こんにちは~、しむしむで~す。
2021年4月11日、天気の良い週末だったので、東京都檜原村の方に登山に行ってきました。
今回登山した山は浅間嶺。
2年前に1度登ったことがある山で、その時に山に結構桜があったのを覚えていて、桜が咲く季節に行ったら綺麗だろうなと思い、今回登ってみました。
浅間嶺の標高は903mと低山なんだけど、登山道の傾斜が意外ときつめで歩き応えがあります。
目的だった桜も咲いていたし、ツツジやスミレなどこの時期に山に咲く花がたくさん咲いていて、楽しいお花見登山となった!
山頂付近では山ごはんや絶景も楽しめたし、心身ともにリフレッシュできた登山でした。
今回の記事は花の写真が多めになっているので、春らしい雰囲気も楽しんでもらえたらと思います(笑)
うちの登山ギア
今回のハイキングコースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
登りは、途中までは傾斜がきつい普通の道路を歩いて行きます。
登山道は整備されていて、歩きやすくなっていますが、意外と傾斜がきついので尾根に出るまで息が上がります。
危険個所は特にないです。
下りも最初は歩きやすいんだけど、途中沢沿いを行く道は岩がゴツゴツしているの歩きづらい個所があります。
登山道が終わった後、普通の道路を歩く区間が長いので、それが結構体力を消耗させたりもします。
全体の距離的には10km程度で登山としては調度いいくらいだけど、そこそこ疲れると思います。
マイナーな登山道なのか、あまり人が歩いていなくて空いてるのは快適で良かったな。
結構穴場のコースだと思います。
登山道の難易度は低めなので、初心者にもおすすめできるコースです。
浅間嶺登山の様子
では、浅間嶺登山の様子を写真とともに紹介していきます。
人里バス停~浅間嶺山頂
登山のスタート地点は、人里バス停。
人里は、「ひとさと」ではなくて「へんぼり」と読みます。
まずこの人里バス停の枝垂桜が見事でした。
バス停のレトロな感じも相まって、すごく絵になる風景になっていた。
ここの枝垂桜は結構有名らしく、早朝から車やバイクをこのバス停の前において写真撮ってる人もいた(笑)
これだけの枝垂桜があったら、写真も撮りたくなるよね。
僕たちもここでちょこっと写真を撮って、朝ごはんのおにぎりをモグモグした後、登山に向かいました。
この桜だけ見てそのまま帰っても良かったくらいの満足感あった(笑)
バス停から2分くらい歩いた場所にトイレがあるので、そこでトイレも済まします。
そして傾斜がきつめの道をひたすら登って行く。
この辺りに住んでる人、大変じゃないのかなぁ。
車が必須の場所ですな(笑)
この道を20分弱歩いて行くと登山道入り口に着きます。
この標識が入口の目印。
ここ、若干わかりづらかったんだけど、階段がある方に行くと行き止まりになります。
上の写真の方に進むのが正解ね。
ちなみに僕と嫁さんは間違えたんだけど、そのおかげでニリンソウの群生が見れた(笑)
たまには道も間違えてみるもんですな(笑)
登山道に入るといきなり満開のヤマブキがお出迎え。
序盤から綺麗な花を満喫出来た。
少し歩いて行くと、針葉樹の樹林帯になります。
この辺りの登山道はしっかり整備されていて歩きやすかった。
道の脇の方を見てみると、小さな花がちょこちょこと咲いてます。
これはタチツボスミレかな。
この花は登山道の至る所に咲いてました。
ひっそり咲いてる感じが良いですよね~。
樹林帯に入ると、鳥の声も多くなってきます。
何か出てこないかなぁって思っていたら、こちらの鳥ちゃんが出てきてくれました。
ルリビタキの女子、ル~リ子ちゃ~ん(笑)
平地では冬場しか見ることが出来ないので、緑に囲まれたルリ子ちゃんがとても新鮮に感じた。
この辺りでは夏場もルリビタキが見られるのかなぁ。
山の中でルリビタキに会うとめちゃくちゃ嬉しいな。
この日はいつも使っている望遠レンズは持って行ってなかったので、小さくしか撮れなかった。
思いっきりトリミングいしているので、画像は粗めです(笑)
緑の心地よい匂いを楽しみながら歩いて行くと建物が一軒。
なんでもテレ朝の「ぽつんと一軒家」に出たことある家なんだそうな。
自由に庭に入ってよいそうなので入ってみる。
庭から見えた景色がこちら。
向かいの山にハートが見えたらラッキーって、入口の看板に書いてあったんだけど、正直どれだかわからんかった。
写真の真ん中から少し右寄りの、山が禿げてる部分がハートに見えるってことなのかな。
下の桜を拡大して撮った写真だと、ハートっぽいのがわかるかな!
