鉄砲木ノ頭(明神山)は、山中湖の湖畔にある標高1291mの山です。
斜面一面に草原が広がり、パノラマ台からスタートすれば1時間程度で山頂に行けちゃうお手軽な山。
山頂からは、富士山と山中湖を見渡す雄大な景色が楽しめます。
山中湖自体の標高が1000m程度なので、山頂まで300m程度標高を上げればよいので、登山初心者の方でも無理なく歩けるコース。
ゆるハイクにピッタリの山です。
天気の良い日の富士山の景色は最高ですよ!!
うちの登山ギア
今回のハイキングコースの説明
今回歩いたコースは以下となります。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
今回のコースのスタート地点は山中湖平野バス停。
平野バス停まではバスタ新宿から高速バスで行くことが出来ます。
三国山ハイキングコース入口までは普通の道路を歩いて行き、そこからハイキング道に入って行きます。
ハイキング道は雪が残っていて、朝は凍っていて滑りやすいの要注意。
チェーンスパイクがあると滑りにくくなるので、携帯していった方がいいです。
パノラマ台から鉄砲木ノ頭までは草原が広がる斜面を歩いて行きます。
傾斜がややきつめで、登っていると結構息が上がりますが、距離は短いのでゆっくり登れば問題なく登れると思います。
雪がまだ残っていて、凍っている個所もあり滑りやすいので要注意。
特に下りが要注意かも。
雪や氷と言った箇所以外は難しいことはないので、登山初心者でも歩きやすいコースです。
パノラマ台には車が10台程度止められるスペースがあって、そこからスタートすれば距離も短くお手軽に登れる山です。
お手軽に登れるのに絶景が楽しめるので登山初心者におすすめの山の一つ。
お手軽に絶景が楽しめるということで星は4.5にしました(笑)
ハイキングの様子
鉄砲木ノ頭ハイキングの様子を紹介していきます。
綺麗な富士山の写真だけでも楽しんでみて下さい。
山中湖平野バス停~三国山ハイキングコース入口
スタートは山中湖平野バス停。
バス停から道路を挟んで向かい側に綺麗な公衆トイレがあるので、そこで用を足してからハイキングのスタートです。
しばらくは普通の道路を歩いて三国山ハイキングコース入口を目指します。
15分程度歩くと、三国山ハイキングコース入口に到着。
ハイキング道は雪が残っていて、朝は凍っていました。
歩く際は滑らないように注意が必要。
三国山ハイキングコース入口~パノラマ台
雪は深くないので、ゲイターは付けなくても大丈夫でした。
しばらくしてから坂道になってきたので、チェーンスパイクを装着。
これを付けると、とても滑りにくくなるので、登山道の状況によって付けて歩いた方が良いです。
雪がありそうな山を歩くときには、携行しておいた方が安心ですよ。
価格もそんなに高くないので。
チェーンスパイクを付けてから、滑るのを気にせず歩けたので、歩行の安定感と安心感が増して疲れも軽減されました。
パノラマ台までは樹林帯を行く道で、歩いてとても気持ちが良い。
鳥の声もたくさん聴こえます。
姿は見えないけど(笑)
雪は解けかかっていて、水分の多い感じだったけど、それでも雪道を歩くのは楽しい。
鹿などの足跡もたくさんあったし、前日近くでリスの姿も見たので、運が良ければ雪の中の動物に会えるかも!
動物に会えないかなぁと探しつつ歩くと一度アスファルトの道路に出ます。
その道路を横断して再びハイキング道に入ったらちょっと急な斜面が出てきます。
それを登るとパノラマ台に到着。
パノラマ台は車が10台程度止められる展望台で、ツーリングやドライブの人が立ち寄る場所。
ここに車を止めて登山をする人もいるけど、駐車場はいっぱいになりやすく止められないこともあるので注意が必要。
パノラマ台からの景色は最高で、富士山がどーんと大きく見えます。
天気も良く遠くまではっきり見える。
真っ白に冠雪した富士山の姿はやっぱり美しいですよね。
遠くの方には南アルプスの山々も見えます。
このパノラマ台からの景色で満足する人もたくさんいると思うけど、ゆるゆるハイカーのしむしむ夫婦は山頂を目指す。
そこに山があったら登るしかないよね(笑)
パノラマ台~鉄砲木ノ頭
この写真のこんもりした部分が鉄砲木ノ頭。
パノラマ台との標高差は200m程度なんだけど大きく見える。
道はこんな感じで、少し雪が残っている程度。
でもこれが全部凍っているので、チェーンスパイクなしだと滑りやすいと思う。
ただ、地面がみえてる箇所も結構あったのでそういう個所を選んで歩けば登れなくもないです。
でも下りは怖いと思うのでやっぱりチェーンスパイクは携行したほうが良いですよ。
付ける付けないはその場で判断すればいいので。
草の丈は結構高くて人が隠れるくらい。
この山、夏は登ったことないんだけど、夏場は一面緑になるのかな。
それはそれですごく綺麗かもしれない。
傾斜は結構きついので、息は上がるし体が暑くなる。
スタート時寒かったのでハードシェルを着ていたけど、暑くて脱ぎました(笑)
フリースでも暑かったくらい。
嫁さんは脱ぐの面倒って言ってそのまま登ってたけど暑そうでした(笑)
空の色がすごく綺麗で絶好の登山日和。
枯草の山もすごく映えて見えますね(笑)
パノラマ台から登ること、1時間弱で山頂に到着。
山頂からの景色は、それはもう絶景の一言でした!
