2017年9月7日から16日の10日間で行ったポルトガル観光旅行の4日目(9月11日)です。
この日は特急に乗り、リスボンからポルトへ移動しました。
ポルトの街並みを歩き、マジェスティックカフェやドン・ルイス1世橋をなどを見て周りました。
ポルトもリスボンと違った魅力のある街でした。
【PR】
エドゥアルドⅦ世公園で朝のお散歩
宿泊していたミラパルケの目の前に、エドゥアルドⅦ世公園という大きな公園があったんだけど、今まで忙しくて行けてなかった(笑)
なので、ポルトに移動する前に見ておこうと、朝のお散歩に行ってみました。
歩いて公園の中心地に行ってみると、とても気持ちの良い風景が広がっていました。
斜面に造られている公園で、公園の一番上からはマルケス・デ・ボンバル広場やテージョ川まで望めます。
芝生の上に植え込みがあって、ワンコたちがこの中を楽しそうに走りまわっていました(笑)
ジョギングしている人やワンコのお散歩をしている人などが利用する憩いの場になっているようです。
緑が多くとても気持ちが良いので、朝のお散歩には最適な公園です。
ミラパルケをチェックアウト
3日間お世話になったミラパルケを、チェックアウトすることに。
ミラパルケは、パルケ駅から徒歩2分くらいにあってロケーションは抜群。
そして朝ご飯も美味しいのが良いですね。
WiFiも部屋で繋がるし、水回りも綺麗にしてあってとても快適。
難点はホテルの周りに飲食店がないことかな。
夕飯はロシオやバイシャシアードの方で食べる必要があったのが、まぁまぁ不便なところ。
でも駅が近いので気にならなかったかな。
あとシャワー室の扉が閉まるタイプじゃないので、上手くシャワーを浴びないとトイレの床までビショビショになります(笑)
これくらいは許容範囲ですがね。
このホテルを選んでくれた旅工房さんに感謝です。
ヨーロッパのホテルは宿泊税なるものがかかるらしく、ポルトガルでもそれはあるみたい。
1人1泊1ユーロの宿泊税がかかります。
ということで6ユーロを支払ってチェックアウト完了。
サンタ・アポロニーア駅から特急でポルトへ
ポルト行きの特急は、サンタ・アポローニア駅から乗ります。
サンタ・アポローニア駅は、特急の始発駅にもなっているとても大きな駅でした。
駅前の街並みにも綺麗ですね~。
ポルトガルの街並みは、ほんと色使いが美しい!
この駅も観光客でいっぱい。
リスボンから違う都市に行く人ってたくさんいるのね~。
電光掲示板を見るとポルト行きの電車は3番線と書いてあったので、そちらにいくことに。
駅には改札などはなく、そのまま構内に入れます。
特急に乗る前にトイレに行ってみると有料でした。
料金は0.5ユーロ。
両替機みたいな機械にお金を入れると、自動改札が開きます。
有料トイレは常に掃除してあって綺麗だった。
3番線に行ってみると、すでに特急は止まっていました。
ホームと列車の入り口にかなりの段差があります。
この辺、日本と違いますよね~。
年配の旅行者なんかは、大きな荷物を積み込むのに苦労していまいた。
チケットは旅工房さんからすでに送られてきていて、それを窓口等に持っていって交換する必要はないので、そのまま列車に乗ります。
こちらがその特急券。
サンタ・アポローニアからポルトのカンパニャンまで、24.3ユーロですね。
時間は約3時間です。
特急が発車してからしばらくすると、車掌さんがやってくるのでそのときに見せればOKです。
車内は日本の特急変わりない感じ。
座り心地もよく、快適な列車の旅が出来ました。
世界の車窓から
リスボンを離れてしばらくすると、窓から見える景色も変わっていきます。
ポルトガルの田舎の風景が見ることができました。
まさに「世界の車窓から」の雰囲気(笑)
頭の中に音楽も流れてきちゃいました。
小麦畑なのかなぁ。
長閑な風景が続きます。
こういう風景を見るのも、海外旅行の醍醐味の一つかもしれないですね。
トラヴセイロの感想
前日、ピリキータ・ドイスで購入したトラヴセイロを列車の中で食べ見てみました。
トラヴセイロは、サクサクのパイ生地の中に、アーモンド入りの卵のクリームが入ったポルトガルのお菓子です。
前日食べたケイジャーダはイマイチだったけど、こちらは美味しかった!!
