2017年11月5日から1泊2日で岐阜県の平湯温泉に旅行に行ってきました。
その1日目は、宿泊する温泉宿に車を止めさせてもらい、バスに乗って上高地に行ってハイキング!
お天気も良く、秋の上高地を満喫することが出来ました。
透き通った渓流沿いをハイキングするのはとっても気持ちが良いです!
人生で2回目の上高地。
前回は2年前だったので、久しぶりの上高地でテンションが上がりました!
うちの登山ギア
上高地への行き方
上高地は長野県の松本市にある、飛騨山脈南部の梓川上流にある景勝地です。
山奥にありマイカー規制をしているため、車で直接上高地まで行くことは出来ません。
そのため、上高地の最寄りのバスターミナルからバスかタクシーに乗り換えて行くか、直通バスに乗っていくしかありません。
車で行く場合
マイカーでは直接上高地まで行くことができないので、長野県側だと沢渡(さわんど)、岐阜県側からだと平湯温泉のバスターミナルからバスに乗って行きます。
沢渡や平湯温泉のバスターミナル付近には大きな駐車場もあるので、まずそこまで車で行き駐車場に車を止めてバスに乗ることになります。
ちなみに僕は今回、平湯温泉に1泊したのでその温泉旅館に車を止めさせてもらい、平湯温泉のバスターミナルからバスに乗り上高地まで行きました。
沢渡(さわんど)から行く場合
沢渡のバスターミナル周辺には駐車場が多数あります。
飲食店や宿の駐車場も貸し出しているので、車を止める場所には困らないんじゃないかな。
沢渡からのバスの時刻表はこちらのページで確認できます。
朝の5時台から20分間隔で運行しています。
駐車場代は1日600円です。
バスの運賃は、片道1250円で往復だと2050円になります。
往復で購入した方がお得ですね!
あと、タクシーもあります。
タクシーは定額運賃になっていて、大正池までだと3500円、上高地バスターミナルまでで4200円となっています。
4人でタクシーに乗ったら、1人当たり1050円になりますね。
それでも往復を考えたら、2100円になるのでバスのほうがお得かな。
沢渡から上高地までは約30分で着きます。
平湯温泉から行く場合
今回僕はこの方法で行きました。
宿泊するお宿に車を止めさせてもらったので、駐車場代はかかりませんでした。
バスターミナルの駐車場に止める場合は、1日600円です。
バスの運賃は、片道1160円で往復で2050円です。
タクシーの場合は、大正池までが4000円で上高地バスターミナルまでが5000円と沢渡よりちょっとだけ高いですね。
平湯温泉から上高地までは30分弱で着きます。
僕は朝10時前に平湯温泉に到着し、10時発のバスに乗りました。
お宿からバスターミナルまで、歩いてすぐだったのでとても便利でした。
直行バスで行く場合
新宿から上高地行きのバスも出ています。
運賃は片道8200円で繁忙期だと10400円です。
所要時間は約5時間弱くらいですね。
新宿のほかにも東京や大阪、名古屋などからも直行バスが出ています。
バスで上高地まで運んでもらえるのは楽でいいかも!
電車で行く場合
電車で行く場合は、長野県側からだと松本駅から、岐阜県側からだと高山駅からバスに乗ることになります。
また松本駅から松本電鉄上高地線に乗って新島々駅で下車し、そこからバスやタクシーで行く方法もあります。
そちらの方が1日に運行しているバスの本数が多いようです。
バスツアーで行く場合
HISなどでバスツアーも組まれています。
バスツアーで行けば、お得な値段で行けるし車を止める場所を考えたりする必要もないので楽ちんですよね。
難点としては、滞在時間が短めなのでゆっくり見て回ることが出来ないことかな。
でも気軽に上高地散策がしたいときには良いかもしれません。
上高地への行き方まとめ
僕は平湯温泉10時発のバスに乗って、10時半には上高地についていました。
そして帰りは、16時半のバスに乗って平湯温泉に戻ってきました。
上高地滞在は6時間あったので、結構いろいろ見てまわることが出来ました。
上高地には車で沢渡か平湯温泉に行って、そこからバスで行く方法をおすすめします。
せっかく上高地に行くなら、ゆっくりと大自然を満喫したいですからね!
