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ドウロ川クルーズや美しい本屋レロ・イ・イルマオンを楽しむ(ポルトガル旅行5日目)

2017年10月2日

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

2017年9月7日から16日で行ったポルトガル観光旅行の5日目の記事です。

この日は、ハリーポッターの世界感のモデルにもなったといわれる本屋さん、レロ・イ・イルオマンに行ったり、ドン・ルイスⅠ世橋周辺でドウロ川クルーズを楽しんだりしました。

あとタコご飯などのポルトガル料理も満喫。

この日も内容の濃い観光となりました。

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外観も内観も美しいカルモ教会

ホテルからレロ・イ・イルマオンに歩いて向かう途中、とても美しい建物があったので入ってみることにしました。

ポルトガル ポルト カルモ教会

それがこの建物です。

「カルモ教会」という建物でした。

 

まず外観のアズレージョがきれいで目をひきます。

そして正面に施されている石の装飾も見事。

思わず中に入ってみたくなり、入ってみました。

ポルトガル ポルト カルモ教会

石造りの立派な教会で、金の装飾がこれまた見事。

ポルトガルってこんな教会があちこちにあるのねぇ。

無料で入れるので、ちょっと立ち寄ってみるのもよいと思います。

 

ハリーポッターの世界感!レロ・イ・イルオマン

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

続いて、前日混んでて入るのを断念した本屋さん、「レロ・イ・イルマオン」に行きました。

 

この本屋は、1906年創業の老舗の本屋さんです。

ネオゴシックとアールヌーボ、アールデコが組み合わさった独自の建築様式で、内装がとても美しいのが特徴です。

デザインや装飾、ステンドグラスがとっても綺麗。

建物は古いですが、まだまだ現役バリバリの本屋さんです。

ハリーポッターの作者のJ.K.ローリングさんもこの本屋の雰囲気に影響を受けて、ハリーポッターの世界感の参考にしたんじゃないか~って言われています。

J.K.ローリングさんはこの近くに住んでいたことがあるようなので、その可能性は高いのかもしれません。

 

レロ・イ・イルマオンに入るには入場券が必要です

普通の本屋さんなんですが、その人気のためか入るためには入場券を買う必要があります。

入場券は別の建物で売っていて、まずはそちらで入場券を購入します。

料金は4ユーロで、この4ユーロは本を購入する代金に充てることもできます。

入場券が購入できるのは、レロ・イ・イルマオンの何件か隣のこの建物。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

この建物の中に入り、奥のほうにチケット売り場があります。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

チケットを購入したら、大きな荷物はロッカーに入れて、本屋の前に並びます。

本屋は10時開店です。

昼間行くととても混んでいるので、開店前にチケット購入して並ぶことをお勧めします。

最初のグループで入れないと、あとは客が出ていかないと新しいお客は入れくれないので、結構待つことになります。

多くの人は本を買うというより中を見学する人で、何枚も写真を撮っているので一度入るとなかなか外に出てこないので。

ちなみに、僕たちも1時間弱くらい中にいました(笑)

あと、違う日の夕方にお店の前を通った時にあまり並んでなかったので、空く時間帯もあるようです。

まぁ、朝早く行くほうが確実かな。

 

レロ・イ・イルマオンの中は魔法の世界!

10時開店で9時半くらいに並んだんだけど、10時に入店することができました。

中はそんな広くないですが、入場制限をしてくれているので、そんなに混雑はしていませんでした。

なので、写真も比較的撮りやすかったかな。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

入り口を入ると目の前には、素敵なデザインの階段があります。

ここが一番の写真スポットで、みんな順番に写真を撮っていました。

曲線が美しいですよね!

木目調なのがレトロ感があって、すごく良い!!

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

階段に施されている装飾がとても細やか。

とても美しいです。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

こちらは天井です。

これも細かな装飾が施されていて、とてもきれい。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

天井のステンドグラスも見事です。

綺麗やなぁ~。

2016年に110年の歴史の中で、初めて解体して清掃をし、そして慎重に修復したんだそうです。

こういう歴史的遺産は大事にしないとですね!!

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

2階建てになっていて、吹き抜けの部分もあります。

なので、そんな広くないけど、解放感はありました。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

こんな本も売ってた。

ファンタスティックビーストの本です。

ポルトガル ポルト レロ・イ・イルマオン

中身はこんな感じ。

ハリーポッターファンだったら買いですね!

