ここのところ毎週のように登山をしているsimsimです。
前回の御前山登山から1週間もたっていないのに、今度は大菩薩嶺に行ってきました。
大菩薩嶺は、上日川峠から登って下りてくると、比較的楽に2000m級の山の稜線を歩くことができるので、私と嫁さんが大好きな山の一つ。
稜線が美しいし、そこから見える富士山の景色は最高。
登山初心者の人にもおすすめの山!
今年はまだ大菩薩嶺に登っていなかったので、冬になる前に行ってきました。
行ったのは2020年11月13日。
天気も良く、富士山もしっかり見えて、気持ちよく登山が出来ました!
今回の登山コースの説明
今回歩いたコースは以下となります。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
今回のルートは上日川峠までバスで行き、上日川峠から登山開始しました。
上日川峠から福ちゃん荘までは、緩やかな樹林帯を歩く登山道。
道も歩きやすいです。
福ちゃん荘からは唐松尾根を通って雷岩へ。
このルートは急登があるんだけど、それほど長くはないのでゆっくり歩けば問題なく登れると思う。
ただし岩がゴツゴツしていたりするので、歩きにくさはあります。
雷岩から大菩薩峠までは稜線歩き。
ここも大き目の石や岩がゴロゴロゴツゴツしてたりするので、歩きやすいわけではないけどそんなに気にはならないかな。
途中、大きな岩山を超える箇所があるので、そこは転ばないように注意して歩く必要があります。
大菩薩峠から福ちゃん荘までは整備された登山を歩くので歩きやすいです。
全体的に危険な個所もなく、登山初心者でも特に問題なく歩ける登山ルートだと思います!
大菩薩峠登山の内容
登山スタートは上日川峠(標高1584m)から。
公衆トイレもあるので、ここで登山の準備をして登山開始。
上日川峠~雷岩
登山道入り口にいきなりこんな看板。
今年はどこの山も熊の目撃が多いらしいので注意して歩かないとね。
まずは樹林帯を進んでいきます。
この辺りの紅葉は終わってしまって、すでに木はハゲハゲ状態。
夏の緑、秋の紅葉の景色もいいけど、木の幹の色が主役になるこの季節の景色も好きです。
耳を澄ますと野鳥の声もあちこちから聞こえる。
ここのところ、登山時はあまり野鳥撮影してなかったんだけど、今回は最初から望遠レンズを付けて歩いてみた。
木から葉が落ちて、野鳥も探しやすくなってるからね。
何羽かの野鳥に出会えたんだけど、写真が撮れたのはこちらだけ。
ピントが甘いけどゴジュウカラさん。
綺麗なグレーの羽に、顔の黒いラインが特徴ね。
木の幹にしがみついて自由自在に歩き回っていました(笑)
こちらもゴジュウカラ。
陽の光が当たってなんだか気持ちよさそう。
こちらはヤマガラさん。
オレンジのお腹が可愛い小鳥。
木の幹をしきりに突いてた。
虫でも食べてるのかね(笑)
野鳥を見たり撮ったりしながら歩くのはすごく楽しいんだけど、それに時間を費やしていると登山する時間が無くなっちゃうから、そこそこにして歩いて行きます。
この辺りの登山道は歩きやすいし、アップダウンもそれほどないので快適。
ずっとこうだといいのにね(笑)
こんな感じの樹林帯を30分程度歩いて行くと福ちゃん荘に到着。
ここでは食事が出来たりします。
まだ朝なので、ここでは何も食べずに先を急ぐ(笑)
30分歩いたら、暑くなってきたので、上着を脱いだんだけどそれをしまおうとした時に問題発生。
嫁さんが誰かのSNSで、山の上でセブンイレブンの鍋焼きうどんを食べているのを発見したの。
それをうちもやりたいと言い出したので、冷凍鍋焼きうどんを買って行ったんです。
冷凍なので溶けるとは思っていたから、袋にちゃんと入れてたんだけどね。
袋に穴が開いていたらしく、汁が漏れてた。。。
幸いタオルで包んでいたので、漏れた汁はタオルのほうに染みてて、ザック内が汁まみれになることはなかったんだけどね。
その後、鍋焼きうどんはザックには入れられないということで、手にぶら下げて登山しました(笑)
福ちゃん荘から唐松尾根の方に向かいます。
しばらくアップダウンが緩やかな樹林帯を歩きます。
汁が少しづつ滴る鍋焼きうどんをもって歩く私。
登山終わってコンビニでご飯買って帰るおっさんの図ですよね(笑)
登山中、この袋がとても邪魔だった。。。
汁が小袋で別になっていない冷凍ものを持っていくときは要注意です!