しむしむ夫婦、ラッキーだったということで(笑)
綺麗な景色を堪能して登山再開。
針葉樹の樹林帯をひたすら登って行きます。
新緑も芽吹いてきていて、とても気持ちの良い登山道。
新緑と朝日のシャワーで心身ともに浄化されていく気分。
山の中を歩くって良いですなぁ。
事前の情報だと、イノシシやカモシカなどの目撃情報もあったので期待しながら歩いたんだけど、見つけられず。
でも痕跡はあった。
痕跡、残し過ぎだろ(笑)
これは誰のウンコでしょうか~。
あまりにモリモリウンチだったので、思わず写真を撮った嫁さんでした(笑)
登山開始から1時間20分程度で尾根に到着。
ここからは歩くのが少し楽になります。
この尾根沿いの道がまた気持ちが良い。
新緑の優しい緑のトンネルを歩いてるような感じ。
この時期のハイキングは、暑すぎないしほんと心地よく歩けます。
この尾根道を少し進んでいくと、木が伐採されて開けてる場所に出ます。
そこからは奥多摩の山々が見渡せて絶景!
パッとみて何山かわかったら楽しいだろうなぁ(笑)
そんな絶景を楽しみつつ、さらに歩を進めていきます。
ここを登ったら浅間嶺山頂到着。
浅間嶺山頂~浅間嶺展望台
標高は903mで、山頂は木に囲まれていて眺望はなし。
なので、ここでは休憩せずに展望台に向かう。
途中に浅間嶺休憩所があって、ここには比較的綺麗なトイレもあります。
ここでランチを休憩するのもありなんだけど、展望台の方が景色が良いので展望台に向かいます。
休憩所付近の桜が綺麗に咲いていた。
これはヤマザクラなのかな。
花が小さめで、ソメイヨシノに比べると控えめな感じがまた良いね。
これはミツバツツジかな。
すごく綺麗に咲いていた。
山に自生する花を愛でながらの登山も良いものですね。
そして浅間嶺展望台に到着。
富士山もちょこっと見えるのわかります?
え?わからない??
写真の真ん中らへんに生えてる木の右側辺りにあるんだけど。
心の清い人にしか見えないからなぁ。
一応見えたという、証拠写真(笑)
望遠で撮ってます。
真っ白な富士山の頭がしっかり見えてますね~。
富士山と反対側も見晴らしが良いです。
こっちは奥多摩の山々が見渡せます。
この景色を楽しみながら山ごはん!
この日の山ごはんは、「半熟明太子カルボナーラ」と「シウマイ」。
山で本格パスタが簡単に食べられるって幸せ~。
材料とか作り方はこちらの記事に書いてます。
この記事の写真枚数が結構多くなっちゃったので(笑)
味はもちろん最高です!!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
浅間嶺展望台~払沢の滝入口バス停
美味しい山ごはんでお腹を満たした後は下山をします。
下山途中にカタクリの群生地があるらしいので探しながら歩きました。
浅間嶺の上の方では、まだ桜が咲いていてお花見をしながら歩いて行く。
この時期しか楽しめない華やかな風景。
公園の桜とは違う美しさがあるね。
花も綺麗なんだけど、この新緑を楽しむのも醍醐味。
夏の濃い緑もいいんだけど、フレッシュな感じの黄緑が目にも優しい(笑)
新緑の緑が青空に超映える!
しばらくこの気持ちの良い登山道を下山していくと、またまた木が伐採されて開けてる場所に出ます。
木を伐り出す場所になっているみたいで、道の左側は結構な傾斜で切り立ってる。
道幅も狭いし、高いところが苦手な嫁さんは怖かったようです(笑)
下を見ると吸い込まれそうな感覚になる(笑)
開けているので景色は最高でした!
そしてこの場所の近くに「カタクリの群生地」の標識があります。
これに従って、ちょっと寄り道。
ただ、カタクリの群生地に行くには急斜面を登って行く必要がある。。。
そして、登って行くと確かにカタクリの葉はあったんだけど、花はどれも枯れていた。
カタクリのピークは終わっていたようです。
でも、根性で咲いてる花を探す(笑)
で、一輪だけ見つけた枯れて無いカタクリ。
斜面の上の方に咲いていたので近づけなかったので、望遠で撮りました(笑)
この写真撮るのに結構苦労した。。。
急斜面で落ち葉もたくさんあって滑りやすいので慎重に下ります。
そして元の登山道に戻って少し進むと、おじさんが「ここにもカタクリ咲いてるよ」って教えてくれる。
あんな急斜面登らずに見れたんだ。。。
見てみると登山道わきのちょっとしたスペースにカタクリが咲いてました。
こちらの方がまだ咲いてるカタクリあったし、簡単に見ることが出来た(笑)
近くによって写真も撮れるしね。
綺麗なカタクリを見ることが出来て良かった!
