
2023年6月19日に安達太良山登山に行ってきました。
安達太良山は、福島県にある標高1700mの山です。
ロープウェイで標高1350mの薬師岳山頂付近まで行くこと出来るので、距離や標高差はそれほどありません。
山頂からは360度見渡せる大パノラマの景色が楽しめ、沼ノ平火口まで足を延ばせば大迫力の爆裂火口を見学することも出来ます。
道はやや険しめだけど、歩き応えがあってなかなか楽しい登山コースです。
沼ノ平火口の景色は見る価値ありです!
うちの登山ギア
安達太良山登山のコース説明
今回のコースは以下のようになっています。
- 山頂駅:9時33分スタート
- 薬師岳:9時36分着
- 安達太良山:11時30分着(30分ほど休憩)
- 沼尻分岐:12時21分着(10分ほど休憩)
- 安達太良山:12時44分着
- 山頂駅:14時04分着登山終了
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:4時間31分(休憩50分)
- 山行時間:3時間41分
- 歩行距離:6.3km
- 高低差:354m
- 累積標高(上り):379m
- 累積標高(下り):377m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。
今回はあだたら山ロープウェイ山頂駅から薬師岳を経由して安達太良山山頂へ。
そして沼ノ平火口が見学できる沼尻分岐まで足を延ばし、そこで折り返して山頂駅に戻るというルートを行きました。
山頂駅からしばらくは狭めだけど平坦な道を歩いて行きます。
そして徐々に勾配がきつくなり、岩や石がゴロゴロした道になって行きました。
階段も設置されている個所もありますが、崩れていたりする個所も多く、結構歩きづらいかな。
年配の方で登るのに苦労している人も何人か見かけました。
距離も短く累積標高も低めなので、数字的にはお手柔らかなコースに見えるけど、道は結構荒々しい感じなので、足腰には堪えました。
今回は距離を短くするためにピストンにしましたが、下りも足腰に結構疲労がきたかな。
安達太良山山頂付近は道が狭く一方通行になっているので要注意です。
安達太良山から沼尻分岐までは稜線を歩いて行くので歩きやすいです。
ただし、安達太良山から稜線に出る時に滑りやすい斜面があるので、その箇所だけは注意して歩きましょう。
また安達太良山は活火山です。
火山ガスが発生していて立ち入り禁止のエリアもあるので注意してください。
立ち入り禁止エリアについてはあだたら山ロープウェイの公式ページにも掲載されています。
また火山の活動状況も念のため確認しておくと良いですよ。
安達太良山登山の様子
安達太良山登山の様子を写真を使って紹介して行きます。
登山道の雰囲気や景色などの参考にしてみてください。
ロープウェイ山頂駅~薬師岳

まずはロープウェイに乗って山頂駅へ。
写真を見るとわかる通り、山の上は雲に包まれて真っ白。。。
時間が経つにつれて晴れていく予報だったので、雲がなくなることを期待しつつ山の上に向かいます。

雲の中に突入していくロープウェイ。
ほんとに晴れるのか不安になってくるね。

山頂駅に着いたらそこから登山スタート。
すぐ近くにある薬師岳山頂に向かいます。

薬師岳までは木道が整備されているので歩きやすいし、5分くらいで着きます。

薬師岳山頂に到着。

完全に雲に包まれていて、辺りの景色が全く見えなかった。。。
本来は周辺の山々や麓の景色などが見渡せます。
そしてこの場所に来たのは、見たかったものがあるから。
それがこちら。

これ、智恵子抄を知っている人ならすぐわかるんじゃないでしょうか。
智恵子抄は、高村光太郎が亡き妻への思いを綴った詩集。
「ほんとの空」は、智恵子抄の中の「あどけない話」に綴られた言葉で、東京での生活に疲れた智恵子さんの故郷への深い想いが詰まった言葉です。
詳しいことが気になる人は智恵子抄をググってみてね。
ということで、本来ならすごく美しい空が広がっているはずなんだが、この日は真っ白けっけ。
まぁ、「ほんとの空」の碑が見れただけでもよしとしましょう。
薬師岳〜安達太良山

気を取り直して安達太良山山頂を目指します。
最初は緩やかな道をしばらく歩いていく。
花の百名山にも選ばれている山で、歩いていると色々な花を見ることが出来ました。

鈴のように咲いているのはサラサドウダン。
この木はたくさんありました。

これはツマトリソウ。
白くて小さい可愛らしい花です。

マイヅルソウもたくさん咲いてました。

この花はゴゼンタチバナ。

この花は調べたけどはっきりとはわからなかった。
ベニバナノツクバネウツギでいいのかなぁ。

ベニサラサドウダン。
少し歩いただけでもこれだけの花に出会えました。

そして歩いていると時々陽が差してくる。
遠くには山も見え始めてきた。
雲が晴れてきたのかな。

歩き始めの方は、写真のような雰囲気で樹木も多いです。
登山道は狭めだけど、整備されているので、この辺りは歩きやすかった。
ただねぇ、虫がすごく多かったです。
顔の周りを纏わりつくように飛ぶ虫が多くて鬱陶しかった。
虫除けは必須ですね。