緩やかな登山道をしばらく歩いて行くと、徐々に傾斜がきつくなっていきます。
道も岩や大き目の石が増えてきて、歩き難くなってくる。
結構きつめの勾配にはなってくるんだけど、距離はそんなに長くないからゆっくり登っていけば問題ないです。
ある程度登って後ろを振り返ると、すごい絶景が待っている(笑)
富士山を望む景色!
富士山の大きさがよくわかるよね。
こんな景色を見たり写真撮ったりしながらゆっくり登っていくと稜線が見えてきます。
この辺りまで来ると登りはあと少し。
福ちゃん荘から歩き始めて、70~80分くらいで雷岩(標高2040m)に到着です。
雷岩から見た富士山。
頭を雲の上に出しって感じね(笑)
富士山の形っていつみても美しいなぁ。
ちょっと霞がかかっちゃってるけど、それでも十分綺麗に見えました!
ここまでビニール袋をぶら下げて登ってきたので、いい加減片づけたかったので富士山が見える位置に陣取りお昼にすることに。
そしてここでもちょっと失敗が。。。
こちらがビニール袋をぶら下げて運んできたセブンイレブンの鍋焼きうどん。
これをバーナーで温めて食べようと思ったんだけど、これがなかなかグツグツいかない(笑)
うちが使っているバーナーはジェットボイルに付属しているものなんだけど、このバーナーは火力がちょっと弱いのよね。
ジェットボイルはお湯がすぐ沸くように容器が特別な構造になっているんだけど、少ないガスで早く沸く工夫がなされているので、バーナーの火力自体は抑え目なの。
そしてこの日はちょっと風もあったせいもあり、鍋焼きうどんが全然温まらない(笑)
何とかぬるめではあるけど、温まったところで食べちゃいました。
鍋焼きうどんはグツグツいってないとちょっと寂しい(笑)
この感じだと、そのうちやろうと思っているメスティンご飯も怪しいので、火力の強いバーナーの必要性を感じました~。
ま、なんとか食べることが出来たので、その点は良かったな。
雷岩~大菩薩峠(稜線歩き)
お腹を満たしたら、富士山を見ながら大菩薩峠に向かいます。
大菩薩嶺山頂は木に囲まれていて眺望もないし、過去に行ったことがあるので今回は行きませんでした。
大菩薩嶺の魅力は何といってもこの稜線歩き。
上の写真でも右のほうに富士山が写っているのがわかると思います。
富士山をずーっと見ながら歩けるのは爽快ですよ!
歩いていると切り立った岩などがあって、そういう場所でみんな写真を撮ってました。
こういう撮影スポットを探しながら歩くのも楽しい(笑)
登山道は大き目の石がゴロゴロしていて若干歩きづらい面もあるので、トレッキングシューズを履いて行くことをおすすめします。
稜線もすっかり秋色に変わっていました。
夏場とかは、山の斜面が鮮やかな緑色になるので、春から夏もすごく綺麗な場所です。
朝晩はかなり冷え込むようで、霜が降りてた。
日中はその霜が溶けて、土の道はぬかるんでいたりするので、歩くときは注意が必要。
稜線は多少アップダウンがあって、こんな個所を登る場所もあります。
そんなに高低差があるわけじゃないのであっという間に登れます。
富士山と大菩薩湖。
このルート、どこからでもこの雄大な景色が楽しめる。
そして大菩薩峠が近づくと、この岩山が出てきます。
ここを登り下りするのが少しだけ大変かな。
雷岩から約1時間で大菩薩峠(標高1897m)に到着。
大菩薩峠には介山荘という山小屋があって、そこで軽食などをとることが出来ます。
ここで食事はとらなかったけど、お土産を2つほど購入。
ルリビタキ(オス)のカラビナとオコジョの山軍手。
Yamasankaというブランドのグッズ。
山小屋のスタッフさんが、このブランド今人気あるんですよ~って言ってた。
デザインが可愛らしいよね!
