
2023年12月2日に嵐山渓谷で紅葉狩りを楽しんできました。
嵐山渓谷は埼玉県嵐山町にある槻川沿いにある渓谷です。
埼玉県を代表する景勝地で秋には紅葉が見事に色づき、多くの観光客が訪れる場所。
今回はその嵐山渓谷のハイキングと、すぐそばにある大平山の登山を楽しんできました。
紅葉は見ごろから終盤に向かっている感じだったけど、まだまだ綺麗に色づいているモミジが多く綺麗でした。
紅葉の終盤は落ち葉が地面に降り積もり、地面が紅や黄色の絨毯になるのも綺麗ですよね。
ハイキングの帰りにいは農産物直売所やオシャレなカフェに立ち寄り美味しいカレーも堪能しました。
秋の嵐山渓谷はなかなか楽しく歩ける場所だと思います。
この記事では嵐山渓谷と大平山登山について詳しく紹介して行きます。
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嵐山渓谷ハイキングコースの説明
今回歩いたコースは以下のような内容になっています。
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
今回は東武東上線の武蔵嵐山駅からスタートしました。
駅から普通の道路を歩き大平山へ。
大平山への登山道もしっかり整備されていて歩きやすく、ある程度勾配はありますが距離が短いのですぐに登れます。
大平山から嵐山渓谷への下山の道はややきつめの勾配が続くので、登ってくる年配の方は辛そうに見えました。
遠山トンネルの碑側から登る方が楽かもしれません。
嵐山渓谷の遊歩道もしっかり整備されて歩きやすいので、全般的にスニーカーでも歩けるコースです。
途中で農産物直売所やカフェに立ち寄ったりしているので歩いた距離は長めです。
それが無ければもう少し距離は短く出来るかな。
歩く距離は長めなので体力的にはそこそこ疲れますが、道は終始歩きやすいので子供から年配の方まで楽しめるコースです。
ヤマレコなどの登山アプリを使用しているとスマホの充電の減りが早いです。
念のためにモバイルバッテリーを持って行った方が良いです。
私はこのモバイルバッテリー使用しています。
軽量コンパクトで使いやすいし、日帰り登山くらいならこれで十分です。
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嵐山渓谷ハイキングの様子
嵐山渓谷紅葉ハイキングの様子を写真と感想で紹介して行きます。
嵐山渓谷にハイキングに行く人の参考になればと思います。
武蔵嵐山駅~大平山

スタートは武蔵嵐山駅。
ここから普通の道路を歩いて嵐山渓谷を目指します。
嵐山渓谷に行く前にこちらのお店に立ち寄る。

岡松屋という和菓子屋さん。
このお店ではご当地お菓子「嵐丸焼き」を買うことが出来ます。
杵つき大福なども売っているので、ハイキングのオヤツを買いに立ち寄ってみるのも良いかと思います。
お店は武蔵嵐山駅から徒歩5分くらいの場所にあります。
オヤツを買ったら嵐山渓谷方面にひたすら歩く。

周辺の木々は紅葉していてすっかり秋の雰囲気になっています。
この日は結構寒く朝方は空気が冷たかったけど、ひんやりした空気の中を歩くのも気持ちが良い。

駅から和菓子屋や農産物直売所に寄り道をしつつ歩いて行くと登山道の入口に到着。(上の地図の②の位置)

少し見晴らしが良いので写真を撮っておく。
山の斜面が色づいて綺麗ね~。
今回は登山はするつもりなかったんだけど、嵐山渓谷に行くには山を登っちゃった方が距離が短そうだったので登っちゃう(笑)

登山と言っても道は歩きやすく整備されているのでスニーカーで歩けちゃう。

鳥の声もチラホラと聞こえるし木漏れ日が気持ち良い。
普通の道路歩くより登山道歩く方が癒されるね。

一応山道なので勾配はそれなりにあります。
でも登山道入口から10分強くらいで登れちゃうのできつくはないよ。

黄色く色づく葉っぱ。
見ていて清々しい気持ちになる。
そうこうしているうちにあっという間に山頂に到着。

標高も179mと超低山。
山頂からは眺望も無く綺麗な景色は無いので無理に登る必要はないかな(笑)
大平山~嵐山渓谷

山頂を通過してすぐの場所にあずま屋があって、そこは少し開けているので景色が見えました。
ベンチが置いてあったので農産物直売所で買ったおにぎりをここでモグモグする。
食べたらすぐ出発。
今回の目的は嵐山渓谷の紅葉ですからね。

大平山山頂から嵐山渓谷に向かう登山道はこんな感じ。
こちらのルートの方が勾配がきつめ。
こちらから登ってくる年配の方はヒーヒー言いながら登ってました。
大平山に登るなら我々が登った道を行く方が楽かも。
そして道には落ち葉が降り積もっているので油断すると滑ります。
その点は注意しつつ歩いた方が良いです。

