小笠原父島観光旅行3日目です。
日付は2017年5月1日。
この日は、パパヤマリンスポーツさんのオプショナルツアー「父島周辺1日ツアー」に参加しました。
イルカやクジラを見たり、南島に上陸したりと内容が盛りだくさん。
小笠原の海を満喫した1日でした!!
「民宿かなめ」の朝食でエネルギーチャージ
この日の朝食のメニューは、洋食でした。
厚切りのトーストにベーコンエッグ、トマトスープでした。
トマトスープが優しい味でとてもおいしかったです!
朝からおいしいご飯がいただけるのは、とてもありがたいですね~。
父島周辺1日ツアー
ツアーに行く前に、前日に注文しておいたお弁当を受け取ってから、パパヤマリンスポーツさんの待ち合わせ場所に行きました。
お弁当は、ミニショップビーチコマさんにお願いしておきました。
ツアー会社ではお弁当は用意してくれないので、お弁当は持参する必要があります。
ちなみに、僕たちはレンタカーを借りていたので自分たちで受付まで行きましたが、レンタカーが無い人は宿まで迎えに来てもらえると思います。
パパヤマリンスポーツさんの受付に行き、受付を済ましたらワゴン車に乗って港へ移動。
港に着いたら船に乗り込みます。
その際、サンダルの裏を洗浄します。
南島の環境保護のためだそうです。
南島にない動植物の種や卵を持ち込まないようにするためにね。
船に乗り込んで、参加者が集まるのを待ちます。
今回のツアー参加者は32人。
パパヤさんの船は大きめなので、これだけの大人数が乗れちゃうみたい。
船長はスキンヘッドで一見強面だけど、人当たりの良いかたでした。
ガイドさんは女性2人に男性1人。
大所帯のツアーですね。
ツアー参加者が全員来たら出港です!
ハシナガイルカがお出迎え
海に出てまず歓迎してくれたのは、ハシナガイルカの群れでした。
初めて見る野生のイルカにテンションも上がりまくりです!
ハシナガイルカは小柄なイルカで、泳ぐスピードが速いみたい。
船の横を気持ちよさそうに泳いでいました。
今回はこのイルカ君たちとはドルフィンスイムしないようです。
なので、船の上からの観察。
一応動画載せておきますが、動画撮るの下手ですみません(苦笑)
ミナミハンドウイルカとドルフィンスイム
次はいよいよミナミハンドウイルカと人生発のドルフィンスイムです。
ドルフィンスイムにはルールがあるそうです。
ドルフィンスイムルール
- 1つの群れに対して接近できる船は4隻まで
- 1つの群れに対してエントリーできるのは5回まで
イルカの群れを見つけても他に4隻近づいてたら、順番を待つことになるということです。
で、エントリーできるイルカの群れがあったので、その群れに近づいてドルフィンスイムの開始。
船の上で注意点を聞き、慌しく準備をして、船長のGOサインが出るのを待ちます。
そして、待ちに待ったGOサインが出たので、急いで海へ!!
海の中を見るも、イルカをすぐに見つけられず、きょろきょろしていたらすごいスピードで過ぎ去っていった(笑)
一応、イルカを見ることは出来たけど、一緒に泳ぐという感じではなかった。。。
ドルフィンスイムって難しいのねぇ。
イルカの写真を撮りたかったけど、それどころじゃなかったね(笑)
イルカの群れが過ぎ去ったら、すぐ船に戻りイルカを追いかけて、またエントリーです。
船に戻ったときに船長から、イルカを見れなかった人に対して注意が言い渡されました。
- GOといったらすぐに海に入る!
- イルカは海の中にいるから顔を水につける!
僕も含め始めての人は、若干パニック状態になってたと思います(笑)
海に入ったらイルカの位置が良くわからなくなるので、水から顔を上げてイルカを探そうとしちゃうんですよねぇ。
そんな注意事項を胸に、2回目のエントリーへ!