外の生地もサクサクで美味しかったし、中のクリームも濃厚で美味しかった。
ただ、とても崩れやすく、食べにくいのが難点。
揺れる列車の中で食べる食べ物ではないかも(笑)
こぼしまくってしまった・・・
お掃除する人、ごめんなさい。。。
リスボンからポルトに日帰りで行って帰ってくるオプショナルツアーもあります。
日本語ガイドもつくし、リスボンに行くけどポルトも見てみたい人には良いかも。
ただ料金が高いけどね(苦笑)
ポルトに到着
3時間の列車の旅を終えて、ポルトのカンパニャン駅に到着しました。
カンパニャン駅は、とても大きな駅でホームがいっぱい。
その割りに意外と人が少ないので、ポルトって田舎の街なのって勘違いしちゃった(笑)
中心地のほうに行ったら、すぐに違うとわかりましたが。
まずはチェックインして荷物を置きたかったので、ホテルに向かいました。
ホテルの最寄駅トリンダードまではメトロに乗って行きます。
リスボンのメトロと違い、路面電車感が強い。
ポルトでもリスボンと同じように、アンダンテカードというものを購入します。
チャージが出来るカードですね。
ただ、これを買う機械がとてもわかりづらい。
でも困っていると黄色いビプスをつけた係員さんが助けてくれるので、なんとか購入できました。
ポルトのメトロには自動改札がありません。
その代わり、ホームの入り口などにカードをタッチする機械があるので、それにタッチします。
電車の中で車掌がカードをチェックするわけでもないし、なんかカード持って無くても乗れちゃいそうな気がするのは僕だけでしょうか(笑)
でもどこかで係員が見ているかもしれないので、ちゃんとカードを買ってタッチしましょう。
トリンダードについてみると、カンパニャンとは比べ物にならないくらい活気がありました(笑)
ポルトのメトロの乗り方やアンダンテカードの購入方法はこちらの記事で少し詳しく書いてます。
ポルトガル・ポルトのメトロやバス、トラムの乗り方は?料金は?乗車券の買い方も解説!
ポルトはリスボンに次ぐポルトガルの大都市です。 歩いて周れる範囲に、多くの観光スポットがありますが、移動にメトロを使うこともよくあると思います。 メトロのほかにもリスボンほど多くないけど、路面電車(ト ...
続きを見る
ポルトの宿泊はベストウエスタンホテル
ポルトでの宿泊は「ベストウエスタンホテル」というところ。
トリンダード駅から歩いて10分くらいのところにあります。
ホテルまでの道のりは、坂道だし石畳の道なのでスーツケースが転がしにくい(笑)
ホテルについてみると、建物は新しい感じはしなかったけど、内装は綺麗にしてありました。
部屋も綺麗だし、シャワー室も広め。
ここも快適に宿泊できたホテルです。
スタッフさんも感じが良かったしね!
旅工房さん、良いホテル選んでくれるねぇ。
僕たちのほかにも何組か日本人がいたので、日本人が泊まりやすいホテルなのかもしれないですね。
ポルトの街を散策
ホテルの荷物を置いてから、さっそくポルトの街を散策しにいきました。
まず最初に向かったのは、ハリーポッターの世界のモデルになったといわれている本屋さん。
世界のすごい本屋トップ3にも選ばれたことがあるところです。
しかしお店の前に行ってみると、すごい行列が出来ていたのでこの日は断念しました。
そのまま歩いて、ハリーポッターにゆかりのある場所へ。
その道中でこんな景色の遭遇。
観光客が集まっている大きな広場で、レトロな建物が立ち並んでます。
リベルダーデ広場です。
一番奥に見えるのは市役所なんだって。
立派過ぎる建物ですね。
銅像はドン・パブロⅣ世のもの。
思わず立ち止まってしまう広場でした。
そしてポルトにも路面電車(トラム)が走っていました。
リスボンと同じくレトロな感じ。
リスボンに比べて本数や路線数は少ないものの、やっぱり路面電車(トラム)が走る景色は良いもんですね~。
こんな教会もありました。
サント・イルデフォンソ教会です。
ジョルジェ・コラコというアズレージョ画家のアズレージョが一面に貼ってあります。
綺麗ですよね~。
ハリーポッターの作者が執筆活動したマジェスティックカフェ
ポルトの街並みを見ながら歩いてやってきたのは、マジェスティックカフェ。
ハリーポッターの作者、J・K・ローリングさんが執筆を行っていたカフェです。
歴史のあるカフェで、いろいろな著名人も訪れているいんるんですって。
公式ページに行くと、訪れた著名人の写真が出ています。
行った時間は17時くらいだったけど、何人か並んでました。
せっかく来たし、めちゃくちゃ並んでいたわけじゃないので、待ってみることに。
ちなみにテラス席だったら空いてたけど、このカフェは内装がレトロで良いのが特徴なので、店内に入りたかったので待ちました。
そしたら10分程度で席に座ることが出来ました。
カフェは1921年に創業で、アールヌーヴォー様式なんだって。
もうすぐ創業100年になるね!
