先日近所の川沿いを桜を見ながら歩いていると、青い鳥がいるのを発見。
よく見るとカワセミでした。
以前にも同じ場所でみたことはあったんだけど、最近はいろんな公園に見に行っていたので、近所でカワセミが見られる場所があることをすっかり忘れてた(笑)
このところコロナの件もあって外出自粛で、お気に入りの公園にも行けない状態。
桜も咲いてるし、ちょっとお散歩気分で歩いて見たけど、カワセミ撮影が楽しめちゃいました。
今まで撮れなかったカワセミの飛翔写真も撮れたのでいくつか掲載していきます。
この記事に載せる写真は、オリンパスのミラーレス一眼「OM-D E-M1 MarkⅡ」で撮ったもの。
そしてレンズはこちら。
レンズ
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ
オリンパスのミラーレスで野鳥撮影してみようかなって思ってる人や買おうかなって思っている人は、参考程度に見てもらえたらと思います。
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OM-D E-M1 MarkⅡで撮影した写真
OM-D E-M1 MarkⅡはオリンパスミラーレス一眼の中でも上位機種で性能の良いカメラ。
嫁さんがメインで使っているんですが、嫁さんは動くものを撮るのが苦手(笑)
それでも綺麗なカワセミの写真が撮れていました。
OM-D E-M1 MarkⅡは手ブレ補正も強く、AFも早いのでオリンパスのミラーレスの中では野鳥撮影に向いている機種。
上の写真は「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ」を装着して焦点距離300mm(35mm換算600mm)で撮影したもの。
飛んでる姿をバッチリ捉えることが出来ていました。
広がった羽の様子も写ってるよね!
カワセミまでの距離は10m以上離れていたので、カワセミが小さく写っているからトリミングしています。
トリミングする前の元画像はこちらね。
1.5倍くらいの大きさにトリミングしているだけど、それくらいのトリミングなら全然耐えられるくらいの画質で撮れました。
飛翔写真は連写モードHを使って撮影しています。
その連写モードで撮ると次のような連続写真も撮れちゃったりします。
獲物を見つけてみずに飛び込むまでを捉えてます。
カワセミの視線の先にはたぶんエビがいるんだと思う。
このカワセミ、何度もダイブしてはエビをゲットしてたので。
連続写真の1枚目にはっきりとは写ってないけど、エビらしきものも見えるし(笑)
今までAモードで絞りを調整して撮ったことはあったけど、Sモードでシャッタースピードを調整して撮ったことはありませんでした。
シャッタースピード上げると、こういう写真が撮れるのね!
鳥の飛翔写真が見たいな躍動感のある写真が撮れると、写真撮影がさらに楽しくなる。
こちらは別日に撮影した写真で、夕方撮ったので暗かったので画質が荒くなっています。
エビゲットしてご満悦のカワセミね(笑)
この写真は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を付けて撮っていて、焦点距離が100mm(35mm換算200mm)なので、カワセミ自体はすごく小さく写ってます。
なので思いっきりトリミングしてます。
トリミングする前の元画像はこちら。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」はPROシリーズのレンズで、オリンパスの交換レンズの中では高価な部類。
綺麗な画質の写真が撮れると、評価の高いレンズです。
最大望遠でも100mmと野鳥を撮るには心もとないけど、暗い夕方に撮影した写真で思いっきりトリミングしてもまぁまぁ耐えられる画像になっているのはすごいと思う。
「OM-D E-M1 MarkⅡ」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の性能の高さがなせる業といったところでしょうか。
これも同じ日に撮った写真。
水面の桜の花びらいい感じ。
春にしか撮れない写真ですね!
留まっている時に撮ったので、本当はシャッタースピードを落としてISOを下げればもうちょっと綺麗な写真になったのかもしれないですね。
でもいつ飛ぶかわからないから、シャッタースピードは速いままで撮っちゃった(笑)
僕も嫁さんもカメラは全然詳しくないんだけど、基本的なことを少し覚えるだけでも今まで撮れなかったような写真が撮れるようになります。
こうやってカメラの世界にハマって行くのかなぁ(笑)
カワセミを撮影するには
カワセミをしたいけど、どうやって撮影するんだ?って思う人もいるかもしれないので、僕の手順を簡単に紹介しておきます。
- カワセミを探す
- 時間は午前中が良いかも
- カワセミの行動を観察する
- 飛び込み写真を撮る場合は、飛び込み先のスペースを空けて撮る
それぞれ順を追って説明しておきます。
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1カワセミを探そう!
