東京の人気観光の一つに東京湾クルーズがあります。
お台場を中心に墨田川をクルーズしたり、羽田沖へ行ったりといろんな内容のクルーズが開催されています。
今回はその中の一つ、リザーブクルーズの羽田クルーズ定期便を体験してきました。(2018年9月16日)
お台場~羽田間を行くクルーズで、価格もリーズナブルだし内容もとても良かったです。
その羽田クルーズ定期便について、詳しく紹介していきます。
この記事は2018年9月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やサービス内容等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。現在、お台場~羽田空港間の運行を休止中です。また値段も変更されているので詳しくは公式ページをご覧ください。
リザーブクルーズの羽田クルーズ定期便とは
リザーブクルーズは、 株式会社ケーエムシーコーポレーションが開催しているクルーズで、お台場から横浜を基本に様々なクルーズを提供しています。
羽田空港を行き交う飛行機を真下から眺めたり、工場夜景を見学したり、クルーザーをチャーターして船上パーティーやウェディングをしたりすることも出来ます。
そのリザーブクルーズには、羽田クルーズ定期便というお得なプランがあるんです。
これはお台場~羽田間と羽田~横浜間を結ぶもので、1区間を90分かけてコンテナふ頭や羽田空港などを見学しながら行くクルーズです。
毎週日曜日に運航していて、時刻表は以下のようになっています。
- 横浜ぷかりさん橋10:30発~羽田空港船着場12:00着
- 羽田空港船着場13:15分発~お台場海浜公園14:45着
- お台場海浜公園14:55発~羽田空港船着場16:25着
- 羽田空港船着場16:45発~横浜ぷかりさん橋18:15着
※2018年9月の情報です。
基本的に毎週日曜日に運航していますが、行こうと思っている日に運航しているかどうかは、公式ページで確認してください。
今回、私は③の「お台場海浜公園~羽田空港船着場」に乗ってきました。
料金は大人1名2500円です。(3歳~12歳未満は1250円)
他の会社のクルーズを見てみると、アンダージェットを見るプランは4000~5000円するものが多いです。
それに比べたら、2500円はとてもリーズナブル。
内容は後で書きますが、盛りだくさんです。
90分のクルーズでしたが、楽しくてあっという間だった(笑)
かなりおすすめのクルーズです!
チケット購入と乗り場について
お台場海浜公園~羽田空港船着場に乗る場合は、チケットはお台場海浜公園の海上バス待合所で購入します。
注意するのは、窓口に行ってもチケットが購入できないこと。
チケットの販売は、下図の辺りで行っています。
赤丸で示したあたりに看板が立っていて、その付近にスタッフがいるのでその人から購入します。
ちょっとわかりにくいのでご注意ください。
他の会社のスタッフに聞いても、みんな親切なので場所を教えてくれると思います(笑)
船の乗り場は、上図の海上バス乗り場です。
海上バス乗り場へは、ゆりかもめの「お台場駅」から徒歩7分で行けます。
りんかい線の「東京テレポート駅」からだと徒歩11分ってところですね。
そして羽田空港船着場は地図で示すと以下の位置になります。
羽田空港国際線ターミナルまでは、徒歩で13分程度とちょっと離れているのが難点かな。
歩くのが嫌な場合は、京急バスを使うという手もあります。
最寄りの停留所は「空港2丁目交差点」です。
バスの時刻表や路線図は京急バスの公式ページで見てみてください。
羽田クルーズ定期便(お台場~羽田)の見どころ!
では今回体験してきた、「お台場海浜公園~羽田空港船着場」間の見どころを紹介していきます。
ざっと特徴を書くと以下のような感じです。
- 東京湾を遊覧できる
- コンテナふ頭の大型クレーンを見学できる
- 羽田空港に着陸する飛行機を見学できる(アンダージェット)
- 羽田空港D滑走路を海上から見学できる
お台場海浜公園から船に乗ったら、クルージングスタートです!