秋の上高地を歩く時の服装
今回は11月、2年前は10月に上高地に行きましたが、その時の服装は暖かめにしました。
上着は、ウルトラライトダウンのようなものはあったほうが良いと思います。
僕は薄めのダウンと厚めの長そでシャツ、その下にヒートテックを着ました。
あと、下は今回は普通のジーパンでしたが、ちょっと寒かったかな。
特に朝は冷えます。
なので裏地がボアになっているような暖パンがあっても良いと思います。
靴に関しては、大正池~明神池のハイキングなら普通のスニーカーで十分歩けます。
トレッキングシューズを持っている人は、それを履いた方が足への負担が軽減されて良いかもしれません。
上高地は秋になると結構寒いので、防寒対策はした方が良いですよ。
上高地をハイキング
今回次のような順番で上高地をハイキングしました。
- 大正池でバスを降車
- 大正池から河童橋までハイキング
- 河童食堂でランチ
- 河童橋から明神池までハイキング
- 明神池散策
- 明神池から河童橋までハイキング
- 上高地五千尺ホテルでお茶
歩いたルートを地図上で示すとこんな感じになります。
今回ハイキングした場所をまわった順に写真を掲載しながら紹介してきます。
時間も書いていくので、同じように周る人は参考にしてみてください。
ちなみに、ところどころ立ち止まって写真を撮りながらのハイキングなので、普通に歩く場合よりも若干遅めかもしれません(笑)
上高地を歩く際はこちらのサイトが参考になります。
大正池でバスを降車(10:25)
バスで終点まで行かず、大正池で降車しました。
大正池から歩いて田代湿原など見て行った方が効率がいいと思ったので。
終点の上高地バスターミナルまで行ってしまうと、大正池と明神池の両方を見るのが厳しくなりそうなのでね。
ということで、大正池でバスを降りてハイキングスタートです。
なお、バスが大正池についたのは10時25分くらいです。
青く透き通っていてとても綺麗です。
奥に見えるのは、穂高連峰。
西穂高岳や穂高岳に雪がかかっています。
この時期ならではの景色ですね!
大正池から河童橋までハイキング(10:25~12:10)
まず大正池から田代湿原にある田代池を目指します。
田代湿原までは、林の中の遊歩道を歩いていきます。
約30分くらい歩くと田代湿原に到着。(11:00)
辺りは草も枯れていて、完全に秋って感じ。
というかもう冬ですね(笑)
午前中だと遊歩道もまだ凍っているところもあるくらいです。
ここから奥に行くと田代池があります。
水の透明度が高く、池も深くないので底まで見えます。
緑の藻が鮮やかでとても綺麗。
綺麗な水の流れを見ているだけでも癒されます。
田代池を見た後は、梓川沿いを歩いて河童橋まで行きます。
梓川は上高地の象徴ともいえる川ですよね。
青い色がとても美しいです。
こちらは田代橋から撮った写真です。
山々がいろんな色をしていて綺麗な景色ですよね。
この橋を渡って、右岸・左岸どちらからでも河童橋のほうに行くことが出来ます。
僕は今回は左岸側を歩いて河童橋を目指しました。
途中、梓川の綺麗な景色が堪能できます。
木々が枯れていますねぇ。
夏に来たら、また違う景色が見れそうです。
晩秋ならではの景色かな!
冬になったら、これが白銀の世界になるんでしょうね。
でも、冬場は閉鎖されちゃうので、普通の人は来ることが出来ないのですが。。。
上高地は、梓川と山が織りなす景色が何しろ綺麗。
どこを切り取ってもポストカードのような景色になります。
写真を撮るのが好きな人にはたまらない場所なんじゃないかな。
うちの嫁さんもすごく楽しそうに何枚も写真撮っていたし、三脚担いで写真撮りまくる年配夫婦もいたりしました。
年取ってからも、二人で三脚担いでハイキングって、なかなか良い趣味ですよね!
梓川の綺麗な水の流れはこちらの動画で見てみてください。
そして、12時10分に河童橋到着です。
この橋は、上高地のシンボルになってますね。
河童橋から見る穂高連峰は、とっても綺麗です!!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
河童食堂でランチ(12:10~12:50)
河童橋のすぐそばに、河童食堂(五千尺キッチンに名前が変わりました)というお店があります。
昼時に行ったので、混んでいるかなと思ったけど、入ることが出来ました。
先に席を確保してから、食券を買いに行くシステムになっています。
ここで僕が注文したのは、豚汁定食。
嫁は信州米豚肉うどん。
注文してからそんなに待たずにお料理が出てきました。
こちらは豚汁定食。
豚汁がなかなかのボリュームです。
豚汁、ご飯、牛肉のしぐれ煮、漬物がついてます。
野菜も豚肉もゴロゴロ入っていて、おなか一杯になりました。
ごま油のきいている豚汁で美味しかったです。
お値段は1380円。
こちらは信州米豚肉うどんです。
甘めの出汁に豚肉がたくさん入っているうどんです。
こちらもなかなかおいしかったです。
この季節、冷えた体を温めるのにちょうどいいかも。
お値段は1180円です。
河童食堂の窓際のカウンター席に座ると景色も良いです。
河童橋から明神池へハイキング(12:50~13:50)
河童橋から明神池に行くには右岸・左岸と2つのルートがあります。
今回は行きは左岸で行くことにしました。
左岸側は基本的に山の中を歩いていくルートです。
とはいえ、そんなにアップダウンがあるわけじゃないので、大変ではありません。
梓川の支流・清水川にかかる橋から撮った写真。
緑の藻がゆらゆら揺れてとってもきれいです。
河童橋の近くにはキャンプ場もあり、こんな綺麗な川のそばでキャンプを張ることもできます。
こんなところでキャンプが出来たら、とても気持ちがよさそうです!!