歴史あるカフェなんですなぁ。
店内はこんな感じです。
こりゃ写真撮りたくなりますな(笑)
椅子もレトロで豪華なかんじ~。
せっかく歴史のある豪華なカフェに来たので、リッチにアフタヌーンティセットを注文してみました。
3段の器が目立つのか、いろんな人の視線を感じた(笑)
セットの内容は、サンドイッチにスコーンにスイーツ。
サンドイッチのパンが美味しかったな~。
あとスコーンも美味しかったです。
一番上段にあるプチスイーツは、普通でした。
結構ボリュームがあって満足。
すごく優雅なティータイムを過ごせた気がします(笑)
価格は2人で40ユーロでした。
アフタヌーンティーを頼まなくても、普通にお茶を飲んで雰囲気を楽しむだけでも楽しいカフェです!
ポルトのシンボル、ドン・ルイスⅠ世橋へ
ここから歩いて、ポルトのシンボルであるドン・ルイスⅠ世橋にいきました。
ドウロ川に架かった鋼製のアーチ橋です。
上路部分にはメトロと歩道、下路には道路と歩道があります。
橋を上から渡りたいと思っていったんだけど、着いたら下だった(笑)
かなり立派な橋です。
左岸側にはワイン工場が立ち並んでいて、両岸に飲食店が多数あって夜遅くまで観光客で賑わっていました。
ワイン工場では工場見学や試飲が出来たり、ドウロ川クルーズなんかも楽しむことが出来ます。
ここでのんびりと1日を過ごすことも出来る場所ですね。
こんなかわいい子もいました。
ちゃんとご飯もらってた(笑)
ポルトガルではちょいちょい猫を見かけましたね。
黒猫ちゃんも絵になりますね~。
この後、橋の上からの風景も見て、ホテルに戻りました。
ドン・ルイスⅠ世橋は夕陽スポット
ホテルで少し休憩してから、再びドン・ルイスⅠ世橋へ。
夕陽が綺麗に見れそうだったのでね。
今度はトリンダードからメトロで行きました。
メトロで行くとホテルから20分くらいで簡単にいけた(笑)
ドンルイスⅠ世橋の最寄駅はJardim do Morro駅。
路面電車の駅みたいですよね(笑)
橋はここから歩いてすぐの場所にあります。
橋の上から見る景色は絶景でした。
ポルトもオレンジの屋根が美しい!!
橋の上を走っていくメトロ。
歩行者との距離が超近い(笑)
夕陽が沈む時間は20時なので、それまでぼーっと待つことに。
綺麗な夕陽を見ることが出来ました~。
これを見るために、この橋に来ている人もいっぱいいました。
ポルトもとっても魅力的な街ですね!!
ポルトガル旅行っていうと、多くの人がリスボンのみに滞在すると思います。
ポルトも魅力的な場所なので、是非行ってほしい街です。
リスボンから日帰りのツアーもあるので、日数に余裕があったらポルトまで足を延ばしてみるのもよいかもね。
日本語ガイドツアー【ベルトラ】
ポルトに宿泊している人は、ポルト市内観光のオプショナルツアーもあるので、ベルトラのホームページを見てみてください。
まとめ
カンパニャンの駅に着いたときは、ポルトはリスボンに比べて田舎なのかって思ったけど、とんだ勘違い(笑)
中心街の方に行ったら、大都会でした。
ポルトの街を歩いていると、ちょいちょい見かける教会や歴史がある建物はどれも見ごたえがあります。
ポルトも歩き回るのがとても楽しい街ですね!
特にドン・ルイスⅠ世橋周辺は雰囲気も良く、一発で気に入りました(笑)
ポルトも見どころ満載です!
街歩きには、グーグルマップがとても役立ちます。
海外でのパケット代金を抑えるために、ポケットwifiを持って行くことをおすすめします。
今回のポルトガル旅行は、宿泊と飛行機の手配を「旅工房」さんに手配してもらいました。
こちらの条件などもよく聞いてくれて、とても良い行程になりました。
対応もとても丁寧なので、おすすめの旅行会社です。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
お得な情報
クーポンやタイムセールなどを利用しています!