まずは被写体であるカワセミを探さないと始まりませんね。
カワセミは水の綺麗な場所にしか生息していなくて、以前は都内の公園で見るなんて出来ませんでした。
でも最近は都内の水質も改善され、水辺のある公園ではよく見かけるようになっています。
大きな池のある公園や川など様々な場所で見ることが出来ます。
僕は都内在住なので都内しかわからないですが、僕が見たことある場所だけでも「新宿御苑、水元公園、石神井公園、善福寺公園、六義園、石神井川」などがあります。
小魚やエビが生息している池や川がある場所にはいる可能性があります。
SNSやネットで検索して見ると出てくると思うので、自分が行ける場所で調べてみてください。
水元公園なんかは、カワセミの里という場所があって、そこには観察小屋もあるので見つけやすいと思います。
難点はカワセミとの距離がちょっと遠いので、撮影しようと思ったら望遠レンズが必要ってことですかね。
石神井公園もバズーカカメラを持った人がカワセミを良く撮りに来ているので、そのカメラマンたちが集まっている場所に行けば見つけやすいです。
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2撮影は午前中が良いかも
午前中が良いというのは、撮影時の明るさです。
夕方だと若干暗くなるので、シャッタースピードを稼ごうとするとISO感度をあげなくてはなりません。
そのため、飛び込み写真を撮ろうとすると画像が荒くなっちゃうから、午前中の方が撮りやすかったです。
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3カワセミの行動を観察する
カワセミの飛び込み写真が撮りたい場合は、カワセミの行動をよく観察しましょう。
何か獲ろうとしている時は、カワセミは水中の方を見ています。
そして飛び込みそうだなぁって雰囲気が、ずっと見てると出てきます。
カワセミの動きを観察しながら飛び込むタイミングを狙ってシャッターを切るのって、結構忍耐がいるけど楽しい(笑)
ちなみに飛び込む前から獲物をゲットした後までの連続写真は撮れませんでした。。。
今度は一連の動作を写真に撮りたいですね。
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4飛び込み写真を撮る場合は、飛び込み先のスペースを空けて撮る
これはカメラのサイトで見たんですが、「画角を広めにとってカワセミが飛び込みそうな所を開けて撮るのが良い」って言うのが書いてあって、それを実践したらなるほどって思いました。
上の写真のように、カワセミが飛び込む位置を開けるように写真を撮ると、連続写真が撮りやすくなります。
カワセミが飛び込む前から飛び込んだ後まで、同じ画角に収まるように撮れば、カメラ動かさずに済むからね。
ちょっとしたコツでも試すと写真が撮りやすくなったりするので試してみてください。
カメラの設定について
留まっているカワセミだったら、i.AUTOモードで撮れちゃいます。
飛んでたり、水中に飛び込む写真が撮りたい場合は、i.AUTOモードだとちょっと辛い。
ということで以下のような設定をしています。
- 親指AFにする
- AF方式をS-AF+MFにする
- Sモードでシャッタースピード速くする
親指AFにする
まずAF(オートフォーカス)は、親指AFにしています。
通常はシャッターボタンでピント合わせからシャッターを切るということまでやりますよね。
それだと、シャッターボタン押すたびに、ピントを合わせるということをします。
カワセミにせっかくピントが合っていても、次にシャッターボタンを押したときに、違うところにピントが行っちゃうなんてことが起きることがある。。。
親指AFはピントを合わせる作業を、親指で押せるボタンに割り当てるんです。
OM-D E-M1 MarkⅡだったら、「AEL/AFL」というボタン。
親指AFしておくと一度ピントを合わせれば、「AEL/AFL」を押さない限りその距離からピントは合ったままになります。(被写体との距離が変わればピントはずれます)
最初にカワセミかカワセミが飛び込むであろう水面にピントを合わせておいて、後はカワセミが飛び込んだらシャッターボタンを押せばいいだけ。
ピンボケするのを防ぐことが出来ます。
AF方式をS-AF+MFにする
通常何も設定をいじらなければ「S-AF」になっています。
これは、AFボタンを押すと1回だけピントを合わせるというモード。
「S-AF+MF」はこれにMF(マニュアルフォーカス)の機能を追加したモードです。
最初にAFでピントを合わせておいて、ちょっとずれてるなって思ったときに、フォーカスリングを回すとピントを調整できるというモードです。
カワセミの場合は、このモードが無くても撮りやすいんだけど、木の中に隠れてる野鳥などを撮る時に便利だったりします。
Sモードでシャッタースピード速くする
カワセミが飛んだり水に飛び込む時のスピードはとても速いです。
羽ばたきなどを、カチッと止めた写真を撮りたい場合は、シャッタースピードを上げる必要があります。
最低でも1/2000、僕が見たサイトでは1/4000と書いてありました。
シャッタースピードを上げて撮った写真はこちら。
ピントが甘いんですが、エビを咥えて水から飛び出る瞬間は捉えられてます。
一瞬を切り取れているのはすごいですよね!
こちらはシャッタースピード1/4000秒にして撮った写真です。
カワセミはほぼブレ無しで撮れていると思います。
シャッタースピードを上げると、辺りが暗いとISOをあげる必要があったりするので、その辺は撮りながら調整してみてください。
シャッタースピードやISO、F値などが????っていう人は、まず基本から学びましょう!