大平山は眺望はあまり望めないけど登山道は秋の雰囲気になっているので、体力と時間に余裕がある人は歩いてみるのも良いかもしれません。
良い運動になりますよ。
あずま屋から20分弱くらいで嵐山渓谷に到着。
嵐山渓谷で紅葉を楽しむ

嵐山渓谷に到着するとモミジがたくさんあり綺麗に紅葉していました。
葉が落ちている木も結構あったけど、まだまだ紅葉真っ最中の木もあって周辺は秋色に染まっていた。

このモミジは今が見頃って感じですよね。
とても綺麗な紅に染まっていました。
嵐山渓谷には遊歩道が整備されているので、紅葉を楽しみつつ遊歩道を歩いてみる。

紅葉って一年の中でも桜と並ぶ美しい季節ですもんね。
一年で今しかない風景を思う存分楽しみながら歩きます。

この木はやや黄色に色づいている。
モミジでも木によって色が違うのが不思議。

嵐山渓谷の紅葉はピークから終盤に向かっている感じで、落ち葉もだいぶ多くなっていました。
その落ち葉が降り積もる光景が美しい。

今年は猛暑の影響で紅葉がイマイチになるんじゃないかって思っていたけど、ここの紅葉はとても美しかったです。
心配は無用だったな(笑)

遊歩道の雰囲気はこんな感じ。
上の写真はたまたま人がいない時を狙って撮っているけど観光客は結構たくさんいました。
紅葉を楽しみたい人はいっぱいいるってことだ(笑)

それでも混み混みしていたわけではないので快適に紅葉狩りが楽しめる。
風景も綺麗だし嵐山渓谷はなかなか良いよ。

黄色にオレンジにいろんな色が混ざっているのがほんとに綺麗。

このススキに囲まれた道を進んで行くと遊歩道の突端に到着します。

突端は河原になっていて槻川を見ることが出来ます。
日陰になっていて写真はあまり綺麗に撮れなかったな。

遊歩道をぐるっと周って休憩舎がある方に戻ります。

遊歩道をぐるっと歩いた結果、休憩舎付近の紅葉が一番きれいだったな(笑)
モミジの木も大きくて立派。
見ごたえがあります。

休憩舎の付近は開けているのでお弁当などを食べるにもピッタリです。
紅葉を眺めながら食べるお弁当も格別だよ。

紅葉が終盤に向かうと道も色づいて綺麗よね。
この落ち葉をカサカサ言わせながら歩くのも楽しい(笑)
休憩舎の近くで紅葉を見ながら岡松屋で買った嵐丸焼きをいただく。

嵐丸焼きは嵐山町のマスコットキャラクター「むさし嵐丸」を模ったお饅頭です。
中にはあんこが入ってる。
味は想像通りの感じですが意外と大きく食べ応えがあって、ハイキングのオヤツには最適でした。
歩いて疲れた時のあんこって体に染み渡るのよねぇ(笑)
デザインも可愛いし嵐山渓谷を歩く際には買ってから行ってみてね!
紅葉を十分に満喫したら冠水橋や飛び石を経由して駅の方に戻ります。

まずは冠水橋に向かう。

向かう途中の遊歩道にもチラホラとモミジがあって色づいていた。

冠水橋周辺の紅葉も綺麗。

こちらがその塩沢冠水橋。

冠水橋は文字通り雨などで水位が上がった場合には水に沈む橋です。

冠水橋の上から見た景色。
綺麗な水の流れが癒されます。
続いて飛び石の方に向かいます。

この辺りの紅葉もまだまだ楽しめました。
綺麗に色づいているとついつい足を止めて写真が撮りたくなりますね。

光が当たると葉っぱが輝いて見える。
モミジの葉って色も綺麗だけど形も美しいですよね!

モミジの写真はほとんど嫁さんが撮っているものだけど、見上げて撮るのが好きみたい。
上を見上げてみると色のグラデーションや木の幹の美しさがよりわかりますよね。

飛び石近くの遊歩道。
両脇にモミジが植わっているんだけど、ここのモミジは見頃を過ぎていました。

ここが飛び石。
川に大きな石が設置してあって、そこを渡るようになっています。
私が渡る時に向かい側からパグ犬もやって来て、楽しそうに軽快に渡って行きました。
でもその後から来た柴犬は怖かったらしく、へっぴり腰で足を滑らせ川に落ちてた。。。
川は浅いから怪我もしないしおぼれもしないので平気なんだけど、びっくりした柴犬ちゃんは動けなくなってた。
飼い主さん苦笑い(笑)
周りの人たちも苦笑い(笑)
柴犬ちゃんのプライドがズタズタになった瞬間でした。
ワンコも性格がいろいろだな。

この場所は流れや風が穏やかな日は、周辺の景色が綺麗に川面にリフレクションするので綺麗です。
飛び石を過ぎたらバーベキュー場を通って駅の方へ。

バーベキュー場はかなり広いし河原でバーベキューが出来るのが良いね。
夏とか人気ありそう。
農産物直売所とオシャレなカフェにも寄ってから駅についたらハイキング終了です。
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嵐山農産物直売所で野菜購入

