小笠原父島観光旅行5日目です。(2018年5月3日)
事実上、最終日ですね。
後は都内まで、船の中なので(笑)
船の出港は15:30の予定。
それまで、お土産を見たり、小笠原海洋センターに行ったりして過ごしました。
最後の最後まで内容の濃い旅でした!!
「民宿かなめ」最終日の朝ごはん
これがお宿での最後のご飯です。
白パンにオムレツ、ウインナー、かぼちゃのスープでした。
最後の日もおいしいご飯だった!
どのご飯もおいしかったので、民宿かなめさんにしてほんと良かったなぁ(笑)
ご飯を食べた後、荷造りして出発です。
大きい荷物はお宿に預けておいたら、あとで港まで持ってきてくれるそうなので預けました。
至れり尽くせりですな。
民宿かなめのご夫婦はとても感じがよくていい人。
3泊4日の短い間だったけど、とても気持ちよく宿泊できました。
小笠原の他の宿は泊ったことがないのでわからないけど、このお宿はおすすめです!
名残惜しいけどお宿をあとにし、最後の観光に向かいました。
中央山見晴台(お天気イマイチ)
お天気がイマイチだったけど、前日時間が無くていけなかった展望台にも行ってみました。
入り口付近に駐車場がなかったので、道路わきに止めちゃいました(笑)
入り口から10分くらい歩くと展望台があります。
曇っていると、海の色もイマイチですね。
お天気が悪くなるのが最終日でよかった。
ちなみに小笠原は、この時期あまり天気はよくないそうです。
展望台は、天気が良い日に上ったほうがいいですね。
小笠原の工芸品
続いて小笠原の工芸品の工房を見に行くことに。
うちの嫁さんが焼き物が好きで、無人焼きっていう小笠原の土で作った焼き物が見たいというので。
どうせなら工房が見たいということで、お宿のご主人に工房の位置を知らないか聞いてみたら、知ってる人がやってるから連絡してあげると言ってくれました。
そしたら、わざわざお宿までその職人さんが来てくれた(笑)
場所も教えてくれて、アポも取れたので伺うことにしました。
小笠原の土で作る無人焼き
その焼き物の名前は、「無人焼き(むにんやき)」といいます。
小笠原の土と内地の土を混ぜて作るんですって。
小笠原の土だけだと、割れやすくなっちゃうんだとか。
職人さんのお名前は森下さん。
今度、埼玉で展示会があってそれに出展するから忙しいとのこと。
そんな忙しいときに押しかけて、ごめんなさい。。。
でも、丁寧に優しく対応してくれました。
島の人の優しさに触れっぱなしだなぁ。
これは仮設の工房で、隣に本工房を建築中だそうです。
早くできるといいですね~。
ちなみに、ここでは森下さんの無人焼きは買うことは出来ません。
港周辺にあるお土産屋さんの、ルルラニさんとバンガロールさんに置いてるんだって。
あとで見てみよう。
ガラス工房 TARA
森下さんに「隣にガラス工房があるからのぞいて行って見てください」って言われたので、寄って見る事にしました。
職人さんの名前は猿渡さん。
空き瓶を使ってリサイクルガラス細工を作ってるんだって。
小笠原の海の青をイメージして作ってるんだそうです。
鮮やかな青が綺麗な作品でした。
猿渡さんの作品もルルラニさんとバンガロールさんで手に入ります。
この工房でも売っているので、ここに買いに来てもよいようです。
とても入り組んだところにあってわかりにくいので、お土産やさんに買いに行った方がいいかもね。
もし工房に行ってみたい場合は、上記から公式ページに行ってそこに電話番号が書いてあるので、そちらに連絡してから行った方がいいかも。
ちなみに東京の小平のほうにもギャラリーがあるので、父島に行かなくても猿渡さんの作品は買うことが出来ます。
小笠原海洋センターはウミガメパラダイス
続いて行ったのは、小笠原海洋センター。
こちらは小笠原の生物の保護を行っているところです。
ウミガメの生態調査や保護活動に力を入れているようで、ウミガメの卵を保護しある程度大きくなってから放流したりする活動行っています。
建物の中に入ると、入り口に受付があって、そこにウミガメのご飯が売ってます。
大人ガメ用(キャベツ)と子ガメ用(魚の切り身)があったので、それを購入してみました。
そしてプール中にいる大人ガメのコータくんに、キャベツをあげてみることに。
うーん、なんて愛らしい顔なんだ。
ウミガメの中でもアオウミガメが一番愛嬌のある顔してますよね。
ファインディングニモのクラッシュのモデルになるわけだ!!
食いしん坊のコータくん、キャベツをあげるとすごい勢いで食べます。
なんか、楽しい(笑)
続いて、子ガメさんにもあげてみることに。
外に子ガメ用プールがあるのでのぞいてみると、かわいい子たちがいっぱい泳いでた。
魚の切り身をぽいって投げると、わぁーって寄って来ます。
これまた可愛かった~。
あまり期待しないで行った場所でしたが、とても楽しいところでした(笑)
海でウミガメさんには会えなかったので、ここで会えてよかった!
