沖縄県の北部、国頭村にある比地大滝をハイキングしてきました。
比地大滝にはキャンプ場があり、そこから滝までハイキング道が整備されています。
気軽にやんばるの森をハイキング出来るということで人気のあるスポット。
本州の山とは違った雰囲気を感じながら歩くことが出来ます。
ホントウアカヒゲやヤンバルクイナなどの固有種が棲息している森で運がいいとハイキング中に出会うことも出来るみたい。
今回は探鳥目的もあったんだけど、お目当ての鳥達には会えませんでした。
それでも野鳥の声はたくさん聞こえるし、沖縄の大自然を肌で感じられるのでおすすめのスポットです。
うちの登山ギア
今回の登山コースの説明
今回のコースは以下のようになっています。
- 比地大滝キャンプ場:10時59分スタート
- 比地大滝:11時44分着
- 比地大滝キャンプ場:12時40分ハイキング終了
詳しい山行記録はヤマレコにアップしています。
そして今回のコースを僕の独断と偏見で★で示すこうなります。
- 所要時間:1時間41分(休憩無し)
- 山行時間:1時間41分
- 歩行距離:3.2km
- 高低差:100m
- 累積標高(上り):111m
- 累積標高(下り):108m
- 体力消耗度:
- 足つりそう度:
- 斜面のきつさ:
- 道の険しさ:
- おすすめ度:
※ヤマレコで見ると歩くスピードは標準くらいで、登山が終わった後はヘロヘロになるくらいの体力の私の評価です。体力に自信がある人や健脚な人だと、評価や感想は変わると思うので、その点はご了承ください。
比地大滝キャンプ場からスタートして比地大滝をピストンしてくるコースです。
ハイキング道は全般的に整備されいてるのでスニーカーでも歩けるコース。
観光客でも気軽に行けるハイキングコースです。
道も分岐があるわけじゃないので、道沿いに歩いていれば迷うこともあまりないと思う。
距離は3.2km程度で高低差もあまりないのでゆるハイクではありますが、適度にアップダウンがあるのと急な階段があるので、体力的には意外と疲れます。
ちょっと運動がてら歩きたい人にちょうどいいかもね。
なおハイキングするには入場料500円かかります。
ハイキングの様子
ハイキングの様子を紹介していきます。
スタートは比地大滝キャンプ場。
ここには目の前に駐車場があるんだけど、昼前にくらいに行くといっぱいになっていることがあります。
その時は少し手前に第二駐車場があるのでそちらに止めましょう。
駐車場料金は無料です。
この入口で入場料500円を支払って中に入ったらハイキングスタートです。
まずはキャンプ場を抜けていきます。
この日は3連休にも関わらず、張ってあったテントは1つ。
沖縄でもこの時期はキャンプはオフシーズンなのかな。
キャンプ場を抜けると川沿いの道になります。
そして舗装された道をしばらく歩いて行く。
いきなりちょっときつめの坂。
何年も前に一度歩いているコースなんだけど、内容はすっかり忘れてたな。
アップダウンはあまりないと思ってた(笑)
歩みを進めていくと、だんだんと緑が深くなって行く。
普段歩いている山とは植物の雰囲気が違うので新鮮。
所々、階段や木道が設置されていて、とても歩きやすくなっています。
そして公式ページを見ると、ホントウアカヒゲは遊歩道にたまに出て来たりするそうな。
辺りを注意深く気にしながら歩きます。
途中、つり橋もかかっています。
つり橋から見た景色は、亜熱帯の森って感じがしました。
つり橋を渡ると川沿いの道になります。
水量が豊富な川で、流れの音も心地よいです。
亜熱帯の森って雰囲気出てるでしょ(笑)
湿度が高いからこのような植生になるのかな。
ホントウアカヒゲが出てこないか注意深く歩いてるんだけど、いっこうにその姿を見つけることが出来ない(笑)
ちなみにホントウアカヒゲは、ヒタキ科でアカヒゲの亜種です。
ホントウアカヒゲは沖縄県の北部にしか棲息していないとても希少な鳥。
なので見てみたかったんだけどねぇ。。。
いないなぁとブツブツ言いながら滝を目指す(笑)
つり橋を渡った後から、ちょいちょい出てくる階段が意外ときつい(笑)
こんな階段を登ったり下りたりするので、結構膝にきます。
日頃の運動不足も相まって体力がどんどん奪われる(笑)
スタートしてから1時間弱くらいで比地大滝に到着。
そばで見ると結構大きな滝で迫力があります。
この滝周辺もホントウアカヒゲの出現スポットってネットで見たんだけどいなかったなぁ。
滝を少し見た後は来た道を戻ります。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
帰りも鳥の声に耳を澄ませながらね。
川の側は水の音が大きくて鳥の声なんか聞こえやしなかったけど(笑)
帰りも同じ階段を通るので膝にきます(笑)
辺りの植物を見ると、いつも見るものと違って面白い。
沖縄のハイキングもなかなか良いですよね。
こんな青い実や、
赤い実も生っていました。
鳥ちゃんがこの実を食べに来るのを期待したけど、誰も食べにきやしない(笑)
リュウキュウメジロはたくさん見かけたけど、ここでは写真は撮れませんでしたぁ。
そしてキャンプ場が近づいてきたころに、何やら大きな警戒音のような声が。
後で調べたら、間違いなくヤンバルクイナ。
すぐ近くで声は聞いたけど、姿は見せてくれませんでした。
野生のヤンバルクイナの姿を見ることは出来なかったけど、沖縄の北部にはヤンバルクイナが棲息しているということを肌で感じられたから良かったかな。
いや、やっぱり姿が見たかったなぁ(笑)
夏になるとアカショウビンもやってくるようなので、夏にまたリベンジしたいな!
