福島県の裏磐梯にある五色沼湖沼群を散策。
五色沼湖沼群には散策路が整備されていて、気軽にハイキングが出来るようになっています。
深い緑の中に青く染まる沼の景色は、とても美しく人気の観光スポットになっています。
裏磐梯旅行に行ったら訪れておきたい場所の一つです。
今回は柳沼〜弁天沼までの散策と毘沙門沼を見学してきました。
この記事では散策路や沼の様子などを写真で紹介していきます。
五色沼湖沼群について
五色沼湖沼群は、1888年に磐梯山が水蒸気噴火を起こした際に発生した岩屑なだれが、長瀬川とその支流を堰き止めて出来たものです。
噴火当時は荒涼とした土地になりましたが、遠藤現夢などが中心となって植林事業を頑張ったおかげで森が早期回復し、今の自然豊かな景観となっているそうです。
五色沼湖沼群は比較的新しく出来た地形ということにビックリしました。
人の手が加わることで自然の再生が早くなったりするもんなんですね。
周辺にはたくさんの湖や沼があり、光の当たり方や水質、藻、植物の影響により沼ごとに様々な色になっていることから五色沼と呼ばれています。
なお、一切経山の山頂から見える五色沼(魔女の瞳)とは別のものです。
魔女の瞳はこちらの記事を見てみてください。
五色沼自然探勝路について
五色沼湖沼群には「五色沼自然探勝路」というハイキングコースが整備されています。
距離は約4kmで、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、るり沼、青沼、柳沼などを見学しながら歩くことが出来ます。
道は歩きやすく整備されているしアップダウンもないので、普通のスニーカーで歩けます。
五色沼自然探勝路の端にある柳沼と毘沙門沼の側には、大きな駐車場と物産店などがあり車が停めやすくなっています。
毘沙門沼から柳沼までの全ての沼を見る場合は、往復8kmを歩くか片道4km歩いてバスで駐車場に戻るという方法があります。
五色沼自然探勝路についてはMAPや詳しいことがこちらのサイトに掲載さてれているので見てみてください。
今回私は、柳沼〜弁天沼までを歩いて見学し、毘沙門沼は車で見にいきました。
なので、赤沼、竜沼、みどろ沼は見ておりません。
体力や時間に応じて、見る沼や歩き方を変えて見ても良いと思います。
散策の様子
では、写真で沼の景色や散策路の様子を紹介していきます。
柳沼〜弁天沼
まずは裏磐梯物産館の駐車場に車を停めて、柳沼側から散策開始です。
上の写真は柳沼の側にあった母沼のもの。
深い緑に包まれた沼で、とても神秘的な風景でした。
探勝路はこんな感じに整備されているので、スニーカーでも十分歩けます。
木々に囲まれていて日光が遮られるので、とても涼しい。
歩いていてすごく気持ちの良い道でした。
あちこちから鳥の囀りも聞こえてくるし、涼しい風や緑の香りなど、五感全てで癒される感じです。
この鳥はキビタキで、キビタキはあちこちにいました。
この場所を歩くときは是非探してみてくださいね。
水が豊富だからか、緑もとても生き生きしてるように見えました。
シダの深い緑も良いですね〜。
しばらく歩いていくと、一番見てみたかった青沼に到着。
絵の具で色をつけたかのような、見事な青色をしていました。
自然の色とは思えないですね。
木々の隙間から見える青沼も美しい。
別角度から見た青沼。
ほんと美しい色をしていました。
続いてるり沼へ。
るり沼は青くは見えなかったんだけど、きっと光の当たり方だと思うので、違う時間帯に行ったらまた違って見えるんでしょうね。
奥に磐梯山が見えるのが良いね。
このるり沼の近くには小川が流れていたんだけど、それがまた綺麗でした。
水がすごく透き通ってる。
綺麗な川の流れってずっと見ていたくなりますね。
水が透き通っているから、苔の深い緑もよく見えます。
川の側にはニガナですかね。
綺麗な黄色い花が咲いていました。
水辺に咲く花も良きですね。
思わず撮りたくなる見事なシダ。
こんな景色を楽しみつつ歩を進めると弁天沼が見えてきます。
弁天沼も綺麗な青色。
展望所があるので、そこから沼を見るとこんな感じの景色になっています。
草の緑と沼の青が相まってすごく美しい景色。
柳沼側からスタートしたら弁天沼くらいまでは見ておきたいですね。
弁天沼を見た後は折り返して駐車場に戻ります。
帰りも景色と探鳥を楽しみながらのんびりと歩きました。
気軽にハイキングが出来るのが良いですね。
この景色も神秘的。
もののけが出てきそうね(笑)
帰る途中にも何度もキビタキに遭遇。
景色も美しいし、ずっといられる場所でした。
青い沼をバックに咲いていた花もとても綺麗。
ググってみたら、ヤグルマソウって出た。
柳沼の側にはニッコウキスゲもたくさん咲いていました。
この時期はニッコウキスゲが咲く季節ですね。
鮮やかな黄色が見ている人を元気にしてくれる感じだ。
そしてこちらはツルアジサイという花らしい。
文字通り、ツルのように木に巻き付いて咲いていました。
こんな紫陽花もあるんですね~。
花もちょこちょこ咲いてて癒されました。
柳沼から弁天沼までは、景色を楽しんだり探鳥したりしつつのんびり歩いて片道約50分でした。
普通のスピードで歩いたら、往復で約1時間程度で歩ける距離です。
観光で行って、ちらっとハイキングがてら歩くのにもおすすめのコースです。
施設情報
- 所在地
福島県耶麻郡北塩原村大字檜原湯平山1171-9 - 開館時間
物産館:9:00~17:00
食 堂:11:00~15:00 - 休館日
冬季 - 駐車場
無料70台 - URL
http://urabandai-bussankan.com/
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
毘沙門沼
こちらは、車で移動してチラッと見に行った毘沙門沼。
五色沼湖沼群の中で最も大きな沼で、ここではボートに乗って沼の中に漕ぎ出すことが出来ます。
美しい沼をボートで行くのは気持ちよさそうですね。
奥には磐梯山が望めるのも良いポイント。
毘沙門沼も光の当たり具合によって、とても綺麗な青色に見えます。
モミジの新緑と合わさるととても爽やかな構図になりますね!
駐車場からすぐに綺麗な沼が見学できるスポットとあって、たくさんの観光客が訪れていました。
ここもまた外せないスポットの一つですね。
時間と体力に余裕がある人は、ここから柳沼までハイキングをしてバスで戻ってくるというルートも良いと思います。
施設情報
- 所在地
福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯1093-341 - 開館時間
10:00~17:00 - 駐車場
無料
沼と緑が美しい場所だった
以上、五色沼湖沼群散策のレポートでした。
何年も前から一度行ってみたいと思っていた場所だったけど、実際に行ってみてすごく良かったです。
沼の色はビックリするくらい青く美しいし、鳥の声もたくさん聞こえてきて癒される場所でした。
ハイキング道が歩きやすいのも良いですね。
紅葉の季節が大人気みたいだけど、新緑の季節も超おすすめです。
鮮やかな緑に包まれた青い沼の景色、最高ですよ!!
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