帰り際、受付で気になる文字発見。
ウミガメ放流。。。。
受付のお兄さんに聞いてみると、今すぐに放流できるとのこと。
ここで放流された子が秋田の海で発見されて保護されたこともあるんだとか。
なんかロマンがある話や~。
って興味あったんだけど、レンタカーを返さなきゃいけないので、お兄さんにあとで来るかもと伝えて、小笠原海洋センターをあとにしました。
ランチ&お土産
レンタカーを返したあと、レンタカー屋さんに街に送ってもらいました。
そこで、お土産を見ることに。
とりあえず、ルルラニさんへ。
出来たばかりなのか、店内はとても綺麗。
置いてる品もなんかオシャレな感じにしています。
そして、森下さんの無人焼きや猿渡さんのガラス製品もありました。
ここで、無人焼きのお茶碗を2膳購入。
ルルラニの店員さんが、無人焼きはすごく丈夫で割れにくいんですよ~って言ってた。
いい買い物したかも。
森下さんの話では、小笠原の土を混ぜたものと、内地の土だけで作ったものがあるっていってたので、小笠原の土が入っているものが欲しい場合は、店員さんに確認したほうがいいです。
あと購入したのは、実家用にちょっとお菓子を買っただけでした。
パッションフルーツはあんまり興味ないしねぇ。
JAにトマトがいっぱいあったんだけど、それは買えばよかったと後悔しましたが(苦笑)
お宿で出たトマトがすごく甘くておいしかったんだけど、それが小笠原産だとは思わなかった。
再度JAに行ったらトマトは綺麗に売れてました。
置いてあったときに買っておけばよかった(笑)
ボニーナでポキ丼
ガイドブックに載っていたポキ丼というのが食べてみたくて、ボニーナというお店に行って見ました。
こちらがそのポキ丼。
魚の漬けと海草にごま油がかかった丼です。
味付けは結構濃い目かな。
普通においしかったです。
小笠原海洋センターリターンズ(笑)
ランチを食べた後、すぐに小笠原海洋センターに向かいました。
やっぱ、ウミガメ放流が気になったので(笑)
街からは歩くと20分以上かかります。
船の出港時間もあるので、早歩きで向かいました。
そして、受付に行くと先ほどのお兄さんがいました。
「まさか、本当にも一回来るとは思いませんでした(笑)」といわれちゃった(笑)
ということで、ウミガメ放流体験をすることに。
体験費用は、5400円(税込み)。
これは、卵から放流できるまでウミガメを1匹育てるのに必要な費用なんだって。
お金持ちだったら、10匹くらいバーンと放流したいところですが、金持ちじゃないので1匹だけ放流しました(笑)
水槽で泳いでる子ガメちゃんの中から1匹選びます。
元気そうなの選んでといわれたので、活発に泳いでる子にしました。
そしてその子を、タグを打ったり計測したりする場所に運びます。
持って運ぼうとすると、前ひれをバッタバッタさせて、なんか空飛んでるみたい(笑)
すごく可愛かった!
この台に乗せて、前ひれと後ひれに、識別用のタグを打ちます。
ちょっと痛そうに見えたけど、この子が保護されたときに個体識別をするものなので、子ガメちゃんには我慢してもらいました。
この子がどこかの海で保護された場合、僕たちにも連絡来るんだって。
何年後かに連絡来たら、超嬉しいですね!!!
タグを打ち、甲羅の大きさを計測、写真撮影をします。
そして、この子ガメちゃんには名前をつけてもよいとのことなので、嫁の名前を文字って、Amy(エイミー)と名づけました。
そしていよいよ放流です。
放流は目の前の製氷海岸で行います。
放流すると、ヒレをバッタバッタさせて、元気よく海へ向かっていきます。
そして、バイバーイって言ってからすぐに、何を間違ったのか浜に戻ってきた(笑)
そして上陸。。。
おっちょこちょいの嫁の名前を文字ってつけたから、おっちょこちょいがうつったのか。。。
そしてちょっと考えて、また海へ行きました。
若干不安になりましたが、元気いっぱいだから大きく育つでしょう(笑)
すごくいい体験をしたと思います。
父島に行ったら是非体験してみてください。
このあと、すぐに港に戻りました。
早歩きで歩いていると、後ろから車が来て我々の横にとまります。
すると、小笠原海洋センターのお兄さんが、街まで行くので乗っていきませんかだって~~~~。
なんてやさしいんだ!!
また島の人の優しさに触れてしまいました。
おかげで、船の出港にも余裕を持って間に合った。
ありがとう、お兄さん!!
さよなら父島
最後の日もすごく濃密な旅をしてしまいました。
約束の14時半にお宿の方が、荷物を届けてくれて最後のあいさつ。
また、父島に来たら民宿かなめに泊まるな~(笑)
そして、おがさわら丸に乗船。
船の出港の時間になると、恒例のお見送り。
まずは太鼓のセレモニーが始まります。
そしてそれが終わると汽笛がなって、いよいよ出港。
船が進んでいくと、お見送りの船が着いてきます。
ツアー会社の人たちのボートがほとんどだったかな。
ある程度進んでいくと、船に乗っている人たちが海へダイブ!!!
そのたびに、おがさわら丸の中から歓声が。
最後の最後まで、楽しい旅行でした。
まとめ
小笠原父島、また行きたい島です。
今度は12日間使って、母島に行ってみたいなぁ。
小笠原、海好き、自然好き離島好きにはたまらない島ですよ!
小笠原の自然を満喫するならオプショナルツアーに参加するのがおすすめです。
ドルフィンスイムやホエールウォッチング、南島上陸、ナイトツアーなどいろいろあるので、上記のサイトを見てみてください。
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