駅に行く前に立ち寄った農産物直売所がこちら。
ここでは地元で採れた新鮮な野菜をたくさん販売していました。

行き帰り両方とも立ち寄りましたが、やっぱり午前中の方が野菜の数は豊富でした。
良い野菜が欲しかったら午前中に行く方がおすすめかな。
午後に行ってもそれなりに野菜は残っていたので、午後でも立ち寄ってみる価値はあります。

車だったら白菜とか欲しくなるな(笑)
今回は電車で行ってるので買わなかったけど。

今回購入した野菜はこちら。
水菜、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜。
葉物は近所のスーパーで買うよりも新鮮な感じがして綺麗でした。
そしてシイタケ、アワビ茸と八つ頭。
八つ頭は母が年末に煮るので買っておいてあげた。
アワビ茸は初めて買ったけど、歯ごたえのある食感で美味しかったです。
咖喱と甘味 ここかでカレーを堪能

この日最後に立ち寄ったのは「咖喱と甘味 ここか」。
外装は和の雰囲気のあるとてもオシャレなカフェです。

入口には立派なモミジがあって綺麗に色づいていました。
店内は洋の雰囲気で大きな窓からは綺麗に整備された庭を眺めることが出来ます。(写真はない)
ここのおすすめのメニューはカレー。

こちらがそのカレー。
ここかカレープレートです。
スパイスの風味が豊かなカレーで辛さは中辛程度ですごく美味しい。
辛すぎずちょうど良い辛さなんだけど、スパイスが効いているので食べていると結構汗をかきます。
添えられているのは赤キャベツやポテトサラダ、ニンジンのラペ。
色味も綺麗だしオシャレに盛り付けられているのも良き。
白ワインビネガーと昆布に付けられたピクルスも美味しかったです。

こちらは「あいがけカレープレート」。
スパイスの効いたカレーと甘めでコクのある黒カレーの合いがけ。
黒カレーが濃厚な味わいでこれまた旨いです。
店内は落ち着いた雰囲気でオシャレだし、カレーも美味しいので嵐山渓谷に行ったらおすすめのお店です。
嵐山渓谷の紅葉の見ごろはいつ
嵐山渓谷の紅葉の見ごろは例年通りであれば11下旬から12月上旬くらいです。
その年の気候や気温などによって見ごろの時期はずれると思うので、嵐山渓谷に行く前にネットで紅葉の状況を確認してから行くようにしましょう!
今回私が行ったのは2023年12月2日でしたが、この時は紅葉は終盤に差し掛かっている感じでした。
終盤でも十分綺麗な紅葉を楽しめたので、見ごろをちょっと過ぎてるなぁって感じでも行ってみる価値はあると思います。
紅葉時の混雑状況は
嵐山渓谷は埼玉を代表する景勝地で秋は人気の紅葉スポットになります。
なので紅葉のピーク時の週末はとても混雑します。
特にお昼前後は混雑します。
平日や朝早い時間に行くことで混雑を少しは避けることが出来ると思うので、混雑を嫌う人は混みあうピークの時間帯を避けると良いと思います。
私が行った日も嵐山渓谷の遊歩道には結構人がいました。
でも歩いてる時にはそれほど混雑は気にはならなかったので、紅葉のピークを少し過ぎた時期に行くのもありかと思います。
登山の装備&服装
今回の登山は以下の装備で歩きました。
この日は朝から冷え込んでいてとても寒かったです。
ベース、ミドルともに長袖を着てその上にレインウェアの上を着る感じでしたが、歩き始めはそれでも寒かったです。
最初は薄めのダウンでも良かったかなって感じですね。
でも歩いていると体は温まってきたので、ちょうど良い感じでした。
行き帰りは寒くなることも多いのでザックにダウンを入れておくと良いかもしれません。
今回のコースは普通のハイキングの服装等で十分です。
山には登るけど登山装備は特に必要ないかな。
なので靴も軽ハイキングシューズを履いて歩きましたが特に問題はありませんでした。
距離が長いので登山靴を履いて歩くのもありだと思います。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
撮影機材
- カメラ
OM-D E-M1 MarkⅡ - レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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嵐山渓谷の紅葉は見ごたえがあっておすすめ!
以上、嵐山渓谷紅葉ハイキングのレポートでした。
葉が落ちている木も多くなり見ごろから終盤って感じにはなっていましたが、紅葉はまだまだ楽しむことが出来ました。
木によっては鮮やかに色づいてるものもまだあるので、もう少し楽しめると思います。
大平山は特に美しい景色が見れるわけではないので、ハイキングの延長で体力と時間があれば登るって感じで良いかな。
秋の嵐山渓谷ではとても美しい景色を見ることが出来るのでおすすめです!
※この記事は2023年12月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やサービス等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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