この本が結構わかりやすいよ。
カメラの紹介
今回の記事に載せた写真は、すべてこのカメラで撮影しています。
発売が2017年と世代が少し古いカメラなんだけど、オリンパスのミラーレスの中では上位機種に当たり基本性能が高いので綺麗な写真が撮れます。
今年MarkⅢが発売されたんだけど、それはまだまだ値段が高い。。。
MarkⅡの値段が下がっているので、もしかしら買い時なのかも!
お金に余裕があったら欲しいカメラですね(笑)
性能をわかりやすく見比べられるように一覧表にしてみました。
E-M1 MarkⅢ | E-M1 MarkⅡ | E-M5 MarkⅢ | E-M5 MarkⅡ | |
センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー | 4/3型Live MOS センサー |
画像処理エンジン | TruePic Ⅸ | TruePic Ⅷ | TruePic Ⅷ | TruePic Ⅶ |
画素数 | 2037万画素 | 2037万画素 | 2037万画素 | 1605万画素 |
防塵防滴仕様 | あり | あり | あり | あり |
手ブレ補正 | 5軸7.0段 | 5軸5.5段 | 5軸5.5段 | 5軸5段 |
AF方式 | ハイブリッド | ハイブリッド | ハイブリッド | コントラスト |
メカニカルシャッター | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 | 1/8000~60秒 |
電子シャッター | 1/32000~60秒 | 1/32000~60秒 | 1/32000~60秒 | 1/16000~60秒 |
連写速度 | 最高15コマ/秒 | 最高15コマ/秒 | 最高10コマ/秒 | 最高10コマ/秒 |
静音連写速度 | 最高60コマ/秒 | 最高60コマ/秒 | 最高30コマ/秒 | 最高11コマ/秒 |
ハイレゾショット | 80M | 50M | 50M | 40M |
動画 | C4K,4K,FHD,HD | C4K,4K,FHD,HD | C4K,4K,FHD,HD | FHD,HD |
大きさ(W×H×D) | 134.1×90.9×68.9 | 134.1×90.9×68.9 | 125.3×85.2×49.7 | 123.7×85×44.5 |
重さ | 約580g | 約574g | 約414g | 約469g |
価格 | 217,800円 | 213,840円 | 162,800円 | 100,100円 |
発売日 | 2020年2月28日 | 2016年12月22日 | 2019年11月22日 | 2015年2月20日 |
※1:AF方式のハイブリッドは、像面位相差AFとコントラストAFの併用です。
※2:連写速度はメカシャッター時のものです。
※3:重さは充電池とメモリーカードを含みます
※4:価格はボディーのみの価格で、オリンパスオンラインショップの通常商品価格を表示
代表的な項目のみピックアップして比較しました。
もっと詳しい情報が知りたい場合は、公式ページをご覧ください。
レンズはこの2つ。
このレンズは、PROシリーズのレンズで12-100mmという高倍率のズームレンズです。
広角から望遠まで網羅出来てすごく使い勝手よいです。
オリンパスの交換レンズでは上位レンズで、値段もそれなりにしますが性能も高いです。
E-M1というボディーを持っているなら、買っておきたいレンズの1つですね。
こちらは廉価版の超望遠レンズ。
300mm(35mm換算600mm)という超望遠ながら小型軽量で持ち運びがしやすい。
PROレンズに比べると画質は落ちますが、E-M1に装着したらそれほど気にならないかも。
お金に余裕があるならPROシリーズの300mmとか欲しいけど、野鳥撮影の最初の一歩としては買いやすいレンズだと思います。
画質に関しては、この記事の写真を見てもらえばわかると思います。
ただし、ブログの記事に載せるためにリサイズして容量を小さくしています。
オリジナルのデータはもうちょっと画質は良くなっています。
街歩きや登山の時にカメラを入れておくのに便利なのがこのバッグ。
E-M1に12-100mmPROのレンズをつけてもすっぽり収まるし、防水仕様になっているので雨の日も安心です。
アウトドア向きのカメラバッグで、街歩きの時に肩から下げて歩けるのでとても便利。
登山時にもいちいちザックにカメラをしまう必要がないのであると重宝しますよ!
詳しい記事も書いています。
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まとめ
以上、近所で見つけたカワセミの撮影レポートでした。
まだまだカメラの機能を使いこなしてないので、これよりも良い写真は今後撮れると思います。
僕と嫁んさんのカメラの知識ってホント浅いので(笑)
カワセミが近所にいるので、ちょいちょい行っては撮影の腕を磨いて行きたいと思います。
今回の記事は、上位機種OM-D E-M1 MarkⅡでの撮影をまとめましたが、中堅機種のE-M5 MarkⅡでも撮影しているので、そちらも後日記事にしたいと思います。
みなさんもカワセミ撮影してみましょう!!
楽しいよ(笑)
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