2023年4月4日に城山かたくりの里~西山峠のニリンソウ群生地までお花見ハイキングを楽しんできました。
城山かたくりの里では、見頃を迎えた黄花カタクリの群生や桜、ツツジ、花桃などが満開で、春爛漫な雰囲気を堪能。
かたくりの里から小松ハイキングコースを経由して城山湖へ。
城山湖から西山峠に向かうというコースでハイキングを楽しみました。
西山峠のニリンソウ群生地は、満開まであと少しと言ったところで、ほぼ見頃だった感じかな。
白く小さなニリンソウが辺り一面に咲き乱れる光景は圧巻ですよ。
この記事ではハイキングとニリンソウ群生地の様子を紹介していきます。
うちの登山ギア
今回の登山コースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
- 境橋バス停:8時45分スタート
- 城山かたくりの里:9時9分着(133分ほど散策)
- 評議原:12時16分着(20分弱ランチ休憩)
- 城山湖散策路駐車場:12時40分着(7分ほどトイレ休憩)
- 榎窪山:13時11分着
- 三沢峠:13時19分着
- 西山峠:13時48分着(35分ほどニリンソウ観賞)
- タカオコーヒー:15時43分着(45分ほどお茶休憩)
- 高尾599ミュージアム:16時33分着(10分ほど見学)
- 高尾山口駅:16時48分着ハイキング終了
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:8時間3分(休憩127分)
- 山行時間:5時間56分
- 歩行距離:12.4km
- 高低差:317m
- 累積標高(上り):403m
- 累積標高(下り):364m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。
スタートは神奈中バスの境橋バス停から。
まずは城山かたくりの里へ行き、そこで2時間程度春の里山を満喫しました。
その後、小松ハイキングコースに入り城山湖を経由して西山峠へ。
西山峠でニリンソウの群生地を見学した後下山。
最後はタカオコーヒーで美味しいケーキとコーヒーで疲れを癒すという内容です。
登山道は全般的に整備されていて歩きやすく危険個所はありません。
アップダウンはそこそこあるし距離も長いので体力的には結構疲れます。
西山峠から梅の木平に向かう下山の道が、石がゴロゴロいていてやや歩きづらい感はありますが、それ程気にはならないと思います。
この時期は新緑も出てき始めているし、登山の脇にはいろんな花も咲いているので花を見ながらハイキングが出来て楽しいです。
ニリンソウも見頃を迎えていて、この時期の西山峠はとてもおすすめです。
ハイキングの様子
ハイキングの様子を写真多めで紹介して行きます。
境橋バス停からスタート
神奈中バスの境橋バス停からスタートです。
ここから、まず城山かたくりの里へ。
城山かたくりの里を散策
この日の第一の目的地「城山かたくりの里」を散策します。
入園料は500円で、個人所有の里山をこの時期だけ一般開放してくれている場所です。
今の時期は黄花カタクリが見頃で、他にもいろんな花々が咲いていました。
城山かたくりの里の詳しい内容はこちらの記事で書いてます。
城山かたくりの里を2時間程度散策した後は、ハイキング道に入って城山湖を目指します。
城山かたくりの里~城山湖(小松ハイキングコース)
城山かたくりの里を出発してから、少し歩いて行くとハイキングコースへ導く看板が出てきます。
この道を入って行くと階段が出てくるので、それを登るとハイキングコースに入ることが出来ます。
この階段が意外と長くて初っ端から息が上がる(笑)
コンクリートの階段が終わっても、まだ続く階段(笑)
脇の道の方が疲れないので、坂道を歩いちゃうよねぇ。
階段を登り切ったら、小松ハイキングコースに入ります。
小松ハイキングコースを歩いて、城山湖を目指す。
少し前まで山の中を歩くと、草や木は葉が落ちてて寒々しい風景だったんだけど、いつの間にか新緑の季節になっていました。
鮮やかな緑が目に優しいね。
ここはヒノキ林。
かながわの美林50選にも選ばれている場所。
これだけ木が立ち並んでると壁みたいに見えるね(笑)
ハイキング道の脇を見てみると、こんな花も咲いています。
スミレ。
スミレもいろんな種類があって、これが何スミレなのかは判別付きませんが(笑)
こんな黄色い花もたくさん咲いていました。
登山中に見つける花は、名盤が付いてないのでなんの花かわからないのが困るなぁ。
google先生に聞いてもイマイチわからんし(笑)
こちらもスミレの仲間。
何スミレか調べたけどわからんかった(笑)
この辺りはスミレがたくさん咲いていますね。
