先日、大阪府にある住吉大社で初詣をしてきました。
住吉大社は、全国に約2300社ある住吉神社の総本社で、約1800年以上の歴史がある由緒ある神社です。
境内には、願い事が叶う石「五大力」や願い事が叶うか占ってくれる「おもかる石」、安産の御守りになる「誕生石」などがあり、人気のパワースポットとして知られている場所です。
この記事では境内の様子や参拝した感想、参拝後に立ち寄ったおすすめグルメスポットの紹介して行きます。
住吉大社の境内の様子
入口を入ってすぐに「遣唐使進発の地」という石碑が建っていました。
遣唐使って、昔社会で習った気がするねぇ。
聖徳太子が随の国に小野妹子を遣隋使として派遣したのが始まりで、随が滅びて唐の時代になっても派遣されていたのが遣唐使ですね。
遣唐使は住吉津から出発していたんだけど、その航海の安全を祈願していたのが住吉大社。
住吉大社には航海安全の神様が祀られているので、航海の安全をお祈りしてたんですね。
表参道を進んで行くと、とても立派な出で立ちの橋が出てきます。
反橋(そりはし)という橋で、太鼓橋とも呼ばれています。
綺麗に湾曲している橋で、いざ渡ろうと思ったら結構な急勾配でした。
よそ見しながら歩いたら転ぶ恐れがあるので気をつけましょう。
少し離れた位置から見ると、水面に綺麗にリフレクションしている光景も見ることが出来ます。
美しい形の橋で、とても絵になるので離れた位置からも是非見てみてください。
灯籠もかなり大きくて見ごたえがあります。
なんかすごく迫力がある。
灯籠がずらりと並ぶ光景も趣があって良いですよね~。
そして木も立派。
一つ一つの木に神が宿っているんじゃないかって雰囲気が出ています。
花手水鉢も設置されていました。
赤と白を基調した花手水で、とても華やかで綺麗。
今回は義父母さんも一緒にお参りに行ったんだけど、義父母さんは初めて花手水を見たそうで、結構気に入ってました。
この鳥居をくぐったら、本宮でお参り。
本宮は4つあるので、すべてでお参りしました。
この写真は、一番奥にある第一本宮。
第一から第四までの4つの本宮は「住吉造」と称さる神社建築史上最古の様式の一つと言われていて、国宝建築物に指定されています。
ここでお参りするだけでもご利益ありそうですね。
「初辰まいり」の幟もたくさんありました。
住吉大社は初辰まいりでも有名な神社です。
初辰まいりは、月の初めの辰の日にお参りをすることで、商売繁盛や家内安全のご利益があるとされています。
初辰まいりを48回行うと、満願成就となってその繁栄は一生続くと言われています。
初辰まいりは月1回しかないから、48回ってことは最短でも4年間続けるってことね。
なかなかハードルが高いな(笑)
商売をしている人は、お参りしたくなる場所なのかもしれないですね。
住吉大社のパワースポット
住吉大社の境内にはいくつかパワースポットがあったので、それを紹介して行きます。
五所御前(五大力石)
まず有名なのが五所御前の五大力石。
小さな石がたくさんある中から、「五」「大」「力」と書かれた石を拾って、それを御守りにすると願い事が叶うというもの。
石を拾ったらお守り袋に入れて身に着けておくことで、体力・智力・財力・福力・寿力を授かると言われています。
お守り袋は神社で500円~1000円で販売しています。
ちなみに五所御前の写真が無いのは、私も嫁さんも義父母さんも石を探すのに夢中で写真を撮るのを忘れたからです(笑)
3種の石は見つけることができ、義母さんがお守りとして持ち帰りました。
願いが叶うと良いな(笑)
誕生石
ここは源頼朝の寵愛を受けた丹後局が出産したと言われている場所。
その生まれた子が薩摩藩(島津氏)の始祖である島津忠久公です。
丹後局が大きな石を抱えて出産を無事に終えたことから、ここにある小石を安産の御守りとする信仰が続いてきました。
安産祈願の祈祷を受け第四本宮でお参りをした後にここで石を拾います。
その石を誕生石の絵が描かれた紙にくるんで、さらに「安産守」と書かれた三角の包み紙に入れれば御守りの完成です。
誕生石の絵が描かれた紙や三角の包み紙は祈祷を受けると授与されます。
おもかる石
ここは住吉大社の境内から少し離れた場所にある大歳社にあります。
住吉大社から徒歩5分くらいの場所にあります。
この石を持って軽く感じたら願い叶うし、軽く感じなかったら願い事を叶えるために努力が必要とのこと。
占い方は以下の通りです。
実際にやってみましたが、私は軽くは感じませんでした。
努力せいってことですね(笑)
ちなみに嫁さんは軽く感じそうな。
きっと願いが叶うことでしょう!
楠珺社(なんくんしゃ)
ここはお稲荷さんで、家内安全や商売繁盛の祈願をすることが出来ます。
この楠珺社では「招福猫」を購入することが出来ます。
左手挙げが「人招き」で右手挙げが「お金招き」です。
奇数月に左手、偶数月に右手を挙げた小猫を毎月集めて、48体そろうと満願成就の証として納めると一回り大きな中猫に交換してもらえます。
さらに小猫48体と中猫2体で大猫に交換してもらえます。
左右両方の大猫を手に入れるためには24年必要ということですね(笑)
住吉大社へのアクセス
住吉大社の最寄り駅は、阪堺電気軌道阪堺線の住吉鳥居前です。
路面電車を降りてすぐ目の前が神社の鳥居なのでとても便利。
その他には南海本線の住吉大社駅から徒歩3分、南海高野線の住吉東駅から徒歩5分と公共交通機関でのアクセスはとても良いです。
江戸焼うなぎ料理 川勝
住吉大社で参拝した後は、住吉大社から徒歩5分くらいの場所にあるお店でランチをしました。
そのお店は「江戸焼うなぎ料理 川勝」。
関西なんだけど、うなぎを背開きして蒸してから焼く江戸焼スタイルのお店です。
先代が東京から大阪に移り住んだので、東の焼き方になってるようです。
老舗感漂う店構えは、それだけで美味しいうなぎ出てきそうな雰囲気。
メニューを見て見ると、価格設定が比較的リーズナブルだったので、特上を注文しました。
これがその特上のうな重。
箸を入れただけでわかるその柔らかさ。
そして口の中に入れると、一瞬でとろける~(笑)
フワフワな食感のうな重でした。
タレも甘すぎずでとても美味しい。
これで値段は2700円弱でした。
特上うな重が3000円以下で食べられるってなかなかないと思う。
しかも美味しいし。
そして嬉しいことに、義父母さんがご馳走してくれた(笑)
美味しい鰻にみんな大満足でした!
住吉大社はパワースポット満載の神社
以上、住吉大社のレポートでした。
商売繁盛や家内安全、安産祈願などいろんなご利益のある神社でした。
パワースポットもいろいろあるので、老若男女楽しめる神社だと思います。
参拝後に寄った川勝のウナギがすごく美味しくてリーズナブルだったので、住吉大社に行くことがあったら是非うな重も楽しんでください。
参拝もグルメも大満足の場所でした。
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