2017年9月7日から16日の10日間で行ったポルトガル観光旅行の6日目の記事です。
この日は世界遺産の街ポルトの歴史地区を散策してみました。
ボルサ宮殿やクレリゴス教会の塔に行ったり、路面電車(トラム)に乗ったりして観光を楽しみました。
ポルトの街並みも歴史的建造物がいっぱいあり、リスボンに負けないくらい見どころがありました。
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ポルトの中心的な駅サン・ベント
この日最初に向かったのは、サン・ベント駅 です。
次の日に行く予定のアゲダへの列車チケットを購入するために行きました。
サン・ベント駅はメトロと普通の列車が止まる比較的大きな駅です。
ここから列車に乗る人が多いのか、すごく混んでいました。
窓口もすごく混んでいたので、チケットを買うのは断念。
あとでカンパニャンまで行って買うことにしました。
カンパニャンのほうが人が少なそうなので。
駅の建物はレトロでとても立派。
すごく歴史を感じる建物です。
中に入ると、壁一面にアズレージョが施されていて、来た人を圧倒します。
時計もなんか味がありますよね~。
列車に乗らなくてもこのアズレージョだけを見にサン・ベント駅に行ってみるのもありですよ。
写真撮ってる観光客もいっぱいいました。
僕たちもその中の1人ですが(笑)
ポルト商業組合の建物ボルサ宮殿へ
次に向かったのは、ボルサ宮殿。
1834年に建てられた、ポルト商業組合の建物です。
ドウロ川のすぐ近く、サン・フランシスコ教会の隣にあります。
ボルサ宮殿のチケットの料金
チケットの料金は、1人8.5ユーロ。
係員さんの話によると、中を見学するにはガイドツアーに参加する必要があって、次のツアーが50分後くらいとのこと。
ということで、チケットは購入して周辺を散策することにしました。
ちなみにガイドツアーは、英語、フランス語、ポルトガル語などで、日本語はありません。
うー、残念。
ガイドさんが話している内容がわからなくても、中を見るためなので仕方ないですねぇ。
ドウロ川周辺を散策
ボルサ宮殿はドウロ川の近くにあるので、ドウロ川沿いを散策しました。
レストランやホテルなどのレトロでかわいらしい建物が立ち並んでいます。
窓の形や色使いがかわいらしいですよね。
ベランダにさしてあるパラソルが、とてもオシャレ~。
ここに宿泊したらドウロ川の景色も見れて、楽しいだろうなぁ。
黄色が鮮やかなホテルです。
青空だと建物のパステルカラーが、一段と映えて見えますね!
この周辺はレストランもいっぱいあるので、ご飯を食べるところには困らないです。
ドウロ川クルーズに行く船もバンバン出ていまいた。
お天気がいいので、超気持ちよさそう!
どの船も、パンパンに観光客が乗っています(笑)
綺麗な街並みを写真に撮りながら見ていたら、あっという間にツアーに時間がやってきました。
というわけで、ボルサ宮殿に戻りました。
ボルサ宮殿見学ツアー
まず最初に案内してくれたのが、中庭のような部屋です。
天井がガラスで吹き抜けになっている部屋です。
天井部分にポルトガルと友好関係にあった国を現した絵が描かれています。
日本ぽいのはなかったなぁ(笑)
晴れている日は天井から光が差し込んで、とても明るいです。
床にはとっても細かいタイルで、きれいな柄が描かれています。
上から下まで、とても美しいデザインですね。
続いて石で作られている、とっても豪華な階段を登って2階に行きます。
ここの天井にも絵が描かれています。
装飾が細かく見事としか言いようがないですね。
続いて、裁判が行われていた部屋。
50年前くらいまでは、実際にこの部屋で裁判が行われていたそうです。
こちらは黄金の間。
今でもポルト商業協会の会議が行われているそうです。
会議室にしては豪華すぎる(笑)
廊下も格式高そうな感じが出ています。
ここも会議室。
この部屋も毎年ポルトの商業組合の会議で使われているそうです。
木目調ですが、石膏の上に木目の模様を描いているんだとか。
木も加工できる技術があると世の中に示したかったんだって。
見栄っ張りだね(笑)
そしてこの部屋が「アラブの間」。
アルハンブラ宮殿を模して造られた部屋で、ポルトガルの勢いを世の中に示すために造られたんだって。
それにしても豪華すぎやしませんか(笑)
部屋全体がピカピカです。
装飾が細かくて派手!
見たらその豪華絢爛さに圧倒されます。
どの部屋も見ごたえがあって、ガイドさんの話していることがわからなくても楽しめました。
僕の場合、嫁が英語が出来るのでちょいちょい通訳してもらったっていうのもよかったのかも。
でも、豪華絢爛な部屋を見るだけでも価値がある場所だと思います!!
