北海道旅行6日目の午前中は霧多布岬(きりたっぷみさき)を散策しました。
霧多布岬は、正式名称を「湯沸岬(とうふつみさき)」と言い、霧が多く発生することから霧多布と呼ばれるようになった場所。
トッカリ(アザラシ)を見かけることから、トッカリ岬とも呼ばれる場所です。
道東の下の方にあり、釧路と根室の中間くらいの位置にあります。
断崖絶壁の岬で、岬の先の方に展望台と灯台があり、そこからは日の出が見られるスポットになっています。
少し散策するとキタキツネやエゾシカなどに遭遇する、とても自然豊かな場所でもあります。
今回の旅では午前中くらいしか時間がなかったので、あまりゆっくり出来ませんでしたが水平線から昇る日の出や長閑な風景を楽しむことが出来ました。
霧多布岬の反対側にあるアゼチの岬も散策したので、合わせて紹介して行こうと思います。
霧多布岬を散策&日の出観賞
まずは早起きして、霧多布展望台に日の出を見に行きます。
日の出の時間が近づくと、朝焼けになってきて空の色がすごく綺麗でした。
そして徐々に水平線から太陽が昇ってきます。
水平線から太陽が出るところを見ると、朝が来る瞬間を見ているようでなんか得した気分になります(笑)
辺りが徐々にオレンジ色に包まれていく光景も良き。
そして太陽が水平線から出ると、今度は海にオレンジ色の道が出来ます。
この光景がまた美しいんですよね~。
日の出スポットの近くに宿泊したなら頑張って早起きして日の出は見ておきたいですね!
日の出を観賞していると、茂みからひょっこり姿を出してくれたのがキタキツネさん。
写真を撮ろうと少し近づくと、一定の距離を保って歩いて行く。
そして振り返ってこちらの様子を伺う(笑)
尻尾がモフモフしてて可愛いですよね~。
毛並みも綺麗なキタキツネさんでした。
日の出観賞を終えて宿に戻ると、宿の近くには馬が放牧されていました。
じゃれ合う2頭の馬。
親子かな?兄弟かな?
草原の中でじゃれ合う馬たち。
とても絵になる光景ですね。
霧多布岬は、長閑でゆっくりと時間が流れる感じがして良いなぁ。
宿に戻り朝食を済ましてからチェックアウト。
そしてまた霧多布岬を散策します。
明るくなった霧多布岬の景色も見たいからね。
霧多布岬駐車場に車を止めて散策してみます。
岬の先の方には灯台があって、その側まで行くことが出来ます。
崖になっているけど、崖の斜面にはいろいろな植物が生えていまいた。
花の時期にはここは花畑になるそう。
エゾカンゾウが咲き乱れて、オレンジ色になる光景も見てみたいですね。
これが湯沸岬灯台。
赤色で目立ちます。
霧の中でも見えやすいように赤くしてるのかな。
波の音を聞きながらボーっと海を眺めるのも癒しの時間。
のんびりと過ごしてみたい場所でした。
霧多布展望台の方にも移動して景色を見てみる。
霧多布展望台は日の出を見た場所で、ここからも海の景色が楽しめます。
霧多布岬駐車場と霧多布展望台は歩ける距離にあるので、どちらかに止めて歩いて散策するのも良いのではないでしょうか。
海を眺めながら歩くのも気持ち良いよ!
海を眺めていたらトッカリを見つけられるかも!!
アゼチ岬を散策
続いて、北海道在住の友人に教えていただいた場所「アゼチの岬」もちょこっと散策。
ここは霧多布半島の西側に位置し、霧多布岬の反対側にある岬です。
駐車場から3分くらい歩くと岬の先の方に着きます。
海には小さな島々あり、そこは海鳥たちの営巣地になっているそう。
海鳥たちの楽園になっているのかな。
あの小さな島に行ってみたい(笑)
このアゼチの岬も岬全体が草に覆われていたので、花の季節にはエゾカンゾウなどの花が咲き乱れるんじゃないかな。
違う季節にも来てみたい場所ですね。
そしてこの岬の近くには牧場もあって、とても長閑な風景を眺めることも出来ます。
海の近くの牧場。
十勝平野などで見る牧場の風景とはまた違った雰囲気があります。
牛たちが牧草をハムハムしている光景を見ると、なんか癒されますよね~。
草を食べるのに夢中で顔をあげてくれなかったのが残念(笑)
宿泊はエトピリカ村
霧多布で宿泊したお宿も紹介しておきます。
今回宿泊したのは「エトピリカ村」。
霧多布岬周辺のとても長閑な場所にあるお宿です。
霧多布展望台までは車で2分、歩いて15分程度の距離にあります。
とても素朴な宿で、シャワーとトイレは共用。
洗面用具、タオル、パジャマ類は自分で用意して行く必要があり。
部屋は広めでとても快適でした。
お宿のご夫婦の人柄よく、とても気持ちよく宿泊出来る宿です。
お宿周辺にあお店等が無いので、朝ごはんを出してくれるのはありがたかったです。
朝食は宿泊者みんなで同じテーブルを囲むスタイル。
野鳥や動物写真狙いの人も泊まりに来るので、そこで情報交換などが出来ることもあるかも。
お宿のご主人が野生動物や野鳥に詳しい方なので、野鳥の写真などを撮りたい人はいろいろ情報がもらえるのでおすすめの宿。
宿泊料金もなかなかリーズナブルで良いよ。
お風呂に入りたい場合は、近くに「霧多布温泉ゆうゆ」という施設があるので、そちらを利用します。
お宿から車で5分くらいで行ける場所にあります。
観光客や地元民が訪れていて、結構賑わっていました。
霧多布がある浜中町は、ルパン三世の作者モンキーパンチさんの故郷なので、この温泉施設もルパン推しだった(笑)
温泉の暖簾もルパン。
ルパンや次元、五ェ門などの等身大パネルもあって、ちょっとテンション上がった(笑)
温泉はめちゃくちゃ広いというわけじゃないけど、入っていると肌がツルツルしてきてとても気持ち良かったです。
館内にレストランもあるので食事も出来ますよ。
今回の撮影機材
今回の写真撮影にはこちらのカメラとレンズを使用しています。
私と嫁さんが使っているカメラ関連についてはこちらのページでまとめています。
霧多布はとても静かで長閑な場所だった
以上、霧多布岬のレポートでした。
霧多布岬は建物も少なく、とても静かでゆったりとした時間が流れているような場所でした。
日の出を眺めたり、野生動物や野鳥を探したりするにはとても良い場所。
今回は時間があまりなく滞在時間が短かったですが、もっとゆっくりと過ごしたかったな。
近くには霧多布湿原があり、野鳥も多く生息しているようなので、次に来る機会があったら霧多布湿原も散策したいと思います。
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