僕は買っても読めない(英語わかんない)ので買いませんでしたが、表紙がオシャレなので読めなくても部屋のインテリアになったかも(笑)

買えばよかったかなぁ。

小さな本屋ですが、見どころはたくさん。

写真を撮る場所もいろいろあります。

ポルトガル レロ・イ・イルマオン

本を買わないと4ユーロは入場料になるだけですが、4ユーロ払っても見る価値はあると思います。

ポルトに行ったら、行っておきたい場所の一つです。

 

いろんな食材が並んでるボリャン市場

次に行ったのは、ポルトの食材が売っているボリャン市場へ。

ポルトガル ポルト ボリャン市場

色とりどりのフルーツが並んでいて、とてもおいしそうでした。

場所はメトロのボリャン駅に近くです。

こんなワインを売っているもあったりします。

ポルトガル ポルト ボリャン市場

こういう何気ない風景も、オシャレに見えますなぁ。

僕も嫁さんもお酒が苦手なので飲まなかったけど、きっと安く飲めるんでしょうねぇ。

ポルトガル ポルト ボリャン市場

こちらは、オリーブ専門店。

オリーブってこんなにいっぱい種類あるのね。

味も違うのかなぁ。

ポルトガルは世界の5大オリーブ産地の一つなんですって。

ポルトガル ポルト ボリャン市場

こちらはお魚屋さん。

ポルトガルはシーフードもおいしく豊富です。

このお魚たちもきっとおいしいに違いない(笑)

ポルトガル ポルト ボリャン市場

ここはスパイス屋さんかな。

ニンニクがたくさんぶら下げてあるのが、なんかヨーロッパって感じ。

外人さんがお買い物してる姿は絵になりますねぇ。

ボリャン市場は、建物がとても古くなんか今にも壊れそうな感じ。

でも中にはお店がいくつかあって、おいしそうなものをたくさん並べていました。

基本的な食材は一通りそろうんじゃないかな。

肉、魚、野菜、フルーツなどなどね。

地元の人が買いに来るのかなぁ。

僕が行ったときは観光客のほうが多かったけどね。

ポルトガルの人がどんな食材を買っているのか見るのも面白いと思います。

ボリャン市場のそばにはこんな教会もありました。

ポルトガル ポルト 教会

全面アズレージョ!

アズレージョの青色は建物に存在感を与えます!

ポルトガルはレトロできれいな建物がいっぱいありますね。

 

アンダンテ24カードを購入

この日は、何度かメトロに乗る予定があったので、アンダンテ24カードを購入しました。

ポルトガル ポルト アンダンテ24

アンダンテ24はメトロの乗り放題カードで、券売機で購入することができます。

前日に買ったアンダンテカードをアンダンテ24に変更することはできないので、新たにカードを購入する必要があります。

普通のアンダンテカードとアンダンテ24カードと見た目の区別はつきません。

メトロの料金は、ZONE(ゾーンに)よって変わります。

今回僕たちは、ゾーン2内から出ることがなさそうだったので、券売機のZ2のカードを購入。

料金は4.15ユーロ+カード代で、4.65ユーロでした。

これでゾーン2内なら24時間乗り放題になります。

通常のアンダンテだと、Z2は1回乗るごとに1.2ユーロ。

1日に4回以上乗ったら元がとれちゃうので、お得かもしれないですね!

ポルトのメトロの乗り方やチケットの買い方はこちらの記事でもう少し詳しく書いています。

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カーザ・アレイショで絶品タコご飯を堪能!

アンダンテ24を購入し、まず向かったのはカンパニャン。

タコご飯がおいしいお店があるとネットの情報にあったので、そのお店に行ってみようと思ってね。

そのお店の名前は、「Casa Ines」。

でも、行った時間は12時をまわっていたのに、店内は暗くやってない感じ。

仕方がないので、ガイドブックに載っていたCasa Aleixo(カーザ・アレイショ)のほうに行ってみました。

 

