こんにちは、しむしむです。
先日、鎌倉アルプスハイキングに行った際、下山後に「一条恵観山荘」に立ち寄りました。
一条恵観山荘は、元々京都にあった山荘を鎌倉に移築したもので、情緒あふれる日本庭園の景色とお茶が楽しめる場所です。
庭園内にはイロハモミジもあり、この季節は紅葉と日本庭園という美しい和の風景が見られます。
敷地内にはカフェもあり、美しい風景を見ながら美味しいお茶と和菓子を食べることも出来ます。
また花手水もいくつか置いてあって、水に浮かぶ美しい花を愛でるのも癒されます。
ゆったりと時間が流れる雰囲気の場所を散策するのは良いものですね。
一条恵観山荘の日本庭園の様子
まずは庭園内の様子を紹介していきます。
園内マップは上の写真のようになっています。
入口で入園料500円支払って中に入ると中庭があります。
綺麗に均された砂が美しいですね。
こんな可愛らしい「つくばい」もありました。
「つくばい」は日本庭園の添景物の一つで、茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢です。
ちなみにカニは偽物です(笑)
モミジの葉の散らし方がすごく繊細で美しいですよね。
中庭を抜けると「御幸門」が出てきます。
これは天皇をお迎えするための御門を再現したものだそうです。
佇まいが歴史を感じさせるなぁ。
この御幸門を抜けると庭園に入ります
奥に見えるのが山荘で370年以上の歴史のある建物です。
建物内は見学会に参加すると見れるみたい。
要予約なので興味がある場合は、公式ページを見てみてください。
日本庭園は、赤松、苔、モミジなどで、どこから見ても美しく見えるように造られているんだって。
日本庭園の設計って、細かなところまでこだわってる感じがしますよね。
庭園内にはあずまやもあって、そこがまた素敵な空間になっていました。
紅葉の中にある日本風の建物って、すごく情緒がありますよね!
ここに座って庭園の景色を眺めながらのんびり過ごすのも癒されます。
庭園内に小さな川が造られていて、そこには花も浮かべられていました。
この花は山茶花ですかね。
小さな箱庭も置いてありました。
苔で庭園を再現して、そこにミニチュアの建物が置いてあります。
そして、よく見ると小さなモミジも植えてある(笑)
この箱には、庭師の粋な遊びなんだとか。
遊びもオシャレだな(笑)
こちらは茶室。
庭園の脇には滑川が流れていて、運が良ければカワセミも見られるかも。
僕は見つけられなかったけど、声は聴こえたので生息はしているのはわかりました(笑)
庭園はそれほど広くなく、10分もあればぐるっと周れちゃう規模ですが、綺麗に手入れがされているので見る価値はあると思います。
人によっては500円の入園料が高いと感じる人もいるみたいだけど、これだけの美しい庭園を歩けるんだからその価値はあるんじゃないかなぁ。
花手水を楽しむ
一条恵観山荘には、いろんな場所に花手水が置いてあるので、それを探しながら歩くのも楽しいです。
上の花手水は入口にあったもの。
紅白の華やかな感じの花手水ね。
花や植物に疎いので、花の名前はわからないけど、秋っぽい色使いの花手水。
モミジの葉が一枚置いてあるのはワザとかな。
作った人の細やかなセンスを感じる(笑)
こちらは白でまとめられた花手水。
薄い緑も入って爽やかな見た目ですね。
写真では分かりづらいけど、これは結構小さい花手水です。
すごく可愛らしい感じに仕上がってました(笑)
こちらは、少し隙間を作ってるんですね。
花でびっしり埋め尽くすのも華やかで良いけど、葉っぱを置いて少し隙間を作るのもオシャレに見える。
鮮やかな緑のポンポンが可愛い花手水。
滑らかな水面が清涼感を与えてる感じだね。
モミジの花手水。
いろんな色のモミジの葉を散らしてて綺麗。
こうやって見ると、モミジの葉ってほんといろんな色を楽しませてくれるよね~。
そして最後はつくばい。
苔の中に置いてあるつくばい。
写真に撮ると、つくばいが主役になっちゃいますね。
椿の花かな。
花が添えられているだけで、美しさが増しますね!
どの花手水も大きくはないんだけど、小さな鉢に美しさがギュッと詰まっている感じで、見ていて心が洗われる感じがしました。
和の美しさを感じるっていいもんですね!
かふぇ楊梅亭でお茶を楽しむ
散策に疲れたら、敷地内にあるカフェ楊梅亭で休憩もおすすめ。
窓際の席に座れたら、庭園を眺めながらお茶を楽しむことが出来ます。
僕が行った時は、ちょうど窓際の席は埋まってて座れなかったのが残念でしたが(笑)
今回注文したのは、「白玉ぜんざい(1100円)」と「抹茶と季節の生菓子(1100円)」。
まずは白玉ぜんざい。
白玉が超柔らかくて滑らかで美味しい!
小豆も甘すぎないのが良い感じでした。
そしてとっても美味しかったのが、一緒に出てくるほうじ茶。
ほうじ茶の香りが濃すぎず、すごく上品な味のほうじ茶で美味しかったな~。
こちらは抹茶と季節の生菓子。
生菓子は、トナカイという名前らしい(笑)
白い部分はホワイトチョコレートの羊羹で、ホワイトチョコがそこまで主張してなくて食べやすい。
茶色い部分はココアのスポンジで、しっとりした食感でした。
和なのか洋なのよくわからないお菓子だけど、味はとても美味しかった(笑)
抹茶は苦手で普段のまないんだけど、ここの抹茶は美味しく飲めたな。
お菓子と抹茶の相性って良いんですね~。
僕の舌もすこし大人になったのかしら(笑)
一条恵観山荘について
一条恵観山荘は、御陽成天皇の第九皇子の一条恵観(いちじょうえかん)が設計して造られた山荘です。
京都西加茂の里山に一条家別邸の離れとして建てられました。
その建物を昭和34年に鎌倉に移築。
庭石や枯山水も当時と同じように再現されて、昭和39年に国の重要文化財に指定されました。
鎌倉駅からはちょっと離れているので、バスを利用して行くのが良いかもしれません。
ちなみに鎌倉駅から歩くと30分くらいかかります。
一条恵観山荘基本情報
- 所在地:神奈川県 鎌倉市浄明寺5-1-10
- アクセス:JR「鎌倉駅」東口発 京急バス5番乗り場より乗車10分「浄明寺」バス停より徒歩2分
- 開園時間:10:00~16:00(最終入園15:30)
- 休園日:月・火曜日(祝日の場合は開園の場合あり)
- 入園料:500円
- 駐車場:無し
- 電話番号:0467-53-7900
花手水と和の趣を存分に楽しめる日本庭園
以上、一条恵観山荘のレポートでした。
情緒あふれる日本庭園や可愛い花手水などが楽しめる場所で、散策していてとても癒されました。
昔ながらの日本の庭って細部までこだわっていて、改めて美しいものなんだなぁって感じることが出来ました。
この日は行ったのが遅くて、14時くらいになってしまったんだけど、滑川沿いは山になっていて午後になると陽がかげります。
なので写真も若干暗めに写りました。
午前中に行った方が日本庭園や花手水が明るく綺麗に撮れるかもしれないですね。
ちなみに今年の営業はもう終了したので、一条恵観山荘の紅葉を楽したい場合は、来年まで待ってください(笑)
駅からちょっと離れているけど、なかなかおすすめの紅葉スポットです!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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