東京湾を遊覧できる
今回乗った船はこれです。
「ジェットセイラー」というクルーザーで、定員は50人くらいの小さな船です。
この日はとても空いていて、なんと乗っていたのは、僕たち夫婦だけ(笑)
完全な貸し切り状態でした。
普段からこんなに空いているの聞いてみたら、普段はもっと乗っているそうです。
通常は10組くらいは乗っているとのことで、僕たちがとてもラッキーだったのね(笑)
船内はとても綺麗で、ウォシュレット付きのトイレも完備しています。
まずはレインボーブリッジや東京タワー、お台場の景色などを眺めながら東京湾遊覧を楽しみます。
お天気も良く、すごく気持ちがいい!!
動画も撮ったので、雰囲気を味わってみてください。
コンテナふ頭の大型クレーンを見学できる
出航してからしばらくすると、大型クレーンが立ち並ぶエリアに着きます。
キリン型の大きなクレーンが立ち並ぶ景色は圧巻ですよね。
大型の貨物線に、コンテナを積んだり降ろしたりしていました。
クレーンのオペレーション室の床はガラスになっていて、真下が見えるようになっているそうです。
そしてオペレーターは、目視しながらコンテナの積み下ろしを行うんだとか。
職人技ですね!
クレーンの先が立っているものと、倒れているものがあるけど、これは空港に近いクレーンについては航空制限によって、倒さないといけないんだそうです。
貸し切り状態だからか、スタッフさんが隣についてくれて、説明してくれました。
本来だったら、船内マイクを使って説明するんでしょうね!
羽田空港に着陸する飛行機を見学できる(アンダージェット)
羽田空港が近づくと、飛行機がバンバン着陸していくところを見ることが出来ます。
飛行機を真下から見れるから、アンダージェットと呼んでいるようです。
B滑走路付近に船を停泊してくれて、しばらく飛行機を見学させてくれました。
誘導灯もすぐそばにあります。
夜になると綺麗に光るんでしょうね!
5分間隔くらいで、飛行機が着陸してきます。
私も嫁さんも飛行機マニアでも乗り物マニアでもないんだけど、大きな飛行機が真上を通って行く姿を見るとテンションが上がっちゃいました(笑)
いつもより大きく見えるし、音も大きいから迫力がありました。
これは、思わず写真や動画を撮りたくなっちゃいます(笑)
最初小さくしか見えない飛行機が、どんどん迫ってきて大きくなっていくのがわかります。
こんな迫力のある写真も撮れちゃいます!
まさしくアンダージェットですね(笑)
飛行機ってこうやってみると、めちゃくちゃかっこいいなぁ。
空を切り裂いていくような音もいいですね!
近くに住んでる人には、騒音でしかないかもしれないけど。。。
このアンダージェットを見るだけでも、このクルーズに参加してみる価値はあると思います。
思わず、船内をあっち行ったりこっち行ったりしてしまいました(笑)
貸し切り状態だったので、周りに気兼ねなく写真や動画撮れたのが良かった!
羽田空港D滑走路を海の上から見学できる
このクルーズ最後の見どころが「羽田空港D滑走路」を海上から見るというものです。
D滑走路は最近新しく出来た滑走路ですね。
海の上に造られた滑走路で、写真のように鋼管杭を何本も打ち込んで、その上にジャケット桟橋を設置して造ったものです。
なんでこんな構造にしたかというと、多摩川の流れを堰き止めないように、多摩川に近い部分のみ埋め立て構造ではなく、ジャケット桟橋構造にしたんだそうです。
環境に配慮した構造ということですね。
1基のジャケット桟橋の大きさは63m×45mで、6本の鋼管杭で支えています。
そのジャケット桟橋が198基も設置されて出来ています。
というような興味深い説明もしてくれました。
なんかすごいもの造っちゃってますね(笑)
普段飛行機の上かターミナルの屋上からしか滑走路は見ることは出来ないですよね。
滑走路の下の構造部分を見ることが出来るのは貴重だと思います。
鋼管杭がずらーっと並んでる光景もまた圧巻ですよ!
