昨年行ってすごく気に入った場所、「城山かたくりの里」に今年も行ってきました。
城山かたくりの里は、神奈川県相模原市にある場所で、個人所有の里山にカタクリが群生しています。
カタクリが咲く時期になると有料で一般公開してくれるので、満開のカタクリを楽しみに行ってきました。
今回行った日は、3月27日でカタクリは見頃を迎えていて、斜面一面に咲き乱れていました。
カタクリ以外の花もいろいろ咲いていて春の風景を思う存分楽しむことが出来た。
今回は母も一緒に行ったんだけど、山野草が大好きな母も花の種類が多いと大満足。
花や植物が好きな人に、おすすめしたい場所です。
城山かたくりの里の花の開花状況
現在咲いている花を黒板で示してくれていました。
黒板は3月26日になっているけど、撮影は3月27日に行っています。
ここに書いてあるだけでも52種あります。
園内は広すぎずコンパクトにまとまっているので散策しやすいし、数多くの花を楽しめるので年配の方もすごく楽しめると思う。
園内の花を写真をいろいろ撮ってきたので、咲いていた花々を紹介していきます。
カタクリの群生
まずは場所の名前にもなっているこの場所の代名詞ともいえるカタクリから。
入口を入ってすぐの斜面一面に群生していて、それが見頃を迎えていました。
引いて見るとこんな感じでわかりづらいけど、少し目線を下げると咲き乱れてる感じがわかる。
カタクリは多年草で、花が咲くまで7～8年かかるんだそう。
成長に時間がかかる植物なんですね～。
7～8年じーっと耐えて咲かした花はとても可憐で美しい。
見る人を魅了するのがわかるなぁ。
鮮やかな緑の葉っぱの上に、ちょこんと薄紫の花が咲いている色合いもすごく良い。
前日まで天気が悪く雨が降っていたせいもあって、葉に水滴がまだ残っていたんだけど、それがかえって瑞々しい感じに写って良かった。
この日はカメラを持った人がたくさん来ていて、みんなしゃがんでカタクリを撮りまくっていました。
しゃがんだカメラマンがずらりと並ぶ光景、なかなか面白かったです（笑）
うちの嫁さんもその中の一人なんだけどね（笑）
このカタクリの突然変異種「白花カタクリ」も咲いていました。
この他にも黄花カタクリもあったんだけど、それはまだ蕾でこれから咲くと言った感じだった。
カタクリの花の寿命は1週間くらい。
まだ蕾のカタクリもあったので、4月上旬くらいまで楽しめそうです。
カタクリ以外の花
城山かたくりの里にはカタクリ以外にもたくさんの植物があって、それが花を咲かせて春爛漫の景色になっています。
まずは駐車場にあった桜「陽光」。
ピンクの強い桜で、ソメイヨシノよりも華やかに見えるね。
青空にピンクの花がすごく映えます。
この陽光も満開で見頃でした。
こちらは同じく駐車場にあった「春めき桜」。
こちらは薄いピンクで、雲が背景だと花があまり目立たない（苦笑）
近くで見るとすごく可愛らしい桜。
この日、開園前に駐車場に着いたんだけど、この2種の桜のおかげで時間を持てあますことなく開園を待つことが出来ました（笑）
園内にも桜はいくつかあって、見頃を迎えていました。
何桜かわからんけど、ピンクの濃い桜。
この日は曇り空だったんだけど、時々青空になってくれる瞬間があって良かった。
これも何桜かわからんけど、立派な桜の木。
桜が咲くとそれだけで、辺り一帯が春色に包まれますよね。
これも桜の一種かな。
札に名前が書いてあったと思うけど、花の名前は全然覚えられないなぁ（笑）
これは長寿桜。
名前に桜って付いてるけど、桜の仲間では無く、ジンチョウゲの仲間なんだって。
よく見ると花はジンチョウゲっぽいね。
園内にはツツジもいろいろ植えてあって、花を咲かせていました。
薄黄色のツツジはヒカゲツツジ。
このピンクのツツジは紅ヤシオツツジ。
そして鈴みたいなのがたくさんぶら下がっているのがドウダンツツジ。
ツツジもいろんな種類のものがありました。
紫色の濃いミツバツツジがまだ咲いていなかったんだけど、それが咲き始めると園内がさらに華やかになります。
ミツマタもあちこちに植えてあって、満開となっていました。
背景の紫は、たぶん玄海ツツジ。
いろんな色の花が咲いているので、撮る角度によって入り込む色が変わって面白いです。
この花が咲いてる雰囲気が明るくなりますね。
そしてここには赤いミツマタも。
黄色も可愛いが赤も可愛らしいね。
こちらはボケの花。
一つの木からピンクと白の花が咲くものもあります。
ボケも満開になるとすごく華やかな木ですね！
