5月最後の週末(2019年5月26日)、真夏のような暑さだったけど、お天気が良かったので登山に行ってきました。
今回登った山は、埼玉県飯能市と東京都西多摩郡奥多摩町の境にある棒ノ折山。
標高は969mと低い山だけど、ゴルジュ帯の中の鎖場を行くルートもあり、変化に富んだ登山道を楽しめることで人気がある山です。
綺麗な渓流も流れていて、その沢を登って行くのが楽しい場所です。
棒ノ折山ハイキングのコースや登山道までのアクセスなどを詳しく紹介していきます。
うちの登山ギア
今回の登山コースの紹介
棒ノ折山に行くにはいくつかルートがありますが、今回は渓谷の中を沢登りしたかったので、さわらびの湯からスタートして白谷沢登山口から登っていきました。
そして帰りもさわらびの湯に戻ってくるというルートです。
各ポイントまでの時間は以下の通りです。
- さわらびの湯バス停:9時出発
- 白谷沢登山口:9時26分着
- 白孔雀の滝地名板:10時11分着
- 岩茸石:10時56分着
- 権次入峠:11時20分着
- 棒ノ折山(棒ノ峰):11時37分着(45分程度ランチ休憩)
- 権次入峠:12時34分着
- 岩茸石:12時56分着
- さわらびの湯バス停:14時18分着
このルートを地図上に示すと以下のようになります。
詳しい山行記録はヤマレコの方にアップしているので、そちらをご覧ください。
山行記録をつけていると、アプリをずっと起動させておく必要があるので、スマホの充電がなくなりやすいです。
なので僕はいつもこれを持って行ってます。
10000mAhの大容量なのに、とても小さくて軽量です。
どれくらい充電が残っているかが、ランプでわかるのも良いです。
充電も早いので、すごく便利!
とても高性能なモバイルバッテリーで重宝しています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:5時間18分(休憩70分くらい)
- 山行時間:4時間8分
- 歩行距離:約11.1km
- 高低差:725m
- 累積標高(上り):926m
- 累積標高(下り):922m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
ヤマレコで見ると、いつも歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の僕の評価です。
体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承くださいね。
距離は最近登った山の中ではちょっと短いくらいなので、ゆるハイカーとしてはちょうど良い感じ。
累積標高が1000m近くあるし、頂上に近づくと勾配も結構きつくなるので、登るのは意外と大変。
でもゴルジュ帯や沢の中の岩をよじ登るような箇所もあって、そういう場所は楽しくて疲れは忘れちゃいます。
緑が深い道や岩場、渓流を超えながら歩く箇所など、いろんな道が楽しめるで飽きずに登れます。
頂上は周りの山々を見渡せる眺望も楽しめるし、おすすめの登山コースです。
なお、帰りのルートは、来た道を帰るのではなく、岩茸石から川又バス停方面に行ったほうが良い思います。
ゴルジュ帯を下りるのは危険だと思うし、登ってくる人もいて簡単に下りれないと思う。
登山道は岩あり、木の根っこありで、歩きづらい箇所もあるので、下りは結構膝にきます(笑)
ただ歩いてて感じたのは、登山初心者や初級者の方もたくさんいて、みんなしっかり登っていたので、初心者でも十分登れる山です。
あと混雑度に関しては、バス停は混んではいたけど、登り始めると混んでる感じはあまりしません。
ゴルジュ帯で団体さんが来ると、少し渋滞しますがそれもそんなに気にならなかったです。
比較的スムーズに登山出来ました。
棒ノ折山ハイキング!
では棒ノ折山ハイキングの様子を写真を見ながら紹介していきます。
このコースの醍醐味、ゴルジュ帯の雰囲気を見てみてください!
さわらびの湯バス停~白谷沢登山口
スタートはさわらびの湯バス停。
トイレがここにしかないので、スタート前にここでおトイレを済ましておきましょう。
このさわらびの湯バス停から、有馬ダムを目指します。
有馬ダムは名栗湖に造られているもので、バイクのツーリングで来ている人も多かったです。
水面が穏やかな時に写真を撮ると、綺麗にリフレクションする写真が撮れるみたいなんだけど、僕たちが見た時は綺麗にリフレクションしてませんでした(笑)
写真を撮る時間帯とかも関係あるのかなぁ。
気温は高かったけど、天気が良い日の水辺は気持ちが良いね。
この名栗湖を右手に見ながら歩いていき、白谷沢登山口に向かって歩いていきます。
ここから登山道スタートです。
白谷沢登山口~岩茸石
白谷沢登山口に入ると、まずは針葉樹の林が続きます。
木陰の中を歩いていくので、暑さはそんなに感じなかった。
辺りを見渡すと、深い緑に囲まれています。
草木のいい香りを感じながら、ちょいちょい足を止めて写真を撮りながら歩いていきます。
楽しそうに写真を撮るお嫁ちゃん(笑)
地面にはシダ系の植物がたくさん生えていました。
そのシダの緑がまた鮮やかで良いね~。
白谷沢登山口を入ってすぐに登りが始まるけど、勾配は比較的緩やかなので景色を楽しみながら歩いて行けます。
この時期の山は、ほんと緑が鮮やかで気持ちがいい!