船長のGOサインが出て、みんな急いで海へ。
すると、船から怒号が(笑)
「イルカはそっちじゃない!」
「海の中見る!!」
「平泳ぎしている人、平泳ぎはダメ!!!」
と。。。
船長もガイドさんもみんなにイルカを見せてあげようと必死でした。
船長の愛のムチですね(笑)
ちなみに平泳ぎはイルカを刺激しちゃうからダメなんだって。
ドルフィンスイムをやる前に、説明していました。
僕は1回目よりも落ち着いてイルカを見ることが出来ました。
船にいるときにイルカのいる方向をちゃんと把握しておくと、海に入ったときに迷子にならなくて良いみたいです。
そして2回、3回とチャレンジしていくうちに慣れてきて、なんとか写真も撮ることが出来ました。
真ん中にはおさまってないけど、イルカと泳いでる感はありますよね(笑)
テレビでイルカと一緒の優雅に泳いでる映像とか見ることあるけど、あれって相当慣れてないと出来ないと思う。
そして動画も撮ってみ見ました。
イルカの群れたちを見てテンションが上がったガイドさんが、勢いよく潜っていくのが映ってます(笑)
これくらい泳げないと、イルカと遊ぶなんて出来ないのかも。
合計5回、しっかりとドルフィンスイムを楽しむことが出来ました。
1回1回のエントリーはあっという間に終わっちゃうけど、楽しかった~。
機会があったらまた参加したいなぁ。
南島上陸!!
続いて、南島に移動して上陸です。
南島は自然の綺麗な景色が楽しめる無人島です。
生態系を守る為に1日に上陸できる人数を100人までに制限しています。
元々は木が生い茂っていた島だったようなんですが、昔人間が持ち込んだヤギのせいで木は食べつくされちゃったんだって。
そして、本来の南島の姿に戻そうと、ヤギの駆除が行われて、今のような生態系保護のためのルールが出来たそうです。
南島にはサメ池と呼ばれるネムリブカいっぱいいるところから入ります。
そして、ごつごつした岩を登っていくとめちゃくちゃ綺麗な景色が広がってました。
真っ白な砂浜に、水色の入り江。
扇池と呼ばれている場所です。
ガイドブックに良く使われる景色ですね!!
美しすぎる~。
反対側を見ると、父島も見えます。
なんて美しい島なんでしょう(笑)
360度どこを見ても綺麗です。
こんな植物がたくさん生えていました。
昔、ヤギさんはこれを食べまくってたのかな(笑)
ここにしかいないゾウムシも生息してるんだって。
扇池に近づいてみると。
ひゃー、綺麗や~~。
ここで泳ぐことも可能ですが、波が高く落ち着いて泳ぐことは出来ないかも。
僕は泳ぎませんでした(笑)
ウミガメさんも産卵によく来るそうです。
ここの砂浜は、真夏でも砂が暑くならないんだって。
この日も日差しが強く暑かったんだけど、砂浜は裸足で歩いても全然平気でした。
砂浜のあちこちに、ヒロベソカタマイマイの半化石が落ちてます。
1000年前に絶滅したカタツムリの一種で、化石としては新しい半化石という呼ばれ方をしているそうな。
これは南島から持ち出しちゃいけないものです。
すごく貴重なものだと思うんだけど、そこら中にいっぱい落ちてた(笑)
これをお家にしているヤドカリさんもいました。
これは汽水(真水と海水が混ざった)の池なんだけど、藻が生い茂っています。
この藻がこんなに群生しているのはとても珍しいことなんだそうです。
海とつながってないのに汽水になっているのは、台風の時とかに扇池からの大きな波によって海水が混ざったとのこと。
自然力半端ないっす!
南島は1回の上陸が2時間までと制限があるので、ゆっくりは出来ないけど小笠原に行ったら一度は上陸しておきたい島ですね。
ちなみに、ガイドさんいわく真夏は暑くて2時間もいられないそうです。
日陰も無いしねぇ(笑)
間違いなく小笠原のおすすめスポットですね!