覗いてみたら、こちらは営業していたので、入ってみることにしました。

「地球の歩き方」に載っているからか、日本語のメニューもあるしスタッフさんも日本語で話しかけてくれたりします。

なので、日本人でも入りやすいお店ですね。

それで注文した料理は、タコご飯とタコの天ぷらセット、タコご飯とお魚の天ぷらセット、サラダです。

少し待っていると、パンとオリーブを出してくれたので、オリーブだけお断りしパンはいただきました。

そしてしばらくしてから、お料理がやってきたー。

ポルトガル ポルト カーザアレイショ

でっかいお皿に2人分がどーんとのせられてきます。

レモンがのっているほうが、タコの天ぷらです。

タコのご飯は、タコが柔らかく、タコのうまみもすごく出ていて、めちゃくちゃおいしい。

ポルトガルのタコってなんでこんなに柔らかいんだろう。

天ぷらは、衣は日本のようにサクサクしているわけではないけど、ほんのり味がついていておいしいです。

天ぷらのタコもめちゃくちゃ柔らかかった。

そして、お魚の天ぷらは白身魚で、身がふわふわ。

こちらもともておいしかったです。

サラダはオリーブオイルで味付けした、とてもシンプルなものでした。

さすがオリーブがいっぱいとれる国ですね。

全体的にお料理がおいしく、スタッフさんも感じよかったので満足です。

料金は、全部で39.3ユーロ。

お昼にしてはちと高いですね。

観光地プライスかな。

ポルトガルのタコご飯とタコの天ぷらは食べる価値ありですよ!

帰りに、行こうと思っていたお店を覗いてみたら営業してた。。。

ポルトガルはランチが遅めのお店もあるようです。

 

ドウロ川周辺観光

前日に続いて、またドン・ルイスⅠ世橋のほうに行ってみました。

ドン・ルイスⅠ世橋のすぐそばに修道院があって、そこからはドン・ルイスⅠ世橋も見下ろすことが出来るので景色がとても良いんです。

見晴台のようになっているところまでは、急な坂道を登っていきます。

それが結構疲れる(笑)

そして見えるっ景色がこれ。

ポルトガル ポルト

とても見晴らしがよいのですが、いかんせん天気が。。。

青空の時に見に来たいですね。

というわけで、早めに撤退して近くのデパートに買い物に行きました。

 

大手デパート、エル・コルテ・イングレスでお買い物

お天気が良くないので、メトロに乗ってジョアン・デ・デウス駅に移動。

駅の目の前にある大きなデパートの中にあるスーパーでお買い物をすることにしました。

とても大きなデパートで、地下にスーパーがあります。

ここで、オリーブオイルやオイルサーディン、ツナパテ、お菓子などをお土産用に購入。

現地のスーパーってお土産を買うのに最適ですよね。

現地のものが安く手に入るので。

特にこのスーパーは大きくて、品ぞろえも豊富。

ワインとかオリーブオイルとかめちゃくちゃ種類ありました。

結局、33ユーロくらいのお買い物をしちゃいました。

 

再びドウロ川、ドン・ルイスⅠ世橋へ

デパートの外に出ると青空が広がっていました。

こうなると、先ほど行った修道院に戻りたくなります。

というわけで、お買い物で荷物をいっぱい持っていたけど、再び急な坂道を登っていきました(笑)

そして見えた景色はこちら。

ポルトガル ドンルイスⅠ世橋

天気よいと、街並みの色が違いますね。

とっても綺麗に見えました~。

ドウロ川の景色が一望出来る絶景スポットです!

続いて川岸のほうにも行ってみました。

ポルトガル ポルト ドウロ川

ワイン工場の船がいっぱい浮かんでいます。

かわいらしい船で、なんか絵になりますね!

お天気も良くなり、暑くなってくるととてもおいしそうに見えてくるのがこれ。

ポルトガル ポルト ドウロ川

おじさんが絞る、生絞りオレンジジュース。

小さいカップで1.5ユーロ、大きいカップで2.5ユーロでした。

とてもおいしそうだったので、大きいカップで購入。

ポルトガル ポルト ドウロ川

これがとーってもおいしかった。

カフェやレストランで飲むより安いし、おいしい!!

ポルトガルのオレンジジュースやレモネードはお勧めです!

ポルトガル ポルト ドウロ川

のんびり川を眺めて時間を過ごすのも気持ちが良い場所です。

川の水は透明度が高いわけじゃないです。

どちらかというと栄養が豊富って感じ。

だからか、黒い大きな魚がいっぱい泳いでました(笑)

ポルトガル ポルト ドウロ川

ドウロ川は市民にとっても観光客にとっても憩いの場になっていますね。

 