ドウロ川を望めるレストランでランチ
時間もお昼になっていたので、ドウロ川沿いにあるレストランでランチをすることにしました。
いろいろお店があったんだけど、ドウロ川が見える位置にテラス席を作っていたレストランにしてみました。
そのお店は、「Grupo Desportivo Infante D. Henrique」というお店。
テラス席から見える景色がとてもよく、気持ちよくお食事ができるレストランでした。
ドン・ルイスⅠ世橋も見えます!
ここで注文してみた料理は、トマトのスープと豆ごはん、サラダです。
前日いっぱい頼んで失敗したので、抑え目にしてみました。
こちらトマト風味の野菜スープ。
とっても優しいお味で飲みやすくおいしかったです。
そしてサラダと豆ごはん。
付け合わせのイワシのから揚げ。
サラダはツナが乗っていて、普通においしかった。
ボリュームも満点!
豆ごはんは、トマト風味でこれも優しいお味。
僕も嫁も、このご飯がとても気に入り、日本に帰ってから作ってみたいねぇと言ってたくらいです(笑)
イワシのから揚げも、レモンをかけるととてもあっさりしておいしい!
全体的においしいお店でした。
優しい味付けが良かったな~。
ポルトガル料理は味付けが美味しいね!
ドウロ川の景色を見ながら、のんびり食事をしたいときに良いレストランです。
カンパニャン駅でアゲダ行きのチケットゲット
メトロでカンパニャン駅に移動して、次の日にいくアゲダ行きの列車のチケットを購入しました。
カンパニャンの窓口は、サン・ベントほど混んでなくて、すぐにチケットを購入することが出来ました。
最初、列が長い窓口と短い窓口があって、どっちに並んだらいいかわからなかったんだけど、結果どこでもよかったみたい(笑)
英語もそれなりに通じるし、前もって列車の時刻表をスマホの画面に出しておいたので、スムーズに購入できました。
時刻表はポルトガル鉄道の公式ページで見ることが出来ます。
クレリゴス教会の塔に登ってみた
メトロでサン・ベントに戻り、クレリゴス教会に行きました。
18世紀に建てられた教会で、バロック様式の建物だそうです。
となりに76mの塔があり、登ることが出来ます。
料金は4ユーロです。
上には階段で登る必要があり、上からはポルトの街を一望できます。
360度見渡せるので、登ってみる価値はあると思います。
ただ、階段や塔の上は狭いので、たくさん人が登っていると窮屈です。
階段も急なので、結構疲れます(笑)
隣のクレリゴス教会も見学することが出来ます。
この教会も装飾がとてもきれい。
ポルトガルの教会は、どこも豪華絢爛ですねぇ。
ポルトの街が一望できる塔と豪華絢爛の教会が見学できるので、ポルトに行ったらいておきたい観光スポットです。
クリスタル宮廷園をお散歩
クレリゴス教会からクリスタル宮廷園までは、最初路面電車(トラム)で行こうと思ったんだけど、路面電車(トラム)だとすぐ着いちゃいそうだったので歩いていきました。
歩くと15分くらいです。
クリスタル宮廷園には、日本でも馴染み深いマラソン選手、ロサ・モタの名前が付いた競技場もあります。
ロサ・モタってポルトガルの選手だったのね~。
昔、元野球選手のパンチ佐藤さんがコメントするときに、良く出して名前ですよね(笑)
なつかしぃ~。
園内は芝生や展望台もあり、市民や観光客の憩いの場になっていました。
緑も多く、とても気持ちの良い公園です。
ポルトってでっかい立体看板もあったりします。
観光客が丸い部分から顔出したり、思い思いのポーズをとって写真撮ってた(笑)
僕もちゃんと撮りましたよ!
恥ずかしいから、ブログには載せませんけど(笑)
奥に見えるのが、ロサ・モタ屋内競技場です。
園内をドウロ川のほうに歩いていくと、展望台もあります。
そこからドウロ川を望むことが出来ます。
ここからの景色も良いですねぇ。
僕たちのポルトの観光はドウロ川が中心になってるなぁ(笑)
のんびりお散歩するのにちょうどよい公園です。
ポルトはリスボンに比べて日本語ガイドさんのツアーが少ないです。
こちらのツアーは英語ガイドツアーですが、英語でもガイドさんがいたほうが良いという人は見てみてください。
ポルト市内観光ツアー【ベルトラ】
これ以外のツアーもたくさん開催されているので、ベルトラを確認してみてください。
日本語対応しているかどうかツアーの詳細を見て確認してくださいね!