そして雲が晴れてきて青空も見えた!
空が青いとテンションも上がる(笑)

イワカガミもたくさん咲いていました。

この花はアカモノ。
ほんと色んな高山植物が咲いています。

青空バックの方がサラサドウダンも綺麗に見えますね。

少し開けた場所に出たら、安達太良山が見えました。
写真の真ん中あたりにちょこんと出っ張っているのが安達太良山の山頂。
この見た目から、乳首山とも呼ばれているらしい(笑)

あ〜、やっぱり晴れてると気持ち良いなぁ(笑)
ロープウェイに乗っていた時の不安が一気に吹っ飛んでよかった!

少し平坦な場所を歩いていくと次第に勾配がきつくなっていきます。

ここは道がかなり狭い。
この日は平日で空いていたからいいけど、週末は渋滞になりそうね。

この花はタニウツギ。
この登山道、花好きな人が歩いたらなかなか前に進めないんじゃないだろうか(笑)

階段が設置されているけど、崩れている箇所もあり、なかなか歩きづらいです。
段差の大きい箇所もあって、年配の人が苦労していた。

この辺りは大きな石がゴロゴロ。
このガレガレした道が歩くと疲れるのよねぇ。
この辺りから、だんだんと背の高い木が少なくなっていきます。

なかなかワイルドな道ですよね。
一歩一歩ゆっくり登っていきます。

登りが苦手な私、ヒーヒー言いながら登っています。
逆に登りの方が得意な嫁氏は、私を置いてささっと登っていく(笑)

これはイソツツジという花らしい。
写真を撮るのが良い休憩になるな。

なんとか乳首じゃなくて山頂の近くまでやってきました(笑)

この辺りまで来ると、かなり開けていて絶景が広がっていました。

左が安達太良山山頂です。

山頂が見えてくると力が湧いてきますよね。

ちょっと端っこに寄って記念撮影。
まだ山頂じゃないけど山頂感のある写真になった!
ここまできたら山頂はすぐそこです。

イワカガミが群生していたので撮ってみる。

この分岐を右に行くと沼尻分岐方面に行けます。
沼尻分岐に行く前にまずは山頂。
山頂付近は一方通行になっていて、看板もあるので確認してから登りましょう。
道が狭いのですれ違いが困難なので、逆に回ると周りの人に迷惑がかかるのでね。
安達太良山山頂(標高1700m)

標高1700mの安達太良山山頂に到着。
山頂はめちゃくちゃ広いというわけじゃないけど、それなりに広さはあって山ご飯を作るくらいのスペースはありました。
この日は強風が吹き荒れてて、そんなもの作れるような状態じゃなかったけどね。
景色は360度見渡せる絶景なので、風にもめげず写真を撮りまくる。
すごく壮大な景色です。

山の稜線が美しいね〜。
左の方に白く見えるのが爆裂火口。

めちゃくちゃ絶景です。
山の上は晴れてて良かったぁ。

稜線を境に雲が掛かってるのが面白いですね。
山の天気が変わりやすいのがよくわかる。

ひとしきり写真を撮り終えたら、山頂から下りて爆裂火口へ向かいます。

山頂から下り際に梯子の箇所が1つだけあるけど、ゆっくり下りれば大丈夫。
山頂〜沼尻分岐(沼ノ平火口)

まずは稜線に下りていくんだけど、すごくザレていて滑りやすいのでゆっくり歩きましょう。

火山ならではの荒涼とした感じが良いねぇ。

稜線はアップダウンもそれほどなく歩きやすいです。
山頂から沼尻分岐までは片道20分程度なので、ここは足を延ばすのをおすすめします。
稜線を歩くのもなかなか楽しいよ!