鉄砲木ノ頭(明神山)山頂
鉄砲木ノ頭は「てっぽうぎのあたま」と読みます。
別名は明神山。
丹沢山地の最西部に位置する山です。
標高1291mからの景色は絶景で、富士山と山中湖を一望することが出来ます。
とっても綺麗な景色ですよね!
空と湖の青に富士山の白。
山中湖の湖畔から見る富士山も良いけど、山中湖を少し俯瞰した場所から見るのも良いね。
山中湖のどこが凍っているのかよくわかるし(笑)
何枚も写真が撮りたくなる景色です。
バス停から2時間も歩けばこの景色が見られるのが良いよね。
ゆるハイカーのしむしむ夫婦にピッタリの山です(笑)
ここでおにぎりをモグモグしつつ15分程度休憩。
山頂は風も強くとても寒かったので、再びハードシェルを着ました。
汗もかいていたので、風が吹くとかなり寒く感じた(笑)
山頂でのんびりするなら上着もあった方が良いですよ。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
鉄砲木ノ頭~山中湖畔
絶景を堪能したら下山。
来た道を下りて行きます。
登りは富士山を背にして歩いたんだけど、下りは富士山が正面。
なので上の写真のような景色を見つつ下りることが出来ます。
勾配はきつめなので、景色に見とれて転ばないようにだけ注意は必要です。
あと陽が高くなると凍っていた雪も緩くなります。
踏むと雪が崩れて滑ったりするので、その点も注意が必要。
チェーンスパイクを装着しててもずるっと行きますので。
パノラマ台を過ぎて、樹林帯に戻ってくると鳥の声もたくさんするようになります。
一面が雪に包まれた世界を歩くのって気持ちが良いですね!
山中湖の湖畔に付いたらハイキングは終了。
上の写真は山中湖の湖畔にある「山中湖交流プラザきらら」から撮った写真。
右側に見えるのが鉄砲木ノ頭です。
遠くから見ると結構登ったなぁって感じる(笑)
その後、湖畔で少しバーディングを楽しんで、ランチをしてからバスに乗って帰宅しました。
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登山道までのアクセス
山中湖平野バス停まではバスタ新宿から高速バスで行くことが出来ます。
山中湖平野バス停まで直接行く便は、数が少なめなので公式ページで時刻表を見て時間を把握しておいた方が良いです。
ちょうど良い時間に直接行けるバスが無い場合は、河口湖駅や富士山駅でふじっ湖号に乗り換えて行くことが出来ます。
車で行く場合は、山中湖交流プラザきららの駐車場に止めていくのがおすすめかな。
駐車料金は300円で安いし、登山道まで歩いてもそんなに時間かからないので。
歩く距離を短くしたい人はパノラマ台や三国峠駐車場に車を止めることが出来るけど、止められる台数は少ないです。
今回のハイキングの装備
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
私の服装&ザック
嫁さんの服装&ザック
- アウターレイヤー
マウンテンジャケット(ノースフェイス) - ミドルレイヤー
クリマプラス100 ジャケット Women's(モンベル) - ベースレイヤー
メリノウール長袖シャツ(ワークマン) - パンツ
バーブパンツ(ノースフェイス) - タイツ
ジオライン M.W. タイツ Women's(モンベル) - 靴下
WIC.トレッキングソックス(モンベル) - 登山靴
ZG トレック GTX WMN(スカルパ) - ザック
ヤマタビ30(マーモット) - チェーンスパイク
- トレッキングポール
フォールダー TWIST 115
その他の持ち物
- モバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 - タンブラー
Rivers Vacuum Flask Stem(マウンテンジョニー) - スマホ
- カメラ
- タオル(手ぬぐい)
- 軽い昼食(おにぎり)
この日は気温も低く寒かったので、長袖のインナーにフリース、ハードシェルという内容の服装で登りました。
斜面を登っている最中は、かなり暑くなり汗もかいたのでハードシェルは脱ぎましたが、山頂で休憩している際は風も強く寒かったので、ハードシェルを再び着ました。
防寒もしつつ脱ぎ着して体温調節が出来る服装が良いと思います。
道は雪で覆われている個所も多かったけど、積雪は浅いのでチェーンスパイク程度で問題ありませんでした。
ゲイターも無しで問題なかったです。
今回の山が載っている地図はこちら。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
鉄砲木ノ頭はお手軽に絶景が楽しめる山!
以上、鉄砲木ノ頭の登山レポートでした。
距離は5km程度だし、累積標高も300mとゆる登山が出来る山です。
それなのに、富士山がどーんの絶景が楽しめるとてもお手軽な山。
斜面がそこそこきついので、登山してるぞ!っていう感じも味わえるのも良い点。
冬の時期は美しい富士山も楽しめるし、登山後に湖畔で白鳥を見るのもおすすめです!
※この記事は2022年2月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やサービス内容等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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