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神奈川県東丹沢のミツマタ群生地、不動尻をハイキング!2023年は今が見頃です

2023年3月23日

不動尻ミツマタ群生地2023

2023年も黄色いポンポンの季節がやってきました!

そうです、ミツマタです。

この時期になると、ミツマタの群生地に行きたくなるんですよね~。

2021,2022年と2年連続で行ってるし、今年はいいかなぁって思っていたんだけど、いざ咲くと行きたくなりますね(笑)

場所は神奈川県東丹沢の七沢温泉の近くにある不動尻です。

バス停から不動尻までは舗装された道を歩いて行くので、スニーカーでもハイキングが出来る場所。

ただバス停からミツマタの群生地まで結構距離があるので、体力はそれなりに必要です。

頑張って歩いてたどり着くと、そこは辺り一面黄色の世界が広がっています。

沢ではミソサザイの囀りも聞こえるし、野鳥好きな人にもおすすめ。

3月20日に行ってきましたが、ミツマタはすでに満開の状態でした。

この記事では、不動尻のミツマタ群生地ハイキングについて紹介します。

今回の登山コースの説明

今回のコースは以下のようになっています。

  • 広沢寺温泉バス停:9時18分スタート
  • 広沢寺温泉駐車場:9時32分着
  • 山の神沢広場:10時17分着
  • 谷太郎分岐:10時34分着(10分ほどトイレ休憩)
  • 不動尻:11時02分着(144分ほど散策&ランチ)
  • 広沢寺温泉駐車場:14時18分着
  • 七沢バス停:14時35分着ハイキング終了

詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。

ヤマレコの山行記録を見る

そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。

  • 所要時間:5時間17分(休憩101分)
  • 山行時間:3時間36分
  • 歩行距離:11.3km
  • 高低差:414m
  • 累積標高(上り):426m
  • 累積標高(下り):435m
  • 体力消耗度:
  • 足つりそう度:
  • 斜面のきつさ:
  • 道の険しさ:
  • おすすめ度:

※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。

バス停からミツマタの群生地までは舗装された道路を歩いていきます。

なので危険個所も無いし、普通のスニーカーで問題なく歩けるコースです。

ただし距離は長めで往復10km程度あります。

今回不動尻に到着した後も不動の滝を見たり、ミツマタの群生地を散策したりしたので、トータルで11km強も歩きました。

また道は舗装されているものの、勾配はきつめで結構疲れます。

舗装された急坂を下ると、足腰に結構来るのでその点は念頭に入れて行きましょう。

不動の滝の道がやや緩めで歩きづらい個所があったので、そこは注意が必要です。

トイレは山の神沢広場、谷太郎分岐、不動尻の3か所に仮設トイレがあります。


ハイキングの様子

ではハイキングの様子を紹介していきます。

ミツマタの写真を多めで載せるので、黄色いポンポンの世界を感じてみてください。


広沢寺温泉バス停~不動尻ミツマタ群生地

不動尻ハイキング

ハイキングのスタートは、広沢寺温泉バス停から。

ここでパンとかおにぎりとかモグモグしてから歩き始めます。

不動尻ハイキング

バス停から15分程度歩くと広沢寺温泉に着きます。

ここにいは広めの駐車場があるので、車で行く人はここに止めます。

平日の9時過ぎですでに満車だったので、ミツマタの時期は早めに行った方が良いかもしれません。

なおこの時期は近くに臨時駐車場も造ってありました。

不動尻ハイキング

長閑な里山の風景を眺めながら歩いて行きます。

ウグイスが囀り始めていて、春だなぁって感じながら歩きました。

不動尻ハイキング

しばらく歩いて行くと、次第に勾配がきつくなっていきます。

これが意外と堪えます(笑)

不動尻ハイキング

辺りの風景が里山から樹林帯に変って行きます。

花粉症が悪化するのが怖かったけど、特に悪化することはなかったな(笑)

不動尻ハイキング

この樹林帯に入った辺りからミソサザイの囀りが聞こえ始めてきます。

今回不動尻に来たのはミツマタ以外にもミソサザイの写真が撮りたいという目的もありました。

なのでミソサザイの囀りを聞くとテンションが上がる(笑)