超レトロな路面電車(トラム)に乗ってみた
歩いてカルモ教会のほうに戻り、ポルトガルに来てまだ乗っていなかったレトロな路面電車(トラム)に乗ってみることにしました。
リスボンで新型には乗ったけど、路面電車感なかったからなぁ(笑)
カルモ教会前に駅があるので、そこで電車が来るの待ちました。
こんな感じのレトロな車両です。
電車ファンなら生唾ごっくんの魅力的な車両でしょ(笑)
カルモ教会の前には、クリスタル宮廷園のほうにいく18番という路線と、中心街を1周する22番という路線が来ます。
僕たちは、22番に乗ることしました。
だって、せっかく乗るんだから長く楽しみたいから。
路面電車(トラム)が来たら、入り口で運転手さんにお金を払ってチケットを買います。
チケット買ったら中へ。
混んでたけど、何とか座れました。
車内は言うまでもなく、スーパーレトロ。
モーター音も揺れも、それだけでアトラクションに乗っている感覚です。
3ユーロって一見安くない感じがしますが、街を1周するアトラクションと考えると、かなりお得な料金だと思います。
嫁とともに、とてもテンションが上がってしまいました(笑)
ちなみに僕も嫁も鉄道ファンではありません。
それでも楽しかったので、鉄道好きの人はたまらないと思います。
動画もとったので、雰囲気だけでも見てみてください。
路面電車(トラム)に乗っていると観光客の視線もすごく感じます(笑)
それだけ魅力的な車両だってことだね!
この後、いったんホテルに戻り休憩しました。
ホテルの前のレストランで晩御飯
日の入り時間が近づいてきたので、ドン・ルイスⅠ世橋のほうに行って、夕日を見てきました。
この旅で、何度この場所に来たでしょうか(笑)
夕日とオレンジの灯りがともり始める街並みがとてもきれいですね。
夕日を見た後、ホテルのほうに戻り、気になっていたレストランに入ってみることにしました。
レストランの名前は、「A Taska Restaurante」。
地元の人も行きそうな、大衆的なレストランです。
お店に入ってみると、おじさんが1人でホールをやっていて忙しそう。
空いてる席に座ってよいというので、空いてる席に座って待ちます。
しばらくすると、おじさんが紙のメニューを1枚もってきてくれるんだけど、何を書いてあるのかがいまいちわからない(笑)
英語表記してあるんだけどね。
こうなると勘で注文するしかありません(笑)
ポルトガルは干しダラの料理が有名なようなので、干しダラが入ってそうなものを1つとスープを頼みました。
bacalhauが干しダラなので、それが書いてあったので(笑)
そしてしばらくしてやってきた料理がこちら。
スープです。
メニューにはスープとしか書いてなかったけど、ガイドブックで見てみると、おそらくカルド・ヴェルデに近いものだと思います。
ポテトスープをベースに野菜が入っているもの。
お味がとてもやさしく、とてもおいしい。
今まで、量で失敗していたので、1皿しか頼んでなかったけど、これは1人1皿頼んでもよかったかも。
おいしいのでぺろりと行けちゃいます。
そして、なんだかわからず頼んだ干しダラ入りの料理がこちら。
ご飯かと思いきや、違いました。
ガイドブックによると、バカリャウ・ア・ブラズ。
そういえば、おじさんが「ブラズ?」って聞き返していたような気がします(笑)
干しダラとポテトと玉ねぎを炒めたものだそうな。
これが干しダラのうまみがギュッと出ていて、おいしかった。
若干脂っこい感じもするけど、オリーブオイルだからかそこまで気になりません。
これもぺろりと完食です。
これは2人で1皿で正解でした。
最後におじさんが、「カフェ?」と聞いてくるので、せっかくなのでいただきました。
僕も嫁もコーヒーは苦手なんだけど、ポルトガルはコーヒーを飲む文化のようなのでね。
量は少なめです。
味は苦みが強いんだけど、意外と後味がすっきりとしていました。
後まで口の中にコーヒーの味が残ることがなかったなぁ。
結構、飲みやすいのかも!
料金は、全部で10ユーロ。
あまり注文してないとはいえ、とてもリーズナブルだね。
ポルトに移動してきた日に来ればよかった(笑)
まとめ
6日目もかなり充実した内容の観光でした。
路面電車(トラム)に乗ったり、美味しいポルトガル料理を食べたりとね。
まだまだ見れていないところもあるし、ポルトも見どころ満載ですね。
ポルト観光も街歩きが基本。
ほんと、グーグルマップがあって助かりました。
グーグルマップを心置きなく仕えたのはポケットwifiのおかげ。
今や海外旅行にはスマホは欠かせないアイテムですね!
今回のポルトガル旅行は、宿泊と飛行機の手配を「旅工房」さんに手配してもらいました。
こちらの条件などもよく聞いてくれて、とても良い行程になりました。
対応もとても丁寧なので、おすすめの旅行会社です。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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