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ハイキング道入口までのアクセス
ハイキング道入口がある比地大滝キャンプ場までは、那覇からだと2時間弱かかります。
観光で行く際には、名護辺りに宿を取って行くと便利だと思います。
施設情報
- 所在地
沖縄県国頭郡国頭村字比地781-1 - 開園時間
4月~10月:9:00~16:00(閉門18:00)
11月~3月:9:00~15:00(閉門17:30) - 入場料
大人:500円
子供:300円(小中学生) - 駐車場
有り - URL
https://hiji.yuiyui-k.jp/
今回のハイキングの服装や持ち物
今回の登山は以下の装備で歩きました。
simsimの服装&ザック
- アウター
アーバンシェルジャケット(ワークマン) - ミドル
ウイックロン ZEOサーマル ロングスリーブジップシャツ(モンベル) - ベースレイヤー
ウィックロンTシャツ(モンベル) - パンツ
ストライダーパンツ(モンベル) - 靴下
普通の靴下 - 登山靴
スニーカー(KEEN) - ザック
エンデュランスEXTⅡ
嫁さんの服装&ザック
- アウター
コンベイツアーフーデッドジャケット(マムート) - ベースレイヤー
ウイックロン ZEOサーマル ジャケット Women's(モンベル) - ベース
メリノウール長袖シャツ(ワークマン) - パンツ
バーブパンツ(ノースフェイス) - 靴下
普通の靴下 - 登山靴
スニーカー(ノースフェイス)
持ち物
- スマホ
- カメラ
- タオル
- 飲み物
この日は、登山というよりは公園散策に近い格好でハイキングしました。
道はしっかりと整備されているし、道から外れなければ道迷いもないと思ったので。
天気予報も晴れで天候も変らないと判断しています。
なので靴も普通のスニーカーで行っています。
念のためにスマホの登山アプリは軌道はさせていました。
悪天候の時は別として、晴れてる日なら普通のハイキングの装備で行けます。
日中は暖かいけど、Tシャツで歩くほどではなかったです。
でも歩いてると汗はかくので、普段登山で使用している乾きやすい素材の長袖シャツとTシャツを着て歩きました。
寒がりの嫁さんは、歩き始めはアウターを着ていましたが、歩いてる最中に暑くなって脱いでいました。
僕はアウターはザックに入れておいただけで、一度も着なかったな(笑)
沖縄と言えど、冬の朝晩はそこそこ冷えるので上着は必要ですよ。
私と嫁さんが使っている登山ギアはこちらのページでまとめています。
気軽にやんばるの森を歩ける場所
以上、比地大滝のハイキングレポートでした。
観光で行くとなかなか北部の方に足を延ばすことも少ないと思います。
でもやんばると呼ばれるこの地域は、とても自然が豊かで本州では味わえない雰囲気です。
比地大滝のハイキングコースは、その中を気軽に歩くことが出来るので、時間に余裕がある人にはすごくおすすめしたい場所。
運が良ければ、固有種の野鳥に会えるかもしれないですよ。
沖縄旅行に行ったら、是非北部に足を延ばして見て、沖縄の自然を感じてみてほしいです!
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