
写真に写っている白いロープが鹿柵。
望遠レンズを使うとこのような写真を撮れるので、花を撮る人も望遠レンズを持って行くと便利です。
望遠レンズで周囲があまり写らないようにすると、まだまだ綺麗な写真が撮れました。
まだ綺麗に咲いている花を探して、構図も考えながら撮るのは結構楽しいです。
背景が山になるのもいいですね~。
野鳥撮影用に持って行った望遠レンズですが、花を撮影するのにも大活躍しました。
ちなみに鳥はノビタキやホウアカ、カワラヒワなどの写真を撮ることが出来ます。
なかなか近くでは撮れないので、撮影は難しいですけどね。
この花はオニユリですかね。
濃いオレンジ色に黒い斑点模様が特徴的な花です。
ニッコウキスゲが終わっていても、他にも花は結構咲いているので、散策が楽しい場所です。
周囲を見渡すと、このような景色になっています。
ぽつんと建つ建物がいい味を出していますよね。
一面に広がる草原。
めちゃくちゃ爽やかな風景で、見ていてとても心地よい。
この写真に写っている丘は蝶々深山。
この山にも登ることが出来ます。
過去に登った時の記事があるので、どんなコースか気になる人は参考にしてみてください。
この写真は、駐車場側から見た車山です。
山頂辺りに見える白い丸いものは気象レーダーで、遠くからでもこのレーダーが見えると車山だってわかる目印になります。
車山までの登山道の様子は、先ほど紹介した蝶々深山の記事に掲載されているので、合わせて見てみてください。
ちなみにこの周辺のハイキングコースは日影があまりないので、日焼け対策、熱中症対策はしっかりしていくようにしましょう。
空気自体はそんなに暑くなくても、日差しは強いので暑く感じます。
うちはこのスプレータイプの日焼け止めを使っていますが、お手軽に日焼け止めが出来てザックに入れておくと便利です。
車山肩駐車場の近くにはコロボックルヒュッテの他に、チャプリンというレストランもあります。
ソフトクリームがとても美味しいので、ハイキングをして疲れたらチャプリンに寄ってソフトクリームを食べるのもおすすめです。
車山肩へのアクセス
ニッコウキスゲの見頃について
霧ヶ峰のニッコウキスゲの見頃は、前後すると思いますが7月中旬くらいです。
2024年は少し早かったようで、7月10日くらいには見頃を迎えていたようです。
今年は当たり年だったようで、一面オレンジのニッコウキスゲが広がって、それは見事だったそうです。
その分、大混雑したみたいだけど(苦笑)
ニッコウキスゲの開花状況については、「霧ヶ峰自然保護センター」の公式サイトで随時更新されています。
今年はもうニッコウキスゲの時期は終わってしまったけど、来年とか見たいなと思う人はこちらのサイトで情報を見てみてください。
今年ではないですが、私がニッコウキスゲの見頃に霧ヶ峰に行った際の記事もあるので合わせて、どんな感じか雰囲気だけでも見てみてください。
駐車場の混雑状況
駐車場の混雑状況ですが、ニッコウキスゲの見頃の時期は大変混雑します。
休日以外も平日でも混雑しているようなので、もし見頃の時期に行く際は混雑覚悟で行く必要があります。
また混雑するのは駐車場だけなく、道路も渋滞します。
霧ヶ峰富士見台と車山肩があるビーナスラインは、片側1車線の対面通行の道路です。
霧ヶ峰ビーナスライン駐車場〜車山高原辺りまでは回避するルートもなく、一度道路に入ってしまうと渋滞を抜けることは簡単ではなくなります。
途中、展望台の駐車場がいくつかあるので、そこでUターンできるかもしれないけど、そこもいっぱいになっている可能性が高い。
特に見頃の時期の3連休などに見に行く際は、注意が必要です。
車山高原の駐車場に車を停めてリフトで車山に登ってそこから歩くなど、別の方法も考えて行動することをおすすめします。
見頃じゃない時期は、霧ヶ峰富士見台駐車場はそこまで混雑しません。
しかし、車山肩駐車場の方は、人気の山小屋コロボックルヒュッテがあることから、平日でも結構混んでいることがあります。
今回7月末の平日に行きましたが、早朝は空きがありました。
でも10時半くらいにもう一度行ったら満車状態でした。
夏休み期間は平日でも混んでると思って行った方が良いかもしれません。
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今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
撮影機材
- カメラ
OM-D E-M1 MarkⅡ - レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
ニッコウキスゲの見頃が過ぎても景色が綺麗な場所
以上、霧ケ峰高原の紹介でした。
ニッコウキスゲの見頃は過ぎていましたが、他の花も咲いていたし何より草原の景色が爽やかで、心身ともにリフレッシュすることが出来ました。
ビーナスラインは、ドライブするだけでも気持ちが良いので、ドライブがてら霧ヶ峰富士見台と車山肩に立ち寄るのをおすすめします。
またハイキングや登山も、清々しい気分で歩けるのでおすすめです。
夏の霧ヶ峰高原で、体をリフレッシュしてみてください!
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