2019年2月24日から3月3日までの6泊8日で行った、スリランカ旅行の6日目の記事です。
この日は朝から早朝ジープサファリで、前日に会えなかった野生のヒョウを探しに行きます。
そして午後はヤーラからゴールへ移動。
ゴールでは旧市街を散策したり、スリランカの有名建築家ジェフリー・バワが設計したホテル、ジェットウイング・ライトハウスでお茶を楽しんだりしました。
ゴールは海辺の街で、スリランカの綺麗な海を眺めることも出来て良かった!
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ヤーラ国立公園で早朝ジープサファリ
前日、残念ながらヒョウと会うことは出来ませんでした。
声は聴けたんですけどね(笑)
この日は朝6時にホテルを出発しヤーラ国立公園へ。
早朝出発なので、朝ご飯はホテルが用意してくれたお弁当。
なんですけど、例によって僕は体調不良継続中。
と言うか、この日の朝は起きた時、結構気持ち悪かったです。
前日食べた、特盛パスタが効いちゃったんでしょうね。
残したんだけどなぁ。
何も食べない方が良かったのか(笑)
なので、ジープでガタガタ道を行ったら、こりゃ吐くだろうなぁと思ったね。
でも、ホテルで待ってるの嫌だったし、具合悪くても行くぞ!って、吐いてもいいようにビニール2枚持参してジープに乗り込みました。
だって、まだヒョウ見てなかったし~(笑)
ジープって窓がなくて、風がダイレクトに当たるじゃないですか。
それが気持ちよくて、とりあえず車酔いはしないで公園には到着出来ました。
公園に到着したら、皆さんホテルからもらったお弁当を食べます。
僕は食べるのやめておきました。
ちなみに中身はサンドイッチとカステラのようなものとバナナとゆで卵ね。
腹ごしらえを済ましたところで、公園内に入っていきます。
木の上を見てみると、鷹が止まっていました。
ちょっと暗いのわかりづらいかもしれないけど、猛禽類はかっこいいですね!
たぶん、「Changeable Hawk-eagle(カワリクマタカ)」だと思うんだけと違うかな。
この日は、何しろヒョウが見たい一心だったので、あまりジープも止めてもらいませんでした。
なので動物の写真も前日に比べたら少なめ。
それでも珍しい野鳥や動物を見つけると、止まって見せてくれます。
この鳥、動物園で見るような奴や~~。
調べると、「Malabar Pied Hornbill」という鳥。
サイチョウの仲間ですね。
こんな鳥が普通に木の上に止まってます(笑)
木の上で休んでいるオオトカゲ。
これもこのサファリでは、ごくごく自然な光景。
これは前日も見た、スリランカの国鳥のニワトリ。
ほんと色が綺麗なニワトリですよねぇ。
この子もよく見かけました。
スリランカ・アカマングースです。
ヒョウ待ちをしているときに、ジープの側を歩いてました(笑)
ワニも前日よりもはっきり見れた!!
迫力がありますなぁ。
こちらも前日も見かけた野ウサギ。
ウサギなどの小動物も草や藪の中をよーく見ると結構いたりします。
このような動物たちを見ながらも、ひたすらジープはヒョウを探して走ります。
他のジープの動向も気にしたり、他のドライバーさんと情報交換もしながら。
でもね、走れども走れどもヒョウは見つからない。
ヒョウが出そうなポイントにジープを止めて、ヒョウの出待ちをしてみたりもしました。
それでもヒョウは現れず。
ヒョウを見たというジープには遭遇しましたが、そのジープに乗っている人たちは満面の笑みだった(笑)
うちの嫁さんは、悔しいから「私もヒョウ見たもんね~」的に、そのジープに乗っていた人たちに微笑み返しをしたそうです。
なんだその見栄の張り方は(笑)
ヒョウと会うのって難しいんだなぁってあらためて実感。
難しいのは、ヒョウが見たいと思っていてるのは、自分たちだけじゃないということ。
ヒョウが出たと思われる場所や出そうと思われる場所には、たくさんのジープが集まります。
仮にヒョウが現れても渋滞が発生して、その場所にたどり着けないこともしばしばあるんですよね。
今回、ヒョウと同じくらいレアな動物、ナマケグマは少しだけ見ることが出来たんですが、その時もジープが大渋滞してました。
これがナマケグマね。
黒いモフっとしたのいるのはわかるけど、どっちが頭でオケツかもわからないね(笑)
林の中にいたので顔がどんなふうになっているのかも、あまりよくわからなかったです。
それに撮影していると、その前をジープがフレームインしてきたりして、写真も動画も上手く撮れなかった~。
こんな感じでジープが渋滞しちゃうんですよね~。
こういうこともあり、ヒョウやナマケグマのようなレアな動物は見たくても見れないということもあるんですねぇ。
結局、見つけたもん勝ちなんですな。
双眼鏡を覗いて、ヒョウを探す私。
ヒョウいた~!!って叫びたかった(笑)
僕はこういう探す作業も楽しんでたからいいんですが、必死だったのはガイドのダヌジャさんとドライバーさんね。
タイヤも全部浸かるだろうってくらいの水たまりも進んで行きます。
上の動画を見ると、すごい険しい道を行ってるのがわかります。
他のジープがあまり行かないような道も行ってたのかなぁ。
これはこれで楽しくて、体調悪いの忘れてキャッキャッ言ってはしゃいでました(笑)
何かのアトラクションみたいで面白かったから~。
テンション上がると体調悪いのも吹き飛ぶのね。
気持ち悪くなるのは気持ちの問題か?