不動尻ハイキング

こんな感じの沢があって、この沢沿いにいたりするのよね~。

ミソサザイの声を聞きつつ、姿を探しながら坂道を登って行く。

不動尻ハイキング

結構近くで囀っていたので、探して見たんだけどその姿は見つけられず。

とりあえず目的のミツマタの群生地に向かいます。

不動尻ハイキング

さらに続く坂道。

スタート時は涼しかったのに、この辺りに来ると汗だくになっていました(笑)

マスクも付けてられなかった。

若干、鼻がムズムズしたけど、耐えられない感じではなかったな。

不動尻ハイキング

スタートしてから1時間くらいで、山の神沢広場に到着。

ここには少し長めのトンネルがあります。

トンネルの中に入ると結構暗いです。

不動尻ハイキング

暗い場所が苦手な人はライトを持って行くかスマホのライトを照らしましょう。

山の神沢広場から10分程度歩くと谷太郎分岐に到着。

ここでトイレ休憩をしてから不動尻に向かいます。

不動尻フサザクラ

この花はフサザクラ。

不動尻ハイキング

こんな看板も出来ていました。

不動尻を観光スポットにしようと、厚木市も力を入れてるみたい。

不動尻ヒトリシズカ

熱心に写真を撮っている人がいたので、そのカメラの先を見てみるとこの花が咲いていました。

ヒトリシズカという植物だそうです。

とても小さな花で、誰かが見てないと素通りしてしまいそう(笑)

山野草が好きな人も楽しい季節が到来したって感じですね!

谷太郎分岐から不動尻までもちょっと坂道が続きます。

不動尻ハイキング

でもその坂を上りきるとミツマタの群生地に到着です。

バス停からミツマタの群生地までは2時間強といった感じですね。


不動尻ミツマタ群生地を散策

不動尻ミツマタ群生地2023

ミツマタの群生地の入口辺りに流れる川。

苔苔していて、とても綺麗な川です。

ここにミソサザイがちょこちょこ現れたりします。

そのミソサザイちゃんはこちら。

不動尻ミソサザイ

いきなり現れてくれて写真も撮れて良かった(笑)

苔のステージに乗ってくれるなんて最高です。

沢を眺めながらまずはランチ休憩。

おにぎりをモグモグしているとミソサザイが飛んで来てくれるのが嬉しい(笑)

ミソサザイの写真はこちらの記事にたくさん載せているので、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

エネルギー補給が終わったら、不動の滝を見に行ってみることに。

過去2回来ているんだけど、不動の滝までは行ったことなかったんですよね。

てか、不動の滝っていうのがあったなんて知らなかった(笑)

不動の滝は沢沿いを少し登って行った場所にあります。

不動の滝

これが不動の滝。

滝自体は小さいので、別に無理して見に行かなくてもいいかなぁって感じだったけど、この側にはハナネコノメという小さな花が咲いているので、それを見に行きたかったのよね。

そのハナネコノメがこちら。

不動尻ハナネコノメ

とても小さな花です。

花の大きさは1cmもないくらいかな。

渓流沿いの岩場に生えている植物だそうです。

不動尻ハナネコノメ

滝の周辺にはこの花がたくさん咲いていました。

不動の滝ハナネコノメ

この花を撮りに滝まで行く人も結構多いみたい。

ただ滝まで行く道が狭いのが難点かな。

休日とか混雑している時に行ったら、もしかしたら渋滞になっているかもしれません。

続いて今回のメイン、ミツマタの群生地を散策します。

不動尻ミツマタ群生地2023

杉林の中を一面に広がるミツマタが見事です。

不動尻ミツマタ群生地2023

どこを歩いても黄色いポンポンがあちこちにある(笑)

不動尻ミツマタ群生地2023

群生地の中を歩きながら、綺麗に写りそうな場所を見つけてはパシャパシャ撮る。

花の写真を撮るのは嫁さんがメインなんですけどね(笑)

不動尻ミツマタ群生地2023

モデルをやらされる私。

ミツマタに包まれてる感、出てるかしら(笑)

この中を歩いていると、ミツマタの甘い香りが漂ってきます。

不動尻ミツマタ群生地2023

モデル交代(笑)