教えてくれたおじさん曰く、ここにカタクリが咲き始めたのはここ2~3年のことだそうです。
木が伐採されて、日当たりが良くなったから咲いたのかなぁって言ってた。
来年来ることがあったら、こっちでカタクリ見ようっと(笑)
下山途中、カタクリ以外の花も楽しみながら歩きました。
道の脇の方に目を向けると、小さな花がいろいろ咲いてるんです。
ニリンソウ。
ミヤマキケマン。
小さな花を楽しみながら歩いて行くと、沢ぞいの道になります。
沢沿いは岩がゴツゴツしていて、結構ワイルドな感じ。
石は滑りやすいので転ばないように注意して下りていきます。
下山を始めてから1時間40分程度で登山道入り口に到着。
ここからはコンクリートの道路を歩いて行きます。
道路から見える景色もなかなか良し。
よく見ると山肌には桜のピンクもあったりします。
春の山を満喫って感じ~(笑)
道路わきには、やっぱり花が咲いている。
このスミレはなんだろう?
スミレっていろいろ種類があって良くわかんない(笑)
道路をしばらく歩いて行くと、時坂道傍施設便所があるので、その脇の細い道を入って行きます。
この道を入って行くと、民家の脇を通って行く感じの道に。
この里山の中を歩いてる感じがまた良かったですね。
桜やヤマブキが咲き乱れて春色~。
人の家の庭に咲いていた枝垂れ桜が超見事だった。
コハコベかな。
すっごく小さな白い花だった。
ハナモモも満開です。
これはレンギョウですかね。
何しろいろんな花が咲いていて、それを見ながら歩くだけでも楽しい場所でした。
そして再びアスファルトの道に出て、しばらく歩いて行くと払沢の滝駐車場に到着。
払沢の滝はドライブで来る人も多いので、駐車場は満車状態だった。
滝も見に行こうと思ったんだけど、車が満車状態ってことは混んでると思ったので、滝は見に行かなかった(笑)
ここでトイレを済ましてからゴールの払沢の滝入口バス停へ。
払沢の滝入口バス停の前には、「ちとせ屋」という有名な豆腐屋があるので、そこで豆腐ドーナツと豆腐を購入しました。
豆腐は味が濃くて美味しいし、ドーナツもふわふわで超美味しかった。
豆腐とは思えない美味しさでございました。
2つしか買わなかったけど、5つ入りを買えばよかったなってあとから思った(笑)
時間帯によっては購入するのに、多少並ぶときがあります。
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登山道までのアクセス
今回の登山のスタート地点「人里バス停」までは、JR武蔵五日市駅から五滝10系統のバスで行きます。
バスは乗客の数に応じて台数を増やしてくれるのが嬉しいですね。
所要時間は約40分で、料金は838円(IC運賃)。
帰りは「払沢の滝入口バス停」から五18系統のバスで武蔵五日市駅に戻ってきます。
所要時間は20分強くらいで、料金は483円(IC運賃)。
時刻表等は西東京バスの公式ページで確認してください。
yahooの路線情報などでも確認出来ます。
今回の登山の装備
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
朝は気温が低かったので、防寒着としてライトダウンも持って行きましたが使わなかったです。
この時期、山の方は朝方は冷えるので、一応暖かい上着もザックに入れておいた方が良いですね。
登るときは体が温まってからは、アウターは脱いで登りましたが、ランチをしている時は風吹くと体が冷えてくるので、アウターを羽織っていました。
下山時はそのままアウターを着たまま下りれたので、この日は気温はやや低めだったと思います。
重ね着で調整できるようにして行くのが基本ですね!
万が一の時のために上の地図も持っておくと良いです。
登山道はわかりやすいので迷うことは無いとは思いますが、備えあれば憂いなしです!
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
春の浅間嶺はお花パラダイス!
以上、浅間嶺のお花見登山のレポートでした。
スタート地点から見事な枝垂れ桜を見てテンションが上がりました。
登山中、至る所にいろんな花が咲いていて、花や植物が好きな人にはおすすめのコース。
コースも人が少なく空いているので、とても快適に歩くことが出来ます。
山頂までは、他の登山客と会わなかったし(笑)
人が多かったのは払沢の滝駐車場やちとせ屋の前くらいでした。
この季節は浅間嶺に限らず、花と新緑が楽しめるのでとても登山が楽しいです。
※この記事は2021年4月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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