山道も何かのアトラクションだと思えば酔わないのかな(笑)
結局予定よりも1時間以上も多くジープサファリを行ってくれました。
ダヌジャさんとドライバーさんが、ヒョウを見るまで帰らないって意気込みでやってくれたからですね。
おかげで、予定よりも長くジープサファリが楽しめた。
そして、ダヌジャさんが「どうしましょう?」と僕たちに聞いてきたので、「次の予定もあると思うので、もう終わりにしていいですよ」と言って戻ることにしました。
結局、ヒョウとは会えませんでした。
これがリアルガチってやつですなぁ。。。
大きな宿題を残しちゃった(笑)
今度はヒョウが高い確率で見れると評判のウィルパットゥ国立公園に行かなくちゃな!
2日間にわたって、ヤーラ国立公園でジープサファリを楽しみましたが、この公園は何しろたくさんの動物に会えます。
動物好きの僕たち夫婦には、すごく楽しいジープサファリでした。
多くの観光客が集まる理由がわかった気がします。
ヤーラからゴールへ移動
ホテルに戻ってチェックアウトし、ゴールと言う街へ移動します。
これまた結構な移動距離がありましてね。
3時間くらいかかったかな。
この旅行、何しろ移動距離が長い(笑)
移動の途中、ダヌジャさんが急に車を止めて、「ちょっと待っててください」と言います。
そしてしばらくしてから、ビニール袋をぶら下げて帰ってきました。
その中身がこちら。
ランブータンっていうフルーツです。
僕たちにこれを食べてもらおうと、買ってきてくれました。
食べ方は簡単で、爪で切り込みを入れると、皮がカポッて取れます。
すると中から白っぽい果実が出てくるので、これをかじって食べるの。
食感はライチに似てるかな。
味はライチよりも薄味で食べやすい。
クセもないので、パクパク行けちゃうフルーツでした。
こういうフルーツってホテルのビュッフェとかには出ないから、食べさせてくれるとありがたいね!
ちなみに20個で150ルピーだって。
日本円にすると100円前後だね。
フルーツが安く食べられるのは良いですなぁ。
ゴールが近づいてくると、海も見え始めてきます。
海が青くて綺麗!