トイレもあるのでトイレ休憩をしてから下山。
大菩薩峠~上日川峠
大菩薩峠から福ちゃん荘までの登山道はこんな感じになっていて、すごく歩きやすい。
樹林帯で日差しも適度に遮られて、気持ちよく歩けます。
勾配も緩やかね。
葉っぱが完全に落ちちゃって、冬の雰囲気。
もうすぐ雪で覆われちゃうんだろうな~。
途中、綺麗な小川も流れています。
水が透き通っていてとても綺麗。
登山道に水の流れがあると、すごく気持ちがよいですなぁ。
こんな景色を楽しみながら歩いて、約50分で福ちゃん荘に到着。
福ちゃん荘ではお汁粉(1杯400円)を食べて休憩しました。
登山で疲れた体に甘いものとお餅が染み渡る~。
山でのお汁粉、最高のごちそうね(笑)
福ちゃん荘からは、舗装された道を下って上日川峠へ。
全行程5時間半で登山終了。
前回の御前山に比べたら、かなりお手柔らかな山ですな(笑)
多少疲れるけど、心地の良い疲れで終われました!
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登山道までのアクセス
登山道までは甲斐大和駅から栄和交通のバスを利用して行きました。
料金は片道1020円(2020年11月現在)
駅の近くにセブンイレブンがあるので、食料や飲み物などを買えるのが良いね。
バスは結構な山道を行くので、酔いやすい人は要注意。
上日川峠周辺には駐車場もあるけど、バスが着いたときにはすでにいっぱいだったので、車で行く人は早めに行った方が良いでしょう。
バスの時刻表はこちら。
帰りのバスは15時45分が最後なので、間に合うように下山しておきましょうね。
今回の登山の持ち物
今回の登山に持って行った持ち物や服装はこちら。
朝は気温が低く、ウルトラライトダウンを着ていましたが、少し歩いただけですぐに暑くなりました。
歩いてる最中は結構汗をかくので、重ね着で調整するようにしましょう。
山頂付近は気温こそそんなに低くなかったんだけど、風が吹くとかいた汗を冷やして寒く感じます。
そういう意味でも重ね着で体温調節するのは大事です。
最近はウインドブレーカーよりもレインウェアを羽織って登ることが多くなりました。
防風にもなるので雨の日じゃなくても役に立ちます。
山行記録をつけていると、アプリをずっと起動させておく必要があるので、スマホの充電がなくなりやすいです。
なので私はいつもこれを持って行ってます
10000mAhの大容量なのに、とても小さくて軽量。
どれくらい充電が残っているかが、ランプでわかるのも良い点。
とても高性能なモバイルバッテリーで重宝しています。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
撮影機材
- カメラ
OM-D E-M1 MarkⅡ - レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱ
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
まとめ
以上、大菩薩峠登山のレポートでした。
鍋焼きうどんのハプニングはあったものの、ちゃんと食べることは出来たし、美しい稜線や富士山の景色が見ることが出来たので良かったです。
バスで1584m地点まで行けるので、2000mの山をお手軽に登れるというのはすごく良いですね。
お手軽ハイキングで、絶景が楽しめるので登山初心者にもおすすめしたい山です。
※この記事は2020年11月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やお店のサービス等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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