キャンプ場を見つつ山道を歩いていくと、明神という場所につきます。
そこから梓川のほうに歩いていくと、明神橋が架かっているのでそれを渡ります。
これが明神橋。
この写真は、右岸側から撮った写真です。
ここから明神池までは2分くらいで行けます。
明神池を散策(13:50~14:30)
明神池を見るには拝観料が必要です。
明神池は穂高神社の神域で、鏡池とか神池とも呼ばれている神聖な場所です。
なので、拝観料がかかるのもうなずけます。
拝観料は大人1人300円。
僕は300円払っても見る価値はある場所だと思います。
中に入ってまず見られるのが一之池です。
すごく静かな場所です。
流れもなく水面がとても静か。
周りの山が水面に映るくらい綺麗です。
鏡池と言われるのがわかりますね。
そして奥に進んでいくと二之池があります。
一之池とはまた違った雰囲気の場所です。
池の中に大きな岩や木が生えていたりして、こちらもまた神聖な感じがします。
結構奥の方に進むことが出来て、最終的には池が川に流れ込む場所まで見ることが出来ます。
僕たちはこの場所を40分くらい散策しました。
上高地でも好きな場所の1つです。
明神池から河童橋までハイキング(14:30~15:30)
明神池を楽しんだ後は、河童橋まで戻りました。
帰りは梓川の右岸側の遊歩道を歩いてきました。
河童橋から明神池までのルートだったら、この右岸側のルートのほうが好きです。
この時期、14時も過ぎると太陽が山に隠れてしまう場所もあり、暗くなるところもあります。
そういう意味では、先に右岸のルートを通ればよかったと後悔しました。
右岸ルートで明神池まで行って、左岸ルートで帰ってきた方がよかったなぁ。
右岸ルートは、こんな木道が整備されていたりします。
これがすごく気持ちよい!
川の側も歩いたりするので、川のせせらぎを聴きながらのハイキングは心地よいです。
そして、この右岸ルートには僕たちが好きなスポットもいくつかあります。
途中にかかる小さな橋の上から見た景色。
林の中をゆっくり流れていく清流がとても美しい風景です。
そしてもう一つがこの場所。
ここは桟橋のようなものが出来ています。
とっても静かな場所で、美しい自然の景色と川の流れが楽しめるスポットです。
このような美しい景色を楽しみながら河童橋まで戻ってきました。
所要時間は約1時間です。
こちらのルートもアップダウンはあまりないので、大変ではありません。
それなりに距離は歩くけど、ハイキングにはちょうど良いと思います。
こんなに気持ちが良いところを歩くので、疲れも忘れちゃうかも(笑)
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五千尺ホテルでティータイム(15:30~16:10)
河童橋に戻ってきてから、五千尺ホテルで休憩をしました。
五千尺ホテルの中にある「5HORN」(スイーツカフェ&バー LOUNGEに名前が変わりました)というカフェでケーキセットを食べることに。
なんでもここのチーズケーキが美味しいと評判なんだとか。
というわけで、こちらのケーキセットを注文しました。
大きめのレアチーズケーキです。
ケーキには、このお店自慢のブルーベリーソースがかかっています。
食べてみると、しつこくなくさっぱりしたお味。
とても食べやすく美味しいレアチーズケーキです。
僕はチーズケーキが好きなのでぺろりといけちゃいました。
ブルーベリーソースが酸味があって、これまた美味しい。
チーズケーキの甘さをちょうどよくしてくれます。
ケーキセットは1500円と、まぁまぁの値段がしますが、食べて損はないと思います。
また上高地に行ったら食べたいケーキです!
店内も高級感あるし、疲れた体を休めるには最高の場所ですね。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
まとめ
五千尺ホテルのカフェで休憩した後、16時30分のバスに乗って平湯温泉まで戻りました。
上高地滞在は6時間程度ですが、とっても楽しむことが出来ました。
平湯温泉では栄太郎というお宿に宿泊。
その模様はこちらの記事で書いています。
コストパフォーマンスの良いお宿で、上高地に行くときに宿泊する宿としておすすめです!
※この記事は2017年11月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やお店のサービス等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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