南国の海の色ですな。
スリランカに来てから、ずっと森やらサファリやらに行っていたから、綺麗な海が新鮮。
スリランカは海も楽しめる国なんですね。
世界最大のクジラ、シロナガスクジラを見るツアーなんかもあるんだけど、それはゴールの近くにあるミリッサという街からボートが出るそうです。
シロナガスクジラもいつかは見てみたいなぁ。
やりたいことありすぎだ(笑)
スリランカの魅力多すぎるな。
ゴール(Galle)観光
ゴールはスリランカの南端に位置する街で、1589年にポルトガル人が砦を築き、その後1640年にオランダがその砦を拡張してその中に街を築きました。
そしてイギリスの植民地時代も、支配の拠点として重要な位置となり、堅固な城塞都市となりました。
その旧市街が、今もなお残されている場所です。
スリランカが他国に支配されてきた歴史の象徴的な場所なんですね。
城壁に囲まれた旧市街は世界遺産にも登録されています。
ゴールは今まで周ってきた街の中でも、かなり栄えている街でした。
なので交通量も多い。
でっかいバスとか、トゥクトゥクもかなりの数が走っていました。
ゴールの駅前は大渋滞(笑)
すごく賑やかな街ね。
ローカルレストランでランチ
このレストランもビュッフェスタイルでした。
で、もはや僕が食べられるものって、こんな感じなんですよ。
お皿から、いまだにカレーが消えてます。
怖くて食べられないの~。
海外旅行に行ってお腹を壊すって、こんなにつらいものだったとは。
お料理が楽しめないのは、ほんと楽しみ半減どころじゃないですね(笑)
世界遺産のゴール旧市街を散策
旧市街を囲う城壁があるので、そこから歩いてみることに。
大きな時計台があって、そこから灯台の方に向かって歩きます。
石造りの立派な時計台。
時計は動いてないとのこと。
すごく目立つところにあるんだから、時計を直して動くようにすればいいのにね~。
時計台の下には、イギリスの植民地時代に、スリランカの人々が強制労働させられている姿を描いた銅像が立ち並んでました。
城壁の上に行くと、とても見晴らしがよい。
街や海が一望できます。
上の写真に写っているのは、クリケット場。
この日もあちこちでクリケットの試合が行われていました。
スリランカではクリケットがとってもメジャーなスポーツなんだそうです。
城壁の上を歩いていると、小さくてすばしっこいのいるなぁと思ったらリスでした~。
スリランカ全土にこのリスさんたちは生息しているのね(笑)
ここから城壁の上を歩いて灯台の方へ向かいます。
するとその時ダヌジャさんが、「2人は灯台に向かって歩いて行ってください。僕は車を灯台の方に移動させてから合流するので」とのこと。
灯台に行ってまた時計台の方に戻るのは、歩く距離が多くなっちゃうからという配慮からですね。
やっぱり気が利く人や~(笑)
と言うことで、城壁の上から景色を楽しみつつ灯台に向かって歩いていきます。
海も綺麗。
とても暑い場所だったので、泳いでる人もちらほらいました。
シュノーケリングも楽しそうな場所ね!
写真を撮りながら、ゆっくり歩いて灯台に到着。
この場所は、スリランカの学生が遠足などにも来る場所のようで、この日もたくさんの学生が来てました。
浜辺ではスリランカの学生たちが、とても賑やかに騒いでた(笑)
南国の人たちだから陽気なのかな。
前日にいたヌワラエリヤの気候と全然違うね。
まさしく南国って感じで、スリランカに来たーって思えるような雰囲気。
この後、少しだけ旧市街をプラプラしてから、嫁さんがスリランカに来たら是非行ってみたいと思っていたホテルに行くことにしました。
宿泊するわけじゃないけど、建物見たりお茶くらいしようと思いましてね。
ジェットウイング・ライトハウスでティータイム
嫁さんが一度訪れてみたいと思って場所が、「ジェットウイング・ライトハウス」というホテル。
このジェットウイング・ライトハウスは、スリランカが世界に誇る建築家ジェフリー・バワさんが設計したホテルです。
ジェフリー・バワさんは、スリランカのビーチリゾート建築の第一人者。
スリランカ国内のビーチリゾートを数多く手がけています。
その中でも傑作と言われているのが、ジェットウイング・ライトハウスなんだって。
と言うことで、さっそく中に入ってみます。
いきなり螺旋階段があるんだけど、その周りには特徴的なオブジェがいっぱい。
なんか違う空間に放り込まれた感じ。
この階段を登っていくとロビーに出ます。
ロビーは広くて解放感があります。
そのロビーラウンジのテラス席で、お茶をすることに。
海が見えるテラス席です。
夕日やサンセットも見ることが出来ちゃう特等席ね。
目の前に芝生があって、その下には海があります。
その海は岩で囲まれていて、小さな入り江のようになっていて、このホテルに泊まった人が海水浴してた。
海も綺麗だし、すごく気持ちの良い場所です。
ジェフリー・バワさんは、この場所のこの地形にもこだわって、ホテルを建設したようですね。
すごいなぁ。
芝生にはこんなお客さんも。
芝生にいる虫を啄んでました。
「Red-wattled Lapwing(インドトサカゲリ)」と言う鳥。
こんな光景をぼーっと眺めながらお茶を楽しむのは贅沢な時間ですね。
せっかくスリランカに来たので、やっぱり紅茶でしょと言うことで、紅茶を頼みました。
ちょっと濃い目だけど、美味しい紅茶。
おかわりも出来るようなので、ポットに足してもらって2杯目もいただきました。
すると美味しく紅茶をいただいていたはずなんだけど、二人して頭がクラクラして気持ちが悪くなりました。
後で調べてみたら、どうやらカフェインにやられたようです(笑)
スリランカの人たちは、紅茶にミルクや砂糖を入れて飲むのがスタンダード。
なので、紅茶自体がすごく濃いめに入れてあるんです。
その濃い紅茶を、美味しいと調子に乗って2杯勢いよく飲んだもんだから、カフェインにやられたみたい。
僕だけだったら、体調不良が理由だったんだろうけど、嫁さんも同じ症状になったから、多分カフェインが原因でしょう。
紅茶って緑茶やコーヒーよりもカフェインが多いんですって。
今まで紅茶を飲みすぎて、気分が悪くなったことがある人は、スリランカで紅茶を飲むときは飲み過ぎに注意ね。
紅茶のおもわぬ落とし穴にはまりましたが、雰囲気は最高のホテルです!