進んで行くと川の側を歩くようになります。
水が綺麗だし、苔やシダ、新緑の緑と相まって、すごく綺麗な景色を作っていました。
こんな景色を見に行くだけでも価値あるよね~。
この先から、道は岩場になってきます。
沢を登って行く感じが、このコースの醍醐味の一つ。
そして、このゴルジュ帯の中を歩いていきます。
ゴルジュ帯とは
ゴルジュ帯は切り立った大きな岩壁に挟まれた狭い谷のことを言う登山用語。
ゴルジュはフランス語で、日本語だと喉(ノド)と言います。
小さな川を越えつつ、この岩に囲まれた中を登っていきます。
なんか写真見てるだけで、楽しそうじゃないですか?
少し登って行って、後ろ振り返るとこんな景色に。
なんかすごいところ登ってるなぁって感じがしますが、この辺まだ普通に登ってこれます。
辺りを見渡してみると、こんな美しい景色広がっています。
そして歩を進めて行くと、鎖場が出てきます。
前を行くのは、バスツアーの団体さん。
ちょっとした渋滞になってるけど、みなさんひょいひょい登って行っちゃうので、ちょっと待てばすぐ登れます。
ちなみにこの団体さん、クラブツーリズムのバスツアーのようです。
クラブツーリズムって山登りツアーもあるんだなぁ。
≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!
結構勾配もきついし、岩でゴツゴツしているので、鎖をしっかり持って気を付けながら登っていきます。
この辺は、手もつきながら登ったほうが良いですね。
こんな岩山を登って行くのは、今までの登山でそんなになかったので、すごく楽しい(笑)
このゴルジュ帯を求めて、棒ノ折山に来る人も少なくありません。
登ってみて人気の理由がわかりました!
楽しいゴルジュ帯を抜けても、頂上はまだまだ先。
歩を進めていきます。
美しい景色は続きます。
そしてこんな看板も!
マムシって毒蛇よね。。。
こわっ(笑)
そして、少し開けた休憩できる場所に到着。
ここで少し一息つきます。
で、登りはここからが本番。
急登が始まります。
結構きつめの勾配なので、ゆっくりゆっくり進んで行きます。
時々足を止めて、休憩を兼ねて写真を撮ったりして、ゆっくり登ります。
そして分岐点の岩茸石に到着。
かなり大きな石で、裏側からよじ登れます。
ちょうど人があまりいなかったので、登って写真撮っちゃいました(笑)
ここで少し休憩してから、棒ノ折山(棒ノ峰)の方に進んで行きます。
岩茸石~棒ノ折山山頂(棒ノ峰)
ここから、「ゴンジリ峠・棒ノ峰」方面に向かいます。
ここからもまだ登りが続きます。
木の根っこがむき出しになっていて、歩きづらい。。。
ぜぇはぁ、ぜぇはぁ言いながら登っていると、可愛い鳴き声がするので見てみると、こんな子が。
シジュウカラさんね~とその時は思ったんだけど、後で調べたらヒガラさんでした。
シジュウカラにしたら小さいなぁとは思ったんだよね~。
とっても綺麗な鳴き声でした!
美しい声に癒されながらも、ヒーヒー言いながら登り続けます。
そしてやっとこさ、棒ノ折山の山頂の到着~。
低い山だからと言って侮っちゃいかん。
結構疲れた(笑)
眺望も良いね~。
頂上は結構広いので、お弁当を食べるスペースには困りません。
木陰もあるので、暑い日でも木陰にシートを敷いてお昼が食べられるのは嬉しい。
ということで、頂上でお昼ご飯とします。
今回のお昼ご飯は~~~。
カップヌードル令和バージョン(笑)
近所のスーパーで買っておいたものです。
中身は普通のカップヌードルね。
山頂でカップヌードルはやっぱり美味しい!
