先日、迎賓館・赤坂離宮の見学に行ってきました。
迎賓館は国賓をおもてなしする、日本の外交においてとても重要な建物です。
なので外観も内装もとってもゴージャスな建物。
そんな迎賓館をバックにアフタヌーンティーも楽しめちゃうという情報を得たので、迎賓館見学と合わせてアフタヌーンティーも楽しんできました。
行ったのは、2018年12月2日です。
この記事では迎賓館でのアフタヌーンティーの料金やメニューなどをレポートしていきたいと思います。
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迎賓館(赤坂離宮)について
アフタヌーンティーの前に、そもそも迎賓館・赤坂離宮ってどんな建物か知っていますか?
恥ずかしながら、僕はよく知りませんでした(笑)
もしもうちに子供がいて、「父ちゃん、迎賓館って何?」って聞かれたら。
「あれだろ、なんかすげぇ、豪華な建物だろぉ」ってくらいしか言えない(笑)
ということで、見学した時にもらった立派なパンフレットに迎賓館って何か書いてあったので、簡単に説明しておきます。
迎賓館の建物は、紀州徳川家の江戸屋敷があった場所に明治42年(1909年)に東宮御所として建設されたものです。
東宮御所は、皇太子さまの居所ね。
建築家・片山東熊の指揮で、当時の一流の建築家や美術工芸家が総力を挙げて建てられた建物で、日本で唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築。
バロック建築は、1590年くらいからヨーロッパで盛んになった建築様式で、彫刻や絵画や家具などの芸術が一体となった総合芸術となっているのが特徴です。
そのバロック建築が19世紀ごろに復興したのがネオバロック様式ね。
それで、東宮御所として建てられたんだけど、東宮御所としてはあまり使われることはなくて、戦後には建物も敷地も国に移管されました。
移管された後は、国立国会図書館や内閣法制局、東京オリンピック組織委員会などの、国会や行政の機関に利用されてきました。
そして戦後十数年たってから、外国の賓客を国としてもてなすための施設の必要性が高まったので、昭和43年に大規模な改修(昭和の大改修)が行われました。
この改修は5年以上の年月と108億円の経費をかけて、昭和49年(1974年)に今の迎賓館赤坂離宮として完成しました。
迎賓館として開館してから、各国の国王や大統領や首相などが宿泊したり、歓迎行事や首脳会談、晩餐会などが開かれるとても重要な建物となっています。
平成21年(2009年)には迎賓館赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池などが国宝に指定されています。
そんな国の重要な建物の中を一般開放して見せてくれるのは嬉しいですよね!
迎賓館へのアクセス&料金
迎賓館の最寄りの駅は四ツ谷駅です。
四ツ谷駅からは徒歩5分くらいで行くことが出来ます。
参観料金は以下の通りです。
- 本館・庭園:一般1500円、大学生1000円、中高生500円、小学生以下無料
- 和風別館・本館・庭園:一般2000円、大学生1500円、中高生700円、小学生以下参観不可
- 和風別館・庭園:一般1500円、大学生1000円、中高生500円、小学生以下参観不可
- 庭園:一般300円、大学生以下無料
※和風別館を参観したい場合は、事前申込みが必要です。
公開時間:10:00~17:00(最終受付16:00)
その他、詳しいことは公式ページをご覧ください。
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迎賓館赤坂離宮の様子
迎賓館赤坂離宮は、庭や外観を撮影することは出来ますが、建物の中を撮影することは禁止されています。
なので、今回内観の写真はございません。
どんな内観か気になる人は、実際に見に行くか、公式ページには掲載されているのでそちらをご覧ください。
ちなみに内観は超ゴージャス(笑)
国のトップの人たちが利用する施設だからね。
そりゃ、別世界ですよ。
壁やカーテンなどに触れることも禁止されているので、真っ白な壁は傷一つありませんでした。
シャンデリアや天井の絵など、どれをとってもため息が出るくらいの豪華さでした。
参観料が1500円と結構高いですが、それだけ払っても見る価値はあるんじゃないかな。
これは正門ね。
正門からこのいで立ち!
立派過ぎる(笑)
街灯も格式高い感じがする。
敷地内は、どこを歩いても「日本か?ここは」って思っちゃう雰囲気です。
正面玄関の扉です。
一度でいいから通ってみたい(笑)
一般人は、通ることも触ることもできません。
建物の裏手に行くと、これまた立派な噴水があります。
ほんと、日本とは思えない景色が広がっています。
ちなみに庭を見学するだけなら、300円で見学出来ちゃいます。
でもここに来たら、建物の中は是非見ておきたいかな。
迎賓館を巡るバスツアーもあります。
はとバス
上記のリンクから「はとバス」のページに行くと迎賓館が組まれたバスツアーが表示されます。
11000円くらいで昼食付となっています。
気になる方は、見てみてください。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
迎賓館をバックにアフタヌーンティーを楽しむ
迎賓館の前庭には、テーブルや椅子が用意されている場所があります。
そこにはキッチンカーが来ていて、お茶や軽食などが楽しめるようになっていました。
その中の一つにアフタヌーンティーを提供してくれるものもあります。
緑色のキッチンカーです。
料金は1セット(2人分)で4600円でした。
3段トレーに軽食やスイーツが盛られています。
お茶はダージリン、アッサム、アールグレイ、アイスティーから選べて、ポットで提供してくれます。
茶葉替えは出来ないけど、刺し湯はOKでした。
キッチンカーで注文すると、番号札を渡されます。
それをもって席で待っていると、準備が出来次第呼ばれます。
呼ばれたら、キッチンカーまで自分で取りに行くセルフサービススタイル。
そしてテーブルにセッティングすると、上の写真のような雰囲気でアフタヌーンティーがいただけちゃうんですね~。
西洋風宮殿の前でアフタヌーンティーがいただけるって、あまり体験する機会がないですよね。
各トレーはこんな感じになっています。
上段は、スイーツで、マカロンやロールケーキ、チョコレートケーキなどです。
中段はスコーンやデニッシュ、クリスマスが近いためシュトーレンも入ってました。
下段は軽食でクロワッサンサンド、カナッペです。
キッチンカーだし外で食べるので、ホテルのアフタヌーンティーに比べると、味は普通です。
僕にはスイーツがちょっと甘さが強く感じたかな。
でも、迎賓館の雰囲気を感じながらアフタヌーンティーをいただけるという特別感は他には無いので、それだけでも価値はあるんじゃないかな。
あと難点は、冬は寒い(笑)
この日は、風もあったのでダウン着てたけど寒かった。
冬場はちょっと厳しいかも。
ただ1日限定20食で人気もあるので、暖かい日はすぐに売り切れちゃうかもしれませんね。
その点冬場は、寒くて頼む人が少ないからか、昼過ぎくらいに行ってもまだ残っていました。
春から秋にかけての週末は、早めに行った方がいいのかもしれません。
アフタヌーンティー以外のメニューももちろんあるので、お茶とスコーンなどちょっとしたスイーツを楽しむだけでも良いですね。
せっかく迎賓館に行ったら、その特別な空気間の中でお茶も楽しんでみてください!
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まとめ
迎賓館赤坂離宮を初めて見学したけど、どの部屋も圧倒される雰囲気でした。
さすが国賓を招く施設と言ったところですね。
各国のトップの方たちが会談やパーティーをする場所ですからね。
一度くらい見ておいてもいいかもしれません。
そしてその迎賓館をバックにお茶を楽しむことも忘れずにね(笑)
※この記事は2018年12月に行った時の情報をもとに書いたものです。料金やお店のサービス等の情報は現在と変わっている可能性があるのでご了承ください。
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