満開のヤマブキの脇を通って行きます。
ちょこちょこお花が咲いているのが良いですね~。
城山かたくりの里を出発してから40分くらいで、評議原という少し開けた場所に出ます。
そこには立派なモミジや桜の木があって、四季折々の美しい風景が楽しめる場所です。
モミジのグリーンもすごく鮮やかで綺麗。
テーブルと椅子も設置してあるので、ここでランチ休憩をすることに。
この緑に包まれながら食べるおにぎりがまた美味く感じますね。
桜もまだ咲いていて綺麗でした。
散った花びらも美しいですね~。
評議原15分程度歩くと城山湖散策路駐車場に到着
ここも桜がたくさん植えてあって、まだ楽しむことが出来ました。
と言ってもだいぶ散っていましたけどね(笑)
駐車場にはこんな可愛い鳥も。
地面で何かを啄んでいました。
そして桜の木に留まってくれた。
花はだいぶ散っちゃてるけど、多少残った桜の花が良い感じのアクセントになっているかな(笑)
そして美しい声で囀っていました。
一見スズメに見えるかもだけど、顔の白黒模様が綺麗な鳥ちゃんです。
桜を背景にしてみる。
桜が満開の時期に会いたかった(笑)
この駐車場にはトイレがあるので、そこで少しトイレ休憩。
ちなみに上の写真のコースは現在通行止めになっているのでご注意ください。
あと城山湖の景色が眺めたい場合は、展望台に立ち寄った方が良いです。
今回展望台に行かなかったんだけど、途中で城山湖を見渡せる場所がありませんでした。
ここから西山峠を目指していきます。
城山湖~西山峠
城山湖から再び林道に入って西山峠方面に歩いて行きます。
城山湖はこんな感じで見えるけど、パーッと開けて見える場所は今回のコースにはなかったです。
榎窪山に到着。
榎窪山は、南高尾セブンサミッツの一つで標高420m。
眺望があるわけじゃなく、特に特徴もないので通過します(笑)
榎窪山辺りから道も登山道っぽくなります。
アップダウンも適度にあるので、トレランなどでも人気のコースとなっていますね。
これはヒトリシズカ。
周囲を見渡しながら歩いていると、こんな山野草にも巡りあえますね。
この辺りは南高尾と呼ばれるエリアなんだけど、歩いていると高尾って自然が豊かなんだなぁって改めて実感します。
緑のトンネルを歩くのは本当に気持ちよい!
年配の女性が熱心に撮影してたので真似して撮ってみたお花。
調べてみたらシュンランという花だそうです。
誰かが撮影してなかったら素通りしてるな(笑)
植物に詳しくなると歩くのがさらに楽しくなりそうですね。
こんな感じの登りもちょこちょこ出てくるので、結構歩き応えがあります。
こんな木彫りのフクロウのオブジェがおいてある場所もありました。
ここにはスマホ台もあったので、フクロウと一緒に記念撮影も出来るよ(笑)
城山湖の駐車場を出発してから1時間程度で西山峠に到着。
西山峠のニリンソウ群生地
西山峠から山下方面に抜けていくとニリンソウの群生地があります。
ニリンソウは小さな花なので、引きで見るとちょっとわかりづらいかも。
でも近くによると、結構咲いていました。
この写真を見てもらえるとわかるんだけど、1つの茎が2つに分かれて二輪咲くからニリンソウ。
真っ白でとても可憐なお花です。
この花が山の斜面を覆いつくすように一面に咲いている光景は見事。
とても美しい光景ですね。
ここでしばしニリンソウ撮影を楽しみます。
どの部分をどう切り取って撮るか考えながら撮影するのは楽しい。
嫁さんも夢中になって撮影していました。
この状態で、満開のちょっと手前くらいだと思います。
でもだいぶ咲いていたので見頃にはなっていました。
この日、このニリンソウ群生地に着いたのは14時過ぎくらい。
この時間なら花はしっかり開いているんだけど、あまり朝早くに行くと花が閉じちゃってるので要注意です。
この日は平日だったこともあり、他の登山客も少なくのんびりと撮影が出来ました。
このニリンソウの群生地は今の時期の人気のエリアになっているので、週末や休日に行くと少し混んでいるかもしれません。
35分ほど撮影を楽しんだ後下山しました。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
西山峠~高尾
群生地を過ぎた後の登山道にもニリンソウがあちこちに咲いています。
ここはニリンソウが多い場所なんですね。
この登山道も整備されていて比較的歩きやすいんですが、所々石がゴロゴロしていて足が捕られる場所があります。
でも気を付けて歩けば特に問題はないですね。
下山の道でも山野草がいろいろ見られました。
これはミヤマキケマンかな。
これはヤマルリソウかな。
こちらは真っ白なスミレ。
マルバスミレでしょうか。