いろんな説明も聞けたし、普段見ることが出来ない景色が見ることが出来て大満足の内容でした。
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クルーズに参加する際の注意点
ここで、クルーズに参加するにあたっての注意点を書いておきます。
クルーザーは小型なので、波の影響を受けやすいです。
近くに船が通って出来た波でも、かなり横揺れを起こします。
その時に、持っている荷物やスマホ、カメラなどを海に落とさないように注しましょう!
そして、もう一つ重要なのが、酔い止めを飲むこと。
船や乗り物酔いを起こしやすい人は、酔い止めを飲んでおいた方が良いです。
この日はスタッフさん曰く、波は穏やかって言ってましたが、それでも結構揺れました。
私は船に弱く酔いやすいんだけど、今回飲んでいくの忘れちゃったんですよね~。
船に乗ってる最中は、楽しくて船酔いのことすら忘れてたので、気持ち悪くならなかったけど、降りてからかなりクラクラしてました(笑)
なので、酔いやすいい人は酔い止め必須です!
こちらの酔い止めがおすすめですよ!
私はこの酔い止めで、結構船酔いを防止出来ています。
11月くらいから羽田~横浜間がおすすめ
船を降りるときに、スタッフさんが教えてくれた情報です。
11月くらいになって、日が落ちるのが早くなってからの「羽田空港船着場16:45発~横浜ぷかりさん橋18:15着」の区間がおすすめとのこと。
羽田空港付近では、飛行機を見ることが出来るし、日が落ちてからは工場夜景も楽しめちゃうんだって。
工場夜景も見てみたいから、この区間も興味あるな。
11月くらいになったら、また乗りに行ってみようかしら(笑)
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飛行機を見学できるおすすめスポット「城南島海浜公園」
「船が苦手でクルーズには参加できないや」とか、「クルーズには興味ないけど、飛行機の着陸は見てみたい」なんて思う人はいますよね。
そんな人におすすめなのが、「城南島海浜公園」です。
上の地図を見てもらうとわかるんですが、今回のクルーズで飛行機を見学したのが赤丸で囲ったあたりです。
そして城南島海浜公園はそこにかなり近い場所にあります。
船の上からも公園がはっきりと見えました。
あとで調べてみたら、飛行機好きの人たちの間では有名な撮影スポットのようです。
なので、城南島海浜公園に行けば、船に乗らなくても迫力のある飛行機を見学が出来ると思います。
キャンプやBBQも出来るし、お子様連れで行くのにもおすすめの公園ですね。
公園へのアクセスは車が一番楽です。
電車は最寄り駅がないので、車がない場合はバスで行く必要があります。
城南島行きのバスについては、公式ページをご覧ください。
飛行機見学するときに便利なアプリ
ここで飛行機見学をする際に、とても便利なアプリを紹介します。
それがこちら。
なにが便利かって、世界中の飛行機が今どこに飛んでいるかがわかるんです。
なので、羽田空港に着陸しようとしている飛行機もいつごろ来るかとか、どの会社の飛行機なのかとかがわかっちゃうんです。
今回のクルーズでもスタッフさんが、フライトレーダーアプリを使って、「もうすぐ飛行機が着陸しますよ」と教えてくれました。
クルーズ以外でも、飛行場のターミナルの展望デッキなんかで飛行機見学するときにあると楽しいですよ。
今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
撮影機材
- カメラ
OM-D E-M10 MarkⅡ - レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
まとめ
今回のクルーズの内容には大満足でした。
コンテナふ頭の大型クレーンにアンダージェット、そして羽田空港D滑走を見学できるという内容もよいし、何よりスタッフの方の対応がとても良かったです。
説明もわかりやすいし、感じも良かった!
今回はラッキーなことに、貸し切り状態だったので、どこを重点的に見たいかなどのリクエストも聞いてくれました(笑)
今度は違う区間も体験したいね。
こんな方におすすめ
- アンダージェットが見たい
- コンテナふ頭の大型クレーンが見たい
- リーズナブル価格で東京湾をクルーズしたい
- 羽田空港D滑走を海上から見たい
- 小型の船で少人数のクルーズがしたい
価格もクルーズとしては安めなので、とてもおすすめの東京湾クルーズです。
是非一度、乗ってみてください!
お得な情報
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