ドウロ川クルーズに参加

お天気も良いし、せっかくなのでドウロ川クルーズに乗ってみました。

時間は50分で、料金は1人15ユーロ。

船から眺めるドン・ルイスⅠ世橋もなかなか良いもんでした。

ポルトガル ポルト ドウロ川

ポルトの街並みもきれいだなぁ。

ポルトガル ポルト ドウロ川

色使いがとても良いですよね。

オレンジの明るい屋根に、パステルカラーの壁。

窓の形もオシャレです。

ポルトガル ポルト ドウロ川

風を感じながらドウロ川を行くのは、とても気持ちが良いです。

その模様を動画に撮りました。

ドウロ川クルーズの雰囲気が伝わると思います。

船頭さんが説明やガイドをしてくれるわけでもなく、ただひたすらドウロ川を行くだけですが面白かったです。

ワインの試飲券ももらえるし、50分と結構長めのクルーズなので15ユーロなら乗る価値あると思います。

このあと、ホテルに戻り少し休みました。

英語やポルトガル語が出来なくて、現地でツアーを申し込むのに不安がある人は、こちらのサイトのオプショナルツアーでもドウロ川クルージング付きのプランがあるので見てみてください。

これ以外のツアーもたくさん開催されているので、ベルトラを確認してみてください。

ポルト市内のオプショナルツアー【ベルトラ】

日本語対応しているかどうかツアーの詳細を見て確認してくださいね!

 

夜のドウロ川周辺

少し休憩してから、今度は夜景を見にドン・ルイスⅠ世橋のほうに行ってみました。

1日で何回行くんだって感じですね(笑)

メトロも7回くらい乗ったので、アンダンテ24にしておいてよかったです。

まずは修道院の上から夜景を見てみました。

ポルトガル ポルト ドウロ川

ドン・ルイスⅠ世橋がライトアップされていて、ビューティーホー!!

オレンジの明かりが温かみを感じます。

修道院もライトアップされていました。

ポルトガル ポルト ドウロ川

暗がりに修道院が浮かび上がってみます!

そして今度は河岸のほうに行って、ドン・ルイスⅠ世橋を見てみました。

ポルトガル ポルト ドウロ川

下から見ても美しいですね~~~。

アーチとトラスがワンダホーです!

橋マニアにはたまらんね(笑)

夜に夜景やドン・ルイスⅠ世橋のライトアップを見に来るのもおすすめです。

 

バリス・ド・ドウロでフランセジーニャを食べてみた

結構時間も遅くなったので、近くで空いてるお店を探し夕ご飯を食べることにしました。

入ったお店は、Barris Do Douro(バリス・ド・ドウロ)です。

 

川沿いで、景色もよく夜景を見ながら食事ができるお店です。

ここで、ガイドブックで見て気になっていたポルトガルのB級グルメ「フランセジーニャ」を食べてみることにしました。

フランセジーニャは、パンにステーキやベーコンが挟んであってその上にチーズをのせ、トマトスープをかけていただく料理です。

で、出てきた料理がこれ。

ポルトガル ポルト フランセジーニャ

フランセジーニャは、味が濃厚でなかなかおいしい。

酸味のきいたトマトスープがこってりな味を和らげてくれるのがいいですね。

ただ、ボリュームが多く、半分くらいで飽きてきます(笑)

それに加えて、ポテトの量が半端ない。。。

上の写真のポテト、1人分ですからね(笑)

ポテトまでは食べきれませんでした(汗)

そして、嫁さんはというとスペシャルステーキというのを頼んだんだけど、こちらもボリュームが多かった。

ポルトガル ポルト ステーキ

ステーキの上に目玉焼きがのっていて、その上にこれでもかってくらいにポテトが(笑)

嫁も食べきれませんでした。

ていうか、もう何日もポルトガルにいて、料理のボリュームが多いことを学習しない僕たち夫婦もアホですよね(笑)

ポルトガルでは、メイン料理を2人で1つくらいが調度よいのかもしれないです。

あとはサイド料理をいくつか頼めば、十分おなか一杯になるかも!

 

まとめ

この日もいっぱい歩き、いっぱい食べ、内容盛りだくさんの観光となりました!!!

ドウロ川周辺はポルト観光でもメインになる場所だと思います。

ドウロ川周辺に宿泊するもの良いし、僕たちのように少し離れたところに宿泊しても、アンダンテ24をうまく利用すればそんなに交通費もかかりません。

メトロをうまく利用すると、充実した旅が出来ますね!

ドウロ川行くのに宿から毎回30分歩いていくのは大変ですから(笑)

ポルト観光も街歩きが基本。

ほんと、グーグルマップがあって助かりました。

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しむしむ

しむしむと申します。東京在住アラフィフのおっさんです。嫁さんと旅行やお出かけするのが趣味。実際に行ったところや見たものを記事にしてるので、同じ場所に行きたい人の参考になればと思います。ツイッターとインスタも始めたので、良かったらフォローよろしくです!

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