ただいま梅雨真っただ中の東京。
どんよりとした日が続きますが、そんな暗い雰囲気に華を添えてくれるのが紫陽花です。
東京には紫陽花の名所がたくさんありますが、その中の一つ「府中市郷土の森博物館」を紹介します。
府中市郷土の森博物館では、この時期「あじさいまつり」が開催されています。
広い園内に1万株の紫陽花が植えられていて、見事に咲き乱れます。
江戸時代から大正時代の建物を復元したものもあったりと、なかなか楽しい公園。
この記事では府中市郷土の森博物館の紫陽花スポットや園内の見どころなどを紹介していきます。
※この記事は2019年6月16日に行った際の情報を元に書いています。
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まずは紫陽花の開花状況から。
園内は紫陽花が植えられいてるゾーンがいくつかあります。
下のマップの紫色に塗られている箇所が紫陽花ゾーンね。
大きくは以下の場所になります。
どこの紫陽花も見頃を迎えていて、綺麗に咲いていました。
人がすれ違うのもやっとなくらい細い道の両脇に、紫陽花が植えられている場所です。
両脇から紫陽花がわぁっと咲いているので、絶好の写真スポットになっていました。
この日は、とても天気が良くすごく明るかったんですよね。
紫陽花って、やっぱり曇りの時の方が映えるなと改めて実感しました。
上の写真は、少し陰った時に撮った写真で、下の写真は日が差している時に撮った写真。
なんか違う花みたいね(笑)
雨で水が滴るくらいの方が、味のある写真になる気がする。
紫陽花に囲まれた小径は見事でした。
この時期に府中市郷土の森博物館に行ったら、アジサイの小径は見ておきたいですね!
入園して中に少し歩いて行くと、レトロな建物が立ち並ぶエリアがあります。
その周辺も紫陽花がたくさん植えてあって、レトロな建物とのコラボが楽しめる場所になっていました。
この写真は、旧府中町役場の裏手から撮った写真です。
古い建物と紫陽花が良い感じですよね。
こんな長い紫陽花もありました。
この紫陽花は初めて見たなぁ。
この周辺には色とりどり、いろんな種類の紫陽花がありました。
紫陽花もいろんな形があるので、よく見ているととても面白いです。
これはガクアジサイの一種ですね。
この写真は、旧府中町役場の入り口付近です。
建物が紫陽花に囲まれているんですね。
旧島田屋住宅と紫陽花。
ちょっと紫陽花の色が明るすぎるけど(笑)
園内には人口の小さな川があって、その流れを利用した水車小屋もあります。
その水車小屋周辺にもたくさんの紫陽花が植えてありました。
とても風情のある景色が楽しめます。
紫陽花の数も多く、この紫陽花と水車小屋の風景を写生している人もいました。
絵になる風景なんですね!
この記事の一番最初に貼ってある写真も、水車小屋周辺で撮った写真です。
上で紹介した3箇所以外にも園内には、ところどころに紫陽花があります。
自分の好みの紫陽花を探しながら、園内を散策するのも楽しいと思います。
綺麗で可愛らしい紫陽花がたくさんありますよ!
紫陽花の開花状況は、公式ページにも掲載されているので、そちらでご確認ください。
府中市郷土の森博物館には、紫陽花以外にも見どころがあります。
大人から子供まで楽しめる公園ということですね。
園内には江戸時代から大正時代にかけて建てられた建築物が、移設や復元されています。
旧府中尋常小学校や旧府中町役場、旧府中郵便受取所、旧島田家住宅などなど。
その他にもかやぶき屋根の農家を復元もしていて、中を見学することも出来ます。
当時の生活が想像できて、なかなか面白いです。
1921年(大正10年)に建てられた建物です。
正面は洋風だけど、裏には和風の部屋が附属されている。
東京都指定有形文化財に指定されている建物です。
部屋の中から見る紫陽花もなかなか趣があります。
1872年(明治5年)から1889年(明治22年)の間、郵便受取所として使われた矢島家の住居。
左側に丸く空いてるのは、郵便窓口ね。
1888年(明治21)に建てられた建物。
蔵造りの建物で、金物屋や薬屋を営んでいたそうです。
かなり歴史を感じる建物ですね~。
江戸後期から明治の府中宿を代表する商家です。
地粉を利用したうどん屋があって、食事を楽しむことも出来ます。
この日は、結構並んでいたので、ここで食べるのは断念しましたが(笑)
1935年(昭和10年)に建設された木造校舎の一部を復元したものです。
中を見学することが出来て、昔の教科書や机や椅子などを見ることが出来る。
懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか。
江戸後期に建てられた家屋。
養蚕が盛んだった明治後期の姿で復元されたそうです。
中に入ると竈や囲炉裏があります。
当時の生活の風景が思い浮かべられますね。
もはや時代劇の中の風景だな。
歴史のある建物が好きな人は楽しいと思います!