花を見ても断言できないのが残念ですな(笑)
最後、下山してからアスファルトの道路を歩いて高尾まで行くんだけど、その道が長くてだるいな。
同じ距離を歩くのでもやっぱり山道を歩いてる方がいろいろと楽しい(笑)
高尾に着いたら、タカオコーヒーで疲れた体を休ませました。
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タカオコーヒーで休憩
タカオコーヒーは高尾山の麓にあるカフェです。
オシャレな店内でこだわりのコーヒーが飲めるお店で、高尾エリアでも人気のカフェです。
ここでケーキとカフェラテを楽しみました。
手前が苺のショートケーキで奥がレモンカスタードパイ。
ここのケーキがね~、とっても美味しいんですよ。
付け合わせのクリームをつけて食べると絶品なの。
高尾に行ったら立ち寄りたいカフェの一つです。
登山後に疲れた体をのんびり癒すのに最適な場所です。
店舗情報
- 所在地
東京都八王子市高尾町2400-1 - アクセス
京王線高尾山口駅から徒歩5分 - 定休日
年中無休 - 営業時間
10:00~18:00 - 駐車場
有り(隣接のコインパーキングを利用) - URL
https://takao-coffee.com/
高尾599ミュージアムを見学
駅に戻る前に高尾599ミュージアムにも立ち寄って見学してみました。
場所はタカオコーヒーの目の前です。
ここでは高尾の自然や動植物について学べるようになっていて、カフェなども併設されています。
カフェエリアは大きな窓があって、自然光がたくさん入ってくる感じになっていました。
ここでお茶をするのもありですね!
この広々したスペースには、高尾の植物や生き物の標本が展示されています。
苔の標本。
動物のなども飾られてまいました。
高尾の自然の豊かさがよくわかるね。
展示の仕方もオシャレだし、一度は見学しても良いかもしれません。
入館は無料です。
施設情報
- 所在地
東京都八王子市高尾町2435-3 - アクセス
京王線高尾山口駅から徒歩5分 - 定休日
年中無休 - 開館時間
4月~11月:8:00~17:00(最終入館16:30)
12月~3月:8:00~16:00(最終入館15:30) - 入館料
無料 - 駐車場
無し - URL
https://www.takao599museum.jp/
今回のハイキングの服装や持ち物
今回の登山は以下の装備で歩きました。
simsimの服装&ザック
嫁さんの服装&ザック
- アウターレイヤー
コンベイツアーフーデッドジャケット(マムート) - ミドルレイヤー
WIC.ライト シングルポケット ロングスリーブシャツ Women's(モンベル)
Tシャツ(TENTOTEN) - ベースレイヤー
メリノウール長袖シャツ(ワークマン) - パンツ
バーブパンツ(ノースフェイス) - 靴下
WIC.トレッキングソックス - 登山靴
トレッキングシューズ ZG トレック GTX WMN(スカルパ) - ザック
ザック ヤマタビ30(マーモット) - トレッキングポール
フォールダー TWIST 115
持ち物
- モバイルバッテリー
Anker PowerCore 10000 - タンブラー
500ml(マウンテンジョニー) - スマホ
- カメラ
- タオル
- 昼食
- おやつ
この時期は朝はまだ少し涼しいので、アウターが必要でした。
でもすぐに暖かくなって、Tシャツと長袖シャツ程度の服装で十分な感じになりました。
休憩中の汗冷えを防ぐためにもアウターは1枚持って行っておいた方が良いです。
登山道は比較的整備されて歩きやすいけど、距離も長いし西山峠辺りの道は石や岩がゴロゴロしている個所もあるので、登山靴は履いて行った方が良いと思います。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
ニリンソウの群生は必見です!
以上、城山かたくりの里~西山峠ニリンソウ群生地のハイキングレポートでした。
城山かたくりの里もいろんな花が見頃で行く価値ありだし、西山峠のニリンソウも見頃を迎えていて美しい景色を堪能出来ました。
この2か所を周ろうとすると距離が長めになってしまうので、どちらかに絞るのもありだと思います。
でもせっかくなら両方巡って、春の里山の風景と一面に広がるニリンソウの群生を見るのをおすすめします。
登山道にはあちこちにスミレなどの山野草も咲いているし、新緑もとても気持ちが良いです。
休日に山の中を歩くと心身共にリフレッシュ出来て良いですよ!
お得な情報
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