こんな景色を楽しみながらのんびり歩いていく。

遠くの山々が見渡せる絶景です。
そしてこの登山コースで一番見たかった沼ノ平火口に到着。

直径1.2km。深さ150mの火口で、1900年には大規模な水蒸気爆発が起きている場所です。
現在も火山ガスが発生していて、近付くのは禁止されています。
この日本じゃない感じの景色が雄大でいいですね〜。

荒々しくて生き物を寄せ付けない感じが、どこか違う惑星のような雰囲気も漂ってる。
超迫力のある景色でした!
この景色が見れただけでも、今回の登山は大勝利ですね(笑)
雄大な景色を堪能した後は山頂駅に戻ります。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
沼尻分岐〜山頂駅

帰りも景色や花を楽しみながら歩きます。
ここにもイワカガミがたくさん咲いていました。

沼尻方面から見た安達太良山。
かっこいい景色だな。

後は来た道を下りるだけ。
私は下りはそんなに苦手じゃないのでいいんだけど、嫁さんはガレガレ道を下りるの超苦手なので、かなり慎重に歩いてました。

でも転ぶと大変なので、慎重なくらいがちょうど良いと思う。
下界は雲多めのようね(笑)

この花はミネズオウ。
登りには気づかなかった花に下りに気づくこともある。
下山を開始してから80分くらいで薬師岳に到着。

ほんとの空が少しだけ見えた!

朝は真っ白で見えなかった景色が見えるようになっていました。

麓も見えるようになっていた。
最初は真っ白で不安だったけど、これだけ色々楽しめたら満足です(笑)

後はロープウェイに乗って山麓に戻って終了。
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登山道までのアクセス
今回はロープウェイを利用したので、車もあだたら山ロープウェイの駐車場に止めました。
平日だったので、駐車場はガラガラでした。
この山はとても人気の高い山で、週末は結構混むので週末に行く際は早めに車を止めた方が良いのかも。
特に紅葉シーズンなどはすごく混むと思います。
温泉施設もすぐそばにあって、ロープウェイに乗ると割引券がもらえるので、下山後に温泉で疲れを癒すのも良いですね。
あだたら山ロープウェイ施設情報
- 所在地
福島県二本松市奥岳温泉 - 開館時間
8:30~16:30 - 運休日
公式ページを確認のこと - 駐車場
無料(紅葉シーズンは有料) - URL
http://www.adatara-resort.com/green/express.stm
今回の登山の服装や持ち物
今回の登山は以下の装備で歩きました。
simsimの服装&ザック
- アウターレイヤー
クライムライトジャケット(ノースフェイス) - ミドルレイヤー
ウイックロン ZEOサーマル ロングスリーブジップシャツ(モンベル) - ベースレイヤー
ビアくまTシャツ - パンツ
ストライダーパンツ(モンベル) - 靴下
WIC.トレッキングソックス - 登山靴
トレッキングシューズ リッジフレックスWP(KEEN) - ザック
エンデュランスEXTⅡ
嫁さんの服装&ザック
- アウターレイヤー
マウンテンタフパーカー(マムート) - ミドルレイヤー
ビアくまTシャツ - ベースレイヤー
メリノウール長袖シャツ(ワークマン) - パンツ
バーブパンツ(ノースフェイス) - 靴下
WIC.トレッキングソックス - 登山靴
トレッキングシューズ ZG トレック GTX WMN(スカルパ) - ザック
ザック ヤマタビ30(マーモット) - トレッキングポール
フォールダー TWIST 115
持ち物
- モバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 - タンブラー
500ml(マウンテンジョニー) - スマホ
- カメラ
- タオル(手ぬぐい)
- 軽い昼食(パン)
- 日焼け止め
- 虫除け、虫刺され
朝方冷えると思って、アウターを用意していましたが、結果的には着ることはなかったです。
でも山頂はかなり風が強く、休憩していると汗冷えを起こす恐れがあるので、ウインドシェルやレインウェアなどはあった方が良いです。
登り始めは長袖のシャツを着ていましたが、すぐに体が熱くなりTシャツになりました。
この時期は日中は暖かいので、登ってる最中はTシャツのみでも大丈夫でした。
ただし、虫が多いので虫除けのために長袖を着るのはありですね。
日差しも強いので日焼け止めもあった方が良いです。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
見どころ満載の山だった
以上、安達太良山登山のレポートでした。
スタートの天気がイマイチでどうなるかと思いましたが、結果的に目的の景色は見れたので良かったです。
安達太良山山頂からの景色や爆裂火口の景色は超絶景なので、おすすめしたい場所。
登山道はやや荒々しい感じですが、距離は短めなのでゆっくり登ればいけるんじゃないかな。
花も色々咲いていて、見どころの多い山でした。
鳥も色々いると思って大きなレンズを背負っていったんだけど、何も撮れなかったのだけ心残り。
ホシガラスがいるって聞いてたんだけど、ホシガラスのホの字も見つけられんかったよ(笑)
違う山で探そうっと。
お得な情報
クーポンやタイムセールなどを利用しています!