園内には子供が楽しめるエリアもあります。
まずは芝生広場。
そんなに広くはないですが、芝生広場があり小さなテントを張ることもOKみたい。
芝生広場があるのはお子様連れには嬉しいですよね。
そして水遊びが出来るエリアもあります。
この日は真夏ような暑さだったので、たくさんの子供たちが水遊びをしていました。
これからの季節、こんな水遊びが出来る場所は、子供には嬉しいですね!
水遊びの池の側にはTレックスもいたりします(笑)
お子様が行っても楽しい公園ですね!!
園内には広い梅園があって、たくさんの梅の実がなっていました。
梅園を歩いていると、梅の実の良い香りが漂ってきます。
梅の花が咲く季節に来たら、また見事なんだろうなぁって思います。
桜の木やモミジもたくさんあるので、四季折々の風景が楽しめる公園ですね。
バスで行く場合
【分倍河原駅発着】
【府中駅発着】
※土日祝のみ運行
【ちゅうバス(府中市コミュニティバス)】
バスの時刻表はこちらに公式ページにリンクがあるので、そちらから見に行ってください。
電車で行く場合
電車で行く場合、どの駅からも結構歩きます。
僕は是政駅から歩きましたが、途中多摩川の土手を歩いて行くので、結構気持ちよかったです。
散歩がてら駅から歩くのもおすすめですよ!
車の場合は、400台止められる駐車場がありますが、河川敷で遊ぶ人たちも利用しているようなので、いっぱいになりやすいみたいです。
入園料は以下の通りです。
区別 | 区分 | 個人 | 団体(30人以上) |
博物館入場料 | 大人 | 300円 | 240円 |
中学生以下 | 150円 | 120円 | |
プラネタリウム観覧料 | 大人 | 600円 | 480円 |
中学生以下 | 300円 | 240円 |
4歳未満は無料となっています。
園内で食事が出来なかったので、是政駅に戻ってきてから遅めのランチをすることに。
行ったお店は、駅前にある蕎麦屋「寿々屋」。
昼時を大分過ぎた時間に行ったので、お店は空いてました。
メニューも豊富でどれにするか悩んだけど、人気メニューの「かき揚げ天せいろ」してみました。
写真でわかるかな?
かき揚げがめちゃくちゃデカいの(笑)
とてもサクサクに揚がっていて、美味しいんですよ~。
お蕎麦は、まぁ普通かな。
僕は蕎麦ではお腹一杯ならないと思って大盛にしたんだけど、普通盛りで良かったなぁって感じ。
かき揚げが美味しいので、かき揚げを食べるために注文するのはありです!
府中市郷土の森博物館のレポートでした。
園内は広いし、緑も多いので散歩するにはとても気持ちが良い場所でした。
紫陽花は見ごろを迎えていて、あじさいまつり自体は今月いっぱいなので、気になる人は早めに行きましょう!
芝生の広場や水遊びの池などもあるので、これからの季節お子様連れで行くのにもよい公園です。
近くには多摩川も流れていて河川敷では野球やサッカーを楽しむ人もたくさん。
周辺一帯が府中市民の憩いの場のようになっていましたね。
うちからは遠いので、頻繁に行ける場所ではないですが、なかなか面白い場所でした!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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