こんな感じで撮影を楽しみます。

不動尻ミツマタ群生地2023

どこを切り取っても美しい風景。

不動尻ミツマタ群生地2023

周りの立派な杉々の入れ方でも写真の見え方が変わるので、歩いてはパシャリを繰り返す。

時間はいくらあっても足りないですねぇ。

不動尻ミツマタ群生地2023

少し引き気味に撮った写真。

ミツマタが一面に群生している感じが伝わってくる一枚。

不動尻ミツマタ群生地2023

少し近くによって撮ると、こんな感じになります。

よく見ると不思議な形の花ですよね(笑)

不動尻ミツマタ群生地2023

これはすごく寄って撮った写真。

小さな花の集合体っていうのがわかる。

不動尻ミツマタ群生地2023

よって撮ると、背景のミツマタが黄色い丸になるのも可愛らしいですね。

これらの写真を撮ったのはこちらのレンズです。

昨年12月に購入したレンズですが、花や景色が綺麗に撮れて重宝しています。

軽量コンパクトなのも良い点ね。

そして鳥撮影用に持って行っていた望遠レンズでもミツマタを撮ってみる。

不動尻ミツマタ群生地2023

望遠レンズで撮ると背景が玉ボケになって良い感じ。

不動尻ミツマタ群生地2023

ちなみにこちらの写真を撮ったレンズはこちらです。

望遠レンズで花を撮影するのも面白いですね!

ランチやミソサザイ撮影、ミツマタ撮影などを行って2時間強くらい滞在しました(笑)

十分堪能したので下山し、バス停まで行ったらハイキング終了。

とても楽しいお花見ハイキングでした。

私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。

撮影機材の詳しい説明はこちら


ハイキングコースまでのアクセス

行きは本厚木駅の近くにある「厚木バスセンター」からバスに乗って「広沢寺温泉入口」まで行きました。

厚33、厚34系統のバスで行くことが出来ます。

本数は少ないけど、厚38系統に乗って「広沢寺温泉」まで行けると歩く距離を短くすることが出来ます。

厚木バスセンター時刻表【公式】

帰りは「広沢寺温泉」か「広沢寺温泉入口」もしくは「七沢」から乗ります。

広沢寺温泉時刻表【公式】

広沢寺温泉入口時刻表【公式】

七沢時刻表【公式】

本数が少ないですが、広沢寺温泉からバスに乗れたらそれが一番楽です。

ミツマタのハイシーズンの土日祝は、バスがとても混雑するようなので早めに行動をした方が良いと思います。

私は今回平日に行ったので、バスは混んでなかったので行きも帰りも快適でした(笑)

休日に行った方のコメントを見ると、かなり大変だったようなので、行けるのであれば平日に行くのがおすすめかな。

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今回のハイキングの服装や持ち物

今回の登山は以下の装備で歩きました。

持ち物

この日は朝方はそれなりに冷えていたので、レインウェアの上を着ていきました。

でも登り始めてすぐに暑くなって脱ぐ感じでしたね。

登っている最中はTシャツでもいいくらいでしたが、ミツマタ群生地を散策している時は長袖シャツを着ているのがちょうど良いくらいでした。

この時期は朝昼の気温差が結構あるので、レイヤリングで調整できるようにしていきましょう。

そのほかの装備は、軽いハイキングのもので十分です。

ただし道の距離は長く勾配もあるので、普段トレッキングポールを使用している人は持って行った方が良いです。

靴はスニーカーでも大丈夫ですが、不動の滝まで行く場合は道がぬかるんでいる個所があるので、白いスニーカーなどで行くと汚れる恐れがあります。

その点は注意しましょう。

私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。

登山ギアの詳しい説明はこちら


ミツマタは今が見頃!

以上、不動尻のミツマタハイキングのレポートでした。

ミツマタは今が見頃でとても綺麗に咲いていました。

ミツマタの見頃は、3月中旬から4月上旬くらいまでです。

辺り一面に広がるミツマタの大群生、見ごたえがとてもあるので是非行ってみてくださいね.

頑張って歩いて行く価値はあると思います!

開花状況は厚木市の公式ページを参考にしてみてください。

厚木市観光協会【公式】

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しむしむと申します。東京在住アラフィフのおっさんです。嫁さんと旅行やお出かけするのが趣味。実際に行ったところや見たものを記事にしてるので、同じ場所に行きたい人の参考になればと思います。ツイッターとインスタも始めたので、良かったらフォローよろしくです!

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