でもワンパターンになってきたから、次は違うものにしようかな。
ご飯系の何かとか。
ベーコンやらソーセージやらジュージュー言わせながら焼くのもやってみたいんだけど、道具を持って行くのが大変そうでまだやったことない。
ちょっと憧れるけどね(笑)
お昼を食べて、少し休んでから下山します。
棒ノ折山(棒ノ峰)~さわらびの湯バス停
岩茸石までは登りと同じルートを行きます。
そして岩茸石の分岐点来たら、川又バス停の方に向かいます。
ここからは針葉樹の中をひたすら降りて行く単調な山道。
登りが楽しかった分、下りがすごく地味に感じます。
勾配もなかなか急で、岩や木の根っこが出ている箇所もあり、歩きづらいところも。
余計に膝に来る(笑)
時々アスファルトの道に出て、すぐに登山道に入るような場所が何か所かありました。
アスファルトの道は横断するだけね。
やたら歩きづらいなぁと思って、後ろを振り返ってみると。。。
おぉ、木の根っこがすごいことになってる(笑)
これは歩きづらいはずだ。
これは何の花なんだろうか。
すごく小さな花で、葉っぱは紫陽花みたいなんだけど。
紫陽花の仲間なのかな。
可愛いお花でした。
山頂を出発して約2時間で下山終了。
無事にゴールのさわらびの湯バス停に帰還しました。
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登山道までのアクセス
今回のスタートは「さわらびの湯バス停」でした。
さわらびの湯バス停までは、西武池袋線「飯能駅」から国際興業バスで行きます。
バスの乗り場は飯能駅北口の3番乗り場です。
7時40分発のバスに乗れたんだけど、結構たくさんの人が並んでていて座れなかったので、20分後の8時発のバスに乗ることにしました。
50分くらいかかるから、座っていきたかったので(笑)
時刻表はこちらね。
帰りも「さわらびの湯バス停」からバスに乗って飯能駅に戻ってきました。
さわらびの湯バス停の時刻表はこちら。
このバス停が始発だったのか、だれも乗っていない状態のバスが来たので、帰りも座ることが出来ました。
登山で足が疲れていたから、座って帰れるのは嬉しい。
そして、飯能駅から池袋までは贅沢してレッドアロー号に乗っちゃった(笑)
特急料金が500円とそんなに高くないし、快適に帰れるから良かった!
今回の登山の持ち物
今回の登山に持って行った装備や服装はこちら。
- 薄手のウインドブレーカー(ユニクロポケッタブルパーカー)
- 乾きやすいスポーツタイプのTシャツ(モンベル)
- 七分丈のズボン(モンベル)
- 登山用靴下(モンベル)
- トレッキングシューズ(コロンビア)
- ザック30L(モンベル)
- レインウェア
- 飲み物(ポカリスエット500ml1本、緑茶500ml1本)
- 塩分補給用タブレット
- タオル
- モバイルバッテリー
- スマホ
- カメラ
- 双眼鏡
- 地図
- ジェットボイル
- カップラーメン
この日は暑かったので、Tシャツ一枚で十分でした。
嫁さんは、モンベルで買った長袖シャツを着ていましたが、通気性が良かったようでそんなに暑くなかったようです。
日焼け防止にもなって良いのかもね。
2人でお茶1本とポカリスエット1本しか持って行かなかったので、ドリンクがちょっと足りなかったかな。
暑いということを忘れていました。
暑い日はドリンクは多めに持っておいた方が良いですね。
登山中は結構汗をかくので、塩分補給にこちらを持っておくと便利。
歩きながら簡単に塩分が補給できて良いですよ。
何かあった時のために上の地図も持って行くようにしておきましょう。
あと都心じゃ出会えないような鳥などに出会えるかもしれないので、双眼鏡を持っていると役立つ時があるかも。
僕がいつも持ち歩いている双眼鏡です。
軽くて小さくて持ち運びがしやすいし、価格の割に見やすくて重宝しています。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
まとめ
以上、棒ノ折山ハイキングのレポートでした。
今回のコースはゴルジュ帯を行くのがとても楽しかった!
いつもとはちょっと違った登山道を体験できたので面白かったです。
ちょっとした沢登りやゴルジュ帯を求めて、棒ノ折山ハイキングへ行ってみてはいかがでしょうか!
緑も多いし、水も綺麗なのでとても気持ちよくハイキング出来ますよ!!
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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