昨年行った時は、桃の花も満開で園内がすごく花で包まれていたんだけど、今回は桃はまだ咲いてませんでした。
その点は残念だったな。
樹木の花をざっと紹介して行きましたが、続いて草花。
カタクリに次いで多かったのがイチゲや雪割草。
山の斜面を見ながら歩いていると、ちょこちょこ咲いています。
いろんな色や形をしていて見てて面白い。
母や山野草が大好きなので、すごく興味深そうに見てました。
こちらは菊咲イチゲ。
真っ白で可憐なお花。
この花は園内にも数多く咲いていました。
こちらも菊咲イチゲ。
紫色も綺麗で良いですね～。
リュウキンカ。
キンポウゲ科なのでイチゲの仲間かな。
ネコノメ草。
どの辺が猫の目なんだかわからなかったので調べてみたら、果実が熟した時に2本の花柱を突っ切るような割れ目が出来て、それが猫の目に見えたからだそうな。
果実が出来ないとわからないのね（笑）
タッタ草。
淡い紫の綺麗な花ですね。
紫の花って多い気がする（笑）
福寿草。
春を代表する花の一つですよね～。
ショウジョウバカマ。
ムラサキハナナ。
この花は公園などでもよく見かける花ですね。
園内を写真を撮りながらのんびりと2時間ほど散策して、これだけの種類の花を見ることが出来ました。
撮った写真全部載せているわけじゃないんだけど、たくさん花の写真が撮れました。
可愛らしい花を見ながら春を感じるのには最適な場所だと思います！
鳥も楽しそうに園内を飛び回っていました。
嘴に花粉を付けまくりのメジロちゃん（笑）
いろんな花が咲いていて、どの花の蜜を食べようか迷っちゃうよね。
何か思いきり叫んでいたヤマガラちゃん。
囀りを始めたのかな。
ここにもいましたジョビ太くん。
花とのコラボを撮りたかったけど、そんなに都合よくは花のある場所には行ってくれない。
今季はこれで見納めかなぁ。
頑張ればいろんな花と野鳥のコラボも撮れそうな場所です！
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城山かたくりの里の混雑状況
気になる混雑状況も書いておきます。
我々が城山かたくりの里の駐車場についたのは、朝8時半前くらい。
その時には駐車場にはまだまだ空きありました。
9時開園だけど、8時半に着いても駐車場は開いていたので、駐車場は早めに開けてくれるのかな。
見学を終えて駐車場に戻ったのは11時過ぎ。
その時には駐車場はほぼ満車状態でした。
なので出来るだけ早く行った方が良いかもしれません。
園内はそれなりに広いので、人が密集してるということはそんなになかったです。
カタクリのエリアだけ、カメラマンがずらりと並んでたりするけど、写真が撮りづらいということは特になかったです。
城山かたくりの里の基本情報とアクセス
城山かたくりの里基本情報
- 所在地：神奈川県相模原市緑区川尻4307
- アクセス：橋本駅北口から神奈中バス乗り場1，2番から三ヶ木行きバスに乗車「城山総合事務所入口」下車徒歩20分
- 開園期間：3月第2土曜日～4月第3日曜日
- 開園時間：9:00〜日没
- 駐車場：無料
2022年3月24日（木）～4月3日（日）の期間は、アリオ橋本発の直通バスを運行しています。
料金は、往復バス代+入園券で1500円、片道バス代+入園券で1000円です。
バスで行く人は購入を考えても良いのではないでしょうか。
詳しくは公式ページを見てみてね。
城山かたくりの里はお花天国です
以上、城山かたくりの里の2022年版のレポートでした。
目的のカタクリは見頃を迎えていて、とても綺麗に咲き乱れていました。
桃の花がまだ咲いてなくて、去年よりも園内の華やかさには欠けるものがあったけど、それでもいろんな花を見ることが出来て楽しかったです。
桃の花待っていたら、カタクリのピークが過ぎちゃうかもしれないし、その辺のタイミングは難しい（笑）
園内は広すぎずコンパクトにまとまっているので散策しやすいのも良い点。
ただ里山に造られているので、坂道が多いが年配の方には難点かも。
でもうちの母は、足に不安を抱えているものの1週歩けたので、ゆっくり回れば大丈夫だと思います。
城山かたくりの里で、春の花に包まれた里山を散策してましょう！
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
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