お弁当を食べながらクジラウォッチング
船に戻り、クジラが見られるところに行って、お弁当を食べることに。
この時期見ることが出来るのはザトウクジラ。
子育てをするのに小笠原にやってくるようです。
船長から、何時方向にクジラがいますと言われ、その方向を見ていると。
クジラがブロウ(潮吹き)したり、背中を見せたり、尻尾を見せたりしてくれます。
野生の大きなクジラを見るのは初めてだったので、これまた大興奮です。
船の上でクジラを見ながらのお昼ご飯も格別ですね。
ここから約2時間くらいは、クジラウォッチングでした。
時折、船内からおぉ~って声が上がったりするので、その方向を見てみるとクジラがブリーチングした後の水しぶきだけが見えたりしました。
どうも見てる方向やタイミングが良くないみたいで、なかなかブリーチングを見ることが出来ませんでした。
子クジラのブリーチングを遠めで見れたのがやっとだった(笑)
結構近めで見れたクジラ。
近くで見ると大迫力です。
クジラウォッチングって、忍耐が必要なんですね。
待ち時間が長くて、飽きてる人もチラホラいました(笑)
僕は全然飽きなかったんですけどね。
兄島海域公園でシュノーケリングと思ったら。。。
クジラウォッチングの後は、兄島海域公園でのシュノーケリング。
通称キャベツビーチというところで、たくさんの枝サンゴが見れるんだろうと思っていたら。。。
船が向かったのは釣り浜。
釣り浜ならレンタカーでいけるから、次の日行こうと思ってたのになぁ。
船でしかいけないところに行きたかった。
でも、なんか理由があったのかもしれないですね。
というわけで、釣り浜でシュノーケリング。
透明度がとーっても高く、サンゴもいっぱいいました。
カラフルなお魚もたくさんいて、泳いでて楽しい場所です。
水温が低くて、ずっとは泳いでられなかったけどね。
ここはシュノーケリングスポットとして、とてもおすすめの場所です。
キャベツビーチは、次に小笠原に来たときまでお預けです(笑)
再度クジラウォッチング
シュノーケリングが終わったあと、港に戻りがてら時間いっぱいまでクジラウォッチングをすることになりました。
すると、最後の最後でクジラさんが、大盤振る舞いしてくれました(笑)
今まで中々見られなかったブリーチングを、近くで見れた!!
それも何回もやってくれた!!
あわててカメラを出して嫁が撮った写真。
すごいのが撮れました!!!!
そばで見ると大迫力です。
船の中は大興奮でした。
最後の最後まで粘ってくれた船長に感謝です!
ツアーはこれでおしまい。
ドルフィンスイムにクジラウォッチングに南島。
とても大満足な内容でした!
父島に行ったら、父島周辺1日ツアーは参加したほうがいいですね。
注意ポイント
パパヤマリンスポーツさんは、平成30年10月2日のツアーをもって、海のツアーを終了したようです。
別のツアー会社をご利用ください。
別のツアー会社さんなら、オプショナルツアー専門のサイトを通じて予約をすることが出来ます。
サイトで予約した方が安心な人は、上記のサイトを見てみてくださいね。
ツアーに参加する際は、ラッシュガードがあると便利です。
こちらのラッシュガードは、ジッパー付きで脱いだり着たりするのが簡単です。
クラゲや日焼け対策になるので、1着あると重宝します。
そして防水バッグ。
カメラなど濡らしたくない物を入れておくのに便利です。
ちなみに僕は10Lの大きさの物を買いましたが十分でした。
防水性も高く、機密性もすごく高かったです。
マリンスポーツをする人なら一つ持っているととても便利です。
お宿に帰って、夕陽&晩御飯
お宿に戻って、少し休憩してから夕陽を見に宿前の海岸へ。
この日の夕陽も綺麗でした。
空も真っ赤に染まって綺麗な景色。
そして晩御飯。
この日は和洋折衷。
お刺身に、カジキのソテーにハンバーグ。
おかずの数が多い(笑)
ボリューム満点でどれもおいしかった~。
ツアーで体力使ったので、ぺろりといけちゃいました。
ご飯がおいしいお宿っていいですね~。
まとめ
父島周辺1日ツアーで小笠原の大自然を満喫した1日でした。
父島に行ったら、まず海は楽しまないと損ですよね。
イルカやクジラなどを見たり、きれいな海でシュノーケリングしたりと。
そして、人が済んでいない南島への上陸も1度は体験してみたほうが良いです。
一度見たら忘れられない絶景が広がっているので!
小笠原の自然を満喫するならオプショナルツアーに参加するのがおすすめです。
ドルフィンスイムやホエールウォッチング、南島上陸、ナイトツアーなどいろいろあるので、上記のサイトを見てみてください。
お得な情報
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