宿泊費は安くないのでそう簡単には泊まれませんが、いつかはジェフリー・バワさんが設計したホテルに泊まってみたいもんですな。
「Jetwing Lighthouse(ジェットウイング・ライトハウス)」の料金や口コミはアゴダやエクスペディアで確認できます。
アゴダとエクスペディアでどちらが安いかは、時期によっても変わるので見比べて見てください。
どちらもトップページに行ったら「ジェットウイングライトハウス」と入力して検索すればホテルの詳細が出てきます。
The Lady Hill Hotel(レディーヒルホテル)で宿泊
この日、宿泊するホテルは「The Lady Hill Hotel(レディーヒルホテル)」。
その名の通り、小高い丘の上にあるホテルでした。
外観は南国のリゾートホテル風で、なんかいい感じ。
ロビーに行くと、葉っぱをくれて「アーユボーワン」って挨拶してくれます。
アーユボーワンは、スリランカの言語シンハラ語で、「こんにちは」の意味ね。
スリランカ風の挨拶で出迎えてくれたホテルはここが初めてでした。
チェックインを済まし、部屋に行ってみると、意外にも部屋はモダン。
うーん、外観と同じような南国リゾート風に部屋も作ればよかったのになぁと思ったりもした。
これだと、なんかビジネスホテルに泊まってる感じがしちゃうからね。
部屋は今までのホテルに比べると狭め。
部屋も水回りも綺麗にしてあるので、その点は良かったですね。
トイレが鏡で囲まれてるのはちと落ち着かないが(笑)
備品も石鹸、シャンプー、リンス、ドライヤーなど完備されていました。
シャワー室は狭いけど、水圧は良好でお湯もちゃんと出ました。
Wifi環境は、ホテルのwifiは部屋ではつながりません。
レストランに行くとホテルのwifiが使えるけど、速度はイマイチ。
jetfiに関しては快適につながりました。
このホテルで良かった点は、部屋からの眺望ね。
小高い丘に建っているせいもあって、景色がすごく良かったです。
夕食はセットメニューだったんだけど、レストランが暗くて写真は撮れませんでした~。
内容はサラダ、スープ、メイン、デザート。
メインは、グリルフィッシュ、グリルポーク、スリランカカレー、スパゲッティアラビアータから選びます。
この辺の内容って、3つ星クラスのホテルだとどこも一緒ね。
なので、ビュッフェにしろセットメニューにしろ、旅行の最後の方になると食事が飽きてきます。
で、やっぱりスリランカはカレーが美味しいので、カレーが食べられないのは致命的だ(笑)
次にスリランカ旅行に来ることがあったら、ローカルレストランでもっとスリランカならではの料理とかも食べてみたいかもな。
またお腹やられるかもしれないけど。。。
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まとめ
この日はヤーラで2回目のジープサファリに挑んだものの、あえなく撃沈。
最大の目的であった、野生のヒョウには会えませんでした。
でも、またスリランカに来る理由が出来たと思えばよいね。
インスタで「#yalanationalpark」で見てみると、ヒョウのすごい写真載せている人がいるんですよね。
そういうの見ると、やっぱりこの目で見てみたいと思う。
ゴールに行って、綺麗な海を見たら、スリランカって島国なんだなぁってあらためて実感しました。
スリランカの海も満喫してみたいですねぇ。
今回の旅で、スリランカの魅力結構堪能しているのに、やってみたいことが尽きないね(笑)
スリランカ、面白い国です。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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